徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

線路沿い歩き、八丁畷から新子安まで(前編)

2017-02-26 20:32:20 | まち歩き


この週末は久々に高崎方面へ。日中はともかく、朝は寒かったです。


このLED式尾灯は通常の円形反射板では着雪で視認性が低下する路線に限り使用されるというのをつい最近知りました。


岡部のホームでこんな貼り紙を見ました。「外1駅」と言う表現が気になりますね。ここでは延伸とは書いて無くて単に嵩上げだけのように取れます。本庄でも似たような貼り紙があるそうで何らかの動きがあるんでしょう。


今回は初めて高崎操付近で撮りましたが、未だ周囲が開けていて良い場所です。正面左は浅間山で噴煙が上がっています。端の立派な建物はラスクと言うお菓子で全国区になった高崎の会社のモノです。昔は左側一帯も操車場だったそうですが、今は右手に着発線が残るだけで大宮操に似たカンジです。

本文はやっと今年のハナシに入ります。

新春恒例というか、ここ数年は元日の初詣後に線路沿いを探索しながら歩くのがMy習わしになっています。

ここ八丁畷を出たのが10時前で子安の駅から京急に乗って帰ってのが14時過ぎでしたから所要4時間半くらい、コンデジで350枚以上撮りました。勿論全部は載せませんが2回に分けて記事にします。


八丁畷の駅を出るのは初めてです。川崎中学に沿うように東海道貨物線が自動車学校の上を越えていきます。この自動車学校は浜川崎に向かう車内から良く見えます。


少し線路から離れてしまいますが、先の写真で自動車学校の先に見えていたマンション群を過ぎると踏切が見えました。


その踏切から鶴見方向を見たところ。左側が合流した東海道貨物線です。3複線うち、真ん中が東海道線(旅客)で右が京浜東北線です。


踏切の直ぐ上に跨線橋が架かっています。たぶん閉まってる時間が長いことがあるんでしょう。鶴見方にトラスの跨線橋が見えていますが、新鶴見と東海道貨物線の鶴見を結ぶ線です。更にその向こう、今電車が通ってる線は東海道線から別れて新川崎に向かう横須賀線です。


名前は「古市場踏切」で、引いて撮るとトラスの先に富士山のような形をしてるんは鶴見の総持寺の大屋根ですね。


マンションの谷間を行くと言うカンジですが貨物列車も撮れる場所です。ただ駅から遠いので無理して来るほどの場所でもないか・・・


貨物線寄り(海側)を鶴見方向に進みます。高い塀が続いて架線しか見えない。


また線路から離れ、お寺の横を抜けると川縁の公園に出ました。


鶴見川です。一番手前が貨物線で、ここで撮られた写真は時々ネットで見かけます。毎週拝見してる「吹田の素人」様は川崎新町からここまで歩かれるそうです。


こちらが川崎方。良いカンジですが下り列車しか撮れないんが欠点ですね。


少し下流側に掛かる道路橋です。小生はてっきり鶴見川が川崎市と横浜市の境界だと思っていたんですが、南武線支線辺りが川崎市の南限で、さっきの古市場踏切辺りは既に横浜市鶴見区だったんです。


川を渡って反対側から。この時は「やっと横浜市内に入ったぞ」と思っていたんですが。


なるべく線路から離れないように進むと団地があってその淵を貨物線が通っています。ここもやはり下りしか撮れませんね。


団地を過ぎると大きな通りが下を潜っています。左手にはもう鶴見駅が見える辺りです。


鶴見駅に到着。直ぐ目の前が貨物下り線ですが無情の金網。


東口に渡る通路の下です。撮れんこともないかなぁ。この辺で停まってるタンカーも車内から見かけますね。


さらに進んで東口に向かいます。ここが東口じゃないですよ。


ほんとの東口はこんなに立派です。いやぁキレイになったもんや・・・30年ぶりくらいでしょうか。


駅ビルを過ぎた所でぽっかり線路が見える場所がありました。が、JR敷地のようで中に入るわけにはいかんので通り過ぎます。


京急の高架がJR線に寄ってきた所で「ここ見たことある!」と思わず声が出そうになった場所です。いや、見たことあるのは写真での話で、来たのは初めて。先に見える鶴見線のトラス橋の下を行く列車の写真は趣味誌やネットでよく見ました。ここで撮ったんか・・・


引いて撮るとこんな場所です。上の写真は左の自転車が停めてある所です。右の跨線橋は自転車通行可能で結構通行量が多いです。線路の向こう側が総持寺。


柵の間から。そう、この構図ですね。ただ、障害物が多すぎるな。


コンデジのズームをいっぱいにして撮ってみました。良いカーブですね、名所と言われるだけのことはあります。


跨線橋の途中から鶴見駅方向を見たところ。カーブで撮れるのは上り列車だけで、下りはご覧の通り。特に貨物下りは一番手前の線で全く使えません。


跨線橋を渡って総持寺側から。左の高架は鶴見線で奥が鶴見駅です。


総持寺側階段の途中から。貨物線は向こう側の端なんで被られ率は高いですが、下り列車も撮れそうです。ただ、中段ですから目の前にトロリー線があって鬱陶しい。


跨線橋。随分人通りが多いなと思ったら総持寺に初詣行かれる方々でした。


総持寺側から見たところ。地面に残るペイントで、昔ここに踏切があったことが偲ばれます。


先の方に踏切が見えたので行って見ます。頭上は海側に渡ってきた鶴見線。


高架下は倉庫や住居として利用されてます。直ぐ先が国道駅のはずです。


高架下住居と路地。何年か前に歩いた常磐貨物線沿いに少し似てます。


鶴見線の高架を潜って、一時線路と離れますが京急の花月園前駅に踏切がありました。今回の街歩きで最大の収穫です。


手前が京急の踏切で、少し離れてJRの長い踏切が続いています。手前直ぐ左に花月園駅ホームがあります。ここは各停しか停まらない駅で、通過列車は京急的速さで通過するため近づき過ぎると怖いくらいです。


こんなカンジ。橋上駅舎でJR線路とまとめて越える公共通路と一体化しています。


JR踏切の端から鶴見駅方向を見たところ。鶴見線のトラス橋から直ぐ。手前2線が貨物線です。


貨物線上から横浜方面を見たところ。見えにくいですが、立ってる線(東海道貨物線上り)の先は横浜羽沢に抜けるトンネルに入って行きます。その右隣は根岸からのタンカーが通る高島線です。高島線から右に分岐する線と東海道貨物線上りをクロスで横切ってるのは東海道貨物線から複線分岐して旅客線に渡る線でしょう。


東海道旅客線上下の間から横浜方向を見ています。右側が京浜東北、更にその右がスカ線です。


じつは、すっかり気に入ってもう3回位行きました。


花月園駅に続く公共通路。とにかく本数が多いので見る鉄には最高の場所だと思います。親子連れがよく見に来ています。子供が手を振ると大概の運転士さんは汽笛で応えていて良いカンジです。


羽沢に向かうトンネルの入口を見ようと先に進みます。途中に三カ所ほど跨線橋があり、ここは一つ目です。奥がトンネル入口で、やはり貨物列車用なんでかなり緩い勾配ですね。


反対側、鶴見方向。真下が東海道旅客線下りです。これに貨物線から渡ってきた複線が合流するところです。


さっきの花月園前公共跨線橋もそうでしたが、自転車が通れるようにしてるので色々工夫がされています。


こちらは二つ目の跨線橋。自転車非対応でしたが、この狭さじゃ無理ですね。でも京急を含めると5複線で町が分断されてるワケで、年寄りには難儀でしょう。


金網の間から横浜方向を。トンネルを挟んで高島線。少し間を置いて左に京急線も通っています。


ここは更に横浜寄りの跨線橋で、直ぐ先に京急・生麦駅が見えます。貨物線のトンネルはホームの直ぐ裏手が開口部です。


ここの跨線橋もかなり苦労して自転車通行に対応しています。線路沿いの道路幅が狭いので道路も越え用地を求めて付近のマンション前まで来ています。


山側に渡ったところです。トンネル出入り口部分のホームには目隠しがされてます。手前を通るスカ線と京浜東北線が直ぐ先で右に緩くカーブしていますが、京浜東北線が東海道線を越えて海側に移る準備でしょう。


手摺りの錆が酷いのは海が近いからか・・・この辺で後編に続きますが、最後にややこしい配線を図にしたので載せておきます。

相変わらず下手くそで、どうも曲線が上手く引けず結局直線で処理しました。南武線支線の両端と東海道貨物線と旅客線の渡りに平面交差がありますが、列車密度の高い部分は全部立体交差。それも武蔵野線みたいに鉄建公団型ではなく土盛り区間やトラス橋を使った雄大な交差と言うのが凄い。やはり日本一の幹線なんですね。


















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