総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『オペラ座の怪人』

2009-01-24 | 映画(洋)を熱く語る
仮面の下に潜むのは、愛か憎しみか。
世界で一番有名な、哀しくも美しい愛の物語。


『オペラ座の怪人』

【ストーリー】
19世紀の初期パリのオペラ座では“ファントム(オペラ座の怪人)”の仕業とされる謎の怪事件が多発していた。
孤児でオペラ座に引き取られた“クリスティーヌ”は、謎の『声』に導かれファントムを『音楽の天使』と信じ、
やがてプリマドンナと成長する。
その彼女の前に幼馴染の“ラウル子爵”現れ、心惹かれ始める2人...
しかし、彼女の目の前に姿を現す“ファントム”。
仮面に隠されたその姿は“音楽の天使”の名に恥じぬ紳士たる容姿。
天才的とも言える歌声で“クリスティーヌ”の心を惑わせ、オペラ座の地下に広がる迷宮へと誘う...。

この作品はブルーレイで鑑賞しました。
この作品はオペラのミュージカルと言うこともあり、観るのに躊躇していましたが、
オペラ座が舞台と言う設定ともあり、無理なく観賞する事が出来ました。
(おそらくこの2人はミュージカルでなくとも普段から歌で会話してるのでしょう(笑))

寂れて廃墟と化したオペラ座で、光り輝くシャンデリアと共に色鮮やかに蘇っていくOPには圧巻!
パイプオルガンの音楽と共にオペラ座の豪華たる彫刻&装飾品が観てる物を魅了させます。
見せ場もさすが本家はオペラ舞台のミュージカル。
“ファントムの地下神殿”“マスカレード(仮面舞踏会)”“父の墓場”“ドン・ファン”など
観ていて非常に豪華な演出となっています。
歌も心に残る曲が多く、この作品を観る度に魅了されてしまいます。
(「Angel of Music」が耳から離れません♪ )

話は非常に哀しいストーリーです。
芸術的センスと才能を持った歌(オペラ)の天才“ファントム”は仮面の下のその醜い顔のせいで、
一度も人の温かみを知らずに生きて来ました。
歪んでしまった彼の心を癒すべく「たった1人の女性」“クリスティーヌ”を自分の物にしようと
彼女を闇へと誘います。

↑仮面を付けていると男前です。

“ファントム”と“ラウル”の2人狭間で心揺れる“クリスティーヌ”
もちろん彼女は“闇”ではなく“光”の“ラウル”を選ぼうとします。

この“クリスティーヌ”は美女であることも然ることながら、その透き通った美声。
この当時16歳、只者ではない!
ちなみに彼女はハリウッド版「ドラゴンボール」のブルマ役を演じています。

“ファントム”の愛の歌声に心打たれる“クリスティーヌ”。

しかしこの後、哀しい結末へと進むのです、惨劇と共に...

「たった一つの愛、たった一度の人生を」
彼に温もりを与えてくれる人はいないのでしょうか?
“クリスティーヌ”は2度彼の仮面を剥します。
一度目は興味本意に、しかし2度目は彼女なりの愛の証だったのかも知れません。


【BDソフト画質・音質レビュー】
現在発売の中でもトップクラスの高画質。
色の発色も良く粒子の細かいしっとりとした綺麗な映像、暗いシーンが多い作品ですが
暗闇もしっかりと表現されいます。
豪華なオペラ座の彫刻や装飾品の細部まで煌びやかに映り非常に美しい映像です。

音質はTrueHDで聞いたのですが非常に素晴しいです。
歌がメインのこの作品。
“クリスティーヌ”の透き通った声、“ファントム”の心強い色めかし歌声、
音の強弱もはっきりとし非常に奥深い音質です。

「オペラ座の怪人」は4回ほど音響設備なしで鑑賞したのですが、話に感動し泣くことはありませんでした。
しかし何と言う事でしょう?
音響が変わると感動も倍増?“ファントム”の歌声が心に響くと言うのでしょうか?
感動のあまり涙がこぼれてしまいました。

エンディングがまた哀しい詩です...(涙)


PS.この作品は2度3度と繰り返し観てしまう魅力的な作品です。
“ファントム”の歌声に心を震わせましょう。

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