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第1回講座(子どもの屋外活動、安心・安全)報告

◆TAMA市民大学・永山公民館市民企画講座◆
~地域の大学から“こんにちは”─子どもの暮らしと環境を考える─~


第1回を9月13日(土)に“すくらんぶるーむ”において開催しました。
連休初日でしたが、お子さんのいらっしゃるお父さん、お母さんの他、地域の青少協委員の方や地域活動に取組んでおられる方等、15人ほどのご参加がありました。

●多摩ニュータウンの子どもの屋外行動・居場所
首都大学東京・上野先生から、2005年に行われた調査のお話があり、歩行者専用道路を利用して滞留と移動を繰り返して放課後の時間を過ごしている子どもたちの様子がわかりました。特に、歩行者専用道路同士が交差する場は、子ども達の待ち合わせや遊びの場として注目されるとのことです。



●多摩ニュータウンにおける子どもを巡る犯罪の発生実態
同・松本先生からは、2006年に行われた、「不審者出没・犯罪発生等に関する情報メール配信サービス」での不審者情報の分析から、市内既成市街地に比べて多摩ニュータウン地区における発生件数が多いこと、歩行者専用道や公園での発生件数が多いこと、子どもの危険意識(危険と感じる場所等)と実際の発生場所とのずれ、ニュータウン特有の歩車分離のまちの構造の影響などのお話がありました。



●意見あれこれ
不審者情報の地域別の結果は、地域に住む者にとっては、なかなかデリケートな情報です。子どもの「不審者」の認識のし方(ただ、親切で声をかけてきたおじさんである場合も・・・)、不審者情報として発信する敏感度、既成市街地の中でもばらつきがある点など、情報の受け止め方の問題や今後のさらなる分析が注目されます。
 


防犯対策として、防犯カメラ等の導入もありますが、発生場所が移るだけでその効果への疑問や個人情報の問題などがあり、最近の防犯パトロールの積極的な取り組みなど子どもを見守る“地域の目”や植栽等の屋外環境整備の工夫などの地道な活動が必要なようです。ただ、“地域力”になるまでのコミュニティづくりには、苦労されているお話も出ました。

子どもの遊びについては、今の刺激の強い環境での日常の場面での子どもの遊びの問題や“刺激”ではなく“柔らかさ”に触れる必要性・・・例えば農業との出会いの機会の必要性の意見も出されました。


折から、市議会では「多摩市犯罪のない安全なまちづくり条例」が審議されており、様々な視点から考えていかなくてはいけないテーマで、また、皆さんとご一緒に考える機会を持つことができればと思います。

【“すくらんぶるーむ”についてのお問合せ】 
NPO法人 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議
 多摩市諏訪5-6-3-102 MAP
  Eメール:info@machisen.net
  TEL 042-337-5609  FAX 042-337-5599










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