広尾ＴＣ、今度はセレクションセールで１歳馬２頭を落札！

先日７／１１に行われたセレクトセール２０１１でアビ２０１０（ディープスカイの全弟）落札した広尾ＴＣが、今度は昨日行われたセレクションセール２０１１で、ゴールドウインク２０１０とドーニングストーム２０１０という２頭の牡馬を落札しています。
（先日の記事・『広尾ＴＣ、セレクトセールでディープスカイの全弟、アビ２０１０を落札！』）

ゴールドウインク２０１０の父はステイゴールド、母父サクラユタカオーで祖母はあのシャダイカグラという血統。
先日追加募集されたエルフィンフェザー２００９の祖母はダイナカールですから、これで２年連続で牝馬クラシックを制した母の仔が募集されることになりました。
父ステイゴールドはこのところオルフェーヴルをはじめとして産駒の活躍が非常に目立つ種牡馬ですし、なかなか人気が出る要素を持った馬を落札したと思います。

ドーニングストーム２０１０は、父ゴールドアリュール、母父ストームキャットという血統で、一見するとゴールドウインク２０１０ほどの派手さはありませんが、実は祖母のTriumph At Dawnは現役時代に米Ｇ１での２着を含む６勝を挙げた活躍馬ですし、曾祖母のDawn's Curtseyは米Ｇ１（フラワーボウルＨ）を制しているというバリバリのアメリカ血統良血馬なのです。
うーむ、母母父アリダーの底力とゴールドアリュールの爆発力がシンクロすれば、もしかしたらとんでもなく強いダート馬が誕生する可能性もありそうです。

ちなみに取引価格はゴールドウインク２０１０が１，５５０万円、ドーニングストーム２０１０は７８０万円（いずれも税別）となっていますが、これが高いのか安いのかは数年後にならないと答えが出ないことになっています（笑）

個人的には（価格を度外視したとしても）現時点ではドーニングストーム２０１０の方に興味を惹かれますが、まあ、全ては全体の募集ラインアップを見てからの判断にさせてもらいます。（当たり前ですけど）
いずれにしても、アビ２０１０の落札といい今回の２頭の購入といい、今年の広尾ＴＣはストーブリーグからいろいろと楽しませてくれますねぇ（笑）