とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

ドリームファーム見学ツアー報告(2) ~外厩の役割~

2011-09-25 06:34:27 | イベント・募集馬検討
ドリームファーム見学ツアー報告の2回目です。(1回目はこちら→『~恐るべし二ノ宮調教師~』

基本的に二ノ宮厩舎では、美浦トレセンに入厩する馬をドリームファームで最終調整します。また、レースを使った馬が次走まで1ヶ月以上間隔が開く場合などは、その馬をトレセンに置きっ放しにせず、ドリームファームでリフレッシュさせるケースも多く見られます。
要するに、二ノ宮厩舎におけるドリームファームは、いわゆる外厩として非常に重要な役割を担っているんですね。
では、トレセンと外厩の役割について二ノ宮調教師がどう考えているか、先生のお話を聞いて私が理解した内容を簡単に紹介したいと思います。(私の理解力不足で見当ハズレな場合はご容赦くださいm(_ _)m)

トレセン : レースに向けて速い調教(追い切り)をするところ。
外厩 : トレセンでの調教に耐えられる状態に馬を仕上げるところ。レース後の馬にリフレッシュをさせるところ。

こう書いてしまうと、何だか全く目新しいところがないですね(笑) ただ、説明の中で先生はこんなことも仰っていました。
『何度かトレセンを経験した馬は、そこで自分が何をされるかを理解しているので、強いストレスがかかった状態になる。具体的には、馬はトレセンではカイバをあまり食べなくなる(ホントに食が細くなるそうです)。体を絞りたい馬の場合、トレセンに入れておけば基本的に体重はドンドン減っていく。逆に言えば、馬を長期間トレセンに置いておくのはあまり好ましくない場合が多く、トレセン近くの牧場を活用することが益々重要になっている。』

二ノ宮厩舎に限らず、最近はどの厩舎でも外厩を上手く活用することが好成績の条件になっています。
そこにはもちろん、“限られた馬房数の中で多くの管理馬を効率よく使っていく”という観点もあるでしょうが、「そもそも馬を長い間トレセンに置きたくない」という考え方は、改めてなるほどなぁと思いました。

そう考えたうえで出資各馬の過去の近況報告を見直すと、何とトレセン⇔外厩の移動が頻繁なことか!
森厩舎のグリーンウッド、鹿戸調厩舎のミホ分場、国枝厩舎のジョイナスファーム(最近は松風馬事センター?)など、今やおなじみになった名前が、近況報告のあちらこちらにズラズラと出てきます(笑)
それにしても、これだけ頻繁に馬を出し入れするとなると、外厩の第一条件は“トレセンから近い”ということになりますね。ちなみにドリームファームは美浦トレセンから10分の距離で、確かに二ノ宮調教師も『何よりこの近さが有り難い』というようなことを仰っていました。

いやぁ、ふと気が付くと、またまた長文を書いてしまいそうになっていました。
なかなかドリーファーム在厩馬の紹介にたどり着けないのはどうかと思いますが(笑)、まあ、慌てても仕方が無いので今回はここまでにしたいと思います。えー、次回こそは馬の写真も載せますので・・・m(_ _)m

人気ブログランキングへ ←応援クリック励みになります!

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二冠馬オルフェーヴル始動!... | TOP | アーネストリー貫録勝ち! ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | イベント・募集馬検討