福島5R 2歳新馬で7着となったエンジェルリードの関係者コメントです。
◇柴田善臣騎手のコメント
「稽古の時は追い出してから頭が高くなっていましたが、レースでは道中から上へ行くような感じで、もうひとつ進んでくれませんでした。馬自身に走ろうという気はあるものの、全体的に筋肉がついていないため、気持ちばかりが前に行き、体がついてこない状態。まだ細く映る体つきですし、これからつくべきところに筋肉がついてくれば、心身のバランスが取れてくるのではないでしょうか。本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと。あとは成長を待ってでしょう」
◇尾関調教師のコメント
「調教で少しモタれるところがありましたのでハミを替えたところ、その辺は大丈夫でした。スタートも出ましたし、道中もちゃんと手前を替えて走っていたように、2歳のこの時期にしては上手な競馬。着順はともかく、内容自体は優等生の競馬をしてくれました。稽古同様、頭が上がってしまうのは、まだ体力や筋肉がついていないから。つくべきところに筋肉がついてくれば、次はもっといい競馬ができるものと思います。芝も問題ないようですし、距離もこれくらいで良さそう。あとは、この後テンションが上がらなければ、ですね」
◆クラブのコメント
ペースが上がるにつれて、まだ推進力が上へ上へと逃げてしまう格好になりますが、早い時期よりデビューを果たし、ある程度のポジションにつけて競馬の形を作れるあたりは、本馬の性格や操縦性の良さがあってこそ。これから筋肉量やパワーが伴ってくれば、着順も上がってくるものと思います。なお、このあとは、「初入厩からゲート、レースと続きましたし、権利も獲れませんでしたので、ここは一旦放牧を挟んであげたい」と調教師。まずはリフレッシュを図り、さらに成長を促していきたいところです。
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善臣騎手のコメントは、競走馬にとって(特に若い馬にとって)気持ちの面がいかに大事かという点で、ベテランらしい含蓄に富んだ内容になっていますね。
鍛えれば良くなること、成長すれば解消していく部分とそいうでない部分…。
エンジェルリードは競走馬にとってとても重要な“気の良さ”を持っており、走りの面での子どもっぽさが成長とともに改善されてくれば、自然に勝ち上がって活躍してくれるタイプ、そんないい評価をしてくれたのではないでしょうか。
尾関調教師も、上手に競馬が出来た点において、今日のレース内容に合格点をくれたように思います。
まだ成長途上で課題が多いことは間違いないですが、その多くは体力、筋力を強化することで克服可能な領域。 レース後も、これまでどおり真面目にトレーニングに取り組むことが出来れば、『早晩乗り越えられる』という自信が感じられます。
(いい方向に解釈し過ぎですかね(^^ゞ)
あとはですね、善臣騎手、尾関調教師がともに指摘をしている“頭の高さ”についてですが…。
お二方ともその点について、「筋力、体力がついてくれば…」とコメントしてくれていますが、実は、“頭の高さ”はウェルシュステラの仔に共通のクセでありまして(本馬の母、ステラリードを含めて)、バテたりリズムが悪くなったりすると、素人目にもハッキリわかるほど頭が高く、推進力が上へ抜けるような走りになるんですよねぇ。
なので、この点についてだけは、一応、ずっと付き合う覚悟をしておきたいと思います(^_^;
今後については、権利が取れなかったこともあり、一旦リフレッシュをするようです。
確かに今は慌てる時季でもありませんし、ある程度の競馬センスが確認できたことを収穫に、成長を促しつつ全体的なレベルアップを図っていくのが冷静で堅実な判断なのだと思います。
その中でエンジェルリードがさらに良くなっていき、8月後半から9月にかけて順調に2戦目が迎えられれば、その時は今回以上に前向きに、初勝利を期待したいと思います(^^)
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
◇柴田善臣騎手のコメント
「稽古の時は追い出してから頭が高くなっていましたが、レースでは道中から上へ行くような感じで、もうひとつ進んでくれませんでした。馬自身に走ろうという気はあるものの、全体的に筋肉がついていないため、気持ちばかりが前に行き、体がついてこない状態。まだ細く映る体つきですし、これからつくべきところに筋肉がついてくれば、心身のバランスが取れてくるのではないでしょうか。本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと。あとは成長を待ってでしょう」
◇尾関調教師のコメント
「調教で少しモタれるところがありましたのでハミを替えたところ、その辺は大丈夫でした。スタートも出ましたし、道中もちゃんと手前を替えて走っていたように、2歳のこの時期にしては上手な競馬。着順はともかく、内容自体は優等生の競馬をしてくれました。稽古同様、頭が上がってしまうのは、まだ体力や筋肉がついていないから。つくべきところに筋肉がついてくれば、次はもっといい競馬ができるものと思います。芝も問題ないようですし、距離もこれくらいで良さそう。あとは、この後テンションが上がらなければ、ですね」
◆クラブのコメント
ペースが上がるにつれて、まだ推進力が上へ上へと逃げてしまう格好になりますが、早い時期よりデビューを果たし、ある程度のポジションにつけて競馬の形を作れるあたりは、本馬の性格や操縦性の良さがあってこそ。これから筋肉量やパワーが伴ってくれば、着順も上がってくるものと思います。なお、このあとは、「初入厩からゲート、レースと続きましたし、権利も獲れませんでしたので、ここは一旦放牧を挟んであげたい」と調教師。まずはリフレッシュを図り、さらに成長を促していきたいところです。
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善臣騎手のコメントは、競走馬にとって(特に若い馬にとって)気持ちの面がいかに大事かという点で、ベテランらしい含蓄に富んだ内容になっていますね。
鍛えれば良くなること、成長すれば解消していく部分とそいうでない部分…。
エンジェルリードは競走馬にとってとても重要な“気の良さ”を持っており、走りの面での子どもっぽさが成長とともに改善されてくれば、自然に勝ち上がって活躍してくれるタイプ、そんないい評価をしてくれたのではないでしょうか。
尾関調教師も、上手に競馬が出来た点において、今日のレース内容に合格点をくれたように思います。
まだ成長途上で課題が多いことは間違いないですが、その多くは体力、筋力を強化することで克服可能な領域。 レース後も、これまでどおり真面目にトレーニングに取り組むことが出来れば、『早晩乗り越えられる』という自信が感じられます。
(いい方向に解釈し過ぎですかね(^^ゞ)
あとはですね、善臣騎手、尾関調教師がともに指摘をしている“頭の高さ”についてですが…。
お二方ともその点について、「筋力、体力がついてくれば…」とコメントしてくれていますが、実は、“頭の高さ”はウェルシュステラの仔に共通のクセでありまして(本馬の母、ステラリードを含めて)、バテたりリズムが悪くなったりすると、素人目にもハッキリわかるほど頭が高く、推進力が上へ抜けるような走りになるんですよねぇ。
なので、この点についてだけは、一応、ずっと付き合う覚悟をしておきたいと思います(^_^;
今後については、権利が取れなかったこともあり、一旦リフレッシュをするようです。
確かに今は慌てる時季でもありませんし、ある程度の競馬センスが確認できたことを収穫に、成長を促しつつ全体的なレベルアップを図っていくのが冷静で堅実な判断なのだと思います。
その中でエンジェルリードがさらに良くなっていき、8月後半から9月にかけて順調に2戦目が迎えられれば、その時は今回以上に前向きに、初勝利を期待したいと思います(^^)
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
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確かにキチンと競馬が出来ていましたから、この時季としては充分合格点の内容かもしれません。
ステラリードが2歳重賞を勝っているのでややこしいのですが、もともとこの系統は使われながら力をつけていくタイプですしね(^^)
大体、函館や中京の新馬戦に比べて流れが厳し過ぎましたし、今日はツキも無かったと思います。
という事で、これから長く楽しませてくれる馬、私もそうだと思います!
トレーニングもそうですし、レース慣れしてくれば楽しませてくれると期待して復帰を待ちます!