ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「資料はありません」で通ると思ったら大間違いです!公文書保管規定違反!あ、もし故意に破棄なら重罪ね!

2017年03月25日 | 日本とわたし
Moira @sugi_moiraさんが伝えてくださった情報より

新聞TV、メディアも追求してね。

佐川く〜ん、迫田く〜ん、

国有地売買で8億円値引きは、会計検査院の監査対象なので、資料は5年間、保管が必須だって。
5年保存せず廃棄したら、公文書保管規定違反、故意に破棄なら、もっと重い犯罪だって。







ほんでもって検察さ〜ん、なんでなんも動かないんですかぁ〜?
冬眠してるんっすかぁ〜?
検察の活躍、国民は期待してますよ〜!


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三宅弘弁護士:
最低5年間は保存しないといけない。
理財局長なんかは首飛ぶ問題だ。
戦前に情報隠ししたのと同じようなこと。
 
ーー財務省は、「交渉記録の保存期間は1年未満で、既に廃棄した」と説明。
政府の「公文書管理委員会」の委員長代理の三宅弘弁護士は、財務省の対応を強く批判する。
 
三宅氏:
8億円も下げたら、会計検査院の対象になると分かり切っている。
最低5年間は保存しないといけない
それが、「1年未満の文書だから廃棄した」って、国会でしゃあしゃあというのは、おごりと欺瞞である。
政治的な思惑があったのかは知らないが、税金の使い道はきっちり国民に知らせなきゃいけないという発想が、今の役人の中に、はっきりとした意識がないのではないか。

ーーさらに、公文書の管理について、定めた法律に抵触している可能性を指摘する。
 
三宅氏:
交渉記録の廃棄を、もし故意にやっていたら、刑法の公用文書等毀棄罪に該当する
仮に、故意でないとしても、公文書管理法違反になることは間違いない。
国会で、笑いながら審議してもらうような話ではない
意思形成過程の文書を残そうという認識が、政府全体で欠けている
はっきり言って、理財局長なんかは、首飛ぶ問題だと思う。
責任問題だ、これは。
それくらい、自分たちで作った法律をちゃんと守らなければ、戦前に情報隠ししたのと同じようなことが起きてしまう、というのが私の危惧だ。


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財務省、森友学園交渉記録をすでに廃棄 隠蔽批判も
【日刊スポーツ】2017年2月25日
http://www.nikkansports.com/general/news/1783806.html

財務省は、24日の衆院予算委員会などで、昨年6月、森友学園と近畿財務局との交渉や面会の記録を、既に廃棄したことを明かした。

佐川宣寿理財局長は、
「財務省の行政文書管理規則で、(記録の)廃棄時期は事案の終了、という取り扱いをしている」と述べ、
「売買契約で締結したので、記録は廃棄した」と答弁。
野党側は、
「民間企業もしばらく残す。会計検査も終わっていないのに、なぜ廃棄したのか」
「調査できず、隠蔽と言われても仕方がない」
と、強く批判した。

共産党の宮本岳志議員は、15年9月、学園と近畿財務局が会合を持ったことを示す資料の存在を明かし、面会の目的をただしたが、
財務省は、この面会記録も「残っていない」と述べた

一方、民進党などは、異例の減額だったことや、賃料が安い長期間の借地契約締結を、一時検討したことを取り上げ、
財務省が、
「学園側に立ち、どうやったら安く(土地を提供)できるか検討したようだ」
と、特別扱いの可能性に言及。
国有地の借地契約中に、ごみが見つかり、減額して売却したケースについて、佐川理財局長は、
「建設中に新たな埋設物が出てくる事例はなく、(当該の)1件だ」と答えた。
当初は、森友学園への売却内容は非公開だったが、どちらが非公開にすると言い出したかでも、学園と近畿財務局の主張の食い違いが判明した。


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Masamitsu Suzuki さんが教えてくださったビデオと文字起こしです。
ビデオはDailymotionのものですので、ここに転載することができません。
下記の紫文字か青文字の部分をクリックしてご覧ください。

首都大 木村草太氏は語る森友問題
【報道ステーション】2017年3月24日
以下のリンクからも視聴できます
http://www.dailymotion.com/video/x5g3eow

木村草太氏:
この事案の解明が進まないのは、政府側が、「記録は全て無い」と言ってるからですよね。
だから、篭池氏側の証言を崩す為に、『嘘ばっかり言う人だ』と人格攻撃をせざるを得なくて、歯止めが掛からなくなってる状況があります。
仮に、篭池氏が清廉潔白な人でないとしても、やはり、国家権力が総出で、一市民の人格攻撃を行うのは、常軌を逸している。
問い正すべきは、売却価格を決めたり、小学校の認可を出した官僚、政治の側だと思います。

こういう観点から考えますと、公文書の管理が非常に大事になります。
これまでも、公開すべきかと議論されて来ましたが、根本的には、公文書を如何に残すか、日頃からやってる事が非常に重要になる訳です。
やはり、ここまでの答弁を見ていても、書類が無い、記憶が無いで済むのでは、事実解明はされないので、
今回については、適正に文書が残されていない事、その事の責任を問わなくてはいけない、と思う訳ですね。

分からないのであれば、分からなくした人の責任ですよ、と言うべきだと思います。
この点については、理財局長の方は、「契約締結の段階で交渉記録を破棄しました」とか、或は「面談記録は残っていません」と言っていて、
これではやはり、「証拠を隠滅した」と言われても、やむを得ない訳です。
財務省の行政文書管理規則では、事業の性質内容に応じた保存期間基準を定めましょうと、文書毎にそういうふうにしましょうと言っているんですが、
今回の土地取引では、『特約付きの定期借地契約を事前にやっていた』とか、或は『買受権行使時期に分割払いを認めた』、或は『廃棄物処理費用を国の側で算定した事』など、非常に異例な点が多く、
こういう問題が起きなくても、事後的な検証が為されうる事は、容易に想定出来た筈で、その記録が全く無い、というのは非常に不自然ですし、
もし、これで良いという規則なのであれば、規則を作った人の責任を問わなくてはいけないと思います。
これ、規則制定権者は当然、財務大臣でありますから、この疑惑が解明されなかったとしたら、財務大臣がキチンと責任を取る、辞任する覚悟で、この事案を解明して欲しいと思いますね。
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安倍昭恵、谷査恵子、酒井弁護士、嶋田課長補佐、迫田国税庁長官、松井一郎を、証人喚問せよ!

2017年03月24日 | 日本とわたし
安倍晋三…この人、本当に気持ちが悪いです。
国会の答弁では、原稿無しでは不明瞭な日本語しか話せない、漢字もろくに読めないのに、こういう場所では張り切って、こんなことを言うのですから。
(詳しくは、下記の紫色青色の文字をクリックしてください。記事が全文出てきます。

天皇気取り、安倍首相が防衛大卒業式で「軍人勅諭」ばり訓示!
「私の目と耳になれ」「私との紐帯が安全に直結」

【LITERA】2017年3月22日
http://lite-ra.com/2017/03/post-3012_2.html

引用はじめ:
実は、安倍首相は、昨年の防衛大卒業式でも、わずか十数分のスピーチの間に、4回も自らを「最高指揮官」と誇らしげに呼んでいた。
が、今年はこれをさらに増やし、実に6回も、自分は「最高指揮官」であると繰り返した
しかも、心底恐怖を感じざるを得ないのは、こんなセリフを口にしたことだ。

「警戒監視や情報収集に当たる部隊は、私の目であり耳であります
「つまり、最前線の現場にあって指揮をとる諸君と、最高指揮官である私との意思疎通の円滑さ、紐帯の強さが、我が国の安全に直結する。日本の国益につながっています」
「そして将来、諸君の中から最高指揮官たる内閣総理大臣の片腕となって、その重要な意思決定を支える人材が出てきてくれる日を楽しみにしています」


ー中略ー

防衛大学校での安倍首相の訓示は、まさに実力部隊を、
「私の目であり手」「片腕」と宣言したことや、安倍個人との「紐帯の強さ」を強調した点において、
戦前の軍人勅諭を踏襲しているようにしか思えない。

引用おわり:

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そして、その気持ち悪い人の妻である昭恵氏も、あちらこちらに出没しては、名誉○○になったり仲介役になったりして、国からの予算を引っ張り出していました。
↓↓↓


これは、今年の2月11日に、京大で行われた『もったいない学会』と『縮小社会研究会』の、合同シンポジウムでの、京都大学名誉教授の松井三郎氏の発言なのですが、内容がすごいです。

「外務省の役人は、なかなか理解してくれなくてですねえ。
えいやとばかりに、先ほどの理事長と私が、安倍夫人とこに行きました。
安倍夫人に、首相官邸に行きまして。
そしたら、安倍夫人が会ってくれましてね、聞いてくれました。
あの人、すごいですね。
その晩に、首相と話をしてですね、首相からすぐ連絡が入ってですね、ぐぐぐっとまわって、今年予算つきました。8000万円もらいました。
それで、今年、この2つの村に入りました。
あのご夫婦のホットライン、すごいですね」

 
外務省の役人は理解してくれなかった。
思い余って首相夫人に会いに行き話した。
そしたら、首相に話してくれて、8000万円もらえた。

これ、口利きの他の何ものでもないですよね。

外務省が理解してくれなかったという活動は、「アフリカにおける勿体ない実践成功例」というテーマで、ケニアに『エコサントイレ』という、環境にいいトイレを広める事業のことですが、
活動の内容はともかく、この安倍夫妻のチームワークの良さといったら…すごく手慣れているように思えるほどです。

安倍夫婦のホットライン

これが、『森友学園』のみならず、『加計学園』の開校(愛媛県今治市)において、36億円もの市有地を無償譲渡というトンデモなことを可能にする元であると言っても、決して過言ではないと思います。

第2の森友疑惑 
安倍首相“お友達”大学に、公有地36億円を無償譲渡

【dot.】2017年3月6日
https://dot.asahi.com/wa/2017030600021.html

【アベ友疑獄】
「加計学園を早くしろ」
内閣府が今治市を恫喝 首相の意向か

【田中龍作ジャーナル】2017年3月13日
http://tanakaryusaku.jp/2017/03/00015508

>昭恵夫人から安倍首相への口利き疑惑に新たな証言!
「夫人に頼んだら首相から連絡が入って8000万円の予算が…」

【LITERA】2017年3月20日
http://lite-ra.com/2017/03/post-3006.html

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さて、籠池氏の、国会での証人喚問が終わりました。

売買契約書以前の一部資料である『取得等要望書』が、財務省から出されました。
これです。








いやもう、こんな馬鹿げたものがまかり通る国会はオワッテます。
財務省そのものを、証人喚問にかけてはいかがでしょうか?


そして、マスコミが思いっきり無視するか、ちゃんと報道しようとしない、籠池泰典理事長に対する、安倍昭恵夫人付官邸職員の回答ファクスがこれ。




塚本幼稚園 幼児教育学園
総裁・園長
籠池 泰典様

前略 平素よりお世話になっております。

先日は、小学校敷地に関する国有地の売買予約付定期借地契約に関して、資料を頂戴し、誠にありがとうございました。

時間がかかってしまい申し訳ございませんが、財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得ました。

大変恐縮ながら、国側の事情もあり、現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、
引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。

なお、本件は、昭恵夫人にもすでに報告させていただいております。

内閣総理大臣夫人付

○○○(夫人付の官邸職員氏名)
○○○(携帯電話番号)
○○○(電子メールアドレス)

※明日より出張のため、携帯番号がしばらくつながらない可能性がございます。
ご迷惑をおかけいたします。

ーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーーーー

籠池様

平素よりお世話になっております。

先日頂戴しました資料をもとに、財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏に問い合わせを行い、以下の通り回答を得ました。

1)10年定借の是非

通常、国有地の定借は3年を目安にしているが、今回は内容を考慮し、10年と比較的長期に設定したもの。
他の案件と照らし合わせても、これ以上の長期定借は難しい状況。


2)50年定借への変更の可能性

政府としては、国家財政状況の改善をめざす観点から、遊休国有地は即時売却を主流とし、長期定借の設定や賃料の優遇については、縮小せざるをえない状況。
介護施設を運営する社会福祉法人への優遇措置は、待機老人が社会問題化している現状において、
政府として特例的に実施しているもので、対象を学校等に拡大することは、現在検討されていない。


3)土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する賃料の扱い

平成27年5月29日付 EW第38号「国有財産有償貸付合意書」第5条に基づき、土壌汚染の存在期間中も賃料が発生することは、契約書上で了承済みとなっている。
撤去に要した費用は、第6条に基づいて、買受の際に考慮される。


4)工事費の立て替え払いの予算化について

一般には、工事終了時に清算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、
「予算措置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している。
平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中。


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そして、安倍首相からですと言って、昭恵夫人から森友学園に渡された100万円の寄付。
これについて、こんな写真を見つけました。

森友学園の籠池理事長は、寄付金を受け取ったのは、9月5日であると証言しています。
この表は、安倍首相の資金管理団体である『晋和会』の、平成27年の政治資金収支報告書です。
晋和会はこの時、前年からの繰越金が7523万円、パーティ収入が2320万円。足すと1億円近くにもなります。
なのに自民党支部から100万円…。ぜんぜん必要ないじゃないですか?

「安倍昭恵夫人から、『安倍晋三からです』と100万円を受け取った」
「財務省の佐川理財局長の命として、部下の島田さんが、『10日間身を隠せ』と言われたと、顧問弁護士から伝えられた」
「昭恵夫人からは、口止めとも取れるメールが届きました。
あんなに開校を楽しみにしてくれていた、どうしてなのか割り切れない」
「(昭恵夫人に)封筒の中に、金子を入れて渡した」
「昭恵夫人は、政治家的(な存在)」
「財務省に、多少の動きをかけていただいた」


その当人の昭恵氏はというと、言葉を交わした携帯電話を水没させただの、フェイスブックのような日常レベルの場で反論を発表したりだの、これまた夫も顔負けの無責任っぷり。

以下は、昭恵夫人が籠池夫人と交わした携帯メールの記録です。

【2016年12月7日】
籠池氏:
日本の歴史的な転換期に、学校を建てさせていただき幸せです。感謝。
 
【2017年2月18日】
昭恵氏:
このたびのことはどうなっているのか。ご説明もなく、マスコミから追いかけられて戸惑っております。

【2月21日】
昭恵氏:
留守番電話聞かせていただきました。籠池園長の教育に対する熱意は、理解しているつもりです。
 
籠池氏:
昭恵さんの大変さは本当に感心します。
 
昭恵氏:
なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。
やはり、怪しまれるようなことはしない方が、良かったのかなあとは思います。
 
籠池氏:
主人は何度も答えていますが、伝わりません。
公開しなかったのは、土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評を立てられたら困るのでしませんでした。
 
【2月25日】
昭恵氏:
このようなことになり残念です。どうぞお体壊されませんように。お祈りしております。

籠池氏:
主人は、安倍首相と平沼(赳夫)先生を、尊敬してました。利用はしてません。

昭恵氏:
全ては必然である、と思います。

籠池氏:
安倍首相、負けないでください。
園長は、天から使命をいただき、学校を造ります。やましいことはしてません。

昭恵氏:
信じたいと思っています。
しかし、園長の説明を聞いても、私は人に納得してもらえるように話すことはできません。

籠池氏:
安倍首相が、森友学園に抗議したと言われたのはショックで、政治の世界は怖いなあと正直思いました。
幼稚園に国会議員が来て、自民党を守るため、昭恵さんの写真を外してほしいと言われました。

昭恵氏:
私もよくわかりませんが、いろいろ気を付けなくてはいけないことがあります。
私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう。
まず、非公開だったことが、疑われることになりました。
そして、あまりにも熱い思いで突き進まれたために、いろいろなところにゆがみもあったのではないかと考えます。
主人が、総裁選挙で、講演をお断りしたとき、ひどく怒っておられたとのことで、うちの事務所は不信感になっていました。
そんな中で、誤解が生じていったことがあり、園長のご説明を理解することができなくなったのかもしれません。
ご夫妻が今、大変なことは想像がつきますが、主人にとっても大変なことに巻き込まれた、ということもご理解いただきたいと思います。

籠池氏:
しつこいとは、安倍首相には失望しました。
主人は悪者ですね。

昭恵氏:
人の受け取り方はそれぞれですね
おつらいでしょうが、頑張ってください。


【2月28日】
昭恵氏:
私は、講演の謝礼を頂いた記憶がなく、頂いていたのなら、教えていただけますでしょうか
 
籠池氏:
あまりにひどい。
なぜ、その情報はどなたからですか。
全国の方々から励ましのメールが、どっさり届き励まされます。
絶対おかしい!
 
昭恵氏:
報道をされたようなので、確認です。

籠池氏:
ひどすぎます。
 
昭恵氏:
本当に記憶から飛んでしまって、他の講演などは全て振り込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません。
 
籠池氏:
今まで、昭恵さんと話していました。
私学審議会が通らなかったら、幼稚園も自宅も破産です。

【3月1日】
籠池氏:
昨夜、マスコミから逃れるために、被害届を出した後、身を隠しています。

昭恵氏:
今はじっと我慢の時です。
私もまだまだ追い詰められるのかもしれませんが、お互い頑張りましょう
 
【3月2日】
昭恵氏:
頑張りましょう!

籠池氏:
何をですか。
誰も信じません。
 
【3月8日】
籠池氏:
助けてください。
うその報道はやめさせてください。
認可を下さい。

昭恵氏:
私もマスコミに追いかけられて、ビックリしてます。
神様は全てご覧になっています。

籠池氏:
ピンチはチャンス!昭恵さんも協力してください。
神様に感謝します。

昭恵氏:
祈ります。

籠池氏:
ここ1カ月徹底的にたたかれ、やりがいのある修行中。

昭恵氏:
私も修行。
来月、私の親しい人が教育勅語の本を出します
今はそういうときなのでしょう

籠池氏:
主人は、教育勅語を復興したことで、皆本も出せるんですね。
 
【3月9日】
籠池氏:
長い間お世話になりました。
小学校は支払いができず、鴻池さんの妨害で閉めます。
主人も私も失業します。

昭恵氏:
なんでこんなことになってしまったのか、神様は何を望んでいるのでしょう
 
【3月10日】
籠池氏:
政治家の怖さを見た気がしました。

昭恵氏:
少し落ち着いたら、高校生や大学生たちと、この問題を考えたいと思っています。

籠池氏:
考えて答えが出るのですか。

昭恵氏:
小川栄太郎さんがFB(フェイスブック)で反論しています。
少しずつ、この状況が異常だということに、なってくるはずです。
 
【3月16日】
昭恵氏:
祈ります。

籠池氏:
安倍首相はどうして、園長(のこと)を地検に言われたんですか。
国は、大事な民衆を切り捨てるのは許せない。
国会に出ます。

昭恵氏:
それはうそです。
私には祈ることしかできません。

籠池氏:
尊敬していたのに小学校をやめ、幼稚園は破産、建築や社長は破産、お父さんは詐欺罪、あんまりにも、権力を使うなら死にます。

昭恵氏:
私もどうしていいかわかりません。
権力など使っていません。
神様はどこに導こうとしているのか。
とにかく祈っています。
自分たちの保身ではありません。
日本の将来のためです。


籠池氏:
うその情報。

昭恵氏:
100万円の記憶がないのですが。


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安倍昭恵、谷査恵子、酒井弁護士、嶋田課長補佐、当時の迫田理財局長を、必ず証人喚問に呼び出させましょう!



実は今日、アメリカ市民の声の力で、オバマケアの存続が決まりました。

トランプ大統領は公約で、オバマケアを撤廃し、別の制度に代えると言っていました。
それで、今日の24日に行われた議会下院の本会議で、与党・共和党の指導部が提出した代替案が採決されるということを知った、
これまで政治など、暮らしの中に全く存在していなかったような人たちまでもが、どんどんと、共和党議員の事務所に出向き、
自分たちの話を聞け、訴えを聞けと声を上げ、本人がちゃんと向き合って話を聞くまで、粘り強く要求し続けたのです。
その結果、だんだんと、共和党内の、それも保守強硬派の議員でさえも、反対を表明するようになりました。
このままでは、賛成票が足りなくなり、否決されてしまう可能性が高いということから、トランプ大統領が今朝、オバマケアの代替え案を、採決直前に取り下げたのです。

米国市民の声と行動が、力を発揮し、国会を動かしました。
韓国でも、市民の声が、国会を動かしました。
日本市民も、今が本当の頑張りどころです。
与党議員の事務所に出向き、声を伝え、国会を動かしましょう!

総理大臣さまである自分が侮辱されたような気がしたからと、一般市民を証人喚問の場に引きずり出しておいて、
「刑事罰に関わっていない人を、証人喚問に呼ぶのはおかしい」などと言って、まっくろくろすけな妻を喚問の場に来させまいと必死の男。
刑事罰ではないからこそ、国会が呼ぶのです。
刑事罰なら、警察が呼びます。
そんなことすら理解できない、理解できていないばかりか、私情に走り、なんでも自分の思い通りになると思い込んでいる男を、最高責任者などという立場に立たせていてはいけません。
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雪かきと猫のしあわせと

2017年03月24日 | ひとりごと
今年は妙に暖かい冬だと思っていたら、3月のど真ん中で大雪が降った。



しかもその日は、夫が不在の日で、普段、雪かきはほぼ夫に任せっきりだったので、うまく対処できるかどうか心配しながら、窓の外の様子を見守っていた。



2台の車は、歩道ギリギリに、車間ゼロで停めた。こうしておくことで、ドライブウェイの雪かきの範囲が、少しでも少なくなるからだ。

やっと雪が降り止んだので、階段から雪かきを始めていると、お隣さんのロバートが、今年買ったという小型除雪機で、うちの前の歩道も除雪してくれた。



心配した夫が、滞在先のシアトルから、お隣さんに電話をかけてくれたからだった。
今度はロバートの奥さんのエステラが、ショベルを持ってやって来て、車周りの除雪を手伝ってくれた。

「まうみ、ここまで積もらせちゃったらダメだよ。いくら車周りを除雪しても、車に積もった雪を落としたら元の木阿弥だもの」



おっしゃる通り!反省します!

40センチは軽く積もった雪と格闘した3時間。


すっぽり埋もれた枯葉用のゴミ袋は、わたしの腰ぐらいの高さがある。


かいてもかいてもキリが無い雪。


やっと終えて、汗みどろになって、家の中に入って呆然としているところに、歩美ちゃんがやって来た。
こんなに頑張ったんだから、ちょっと自分にご褒美、などと妄想していたところだったので、彼女も巻き込んで、お気に入りのレストランに行くことにした。
ところが…当たり前だが、その日は警報が発令されていて、学校も会社も休みだったのだから、当然レストランも軒並み臨時休業。
お目当のレストランはもちろんのこと、町全体が暗く閉ざされていた。
唯一開いてたのは、テイクアウトのチャイニーズレストラン。それも複数の。
やっぱ無謀だったのかもね…と半ばあきらめながら走っていると、うちの近所のパブレストランがなぜか開いていて、やった〜とばかりに飛び込んだ。
二人ともに、温かいビーフシチューをいただいて、ほっこり大満足。
家に戻ってからは、ずっと書けないままでいたWater Walk for Lifeの記事を完成させるべく、歩美ちゃんから詳しい話をいろいろ聞かせてもらった。


そんなこんなの夫の留守中に、雪が降り積もっていることをいいことに、ハーネスもリーシュも付けずに、海を単独で外に出してみた。


恐々ながら、雪の上を歩いて行く。


しっかり積もっているからか、海の体重がかかってもへこまない。


海から見たら大雪原。


次の日、今度は空も出してみた。


























そしてそのまた次の日、階段から離れてった雪だまり。


隠れてたものがどんどん現れてくる。






お気に入りのテーブルの上。




なぜか空はここが好き。


裏庭続きのご近所の家に、フェンス越しに入って行っちゃった空。ご飯だよ〜の合図の食器を鳴らすと、一気に戻って来た。


木登りに夢中の海。


怖がりの空は、ちょっとした音にビクつく。




実を言うと、また迷っている。
この仔たちにとって、家の中だけで生きていくことが幸せなんだろうかと。
長生きすること、無事でいること、痛い思いや怖い思いをしないこと、それが猫という生き物にとって、本当に幸せなことなんだろうかと。

だから、ハーネスやリーシュの装着を嫌がらない海だけに、散歩ができる特権を与えてたのだけど、
そしてそれを、窓からうらやましそうに見ている空のために、彼の好きな草を摘んで、彼に与えていたのだけど、
こんなことをずっとずっと続けていくことが、彼らにとって本当にいいことなんだろうかと。

わたしたち一家が、猫と一緒に暮らすようになって20年。
最初の猫は、わずが1年で、どこかに姿を消してしまった。
二番目の猫は、1年間の世界旅行に出かける夫婦から預かっていた。
旅行が終わり、受け取りに来た飼い主が、あまりにもわたしたちに懐いていた猫の様子を見て、
「もうこのまま家族にしてやってください」と言って帰って行った。
その次の週に遊びに来た友人を見送ろうと、玄関のドアを開けたそのちょっとの隙に、勢いよく外に飛び出して、車に轢かれて死んだ。
三番目の猫は、もう絶対に失うのは嫌だと思い、家の中で育てていたのだけれど、
1年でこちらに移住して、車の通行量や庭の広さを考えると、外に出しても大丈夫じゃないかと思い、16歳で亡くなるまでずっと、毎日外遊びを許した。
彼女は、生まれながらに視神経に異常があったので、野生動物や野良猫と喧嘩をしては、右側の耳に傷を負って帰って来たが、幸運なことに大きな事故には遭わずに済んだ。
お水すらちゃんと飲めなくなり、ほとんど歩けないぐらいに弱っていた最期の1週間、高い階段をよろよろと降り、お気に入りのあじさいの花の陰にうずくまって、長い時間を過ごしていた。
すっかり冷たくなった彼女を撫でながら、外遊びする時の、そして外遊びに飽き、家に入れてとばかりにこちらを見ている時の彼女を思い出した。
いっぱい遊べたね。よかったね。
そう思うことで、少しだけ、悲しみの波がおさまるような気がした。

捨てられていた空と海を保護してくれた動物保護団体から、彼らを譲り受ける際に、彼らを一生室内で飼う、という約束をさせられた。
そうでないとお譲りできないと言われたし、わたしたちも今度はもう室内飼いをしようと心に決めていたから、約束することに異議は無かった。
去勢手術を施した際に、万が一行方が分からなくなった時のためにと、マイクロチップが埋め込まれた。
外遊びを許すと、たくさんのリスクを抱えることになる。
そのリスクの中には、彼らの命を脅かすことが多々含まれている。
だからもうやめようと思ったのに、また今になって、猫の幸せってなんだろう…などと考えている自分がいる。
都会のど真ん中だったら、もちろん完全室内飼いだろうけど、こんなに遊ぶところがいっぱいあって、車もたまにしか通らないのにと、心の言い訳札にせっせと書き込んでいる自分がいる。

空は、脳になんらかの障害がある。
海は、人に飼われることに死ぬまで慣れることができないほどの野生を持っている。
これは、動物のことがよく分かる人が、彼らを見て言った言葉。
だから多分、外遊びさせることは、より危険を伴うことになるかもしれない。
だから多分、彼らには、外遊びを許さない方がいいのかもしれない。



カエデ爺さん、どうしたらいいのかな。
コメント
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森友学園問題の根本に潜む、政治ロビー団体の戦前復古の野望を、今このときに潰せなくてどうする!

2017年03月20日 | 日本とわたし


そしてこれ↓は、東京テレビのゆうがたサテライトで報道された、必見ビデオです。
消去されてしまう前に、ぜひ見てください!
http://www2.uliza.jp/IF/iphone/iPhonePlaylist.m3u8?v=128575-565827&p=785&d=629&n=405&previewflag=0

ところどころ、大事だと思った部分を文字起こししました。













































































保守勢力の動向に詳しい、ジャーナリストの青木理氏:
森友学園と政界との関係は、トカゲの尻尾を切ろうとしたんだけれども、尻尾の方が一生懸命になって、虚実織り交ぜて食いついている。

ーー籠池夫妻と稲田氏の関係を探るヒントとは?

稲田大臣が5年前に行った公演。










稲田氏は、安倍総理との出会いについても語っている。










ということで、稲田大臣は、5年前に靖国神社で開かれた、『谷口雅春先生を学ぶ会』というところで講演会をしていた。
さらには、籠池氏の夫人諄子氏も、この会に文章で寄稿していた。




ーーこの、谷口雅春氏というのは、どんな人物なのでしょう?

青木理氏:
このあと出てくる日本会議もそうなんですけれども、戦前に『成長の家』という新興宗教を立ち上げた、ある種の宗教人なんですけれども、
実を言うと、この人が、戦後日本のいわゆる右派運動の中枢に、今に至っても相当の影響力を持っている人。
谷口さん自身が、超国家的な主張をして、戦中などは軍部の戦争遂行に協力し、戦後は、戦後日本の右派の源流を作った。
その人たちに、籠池氏も稲田氏も連なっていく。

ーーこの谷口雅春氏を中心にした『成長の家』が、日本最大の保守勢力『日本会議』につながっていくということなんですね。
『日本会議』の創設メンバーの一人、この方に聞きました。

自民党の参議院議員会長を務めた、村上正邦氏、参議院のドンと呼ばれました。



















ーー谷口氏が目指したものについて、村上氏はこう語ります。







ーー『成長の家』は一旦(1983年)、政治運動を中止するんですが、『日本会議』というものが出来上がりました。
この団体はどういう団体で、なぜできたんですか?



青木理氏:
谷口雅春氏が、1960年代に、日本全国で学生運動がすごく華やかだった頃に、このままじゃまずいということで、右派の学生を集めて、右派の学生運動を立ち上げた。
谷口氏が亡くなって、『成長の家』自体は、基本的に政治活動を止めるんですけれども、その学生活動の出身者たち、当時学生活動に関わった、『成長の家』の若い学生たちが、
その後も、この『日本青年協議会』を立ち上げて、今の『日本会議』の事務的な、実務的な中枢や理論構築面での中枢を、『日本会議』が担っている。
だから、事実上、『日本会議』は、『成長の家』が源流になっている。

ーーで、『日本会議』を支援する、国会議員の懇談会に、なんと議員のおよそ290人も参加していると。



ーーさらに、現役閣僚もかなり多いんですね。半数以上が入っているということで、これはどういう意味があるんですか?



青木理氏:
そもそも『日本会議』っていうのは、純粋な右派活動というよりは、自分たちの主張を政界で実現させるための『議員懇談会』を作っているわけですから、政治ロビー団体とも言える。
ここに丸がついている人の全員が全員、『日本会議』の主張に、本当に心から同調しているかどうかは別として、
安倍さんが、この『日本会議』との親和性が非常に高いものですから、安倍一強の政界の中で、お賽銭を入れるようなつもりで入っている人もいれば、
稲田さんのように、根っからの『日本会議』と非常に近しい人たちもいる。

ーーなるほど。じゃあ籠池氏が、この『日本会議』の場をうまく使って、安倍総理との接点を作ってきたと言えますか?

青木理氏:
言えます。
言えますし、今、籠池さんとか安倍さんとか昭恵さんとか、いろいろ問題が起きてますけれども、
問題の根本にはやっぱり、『日本会議』とか『成長の家』の谷口さんが訴えたような日本を作りたい、という、ある種の政治思想が横たわっているんですね。
それは、是非は別として、非常に戦前復古的な、だから「教育勅語は素晴らしいんだ」というようなことを言うと。
そういうことが横たわっているんだということを見つつ、今回の騒ぎを見ていないと(いけない)。
これからの日本がどうなるのかっていう問題がかかっている、というところも注目すべきだと思う。

↑以上、文字起こし終わり

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「我々がこの学園をつくりあげようとしたのは、皆さん方のご意思があってこそ。そのご意思の中には、誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金も入っている」

「2015年9月5日、昭恵夫人が講演に来たとき、現金で、『主人から』と言われ、100万円をもらった」
「『領収書は?』と聞くと、『結構です』と言われた』」

「国有地を買うとき、財務省から神風が吹いて入手できた。財務省と大阪府の関係を、国会で話したい」
「3年くらい前から、急に役所が、小学校開校の計画に好意的になった。大阪府私学課も、財務省近畿財務局も、後押しをするようになった」
「財務省側は、迫田英典氏が理財局長である間に、話を進めたほうがいいと言っていた」

この迫田氏、安倍首相と同じ山口県出身で、15年7月に理財局長に就任。
16年6月17日には、国税庁長官に出世!!

迫田氏の在任中に、籠池氏が証言しているように、物事がトントン拍子に進んでいったようです。

15年9月3日
迫田氏、安倍首相と官邸で面会。

15年9月4日
近畿財務局、大阪航空局の担当者が、森友学園の工事業者らと面談。

15年9月5日
総理夫人昭恵氏が、森友学園の新設小学校の名誉校長に就任。

16年6月20日
8億円引きの“格安価格”で、国有地の売買契約を締結。


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「関わった議員はなんぼでもいる。維新とか、あちこちに」

そりゃなんぼでもいるでしょうに、この学園を推してた、日本会議やの神社本庁やの神道政治連盟だのに所属してる議員が、国会にはウジャウジャいるんですから。

そもそも、安倍政権と維新の会と籠池氏を結びつけるきっかけとなったのは、『日本教育再生機構』
これまた『日本会議』ともメンバーが重なる団体で、
〈教育を通じて国民意識を覚醒させ、国家への愛情を取り戻すこと〉と、公然と唱えている。

安倍政権と維新の会が目指す教育方針を、体現しようとしたもの、それが森友学園が開校しようとした瑞穂の國記念小學院だった。

参照:
https://dot.asahi.com/wa/2017031800020.html?page=1

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■ 遠縁(安倍晋三の甥)遠縁が主催者である『全国高校生未来会議』に、文科省と総務省が後援


最高額4万円(北海道・九州・沖縄地方)〜東京23区1千円の交通費と宿泊費が支給された。
クラウドファンディングを利用した寄付で賄ったが、安倍首相夫人の昭恵氏も応援メッセージを寄せ、目標を上回る397万円あまりが集まった。

2016年3月23日〜25日
「全国高校生未来会議」というイベントが、衆院第1議員会館、および最終日は首相公邸という、大層な会場で開催された。
ちなみにこれは、選挙権年齢が18歳に引き下げられるのを受けてのもので、文科省と総務省が後援し、優秀者には総務大臣賞や地方創生担当大臣賞、さらには内閣総理大臣賞まで贈られた。
いわば、“国を挙げて”バックアップしたこのイベントを主催していたのが、安倍晋三の甥、斎木陽平という24歳の若者だった。


■ 安倍親族が経営している『AO義塾』を、文科省が後援

『未来会議』と『AO義塾』が、異様に文科省からえこひいきされている事情を、詳しく書いてくださった記事を紹介します。
「安倍総理」親族が経営の塾を、文科省が後援 “AO義塾”代表のペテン
【デイリー新潮】2016年12月15日
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/12200810/?all=1

ネジもギターの弦も、長く使うと自然と緩んでしまうから、時に点検が必要だ。
人間も同じである。
12月5日で在任期間が1807日と、中曽根康弘氏を抜いて戦後4位になった安倍晋三総理も、つい気の緩みが出てはいないか、いちど確認してみる価値はあるだろう。
いや、まさか、朴槿恵大統領のように、一部の“身内”への利益誘導に、走ったりはしていないだろうが。

とはいえ、総理の看板を利用したい人がいれば、その看板に“配慮”する人もいることは、認識しておいても損はないかもしれない。

たとえば、今年3月23日から25日の3日間、「全国高校生未来会議」というイベントが、衆院第1議員会館、および最終日は首相公邸という、大層な会場で開催された。
選挙権年齢が18歳に引き下げられるのを受け、全国から選抜された中3から高3の約120人が、地域興しプランを競ったり、
自民党の谷垣禎一幹事長や、民主党の岡田克也代表(ともに当時)ら、各政党幹部の演説を聞いての模擬投票を行ったりしたのだ。


◆ 安倍総理の親族
文科省と総務省が後援し、優秀者には総務大臣賞や地方創生担当大臣賞、さらには内閣総理大臣賞まで贈られるなど、
いわば、『国を挙げて』バックアップしたこのイベントを主催したのは、斎木陽平という、24歳の若者が代表を務める『リビジョン』なる一般社団法人だった。
イベントが開催されるまでの経緯を、文科省幹部が声を潜めて語る。

「『未来会議』の後援については、2013年秋に、初めて打診があって、当初は検討に値しない、とされました。
高校生のイベントは数多いのに、ひとつだけ後援するのはまずいからです。
ところが、昨年9月16日、当時の下村博文大臣から、“全国高校生未来会議を、首相直下の事業としてやってほしい”という指示が下った
(まうみ注・文科省に打診したのは、昭恵夫人であったことが判明しました)
『主催はリビジョンで』、との話でした。
安保法案ですったもんだの時期に、急に『高校生の活力』や『AO入試の育成』と言いだして、省内では皆、『なにが起きたんだ』と思いました

そのとき、『情報』がもたらされたという。

「リビジョンの斎木代表は、安倍総理の親族だ」、と聞かされ、みな仰天したんです。
文科省は、いろんなイベントに公平であるべきだし、リビジョンという法人に、活動実績がほぼないことなどから、文科大臣賞の設定だけは拒んだものの、
『安倍総理の親族だから仕方ない』という言葉の下、後援を余儀なくされたのです」(同)

山口県長門市の、さる市議に尋ねると、

「斎木家は、この地域で、代々医者の家系で、陽平くんの曾祖父は長門市長を務め、祖父の秀彦さんは、安倍晋三さんの父親の晋太郎さんの、長門地区の後援会長だった。
そもそも、安倍家とは遠縁にあたる、と聞いています」

総理ご自身は知ってか知らでか、周囲はこうも、総理の“看板”に配慮するものなのだ。
それでも、イベントを通して、高校生たちが、政治について真摯に考える機会を得られたなら、だれが主催しても構わないかもしれないのだが――。

ちなみに、未来会議に全国から集まる、若者たちの交通費や宿泊費は、クラウドファンディングを利用して、寄付が募られた。
斎木氏は毎日、フェイスブックで寄付を呼びかけ、安倍昭恵総理夫人も〈皆さんのお力を貸して頂けるよう、心よりお願い申し上げます〉などと、メッセージを寄せた結果、目標を上回る397万円余りが集まっている。


◆ AO義塾の広告塔
ところで、斎木氏には、塾経営者としての顔もある。
10年、慶應大学法学部にFIT入試、つまりAO入試で入学すると、その年末には、AO入試対策が専門の「AO義塾」を立ち上げ、今に至る。
その指導内容は後述するとして、件の未来会議では、参加者をAO義塾に勧誘する、ビラが配られていたのだ。
〈未来会議参加者の君へ〉と題され、こんなふうに書かれていた。

〈君たちは、選抜を勝ち抜き、今日ここへやってきた/しかしそんな君たちに問いたい/国会に来ただけでいいのか?/(中略)さぁ、多くの同志たちと志をもって/AO入試という名の旅に出かけてみませんか〉

そして、〈未来会議参加者3つの特典〉として、〈入塾金3万円が無料に!〉などと記されていたのだ。

このことの意味を、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が説くには、

「文科省の後援を受け、クラウドファンディングでお金を集め、首相までが駆けつけた全国高校生未来会議で、こんな勧誘のチラシを配るのは悪質です」

そのうえ、AO入試は、“未来会議への参加”といった“活動点”があると、合格しやすい
なんのことはない、文科省が安倍総理に遠慮し、昭恵夫人が強く後押しして実現した、全国高校生未来会議とは、“AO義塾の広告塔”だったのである。


◆ “実績ロンダリング”
また、おおた氏は、
「斎木氏は、AO入試の素晴らしさを広めたい、と言っていますが、実際は、逆にAO入試の精神を歪めている」
と話すが、その意味を説くために、さるAO義塾関係者の話に耳を傾けたい。

「AO義塾の2期生に、高校時代からNPOを作って活動し、おそらくそれが評価されて、慶應に受かった生徒がいた。
斎木さんはそこに目をつけ、リビジョンを作ったんです。
その証拠に、リビジョンの設立趣旨から、当初はHPの文言まで、そのNPOとそっくりでした。
そして、AO義塾の生徒をリビジョンで活動させ、その実績を、AO入試の志望理由書に書かせる。
しかし、AO入試は本来、自らの意志でなにか活動をした人を求めているのだから、斎木さんの指導は、AO入試の精神に反します。
実際、そういう子は、大学入学後、まったく活動に参加しません」


こうした手法を、“実績ロンダリング”と呼ぶそうで、“未来会議”はその母体になったのだが、“精神に反する”指導にはこんなものも。
保護者が語る。

「今、高3の息子は、慶應法学部が第1志望で、AO義塾に通わせましたが、
出願ギリギリに、講師から、“これ、前に合格した人の志望理由書を少し変えてるから、安心して出願して”と言われ、情けないながら出願した結果、不合格でした」

さるAO義塾出身者は、こんな話もつけ加える。

塾の関係者が生徒たちに、“ほかの塾の教材を集めてこい”と指示するのを、見てしまいました」

他塾の関係者も言う。

「私たちが塾で教えていた、命より大切な指導ノウハウも、AO義塾に真似されてしまった。
また、ほかの塾に通っていて、“1回おいでよ”と誘われ、志望理由書にちょっとコメントされただけの生徒が、合格実績に入っていたりするのです」

昨年度も、初の東大推薦入試で、14名の合格者を出したと高らかにうたっていたが、AO義塾生の合格率は、全体の合格率とほぼ同じ。
事実上、対策に効果がなかった、と思しき数字なのだ。

そしてもうひとり、ある保護者の話を。

「娘が高3になった今年5月、入塾を検討しましたが、斎木先生に会えるまで1カ月。
娘と一緒に訪れ、明治大学志望だと伝えると、“へぇ、そんな珍しい子もいるんだ”。
それでも入塾を決め、T先生に付くことになりましたが、T先生は1回指導しただけで、次もその次も休みで、私が塾に電話すると、“辞めました”という。
斎木先生の説明を求めても、忙しくて連絡がとれないとかで、やっと先生から連絡がきたのは、2カ月後の9月。
しかも、“T先生と連絡がとれなくて私も困っちゃった”、なんて言うんです」

なお、この詐欺まがいの行為をもいとわない無責任男は、政治家志望を公言
10月に立ち上げられた小池百合子都知事の、「希望の塾」にも参加している。


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■ 昭恵氏の一言で、『もったいない学会』に8000万円

33:15あたりから
「外務省の役人はなかなか理解してくれなくて、えいやとばかりに私は、理事長と一緒に、安倍夫人のところ、首相官邸まで行きました。
安倍夫人が会ってくれました。
聞いてくれました。
あの人(安倍昭恵)すごいですね。
その晩に首相と話してくれて、首相からすぐに連絡が入って、ぐるぐるっと回って今年予算がつきました」




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■ 安倍友の『森友学園』に9億円

■ 安倍友の 『加計学園』に131億円

■ 安倍友の 『国際医療福祉大学』に163億円

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おまけ


ツィッターで流されてきた写真ですが、なんとまあ、どんだけ長い時間打ち合わせしてるんだ?ということが、一目でわかるすごいまとめですね。

籠池氏に続いて、迫田氏、稲田氏、安倍昭恵氏にも、証人喚問を受けさせるべく、もう一踏ん張り、声を上げていきましょう!
そして、この証人喚問を放映しないと言っているNHKに、抗議の声をどんどん上げていきましょう!
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水を守り、土を守る。それがわたしたちの使命であることを、そろそろ本気で考えませんか?

2017年03月18日 | 世界とわたし
3月11日。
東北大震災が起こった日。
それがこのWater Walk for Lifeの最終日。
地球上にある国は全て、人の心でつながっていく。
命のもとである水を汚され、苦しめられている人たちの所に足を運び、非暴力の祈りを実践しながら歩き続ける純さんの、渾身の祈りに引き寄せられた人たちの、90マイルにも及ぶ行進が、この日終わりました。

インディアンポイント原発に向かいます。






歩いているわたしたちに向かって、手を振ってくれるドライバーさんや、クラクションを鳴らして共感の気持ちを伝えてくれるドライバーさんがいました。


ガソリンスタンドでトイレ休憩。


わんちゃんも参加。




インディアンポイント原発の入り口に近づいて来ました。


警官が10名ほどいます。


お祈りの前に、セージの煙で清めてくれるジャネットさん。


祈りが始まりました。




まずは純さんが、折り鶴を手に、ゲート前で祈ります。




警官たちにお祈りを捧げる純さん。


鴨下上人の祈り。




ゲートに向かう人を見守る祈り隊。




折り鶴が増えてきました。


池田上人も。




ものすごく寒い。


盲目の根ディアさんも、祈りに加わります。


みきちゃんがお世話役。


南無妙法蓮華経。














駆けつけてきてくださったシェリル・エンジェルさんの祈り。




南無妙法蓮華経を唱えることが苦手だったわたしが、気がついたら一緒に唱えていました。
そして、東北に、ノースダコタに、沖縄に、ラマポに、目の前で対峙している警官の人たちに思いを馳せていると、胸がジンジンと熱くなり、涙が湧き出てくるのでした。



祈りを終え、皆で警官の方々にお祈りを捧げ、そのあと円になって、タイラーさんの話、そしてシェリルさんとジャネットさんの歌を聴きながらダンスをしました。
























とにかく寒い!
けれども、これから行くところはもっと寒い!
のんちゃんとわたしは勝手がわからず、右往左往しながらも、とりあえず無事に、Water Ceremonyに間に合いました。



































波を立てるハドソン河に、握りしめたタバコを巻くはずが、あまりの寒さに凍っていて、近くまで行けません。




こんなに近いんだ、インディアンポイント原発…。


ああもう、本当に寒いったらありません!










マジで古いんだと、改めて実感。


やっとのやっとで、2020年に廃炉が決まったインディアンポイント原発。
でも、汚染はこれまでにずっと続いており、その被害は常に有耶無耶にされてきました。
どこの国の原発ムラも、同じような悪行をしてきているのですね。



祈りを軽く考えている人、祈るということがイマイチ理解できない人、祈りなんか何の役にも立たないと思っている人は多分、
自分の中に神さまがいることに、気づいていないのかもしれません。
自分の中の神さまはいつも、自分を生かしてくれる世界に感謝し、手を合わせています。
そうして、大きな力がもたらず暴力や理不尽な扱いを前にして、無力感を感じている自分に、こう伝えようとしています。

相手の言動に対する憎しみや怒りをまず横に置き、その相手のために祈りなさい。
相手のことを知り、相手のために祈り、どうぞよろしくお願いしますという柔らかな心根を生やし、実際に手のひらを合わせて心から祈りなさい。

そこに、少数派であってもいつの日か、大きな力を削ぐことができる時がやってくる。
良い水と良い土を守っていくことが、わたしたち大人の使命なのだからと。
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非暴力の祈り→「敵のためにこそ祈りなさい。そのようなことをする人たちこそ、祈りが必要なのだから」

2017年03月17日 | 世界とわたし
3月4日から11日までの1週間、計90マイル(145キロメートル)を祈りながら歩き、行く先々の町で出会った人たちに、水を守ることの大切さを訴えたPeace Walkerたち。
日本山妙法寺ニューヨーク・グラフトン道場を守る安田純法尼が企画されたこのWater Walk for Lifeは、無事に終わり、関わった人たち全てに、大きな達成感とたくさんの出会いをもたらしてくれました。

純さんのことも、日本山妙法寺のことも、アメリカンインディアンのことも、ほとんど知らずにいたわたしに、情報だけがどどっと押し寄せてきたので、かなり戸惑った1週間でもありました。

人と出会うことによって生まれる、つながりの妙。
そして新たに知ることによって生まれる、怒りや悲しみ。

とても混乱し、考え、悩み、自分を見つめ直したり、思いを馳せたりする毎日でした。

結局、行進に参加できたのは、最終日だけ。
開始日のウォーターセレモニーと最終日のウォーターセレモニーは、強風が吹き荒れる極寒の中で行われ、骨まで冷えるような寒さでしたが、
スタンディングロックで抗議行動をしていた人々に比べたら、という思いがふつふつとわいてきて、祈りがより深くなったような気がしました。

純さんは、平和運動という場に欠かすことのできない人です。
水や大地という、生き物にとって欠かすことのできない、そして汚してはならないものを守ろうと、祈り続けている法尼さんです。
その祈りの深さ、真さは、アメリカインディアンとの連帯を生み、アメリカ国内のみならず、世界中を巡り歩いては、平和の太鼓を打ち鳴らしています。

純さんのことは、少し前から、歩美ちゃんから何度も聞いていて知っていました。
純さんが地べたに座り、太鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」と祈る姿を、映像で何度も見ていました。
そんな純さんから「5人泊めていただけますか」とお願いの電話がかかってきた時、とうとうわたしもお手伝いの真似事ができると、心がワクワクしました。

******* ******* ******* *******

二日目の5日の夜は、9年間暮らした町モントクレアの教会に、宿泊していただくことになりました。
わたしの生徒のクラウディアが会員である教会に打診してもらったところ、オッケーの返事をもらったので、宿泊する部屋と夕食の確保をお願いすることにしました。

この部屋は、わたしの生徒の発表会の、1部と2部の間の休憩時間(スナックタイム)のために、いつも使わせてもらっている部屋です。


予定より1時間も早く到着して、くつろいでいるWalkerさんたち。


円座を組んで話し合う、純さんと沖縄からの参加者さんたち。


焦りまくっているキッチンのみなさんを捕まえて。
右端の女性がクラウディア。今回はすごく頑張ってくれました。感謝!


若手Walkerのジムが、飛び入りで参加。


さあ、夕飯の時間です!


夕食後、大きな円になって、自己紹介をすることになりました。












ホワイトセージの煙で、わたしたちを清めてくれるジャネットさん。




そして、太鼓を叩きながら、祈りの歌を唄ってくれるジャネットさん。


さあ、それでは大切な話を聞きましょう、と太鼓を叩いて知らせる純さん。



まずはジャネットさんからのお話。通訳は歩美ちゃん。


ピルグリムパイプラインのことについて話します。
このパイプラインは、コークブラザーズ(オイル富豪・日本でいうと日本会議のようなもの)が関連している会社のもので、ニューヨーク州アルバニーからニュージャージー州リンデンまでの170マイルもの距離に、設置される予定です。
パイプラインはほぼ平行に2本。
1本は原油のために、そしてもう1本は精製されたオイルのために、ということで、予定地の中には、高速道路の87号線を挟み込むような形で設置されるところもあり、多くの非難が上がっています。

さらに、スタンディングロックと同じように、アメリカインディアンのラマポー族の聖地の辺りも通ることになっていて、
そこにはハイランドラマポー水脈と呼ばれる、とても美しい水脈があることがわかっています。
ちなみに、広大なハドソン河は、もともと氷河が削られてできたもので、その堆積物が積まれて造られたのがロングアイランドなんだそうです。
ハイランドラマポー水脈は、ラマポー川の下の深い深い所を流れています。
ラマポーという名前はスイートウォーターという意味で、だからラマポー族はずっと、水を守ってきた種族なのです。
そのラマポー族は、ニュージャージー州からは認定されているのですが、連邦政府からは認められていません。
なぜかというと、ラマポー族として認定し、居住地を与えると、そこにカジノができる可能性があるということで、
アトランティックシティのカジノ街で大儲けをしている、トランプ(現大統領)氏を始めとするカジノ所有者が、こぞって反対したからです。
そしてまた、コネチカット州からペンシルバニア州に渡る山奥で、長い間狩猟をしながら暮らしていた彼らのもとには、様々な事情で逃げてきた黒人やヨーロッパ人たちの血が混じりました。
連邦政府が認めるのは純粋な一族であることもあって、ラマポー族は今も、アメリカンインディアンとして正式に認定されていません。

けれども彼らは誇り高く、そして大地と水を守るために闘い続けているインディアンに変わりはありません。
ラマポー族のチーフペリーが、スタンディングロックに9ヶ月ほど行き、そこで起こっている運動を目の当たりにして、
自分たちにも、運動の拠点となるようなものーー「キャンプ」が必要だと確信し、自分たちが所有している土地にティーピーを建てました。
その土地のすぐ近く(道路を挟んだ向かい側)に、高級住宅地があり、景観を壊すだの、不動産の価値が下がるだのと、住民からの苦情が出ているのだそうです。
でも、そのティーピーが建てられている場所は、少し多めに雨が降るとすぐ洪水になるような土地で、暮らすには不適切なのです。
元々は、彼らインディアンが暮らしていた場所に、白人がどんどん入り込んできて、お前たちは出て行けと言ったのです。
「この土地は私たちの土地だ」と抵抗するインディアンに、「じゃあ税金を払え」と言う白人。
そんな社会で暮らしたことがないインディアンに、税金というシステムがちゃんと理解できるはずもなく、「払えないなら土地を売れ」と言われて、二束三文で売ってしまいました。
もちろん、銃などの武器による殺戮も頻繁に行われ、90%以上ものインディアンが、何らかの方法で殺されたといいます。

さて、反対運動によって、今はまだ認可されていないこのパイプライン。
いくつかの自治体は、反対の決議を出しています。

ということで、パイプが設置できないうちは、貨物列車で運ぶことになるのですが、その列車が通る橋の老朽化が激しくて、いつ崩れるかわかりません。
なので、オイル会社は、パイプラインが通るとこの列車(バム<爆弾>トレインがあだ名)を使わなくて良くなると言って、賛成の人々を取り込もうとしています。
パイプラインが設置され、そこをオイルが通ってしまうと、必ずどこかから漏れて、土と水が汚されてしまいます。
土と水を守る闘いが、アメリカ全土のあちこちで起こっています。


タイラーさんのお話。


スタンディングロックで暮らした話をします。
僕は、ミズーリー州のアシュラム(エコビレッジのような感じ)から来た、ガンディアン(ガンジーの教えに沿った生き方をしている人)です。
なので、スタンディングロックで、ノンバイオレント(非暴力)のトレーニングや祈りを教えている、シェリル・エンジェルさんと仲良くなりました。
ラコタ・サティアグラハ(ラコタではナヒと呼ばれている丹田の辺り)のところからくるエネルギーが、命と繋がっていると教えてもらいました。
命の力の源です。
(純さんの師である)日本山妙法寺の開創者、藤井日達山主は、アメリカインディアンとの繋がりが深く、彼は一貫して「人を殺すな」という教えを説き、インディアンに非暴力の運動を教えました。
彼らインディアンの精神には、怒りの感情が根強く残っているから、それが行動に出てしまう。
だけども、だからこそ、彼らのために祈りなさいと教えました。
なぜなら、彼らの方が、祈りが必要な人たちなのだからと。
でも、実際には、キャンプは全て撤去されてしまいました。
そしてオイルは通ることになっています。
その現実を受け止めてなお、祈りなさい、祈り通しなさい。
そうシェリルさんは教えてくれました。
とにかく祈りの時間が多かった。
ノンバイオレントの教育の時間にも、祈りの時間がありました。

さて、今、ワシントンでは、抗議する人たちを逮捕できる、抗議すること自体を犯罪にできる法律が、作られようとしています。
そのような動きに対し、徹底的に反対しなければなりません。
米憲法修正第1条(言論・集会の自由)に反します。
そして、戦争に関係するようなことに、税金を払うのをやめましょう。
自由裁量予算と言って、動かせない予算以外の、議会がいじることができる予算のうちの54%が、軍事予算に当てられています。
だから本来は、議会が変えられるはずなのに、これまでじわじわと増え続けています。
その54%の税金を、せめて25%に減らすこと。
そしてその分を、社会福祉や教育に回すこと。

タイラーさんが歌ってくれた歌の詞。


People gonna rise like the water.
All colors(肌の色) and all creeds(信仰).
Hear the voices of my great grand daughters.
Saying Mni Wiconi (Water Is Life).


マデリンさんのお話。


ニュージャージーでのピースアクションとして、核廃絶運動を訴えるための、千羽鶴を折るプロジェクトをしています。
5月までに、1万羽の鶴を折り、それをワシントンに届ける予定です。
協力お願いします。


お名前がわかりませんが、彼女はいつも、TDバンクという、このパイプライン計画に最も多額の資金を調達している銀行から、預金を引き出す運動を呼びかけている人です。


TDバンクはもちろんですが、日本のみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、巨額の融資をしています。
三井住友銀行も融資をしていますが、みずほと三菱東京UFJに比べると、少ない方だということです。


純さんの閉会宣言。


純さんはこの後、さっさと電気を消して回り、「早く寝なさい」とウォーカーの人たちに声かけしていました。

******* ******* ******* *******

わたしたちの歩みを阻もうとする人たちのために、非暴力を暴力で制圧しようとする人たちのために祈る。
そのようなことをする人たちにこそ、祈りが必要なのだから。


この言葉がわたしの中で、渦巻いています。

そんなことができるのだろうか。
不可能なのではないのだろうか。
そのようなことをする人たちにこそ祈りが必要であると、思うことはできても、それを信じて行動できるようになるのだろうか。

そんなことを考えながら帰りの支度をしていたら、一人でないと眠れないと純さんが言っていたことを思い出し、うちに連れ帰ることにしました。
ついでに、体調が悪そうに見えたジャネットさんのことを尋ねると、なんと彼女が、週に2日の透析を受けていることを知り、彼女もうちで泊まってもらうことにしました。

純さんは、翌朝3時には起きて頭を剃らなければならないのでと、さっさと二階の寝室へ。
そしてわたしは、前々から知りたかった、なぜジャネットさんがインディアンの祈りの歌を歌えるのか、なぜそれほどに繋がりが深いのかについて、尋ねることにしました。
ジャネットさんから聞いた話は、まるで一冊の本を読み切ったかのような、小説よりも奇なりの見本のような、数奇な出会いが散りばめられた、小さな宇宙の物語でした。
この話は、またいつか日をあらためて、紹介したいと思います。

翌朝、6時前に純さんを、そして8時前にジャネットさんを、それぞれ教会まで送り、そこから次の集合場所であるダンキンドーナッツまで、ウォーカーの人たちを送りして、わたしのお手伝いは終わりました。

******* ******* ******* *******

3月8日木曜日。雨が降りました。
ラマポー族の居住区に到着するWater Walk for Lifeのウォーカーさんたちをお出迎えしようと、マワまでやって来ました。




話には聞いていましたが、まるで湿地帯のような場所で、地面はジュクジュクとぬかるんでいます。


奥に見えるのは、ティーピーと呼ばれるテント。


待っている人たちにも、祈りがささげられます。




予定より随分遅れて到着した、ウォーカーの人たち。


出迎える子どもたち(左側の女の子は、わかちゃんの娘ちゃん)。


二人とも、待っている間に、大きな水たまりの中に入り、ワイルドな水遊びをしていました。


近づいて来ました。




出迎えの笛を吹きながら、ウォーカーさんたちを出迎えるラマポー族の人たち。
















聖地の入り口で、歓迎の太鼓を叩くラマポ族の人たち。




祈りの場に集まります。




儀式が始まりました。












沖縄から来たたくま君が、土を守り、水を守り、森を守ろうと闘っている沖縄の人たちとの連携を、インディアンの人たちに訴え、
祈りの人純さんが、命と水の繋がり、祈りの連帯を呼びかけました。

話でしか知らなかった、アメリカインディアンの人々に対する迫害や強要の歴史、そして今現在もなお続いている理不尽な差別を、初めて自分の五感で感じた日でした。
けれどもその辛さ、悲しみ、怒りをはるかに超える、祈りの強さと深さに、圧倒された日でもありました。

本当に、一本の道を挟んで、全く違う世界が存在しています。






パイプラインはお断り。


洪水の度合いを測る看板。



たとえ、どんなにマイノリティ(少数派)であっても、そしてやっていることといえば、世界には良い部分があると信じて、そこに向かって一心に祈るということなのだけども、
その祈りは、世界の良くない部分にもきっと届いていて、いつか変わり始める日がやってくる。
自身よりも、自我よりも、まず世界の弱い人たちのために、苦しんでいる人たちのために、そこに飛んで行って地べたに座り、太鼓を叩きながら一心に祈る。
その行為はとてもシンプルだけども、同じようにやるには、相当の勇気と謙虚さが必要になる。

純さんは祈りの人。歩くお坊さま。
ウォークはまだまだ続きます。
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『いのちのためのWater Walk』その1

2017年03月09日 | 世界とわたし
水は命。
Water Walk for Life.

日本山妙法寺の尼僧、安田純さんは、1970年代からずっと、アメリカンインディアンによるムーブメントをサポートしてこられた、とてもパワフルな女性です。
その純さんが企画された、Water Walk for Life。
ニュージャージー州の南から北上して川を渡り、インディアンポイント原発までの90マイルを歩くという、祈りの行進です。
期間は3月4日から11日まで。
東北大震災がきっかけとなって、水や大地が汚され、そのために今も大変な思いを抱えながら暮らしておられる方々への祈りも、純さんにはとても大切なものなのです。

今年の1月に沖縄でも祈られた純さん。
大阪で行われたイベントにも出席されたのですが、そこで話された内容を、書き起こしてくださったものがありますので、ここに紹介させていただきます。

Standing Rock について 
~日本山妙法寺 安田純 法尼のお話から~

【7Generations Walk blog】2017年1月24日
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262633

昨年2016年の11月19日に、中崎町ホールで行われた、デニス師のイベントのフォローイベント「Dennis Banks Gathering のメッセージを深め繋ていく会」が開かれました。
この会に、偶然に、アメリカから来日中のデニス師と、アメリカンインディアンムーブメントを1970年代から強力にサポートされている、日本山妙法寺の尼僧、安田純さんにご参加いただきまして、スタンディングロックについてのお話などをしていただきました。



そのシーンは動画として公開されています。

https://www.facebook.com/hamachan.peace/videos/1193613857412118/

このお話の内容がとても重要に感じられましたので、内容を書き出しまして、シェアさせていただきたいと思います。

★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★

以下 安田純法尼のお話から書き出しです。



スタンディングロックに続く歴史の紹介

Standing Rock の運動が盛り上がっていますが、そこにいたるまでの歴史の一部をご紹介します。

1978年に、アメリカのサンフランシスコからワシントンDCまでの、ロンゲスト(Longest 一番長い距離の)ウォークがありました。
これは、アメリカ政府が提出した、『インディアン撲滅法案』とも呼ばれる11の法律に反対し、
『水の権利』『森の権利』『信仰の権利』、などなどの権利を守る為に、デニス・バンクス師をはじめ、多くのインディアン達が「歩く」という行為で立ち上がる、「祈りのウォーク」でした。

私の師匠の藤井日達上人に、「インディアンがアメリカの大地を歩いているので、そのお手伝いをして下さい」と言われ、私はそのウォークに参加したのです。

師はまた、こう言いました。

アメリカが平和に変わっていくとしたら、それはインディアンの人達の祈りが中心になるでしょう。
インディアンの祈りの中で、変わっていくでしょう。

しかし、この約500年間、インディアンは弾圧され、虐殺され続けてきました。
ある時は、約1000万人いたといわれるネイティブが、70万人にまで減ってしまった、と言われています。
ですからある意味、力を失っている部分がありますから、太鼓を打って後ろからついていって下さい」


インディアンの精神性の高さに感動した

そして、ウォークに参加した時に、インディアンの祈りの精神性の高さに、感動しました。

「大地をうやまい、大地に帰る。
大地を母として祈り、大地の上に全て繋がっている」


ここに力があると確信し、それ以来ずっと、インディアンの後ろを歩いてきました。

インディアンの人達は、大地を大切にしてきました。
40年前、まだそんなに環境問題が悪化していない時も、ずっと大切にしてきました。
欲望が、私達を滅ぼそうとしています。
インディアンの人達の声を、今こそ聞くべきです。


Stnding Rock について



(スタンディングロックの基本情報はこちらをご覧下さい。http://blog.7gwalk.org/?eid=1262635

ダコタパイプラインの計画では、約1800キロのパイプラインを、2016年の11月15日までに作る予定でした。
その時までに、スタンディングロック周辺の約3kmを除いて、完成している状態でした。
その反対運動を、警察や機動隊、軍隊までも出動してきて、鎮圧しようとしました。
インディアンは、軍や警察の暴力に対して、手を上げたり反撃したりしません。
その姿に、多くのアメリカ人は感動し、多くの若者がこの運動に参加しました。
普段はあまりこのような運動に興味のないような若者も、この運動に興味を持ち、協力したり参加するようになりました。
アメリカでは、このスタンディングロックの運動は、広く有名になっています。

現在、スタンディングロックには、約4000人が滞在していますが、キャンプ地は三つのブロックに分かれています。
そのキャンプを2016年の4月に始め、最初に立ち上がったのは、部族の一人のお母さんでした。
そのお母さんには6人の子供がいますが、一人の息子さんは亡くなっていて、その息子さんのお墓が、パイプラインの建設で破壊されてしまう予定でした。
ですので、そのお母さんが部族の人達と話し合い、お母さんの土地がパイプラインの直ぐ側でしたので、その土地を解放して、反対運動に参加してくれるように呼びかけたのが、このキャンプの始まりとなったのでした。

このキャンプを、「Sacred stone Camp~聖なる石キャンプ~」と名づけています。
しかし、大勢の参加者が現れまして、そのキャンプ地は満員になってしまい、部族の公共の土地を解放してキャンプ地にし、その土地も満員になったので、川の向こう側の部族の公共の土地も開放し、今は三つのキャンプ場がスタンディングロックにあります。
(まうみ注・先月2月1日に、スタンディングロックでの抗議キャンプは撤去されました)


祈りと非暴力で問題を解決しよう



キャンプに新しい参加者が来ると、キャンプの主旨を説明してくれるレクチャーがあります。

「ここは、精神的な祈りのキャンプです。
問題を解決するのは祈り、『祈り』が解決をします。
暴力で解決しようと思う人は、このキャンプから出て行くようにお願いします。
インディアンは朝晩、サンライズセレモニーとサンセットセレモニーをします。
それを理解出来ない方も、このキャンプから出て行くようにお願いします。
軍や警察と向き合う時、彼らは武器を持っています。
怒りを持つ人は、前列には立たないようにお願いします。
全てが繋がっていると思う人、向こう側に立つ人とも繋がっていることを理解し、その人達のことも思える人だけが、前線に立って欲しいと思います」



ウォールストリートのオキュパイ運動との繋がり

スタンディングロックが起こる前、ウォールストリートのオキュパイ運動が起こりました。
1%の富を独占し、世界を支配しようとする人達に対して、99%の民が、自由と平等を求めて運動を起こしたもので、そこでも、何ヶ月も、若者たちがキャンプしました。
その若者達も、スタンディングロックの祈りに触れて、感動しています。


軍と警察の暴力



警察や軍隊は、銃を使って、運動を鎮圧しようとしてきました。
しかし、反対運動をする市民を殺すことはできないので、ゴム製の弾丸を使いました。
また、からしのスプレーを目にかけたりして、目をつぶそうとしたりして、殺しはしないけれども、拷問のような仕打ちを運動者にしてきました。
しかし彼らは、非暴力で、その運動を続けてきました。

11月頃はすでに、気温は-10度~-15度でした。
風が来ると、さらに寒さが増します。
そんな中、祈りの行進をスタンディングロックでしていますと、その人達に対して、警察や軍は放水をしました。
5分もその水をかぶっていたら、凍ってしまいます。
それが原因で、200人近くが病気になりました。
戦争で、市民に使ってはいけないとされている武器も使用され、女の子が大怪我をし、病院で手術して治療しなければならなくなり、大問題になりました。
軍は、その武器の使用を否定しましたが、彼女の傷口の中から、その武器を使用した証拠が見つかっています。
しかし、そのような時にでも、彼らは、祈りでその残虐な行為に応えました。
そのような姿に共感し、中米や南米、カナダ、そしてオキュパイ運動に参加していた若者達も、このムーブメントに参加しています。


退役軍人2000人も、スタンディングロックの運動に参加し、12月5日に、軍部の意志が変化



アメリカ軍部から、2016年の12月5日までに、キャンプの撤去するように勧告されていて、緊張感が高まっていました。
そこで、ナバホ族の退役軍人が、アメリカ中の退役軍人に、スタンディングロックの支援を呼びかけたところ、約2000人の退役軍人が、12月5日に集まりました。
そして彼らは、反対運動をしている側に立ちました。
現役の軍人と退役軍人が、対峙することになってしまいました。
その事実を目にした軍部は、急に態度を急変させて、ダコタパイプラインの建設許可を却下して、今は一度、一応、工事は止まった状態になっています。

しかし、まだ工事関係の機材も、軍の人達も撤収したわけではなく、工事中止と言いながらも、新しい溝を掘る工事をしていたりするそうです。
新しい大統領のトランプ氏は、オイル政策を推進する意志が強いので、また状況が変わる可能性が高く、まだ約4000人の人がキャンプに残っています。(まうみ注・大統領令によって工事は再開されました)
今の季節、ノースダコタの大平原は、気温が-40度から-50度になります。
皆、薪を燃やして暖をとっていますが、ノースダコタは平原なので、薪があまりありません。
そこで、全米の人が協力して、スタンディングロックに薪を運んでいます。


様々な宗教者も、スタンディングロックに協力しています

アメリカには、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの、多くの宗教が混在しています。
その様々な宗教の聖職者の中で、「大地を守ろう」という思いある人達が、約500人集まり、スタンディングロックで活動し、そのうちの約200人が逮捕されました。
そして、その裁判の中で、人権をアピールする、という活動もしている人達もいます。

そのような活動を、真剣に受けとめている人達も、全米に多くいて、そのうねりの中にスタンディングロックがあります。


沖縄の人達との共感



私たちは、一昨日まで沖縄に行き、辺野古や高江を訪問し、現地の人と交流してきました。
沖縄の人達は、スタンディングロックのことを良く知っていました。
沖縄の人達も、アメリカのインディアンも、政府に虐げられてきたからです。
私たちのアメリカからの訪問団30人の内に、黒人やネイティブや平和活動している退役軍人もいて、沖縄の皆さんも、私たちの訪問を喜んでくれました。
スタンディングロックの問題は、スタンディングロックだけの問題ではありません。


それぞれの場所で、スタンディングロックを作っていこう

それぞれの場所で、スタンディングロックのような、精神的な祈りの運動の場をを作っていこう、という運動がひろがってきています。
ニューヨークのマンハッタンから北に約80キロ、ハドソン川沿いのインディアンポイントというところに、原発があります。
その原発のすぐ側にも、オイルのパイプラインを通す計画があるのです。
この計画も、あまりにも危険ということで、地元のインディアンの「ラマポラマぺ族」の人達が、そこでキャンプを始めました。

私たちも、3月11日に、このインディアンポイントに到着する予定で、祈りのウォークをする予定です。
「水が私たちの命」というメッセージを、発信していきたいと願っています。
ニューヨーク州には、シックスネーション(イロコイ連邦)のネイティブの人達がいますので、彼らに、ウォーターセレモニーを、ウォークの最初と最後にしていただく予定で、色々な人達と協力して、このウォークもしていく予定です。

ニューヨーク州、ニュージャージー州でも、地元のスタンディングロックができています。

スタンディングロックはこれから精神的改革の中心になると感じています。

スタンディングロックと共に立ち上がりましょう。



以上 安田純法尼のお話からでした。


******* ******* ******* *******

ということで、バタバタとみなさんの寝床と夕飯を用意し、純さんと4人のワーカーさんたちをうちにお迎えしたのが、先週の金曜日、行進開始の前日でした。
いよいよ始まるんだな、という興奮がわたしを厚かましくさせたのか、いつの間にか気がつくと、メモ用紙を手に、純さんにインタビューをしていました。
彼女は世界中どこにでも出かけて行って、祈りの行進を実践する、歩く尼僧です。

1978年に、アメリカ政府が提出した『インディアン撲滅法案』に反対するために行われた、アメリカのサンフランシスコからワシントンD.C.までの約4000キロの行進にも参加された純さん。
『水の権利』『森の権利』『信仰の権利』などの権利を守るため、多くのインディアンたちが『歩く』という行為で立ち上がった、『祈りの行進』でした。



純さんに、その行進に参加するよう勧められた、純さんの師である藤井日達上人は、

アメリカが平和に変わっていくとしたら、それはインディアンの人達の祈りが中心になるでしょう。
インディアンの祈りの中で、変わっていくでしょう。

しかし、この約500年間、インディアンは弾圧され、虐殺され続けてきました。
ある時は、約1000万人いたといわれるネイティブが、70万人にまで減ってしまった、と言われています。
ですからある意味、力を失っている部分がありますから、太鼓を打って後ろからついていって下さい」

とおっしゃったそうです。

アメリカンインディアンの祈りはまず、敵対している、あるいは憎んでも憎みきれないような相手に心を馳せ、その人の和平と健康を祈ることから始まると聞いたことがあります。
経済発展に重きを置き、快適便利な暮らしを電波に乗せて煽り、それこそが人生で必要なことだと疑わない人たちに支持された政府からの、
執拗で過剰な迫害を受け続けながら、それでもなお、その精神性の高さ、広さを保ち続けることは、どれだけ難しかったか。

「大地をうやまい、大地に帰る。大地を母として祈り、大地の上に全て繋がっている」
として、彼らたちは、大地と水を大切にしてきたのです。

その、大地や水を大切にしたいという切なる思いと、非暴力を貫く決然とした態度が、スタンディングロックの祈りとして、徐々に世の中に知れ渡りました。
大きな権力や企業の欲望に、じわじわと時間をかけて滅ぼされようとしているのは、他の誰でもない、わたしたち自身であり、わたしたちの未来であると、気がついた人が増えてきました。

純さんはわたしに、やんちゃだった若い頃のこと、そして、これまで歩いてきた国々で接した市井の人々とのエピソードを、いろいろと話してくださいました。
またいつか、純さんのことを詳しく紹介する機会を作りたいと思っています。お楽しみに。

純さんは、
「祈りを学びたかったら、まず相手のことを学びなさい」
「生きとし生ける、あなたにつながる全ての命に対して祈りなさい」
「自分たちのミッションは、母なる地球をお世話し、守っていくことである」
という、アメリカインディアンの教えを教えてくださいました。

2枚目のメモのあちらこちらには、純さんの思いが短い言葉で書き記されています。
「どうやって人を変えられるか…変えられるのは人ではなく、自分自身」
「お祈りして歩く」
「南無妙法蓮華経を唱える」
「それぞれの人の心の中に仏様があって、すべての命は尊ばれる」
「仏様というのは、聖なる美しい思い。輝く朝日」
その一つ一つが純さんの声に溶け込んで、わたしの心の奥深いところに、流れていきます。
これらの言葉を書き留めている間、わたしの魂が少しずつ、清められていくような気がしました。

******* ******* ******* ******

土曜日の早朝、もう純さんのお祈りが始まっていました。


あわわっ!!空と海の爪とぎ台にっ?!






みんなも集まってきて、







ここでちょっと私的なことを少し。
実は、この『南無妙法蓮華経』という題目、これを耳にするたび、わたしの心はざわざわするのです。
もうかれこれ45年ほどの年月が経っているというのに、やれやれ…と思わないこともないのですが。

ティーン時代に突入した頃のことです。
『波乱万丈』が服を着て歩いている、と言われたほどに悲惨だった時期の始まりに、新しく家族として加わってきた人たちが、創価学会の熱心な会員だったのです。
なので、一緒に暮らすようになってから一家離散までの6年間、毎朝毎晩、約40分ほどの間、「なんみょーほーれんげきょー」の連呼を聞かされました。
その人たちと関わりを持ってからはさらに、波乱万丈に磨きがかかり、命からがらという場面を数回経験させられたこともあって、
どうもこの『南無妙法蓮華経』という題目を聞くと、その頃の、思い出したくもないことだらけだった、それこそギリギリで生きていた自分の気持ちとリンクしてしまうのです。
だから、唱えようとすると喉が詰まり、ずっとできないままでいたのでした。
「なんみょー」じゃなくて「なむみょう」なのだからいいじゃないか…なんてヘンテコな言い訳を考えたりしましたが、なかなか声にすることができません。
それがここ最近になって、わたしの周りに、『南無妙法蓮華経』と唱える人がわらわらと現れてきて、そしてその人たちがまたみんな素晴らしい人たちで、
おかげで、わたしの心に深く刺さっていたトゲが、少しずつ溶かされてきているような気がします。


さあ、いよいよ出発!


到着した波止場は、覚悟していた以上に寒かった!




奥に見えるのは、巨大なオイル工場です。


いやもう、ほんっとに寒いったらありません!
昨夜、強風のために運行が遅れ、シカゴ空港で乗り継ぎができなくて、しばらく行方不明になられていた池田上人(左端)も無事到着。(あっこちゃん、何度もの空港通い、お疲れ様でした)


行進の参加者が続々と集まってきました。






沖縄からやって来た若者たち、ゆりかさん、しおんさん、たくま君。この寒さはこたえるだろうなあ…。


右端の青いジャケットを着た女性は、全盲のネリアさん。彼女は心の目で世界をしっかり捉えている、それはそれはパワフルでおおらかな人です。






突然、右方向から、巨大なタンカーがやってきました。


オイル工場にオイルを運ぶタンカーなのですが、これが汚染の源になっているのですから、とても皮肉な感じがしました。




水のセレモニーを行ってくださる人が、予定の時間を30分過ぎても現れません。
風がびゅうびゅう吹き荒れる極寒の気温の中、手分けして車の中で待つ、というのはどうですか?と尋ねると、
「スタンディングロックで闘っている人たちのことを思えば、これぐらいなんてことはない。彼らの犠牲に心を添わせるためにも、外で待ちましょう」と純さん。





セレモニーを行う台場に集合しました。
















沖縄から、ハワイから、遠く離れた州から、たくさんの人が集まりました。

ニュージャージー州はもちろん、全国のパイプラインに反対すると表明する、緑の党で知事候補のデイル氏が、メッセージを伝えました。






それにしても寒い!寒すぎる!しかも、1時間半経ってもまだ到着しない、水の使者さん!
ということで、寒さ凌ぎに歩くことにしました。








おぉ〜!!やっと到着!!


彼女が運んできてくださった聖水を、汚されて弱っている川に注ぎ、よみがえる力を与えようという儀式。
















こういう儀式には、子どもの参加がとても意義があるのだそうです。




川に注ぎます。






さあ行進が始まりました!










ウォーカーズ全員の無事と健康を祈ります。
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『道義国家』の実現を願う神社本庁と日本会議のシモベの巣窟『安倍政権』

2017年03月08日 | 日本とわたし
平成28年4月25日(月)衆議院議員稲田朋美さんと道義大国を目指す会
http://www.inada-tomomi.com/blog/1023





国家主義的ロビー団体『日本会議』。
この極右ロビー団体『日本会議』と、安倍首相の親密な関係こそが、この森友学園問題の本質です。
安倍首相は、日本会議を支援する超党派の議員によって構成される、議員連盟・日本会議国会議員懇談会の特別顧問です。
この国粋主義的教育機関とも言える森友学園とのつながりが、今の安倍内閣はもちろん、日本会議を支援する議員たちの思想の偏りを物語っています。

「教育に情熱を持っている」
「同じイデオロギーを共有する」
「教育勅語、素晴らしいじゃないか」

森友学園問題は、日本で影響力を増している、右派的な教育運動の暗黒部に光を当てました。
そのことで、平和主義と民主主義を基本原則とする戦後の教育体制を拒絶し、道義国家を悲願に掲げ、粛々と続いてきた日本会議と神社本庁のロビー活動の浸透の深さが、少しずつ世間に知られるようになりました。
なぜ、この森友学園だけが、このような特別扱いを受けたのか。
そのことについてわかりやすく書いてくださった、五十嵐仁さんのブログ『五十嵐仁の転成仁語』の記事を、ここに転載させていただきます。

塚本幼稚園を応援していた「安倍夫妻と不愉快な仲間たち」
【五十嵐仁の転成仁語】2017年3月4日
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2017-03-04
 
共産党の小池書記局長による、鴻池祥肇元防災担当相の事務所の面会記録の暴露は、大きな反響を呼びました。
すかさず、鴻池さんは会見を開き、働きかけを受けた事実を認めながらも、「口利き」については否定していました。
 
しかし、鴻池側と籠池理事長らとのやりとりが記された「陳情整理報告書」によれば、事務所は、籠池さんと国の交渉を仲介し、
籠池さんや国との接触は、2年半で25回に上り、「上から政治力でお願いしたい」「土地評価額を低くしてもらいたい」「高過ぎる。何とか働き掛けて欲しい」などと、要求していた
ことが明らかになりました。
実際に「口利き」があり、その通りになったということです。
 
また、ウェブ上では、「親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に、特区指定、37億の土地がタダに」という情報が流れており、
「安倍首相に、“第二の森友学園”疑惑! 」と話題になっています。
安倍昭恵夫人が名誉校長を務めている、「御影インターナショナルこども園」という保育施設の運営である、加計学園の件ですが、いずれこれも、国会などで追及されるかもしれません。
http://lite-ra.com/2017/03/post-2957.html


ということで、昨日の続きです。
第5の疑惑は、どうして森友学園だけがこのような特別扱いを受けたのか、という核心に関わる問題です。
 
その答えは、籠池理事長の教育方針が、日本会議などの極右勢力の望む方向と一致し、安倍夫妻をはじめ、これらの勢力が、こぞって協力したり応援したりしていたからです。
塚本幼稚園の異様で特殊な教育を、幼稚園だけにとどめず、小学校以上の学校教育に持ち込もうという計画が、今回の騒動の出発点ですが、
このような時代錯誤でおぞましい教育内容を良しとする勢力が、塚本幼稚園に総結集していました
 
そのことを、明瞭に示している事実があります。
それは、塚本幼稚園で行われていた、「教育講演会」です。
http://www.tukamotoyouchien.ed.jp/lecture/

このホームページには、
「お子さんの教育は、保護者の方々のしつけ、けじめに、非常に影響されます。
塚本幼稚園では、子供たちが、将来立派な人間として成長し、我が国を率先して引っ張って行ける人材を、共に育てるため、
保護者の方々にもご成長していただきたく、著名な先生をお呼びし、講演をしていただいております」と、講演会の目的が書かれていました。
対象は子供たちではなく「保護の方々」であり、「ご成長していただきたく、著名な先生をお呼びし」ているというわけです。
 
それでは、どのような「著名な先生」が呼ばれ、どのような話をしていたのでしょうか。
「過去の講演」として紹介されている主なものは、以下のようになっています。

平成28年11月19日
百田尚樹先生講演会
「日本危うし。将来を担う子供達の時代を見据えて〜現代日本にとって危うく足りないものとは〜」


平成26年4月26日
曽野綾子先生講演会
「人間を造るもの」

平成25年9月21日
平沼赳夫先生講演会
「私の人生、生き方、心の持ち方」

平成25年6月22日
青山繁晴先生講演会
「日本の出番をつくる」

平成25年5月25日
竹田恒泰先生講演会
「私の憲法論」

平成24年10月27日
渡部昇一先生講演会
「修身について」

平成24年5月12日
中西輝政先生講演会
「どうすれば、日本を良い国にできるのか」

平成23年11月3日
櫻井よしこ先生講演会
「日本よ、勁(つよ)き国となれ」

平成23年5月7日
武(ママ)田恒泰先生講演会
「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」

平成21年5月9日
田母神俊雄先生講演会
「国防理念なき日本民族の将来」

平成20年11月15日
中山成彬先生講演会
「日教組の影と功罪」

平成20年6月22日
米長邦雄先生講演会
「歴史と伝統、そして幸せの原点は家庭にあり」

このように、百田尚樹、曽野綾子、平沼赳夫、青山繁晴、竹田恒泰、渡部昇一、中西輝政、櫻井よしこ、田母神俊雄、中山成彬、米長邦雄などの名前がずらりと並んでいます。
これに安倍昭恵さんが加わり、安倍晋三さんも、このラインナップに仲間入りするはずでした。
 
実は、森友学園からの陳情要請を暴露して、渦中の人となった鴻池祥肇さんも、
2008年7月12日に、塚本幼稚園で開かれた「教育再生地方議員百人と市民の会」第10回定期総会で、基調講演をしていました。
まさに「右派論客」の総登場、という豪華さであり、「安倍夫妻と不愉快な仲間たち」の勢ぞろい、といったところでしょうか。
 
一幼稚園の講演会というには、「立派」すぎるメンバーであり、森友学園の「総裁・理事長」である籠池さんの、人脈と影響力のすごさをうかがい知ることできます。

注目されるのは、この講演会に、元NHK経営委員だった作家の百田尚樹さんが、名を連ねていることです。
NHKの関係者が関わっていたのは、百田さんだけではありません。
 
今もNHKの経営委員を務めている、長谷川三千子埼玉大学名誉教授、日本会議代表委員も顔を出しています。
長谷川さんは、昨年4月29日の『第11回「昭和の日」記念式典』で、基調講演を引き受けています。
 
そのテーマは、「神やぶれたまはず―昭和精神史を考える」というもので、パネルディスカッションのパネラーには百田尚樹、曾野綾子、青山繁晴、竹田恒泰など、右派の論客がズラリと並んでいました。
http://www.tukamotoyouchien.ed.jp/lecture/


塚本幼稚園は、ネトウヨ的な右派論客の巣窟だったのです。
その組織的な結びつきは日本会議であり、精神的な紐帯は教育勅語であり、掲げられたシンボルは安倍昭恵総理大臣夫人でした。
 
この幼稚園の何が支持され、評価されていたのかは、推薦の言葉を見れば一目瞭然です。
ホームページに掲載されていた、「推薦の声」を紹介しておきましょう。

中山成彬先生 衆議院議員(元文部科学大臣)
「私も、塚本幼稚園を訪問したときのことを、鮮明に覚えています。
園児の成長に合わせた、いろいろ画期的な取組に、感銘をうけました。
子供たちが暗唱した教育勅語や、その他の名文は、子供たちの成長につれ、人生の祈り節に、子供たちの良き同伴者として、励まし続けていくことでしょう。
幼児の頃の頭の柔らかい時に、人生の道案内になるような漢詩、美しい詩歌等を覚えさせることは、とても良いことだと考えます。
(中略)
子供たちの一生が幸せなものでありますように、持って生まれた可能性を、十分に開花させられる人生でありますように、心からお祈り致します」

田母神俊雄先生 軍事評論家 元航空自衛官 第29代航空幕僚長
「私は昨年、塚本幼稚園の父兄参観日に、幼稚園の教育の様子を見せていただきました。
教育勅語の暗唱や論語の授業、そろばん、ラグビーの練習などを見て、塚本幼稚園では、真に、日本人づくりの教育が実施されていることを、実感いたしました。
「三つ子の魂百まで」の諺があるとおり、幼児教育は、人格形成上極めて重要です。
籠池園長の明確な教育方針のもと、伸び伸びと育った園児の皆さんは、今後大きく成長してくれるでしょう。
国際化の時代にあって、日本人のアイデンティティーを持っておくことは、必要不可欠です。
ご父兄の皆様は、今後とも、誇りある日本人を育てることを目指し、子供たちの無限の可能性を、伸ばしてやって頂きたいと思います」

西村眞悟先生 衆議院議員 元防衛政務次官
「ここで過ごした三年間は、皆さんの生涯にとってまことに貴重です。
何故なら、幼い頃の思い出こそ、一生を貫く「力」だからです。
皆さんが、大きな声で読んだ論語の教え、また、教育勅語の尊い精神は、これから、楽しい時も、苦しい時も、悲しい時も、いつも生涯にわたって皆さんを支える、ありがたい「心の力」です。
この尊い教えを身につけた皆さんは、ご家族の宝であると同時に、日本の宝です。
皆さん、祖国日本への愛と、ご恩ある先生への感謝、友達への友情を忘れず頑張ってください」

竹田恒泰先生 慶應義塾大学 大学院法学研究科講師
「塚本幼稚園は、日本で最も素晴らしい幼稚園の一つです。
そのような素敵な幼稚園で、学ぶことができた卒園生の皆様、きっと立派な日本人になられるでしょう。
小学生になっても、これまで学んできた事を忘れず、しっかりと勉強してください。
勉強すれば何かが変わるはずです。
皆さまが、将来の日本を支える、強くて優しい大人に成長するよう、期待します」


 
このような思想的な背景があったからこそ、森友学園は評価され応援されていたのです。
これらの人々をはじめ、安倍夫妻のシンパシーを忖度する形で、様々な便宜が図られたのではないでしょうか。
 
もちろん、「安倍晋三記念小学校」という幻の命名や、「安倍昭恵名誉校長」という肩書は、このような配慮や便宜が求められる際には、最大限利用されたにちがいありません。
そのことによって、小学校設立の認可が容易になり、格安での用地取得が可能になり、戦前型軍国主義教育が是認されたとすれば、安倍夫妻の道義的責任は免れません

それでは、「画期的な取組に感銘をうけ」(中山成彬)、「真に日本人づくりの教育が実施」(田母神俊雄)、「教育勅語の尊い精神」(西村眞悟)、「日本で最も素晴らしい幼稚園の一つ」(竹田恒泰)などと絶賛されている塚本幼稚園の実態は、どのようなものだったのでしょうか。
次回は、この幼稚園での教育の実態に、迫ってみることにしましょう。


↑以上、転載おわり

******* ******* ******* 

というわけで、森友学園に対する国有地払い下げについては、国会議員が関わっていることが明らかになってきました。
国会では、財務省や国交省はもちろんのこと、まともな日本語が話せないでんでん首相の、意味不明の答弁が飛び交うだけで、説明としては成り立っていません。
何より、隠さなければならないものの存在を誤魔化そうとするから、答にならないのです。
 
初めから、森友学園に国有地を売却することが決まっていた。
あるいは、森友学園に、安価で国有地を売却しなければならない、何らかの事情が生じた。

という疑念について、元ゼネコン土木技術者の立場から、わかりやすく書いてくださった記事があります。
理解しておきたい事柄ばかりですので、ぜひお読み下さい!

安倍政権の命取りに?
森友学園小学校の地下に眠る「最大のタブー」
=近藤駿介

【MONEY WOICE】2017年2月26日
http://www.mag2.com/p/money/34692/2

******* ******* ******* 

さてここで、籠池理事長の長男・佳茂氏の証言の中に、自民党の先生方の名前が次々に出てきた、という記事を紹介します。

森友学園理事長長男「関係が深い自民党の先生の名前明かす」
【NEWS ポストセブン】2017年3月6日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170306-00000002-pseven-soci&p=1

鴻池祥肇・元防災相が緊急会見で、「無礼者!とカネは突き返した」と言えば、安倍晋三・首相は国会で、「会ったこともない」と繰り返す。
国有地払下げ問題の疑惑拡大とともに、森友学園と“親交”があった政治家たちが、一斉に手の平を返すなか、
「あんなに応援したのに、政治家の先生方の物言いには納得がいきません」と怒る、新たな証言者が現われた。

森友学園が幼稚園児に教えている、君が代や軍歌の斉唱も、教育勅語の朗読も、「安倍首相ガンバレ」の激励を含めて、安倍首相の教育観と親和性が高い
だからこそ首相は、国会で、同学園の籠池泰典・理事長について、最初はこう激賞してみせたはずだ。

「いわば、私の考え方に、非常に共鳴している方でですね」
「妻から、森友学園の先生(籠池氏)の教育に対する熱意は素晴らしい、という話を聞いている」


ところが、森友学園批判が強まると、発言を一変させた。

「学校がやってることの詳細は、まったく承知していない」
「個人的には、一回もお会いした記憶はない」


さらには森友学園が、「安倍晋三記念小学校」の名称で新設する、小学校の寄付集めをしていたことについて、首相は、何度も断わったと説明したうえで、
「教育者の姿勢としていかがなものか」「この方は簡単に引き下がらない。非常にしつこい」と酷評した。
こうした首相の“豹変”に怒っているのが、籠池氏の長男・佳茂氏だ。

「父は、安倍先生の熱狂的な支持者なんです。
安倍政権ができた時には、日本という国が本当によくなると、本当に喜んでいた。
父の気持ちは、安倍先生にも伝わっていたと思います。
だから、父のことを、『立派な教育者だと聞いている』と仰った。

それがいまや、安倍先生から、『しつこい』とか、『教育者としていかがなものか』とまで言われ、
あれだけ一所懸命応援していた父が、どんなにショックを受けているかと思うと、黙っていられません」


佳茂氏は本誌のインタビューに応じ、安倍首相との面会から、日本会議との接点、稲田朋美・防衛相や山谷えり子・元拉致担当相との奇しき縁まで語った。


◆安倍先生とお会いしました

──安倍首相は、国会で、籠池理事長と会ったことがない、と説明している。

「父の代理で、私が安倍先生とお会いしました。
2012年9月の自民党総裁選の時に、安倍先生は、大阪で街頭演説をしたあと、リーガロイヤルホテルに向かいました。
私はホテルのロビーで待っていて、『籠池です。父の名代としてきました。くれぐれもよろしく伝えてくれと言われています。応援しています』と挨拶して、父の名刺を差し出したのです。

安倍先生は、父の名刺を、隣にいた秘書の方に渡されていました。
私は確かに、父の名代として、ご挨拶をしました。
安倍先生が、『会ったこともない』と言われるのはどういうことかと。
心にぶれがあるからなのでしょうか」


佳茂氏が、「これを見てください」と差し出した名刺には、〈衆議院議員 安倍晋三〉とある。
当時は総理退任後で、自民党も下野しており、安倍氏は、無役の“ヒラ議員”だった時期だ。

──会ったのは1度だけ?

「実は、その前に直接、電話をもらったことがあります。
父が、安倍先生を、幼稚園の講演会にお呼びしていたのが、安倍先生から急に、キャンセルになると、私の携帯電話にお詫びの連絡が入ったのです。
間に入ってくれた人が、父と間違えて、私の番号を教えたのではないでしょうか? 
『すみません。私は息子です。父のほうに電話をしてください』と、父の番号を伝えました」


──仲介者は誰か。

「よくわからないんです」

佳茂氏は、森友学園と安倍首相をつないだ「仲介者」については、頑なに口をつぐんだ。


◆山谷、稲田、中山との関係

──他の議員との関係はどうか。

「大学を卒業して、山谷えり子先生(第2次安倍内閣の拉致問題担当相)の事務所で、半年ほどカバン持ちをしました。
(落選中だった)山谷先生が、自民党から参院選の比例代表に出馬する頃です。
日本会議が、初めて選挙で推薦したのが山谷先生でしたから、椛島有三・日本会議事務総長に連れられて、東京の事務所で紹介されたのがきっかけです。

私が事務所に出入りしていたのは半年で、次に、東京で、連合系の労働組合の職員になりました。
父の名代で、安倍先生にお会いしたのはその後、大阪に戻って事業を始めた頃です」


山谷事務所に、佳茂氏がスタッフとして関わっていたのか確認すると、「事実ではございません」と回答。
双方の言い分は食い違っている。

──森友学園の園児が、自衛隊員に手作りの品を贈ったことに対して、籠池理事長は、稲田朋美・防衛相から、感謝状を受けている。

「稲田先生が、初めて政界に出馬されたときから、父は応援していました。
それなのに、今になって、稲田先生が感謝状取り消しも検討すると仰るなんて、ハシゴを外されたという思いはあります」


稲田事務所は、籠池理事長との関わりについて、
「どういった機会に会ったかは定かではありませんが、面識はありました。
が、とんでもないことをしつこく言ってくることなどがあり、無視をしていたら、稲田の私邸にFAXや電話を入れるようになったので、お付き合いは10年前に一切やめています」
と回答した。

──中山成彬・元文科相は、森友学園について、
〈園児に教育勅語を斉唱させている幼稚園ということで、視察したことがあるが、経営者自身が勅語の精神を理解していないようだ〉と、ツイッターで批判したが。

「中山成彬さんも講演にいらしたことがあり、その時には、参観して朝礼からみてもらって、どんな教育をしているのか、知っていたはず。
応援してくれていた一人だと思っていました。それが、いまでは手のひら返しですから」


中山氏が語る。

「10年ほど前、1度だけ、森友学園の幼稚園に視察に行った。
園児がワーワー言っているので、何を言っているのか分からなかったんだけど、それが教育勅語だったと。
講演した記憶はないが、理事長が、『自分は一生懸命に(こういう教育を)やっているんだけれど、ここは大阪だから、日教組の小学校に入ると、全然無駄になってしまうんだ』と、そういうことを仰っていたことは記憶しています」


いくら切り捨てようとも、過去の関係までは“なかったこと”にはできない、ということだ。
※週刊ポスト2017年3月17日号


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上の記事にも登場した稲田防衛相。

稲田防衛相「教育勅語の核の部分は取り戻すべき」
【NHK NEWS WEB】2017年3月8日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170308/k10010903641000.html

稲田防衛大臣は参議院予算委員会で、大阪の学校法人「森友学園」が運営する、幼稚園の教育内容に関連して、
「教育勅語の精神である親孝行など、核の部分は取り戻すべきだと考えており、道義国家を目指すべきだという考えに変わりはない」と述べました。

この中で、社民党の福島副党首は、大阪の学校法人、森友学園が運営する幼稚園で、園児に教育勅語を朗読させていたことに関連し、
「稲田防衛大臣は、過去に、月刊誌で、『教育勅語の精神を取り戻すべきだ』という趣旨の発言をしているが、その考え方に変わりはないか」と、ただしました。

これに対し、稲田防衛大臣は、
「10年以上前の、政治家個人としての意見を述べたもので、全く同じ意見を持っているわけでもない」と述べました。

一方で、稲田大臣は、
「教育勅語の精神である親孝行や、友だちを大切にすることなど、核の部分は今も大切なものとして維持しており、そこは取り戻すべきだと考えている」と述べました。

そして、
「教育勅語の精神である、日本が高い倫理観で、世界中から尊敬される道義国家を目指すべきだ、という考えは、今も変わっていない」と述べました。

また、稲田大臣は、
「教育勅語が戦前、戦争への道につながるなど、問題を起こしたという意識はあるか」と問われたのに対し、
「そういうような一面的な考え方はしていない」と述べました。

このほか、稲田大臣は、過去に大阪で開催した、みずからのパーティーに、学園の籠池理事長が出席していたものの、それ以降、籠池氏との接触はないと説明しました。


過去に教育勅語に賛同するコメントも

稲田防衛大臣は過去に、雑誌で、教育勅語に賛同するコメントを寄せていました。

平成18年に、月刊誌が企画した、自民党の国会議員の座談会で、「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にある」と述べたうえで、
当時、文部科学省が、教育勅語を幼稚園で教えるのは不適当、としたことに対して、
文部科学省の担当者に、「教育勅語のどこがいけないのか」と、みずから問い合わせた
としています。

さらに占領政策で、日本の道徳や価値観が失われたとしたうえで、「教育勅語の精神は取り戻すべき」と発言しています。

また、平成23年には、別の月刊誌の中で、「いま国民が、日本の伝統的精神が集約された『教育勅語』を、求める機運にある」とコメントしていました。


******* ******* ******* *******

この道義国家こそが、日本会議や神社本庁が、一貫して目指しているものです。
この道義国家というのは何か。

日吉神社の宮司を務めておられる三輪隆裕さんが書かれた記事を、ここに転載させていただきます。
少し長いのですが、ぜひ時間を見つけて読んでください。

道義国家批判
【宮司のブログ】2016年7月31日
http://hiyoshikami.jp/hiyoshiblog/?p=333

今年(2016年)、7月13日、外国特派員協会での記者会見の席上、
日本会議会長の田久保忠衛氏は、「これからの日本は、道義国家を目指す」という発言をしている。
外国人記者も驚いたようだが、その理由は後述するとして、最近、各所で、道義国家という言葉を聞くようになった
安倍首相を礼賛する人々は、異口同音に、「『道義国家』日本の建設を目指すべき」と言う
もちろん、神社本庁が一貫して、「道義国家」を目指していることはご承知のとおりである。
 
この「道義国家」を、ネットで検索してみると、たくさん出てくるが、全て肯定的な賛成論ばかり。
ちなみに、「道義国家批判」を検索してみても、批判論はほとんど見られない。
日本の政治学者や法学者は、何をしているのかと言いたい。
巷間、「道義国家」が良いものであるかのように、世論が定着したら、責任は、学者たちにあると言いたい。
これほど、否定や批判が容易であるものを、どうして知らぬ顔をして見過ごしているのか?
 
そこで、今回は、この「道義国家」を詳細に吟味し、これがいかに危ない考えであるかを論証しておく。

■「道義」とは何か?
 
一般的には、道義とは、人としてふみ行うべき正しい道、道徳、道理、と解される。
 
明治の思想は、儒家神道と呼ばれる神儒一致思想に、深く影響された。
道義という言葉は、儒教に淵源を求めることができよう。
孔子は、「仁」を徳目の最上位に置き、孟子は、「仁と義」を最上とした。
2500年前の思想である。
孟子はまた、王覇の別を唱え、王道論の道筋をつけた。
日本人には、この「義」と「王道」が、殊の外好まれた。
「道義」とは義を行う生き方、「義」とは正しいこと、「正義」という意味である。
薩摩義士、赤穂義士、という風に使われた
 
一方、生活の場での大切な生き方として、道徳がある。
日本人が好む道徳の例として、教育勅語を参照してみる。
そこで謳われている徳目は、「孝」、「助」、「信」、「和」、「謹」、「慈」、「忠」、「智」、「学」、「尽」「遵」である。
これを、南総里見八犬伝に記された、儒教の八徳と比べてみる。
それは、「仁」、「義」、「礼」、「智」「信」、「忠」、「孝」、「悌」である。

共通しているのは、「孝」、「信」、「忠」、「智」である。
この他に、「助」は「悌」と同じ、と考えて良い。
 
極めて注目すべきは、教育勅語には、「義」が欠けていることだ。

当時は、国民が、国内で生きるための指針として、勅語が作られたので、敢えてこれを外したと思われる。
「義勇公に奉じ」という部分があるが、これは「忠義」の範疇であって、「正義を行え」という意味ではない。
「義」とは、正しいことを行う、という意味であり、何が正義であるか、ということは、人によって異なる
それを吟味しようとすれば、価値妥当性の議論につながる。
例えば、幕藩体制が悪である、と考える人々にとっては、その打倒が「義」となる。
明治体制が悪である、と考える人々にとっては、その打倒が「義」となる。
これではまずいので、「義」を外して「遵」(法)を入れた、と考えられる。
 
例えば、大川周明は、1925年、「道義国家の原理」を発表した。
ここでは、個人の自我と国家が対立する場合を想定し、
「今日の国家が、最早、国民道徳の客観的実現として是認せらるべき」と説いた。(帝国日本の「道義国家」論と「公共性」—姜海守より引用)
すなわち、国民意識と国家が、共通の道徳によって秩序づけられるべきだ、と説いたのだ。
これは、国民意識に基づく、政府の打倒を是認する思想である。
 
従って、政府は、「義」という徳目の扱いには、慎重であった。
1937年発行の「國體の本義」の中にも、「道義」という単語は見当たらない。
そして、1941年発行の「臣民の道」の中に初めて、「道義国家」という単語が、大日本帝國が正義を行う国である、とする文脈の中で使われた
そこでは、
「世界史の転換は、旧秩序世界の崩壊を、必然の帰趨たらしむるに至った。
ここに我が国は、道義による世界新秩序の、建設の端を開いたのである」
と記されている。

これは、当時の法哲学者である尾高朝雄の
「道義は国家の理念であり、国家は道義の実現を使命とする人間共同体である」という主張が、大きな影響を与えていたと思われる。(帝国日本の「道義国家」論と「公共性」—姜海守を参照)
 
すなわち、「道義国家」とは、国家を内的に秩序立てるロジックではなく、国家の行動の正当性を表明するためのロジック、として使用された
 
しかし、現在、一般に流布している教育勅語の、現代語訳を見ると、
「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ」という冒頭の部分が、
「私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます」となっている。
ここでは、「道義国家」という概念が、国家の内的な枠組みを示すもの、として使用されている。
 
ネットの中での「道義国家」も、田久保氏の「道義国家」も同じである。
まさか、日本が、世界を道義によって新しく秩序立てる使命を持つ、などと主張されたつもりはないであろう。
ここで、誰がどのようにして、そのような戦前と異なる用法を導いたのかは、知る由もない。
 
しかし、ここでは、現実に使用されている「道義国家」という意味合いにおいて、批判的考察をしてみよう。
 
この場合、「道義」とは、単に正義を行うという意味にとどまらず、教育勅語に記されたような、道徳の徳目を全て実践するという意味に捉えることが、適切と思われる。

「道義国家」とは、そのような道徳的な国民で満たされた国家であり、対外的にも、そのような徳目に沿って振る舞う国家である、とするのが適切であろう。
 
道徳で人の行動を律するというのは、古代から存在する考え方だ。
孔子や孟子が説いた徳治主義というのは、国民を徳によって治める、つまり、国民を一定の道徳に従わせることによって秩序を得よう、とする社会システムだ。
 
では、どのようにして、道徳を守らせるか?
法律で罰則を定めるか?

しかし、道徳とは漠然としたもので、刑罰を定めて強制する対象としては、極めて不適切なものだ。

例えば、「親孝行」という道徳を守らなかった人に、刑罰を加えるとして、どのように、具体的に、罪の定義をするのか?
子が親にたてついた場合、禁固刑を定めるのか?
程度に応じて量刑を定めるのか?
全ての徳目に対して、そのように定めることは、現実的に不可能だ。

せいぜい出来ることは、尊属殺人を重罪とするようなことだ。
 
では、実際は、不道徳な行いに対して、どのように規制を加えるのか?

一例をあげよう。
前東京都知事の舛添氏は、政治資金の私的流用の不道徳性を追求されて、知事を辞職した。
しかし、彼は、法律に違反したわけではない。
その不道徳性を、あらゆる世論によって断罪されて、辞任に追い込まれたのだ。
民主的に言えば、これはあってはならないことだ。
問題とすべきは政治資金規正法の不備であり、その改正が求められるべきだ。
そして、次の知事選挙で落選して、失職するのが適切であった。
しかし、世論は、彼の不道徳性を非難し、彼を辞任に追い込んだ。
このように、不道徳を規制するものは、人々の非難であり、世論の非難である。
 
従って、道徳で規律を守ろうとする社会は、必然的に、同じような価値観を持つ国民を作り上げ、異論の人物を世論によって排除しようとする

そこには、思想、表現の自由など存在しない
個性は世間に埋没し、右へ倣えの国民性となる
例えば、国家経済が破綻に瀕したとしても、国民は皆で我慢し、この困難を乗り越えるべきだと説かれる
国家に対する批判は、不道徳なものとして排除される
もちろん戦争には、国家総動員で、これに当たらなければならないとされる
そして、道徳は、本来、国政を司る人々も、共通に守らなければならないものであるが、彼らは道徳にとらわれない。
なぜなら、世論を誘導するメディアは、権力に媚びるので、真の政治支配層を非難することはできないからだ。
さらに、道徳は、法的に定められるものではないので、権力者たちを道徳に従わせる術はない
このような国民に対する一方的な倫理の強制は、まさしくかっての共産国家と同じだ。
 
指導層は道徳を守らない、ということは、現在、「道義国家」を実現しようとしている人々の言動を観察すれば、十分に理解できる。
例えば、
櫻井よしこ氏や百地章氏は、緊急事態法の成立を促すために、
人々に、東日本大震災の折は、ガソリンが緊急車両に行き渡らなかったために、救える人も救えなかった、という嘘をつき続けている

憲法改正をPRする映画を作っている百田尚樹氏は、映画の中で、白州次郎の「今に見ていろ」という気持ちを抑えきれずに云々というくだりを、
日本国憲法は米国に押しつけられた憲法で、白州は悔しい気持ちでそれを受け止めた、とする証拠として挙げている

しかし、当の白洲次郎は、その著書「プリンシプルのない日本」の中で、以下のように記している。
「戦争放棄の条項など、その圧巻である。
押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか」
彼は、日本国憲法を喜んだ
のである。
何故か?
あの時代状況にあって、戦争放棄条項は、アメリカからの軍事力の拠出の要請を断り、経済発展に資本を集中するために、実に便利な条項であったからだ。
 
このように、「道義国家」の実現を主導する人々は、「信」を持っていない
彼らは、「道義国家」を実現することによって、唯々諾々と、為政者の命令に従う国民を得ることを、真の目的としている
 
本来、「道徳」とは、古代から近代化が始まるまでの、前近代社会において、人々の秩序を維持する装置の一つとして、人類が持っていたものだ。
社会が大規模になるにつれ、法律が道徳や慣習に代わって、人々の秩序を守る最善の手段となった
近代化以降、人間は自由である、という思想が発達し、慣習や道徳で、一つの方向へ人々をまとめていく考えは、影を潜め、
代わって、自由な人々を規制する装置としての、近代法が整備された

人々は平等であり、法は平等に適用されなければならないので、為政者をも法で縛る、立憲主義が成立したのだ。
 
これに対し、道徳は、為政者が、国民を柔らかく拘束する装置として働く。
しかし、時に、特定の項目が、法律によって厳しく国民に適用された時には、世論と相俟って、猛威を振るう
戦前の治安維持法が、その良い例である。

一方、道徳は、為政者には決して適用されない
なぜなら、適用する法的な強制力がないからだ。
もちろん、為政者を縛る法律を、為政者自身が作るわけがない
そして、為政者はいつも、自分たちが道徳的であるという嘘を主張する
 
国民は、為政者が、道徳的に完成された人格であると思い込まされ、国家の指導に、盲目的に追随するように馴らされていく
 
かえりみれば、戦中に、道徳、道徳と騒いだ人達の中に、どれだけ道徳的にまともな人々がいたか、甚だ疑問だ。
彼らの作り出すのは、「道徳」によって、国民を一定の価値観の中に押し込め、自分たちは不道徳な行いを自由に行い、好き勝手に国家を弄ぶ社会システムである。
最も、自分たちが不道徳であるという自覚が、あったかどうかは定かではない。
現代の櫻井氏も百地氏も百田氏も、自分が不道徳であるとは自覚していまい
 
儒者は、まつりごとの要諦として、「民はよらしむべし、知らしむべからず」と説いた
国民は従わせることが大事で、余分な情報を与えてはならない、ということである。

今、日本で起きようとしているのは、そのような、2500年前に主張された体制への変化だ。
常識では考えにくいことだが、本当である。
 
日本は、成熟した民主主義と市場経済を持ち、基本的人権を尊重する国である、と信じられていたが、
どうも、昨今の日本国民の意思は、そうではないようである。
外国特派員が心配するわけだ。
 
最後に、「道義国家」が外国特派員に驚かれた理由を記す。
「道義国家」をそのまま英語に訳すと、「MORAL COUNTRY」となる。
英語のこの概念は、民主主義と基本的人権の尊重が、最も発達している国、といった意味だ。
日本において、現在、国民主権や基本的人権の尊重や、民主主義が危機に瀕していると理解して、田久保氏の質問に当たった外国特派員が驚いたのは、当前であった。
 
今一度いうが、「MORAL」とは、人類が得た共通価値、基本的人権の尊重、民主主義の成熟、社会的弱者に対するケア、こういったものがMORALだ。
 
教育勅語に記された道徳は、前近代の道徳であり、それ自体は、決して否定されるものではない。
しかし、肯定されるためには、
第一に、
それが権力者、為政者を含む全国民に、遵守されるものでなければならないが、それを保証する合理的な方策はない
第二に、
道徳というものは、「義」の例でも示したように、多義性、相対性があることが多い
常にそれを意識し、総合的な視野に立って、道徳性の有無を判断すべきである。
そして最後に、
最も重要なことは、旧来の道徳は、現代の新しいMORALの下位に置かれるものであることが必要である。
すなわち、国民主権と基本的人権の尊重を柱とする、民主主義に基づく法体系によって、社会システムが成立していることが、必須の要件となる。


******* ******* ******* 

このように、「道義国家」の実現を主導する人々は、「信」を持っていない
彼らは、「道義国家」を実現することによって、唯々諾々と、為政者の命令に従う国民を得ることを、真の目的としている

神社本庁や日本会議が目指す『道義国家』の実現を、ここで食い止めなければいけません。
森友学園問題の発覚は、日本社会が直面している危機を知らしめてくれた、絶好のチャンスなのですから。
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今度は今治で36億円?!これを機会に、日本会議や神道政治連盟なるものを、政治家から剥がさせよう!

2017年03月02日 | 日本とわたし
鴻池氏が暴露した、森友学園の籠池理事長の陳情の様子は、いろいろな媒体で報道されていますが、
鴻池氏のこの調子のいい証言が、わたしにはどうも、はいそうですかと受け取れないのです。

『「うちは不動産屋と違うぞ」と断るように伝えていた。
でも、籠池サイドが「どうしても会いたい」というので、2014年の4月に、議員会館で5分だけ会った。
その時に、財務省(か何か知らないがー鴻池氏の言い方)にお願いして欲しいと、こんにゃく(これも鴻池氏の表現)を差し出した。
一瞬でカネだとわかったので、受け取らずに、『無礼者!政治家のツラをゼニで叩くようなのは教育者と違う、帰れ!」と言って投げ返した』

でも、鴻池氏は、森友学園から、20万円の献金は受け取っていました。
そして彼は、安倍首相と同じように、超保守思想の持ち主で、日本会議や創生日本にも所属しており、
籠池氏が園長を務める塚本幼稚園で、園児に教育勅語を暗唱させるなどの教育を行なっていることは、今もとても評価しているのです。
「子供たちの態度は素晴らしかった。教育勅語を全員で言ったりね。思想的にも私に合うなと思います」
なんて言ってね。



籠池理事長は日本会議の大阪支部の運営委員です。
日本会議国会議員懇談会には、280人超の議員が参加しています。
もちろん、安倍政権の閣僚や鴻池氏などは、その中でも重鎮という立場になります。
日本会議は、あらゆる政治家とつながっている、と言っても過言ではない状態にあります。
この異常な状態をなんとかしなければ、これからもまた、同じようなことが起こり続けると思います。
だから、この件をきっかけにして、日本会議や神道政治連盟なるものを、政治家から剥がさなければなりません。



鴻池氏は、共産党の小池議員の徹底した調査によってあぶり出され、黙っていられなくなって会見を開いたのです。
黙っていられるなら今でも黙っていただろうと思います。







彼の会見から、政治家が関係していることが明らかになり、やっとキーパーソンだと思われる人間の名前が出てきました。
それが、財務省前理財局長 迫田英典(現国税庁長官・長州出身)氏です。



↓以下、写真以外は、【ネットゲリラ】http://my.shadowcity.jp/2017/02/201593.htmlさんより引用させていただきました。

2015年9月3日から5日までの3日間。
怪しげな安倍首相の行動と、首相夫人の名誉校長就任挨拶。
迫田氏は「面会記録を破棄した」そうですが、首相動向までは消せませんから。

2015年9月3日
12:03 国会発
12:06 官邸着
14:02 内閣府の松山健士事務次官、黒羽亮輔賞勲局長
14:17 財務省の岡本薫明官房長、迫田英典理財局長
https://twitter.com/ishtarist/status/835289403169759234

2015年9月4日
午前10時~12時 近畿財務局9階で 森友学園の工事関係者と近畿財務局池田統括管理官と大阪航空局の担当者が異例の面会
業者から相場の10倍の撤去費用が示されるなど、土地売却費用についての交渉もなされる。(共産党宮本議員の国会質疑)

同日、安保法案の審議があるのに、異例にも安倍首相は審議を放り出し、大阪を訪れテレビ出演
参院委員長が不快感を示した日。

10:47 羽田空港
11:58 伊丹空港着
12:39 読売TV
13:30 収録
15:03 出演
https://twitter.com/nukaboko/status/835122144111546369

同日、森友への建物の補助金6000万超も、タイミングよく決定



その翌日(2015年9月5日)午前に、安倍昭恵氏が、塚本幼稚園で名誉校長就任記念講演

その後、迫田英典氏は、森友との疑惑の売買契約締結とほぼ同時に、国税庁長官に御褒美抜擢

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まあだから、国会でも、答えが一貫しないのでしょう。


でも、彼なんてまだまだまとも。
チンピラ閣僚のふざけた答弁と態度に怒った小池議員の、胸のすくような抗議を、ちょっとオマケで載せておきます。

小池氏:
「自分たちで廃棄しておいて、悪魔の証明だという。野党に立証責任がという。
国民の財産8億円も失っておいて、説明責任はあなたがたにあるんですよ」

安倍氏:
「我が党の議員が関わったということになればk本人に説明責任を果たさせるが、私は全く関わりない」

小池氏:
「テレビの評論家じゃない。あなたは責任者だ‼️」


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で、今日また、夫婦揃ってワンパターンの、今度は36億円をタダにしてやった?!という事件が表に出てきました。
そしてこの昭恵夫人というのは、よほど名誉ナンタラというのがお好きなのでしょう。
ここでもやっていたようです。

安倍首相夫人が、神戸の保育施設訪問 英語教育テーマに講演
http://www.sankei.com/region/news/150920/rgn1509200023-n1.html

安倍晋三首相の昭恵夫人は19日、神戸市東灘区の認可外保育施設「御影インターナショナルこども園」を訪問し、
集まった保護者ら約60人を前に、「日本の英語教育」などをテーマに講演を行った。

同園によると、安倍首相は、同園を運営する学校法人加計学園の加計孝太郎理事長と古くからの友人で、
同学園のグローバル教育に携わってきた、昭恵夫人の名誉園長就任を受け、講演が実現した。

この日、3~4歳の園児ら12人が、ピアノの伴奏に合わせ、英語で童謡「ドレミの歌」を元気よく歌い、花束を手渡して昭恵夫人の訪問を歓迎。
昭恵夫人は、日本の英語教育について、「英語で自分の思いや意見をいえる人材が育ってほしい」と話した。

昭恵夫人は、参院本会議で成立した安全保障関連法にも触れ、「日本が自立するための一歩になる」と語った



日本の英語教育をテーマにした講演で、しかも園児や親御さんを前にして、安全保証関連法について語る?
思いっきり連携してますよね、私人じゃないですよねこれ。
で、この、安倍首相と古くからの友人だという加計さんが、36億円をタダにしてもらった、という人物です。

この件については、下記の記事をお読みください。

安倍首相に“第二の森友学園”疑惑! 親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に特区指定、37億の土地がタダに
【LITERA】2017.03.02
http://lite-ra.com/2017/03/post-2957.html


52年ぶり獣医学部新設認定
【ロイター】2017.01.20
http://jp.reuters.com/article/idJP2017012001001055



政府は20日、地域限定で規制を緩和する国家戦略特区の区域会議を開き、愛媛県今治市に大学の獣医学部を新設することを含む、特区を活用した新たな事業計画を認定した。
獣医学部の新設は、1996年以来約52年ぶりで、四国では初めて
獣医師を育成する体制を整え、最先端の創薬研究や、地域での感染症の水際対策に役立てる。

獣医学部は2018年4月、岡山理科大の獣医学部として、同大などを運営する学校法人加計学園(岡山市)が、今治市に開設する予定となっている。
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あなたの『暮らしパズル』には『政治ピース』がちゃんとはまっていますか?

2017年03月02日 | ひとりごと
そろそろわたしたちは、気づかなければならない。

わたしたちは働いてお金を稼ぎ、税金を払う。
わたしたちが納めた税金は、『国民の「健康で豊かな生活」を実現するために、国や地方公共団体が行う活動の財源となる』と信じて。
国や地方公共団体が行う活動は、わたしたちにとって良きことであるはずだと信じて。

わたしたちは、一人では生きていけない。
わたしたち一人一人が生きる『社会』のシステムを、潤滑に動かしていかなければならない。
だから『税金』は、いわゆる『会費』のようなものだと教えられた。

そんな税金だから、きっときちんと使われているのだろう。
政治家は、わたしたちのための政治をしてくれるのだろう。
国は、国民であるわたしたちを、守ってくれるのだろう。

そんなふうに、のんきに、無邪気に、いい大人になるまで信じていた。

でも、世の中は相当に、ひどいことになっている。
人殺しをするために、一握りの連中の欲望を叶えるために、税金は湯水のように使われて消えている。
そのことに、わたしたちは怒らなければならない。
そのことを、わたしたちは正さなければならない。

前に一度、暮らしのパズルの中には、『政治』というピースがあると書いた。
アメリカは今、トランプ政権に対峙して、『政治』ピースを暮らしのパズルにはめ込んだ人が、ぐんぐんと増えてきた。
トランプ政権を支持する議員や知事の事務所に出向き、町議会に出向き、議員や知事が自分たちの前に立ち、話をちゃんと聞くまで粘り強く声を上げている。
何度要請しても姿を現さない議員の顔写真を、指名手配の文句と一緒にラベルにして、スーパーの牛乳に貼り付けた町もある。
みんな本気だ。
大きな都市も、小さな町や村も、本気で『政治』を暮らしの中にはめ込んだ人が、それぞれのやり方で行動している。

去年の11月に日本に帰省した時、テレビではずっと、韓国で起こっている大掛かりなデモのことを報道していた。
みんな怒っていた。

安倍政権と日本会議の連中とが、お互いの利権や金や権力を使い、やりたい放題してきたことに、どうしてもっと怒らないのかな。
税金だけじゃなくて、わたしたちみんなの共有の財産を、好きなように売ったり買ったりしてきた人たちに、バカヤロウ!と叱りつけたくないのかな。
テレビや新聞に、こりゃちゃんと調べないといかんな、と焦らせるぐらいの怒りを示さないと。
国会の場で、意味不明のゲスな笑いを浮かべたり、意味不明の妄想だらけの答弁で切り抜けようとしてるバカものどもに、そんな態度は許さないという姿勢を示さないと。

そのためにも、もっともっと、暮らしのパズルの『政治』ピースを手に取って、パチンとはめ込む勇気を持つ人が、増えていって欲しい。
はめるまではなんとなく怖くて、なんとなく億劫で、だからいつも後回しにしてしまうのだけど、
はめてしまうと、『政治』のピースが、どれだけ暮らしのパズルにとって大事なものであったかがすぐにわかる。

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まさか、あなた、こんなでっかい穴を空けたの?


そんなわけないよねと思うけど、感慨深げに穴を見つめてじっとしているキツツキさんを見たら、もしや…と思えないこともない。




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先週の日曜日のアカデミー賞の授賞式では、司会者のサラリとした政権批判に、何回もニヤリとした。
受賞者の国籍も多様だった。
トランプ氏の大統領令に反発して、欠席した受賞者もいた。
ドレスのベルトに、抗議のメッセージを縫い込んできた女優もいた。
まあでも、最後の最後で、多分スタッフのミスで、本当は『ムーンライト』だった最優秀作品賞が『ラ・ラ・ランド』と発表された時のドタバタで、それまでの気分がぶっ飛んでしまったのだけど…。
監督が受賞の喜びと感謝を述べようとしていた時、突然現れたスタッフの動きと、ステージ上で喜びを身体中で表していた人たちの違和感。
でも、全てがわかってからの、アカデミー賞を取り損ねた監督の態度は、とても好感が持てるものだった。
日本でも、有名と言われる人たちが、もっともっと『政治』ピースを手に持って、自分の意見をはっきり公言して欲しい。

さて、毎晩のように、Braking News(多分、日本語だと速報)という文字が目に入ってくるニュース番組。
国家安全保障担当のマイケル・フリン大統領補佐官が辞任して、まだ間もない今夜、今度はジェフ・セッションズ司法長官が辞任した、という報道があった。
民主党からは、ずっと前から、特別検察官に捜査を求める声が高まっていたのだけども、とうとう今夜は、共和党が捜査をすることを認めたと言っていた。

お茶の間でも職場でも、学校でも、もっと言ったらうちのレッスン室でも、『政治』ピースを手に持って、みんながあれやこれやと話している。
小学生も中学生も高校生も、堂々と意見を言う。

こういう人たちが張る根っこが、うんと広がっていくといいな。

おまけのまっくろくろすけ写真
ボク、とうちゃんの靴、好っきゃねん。
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