元ニューヨーカーだったウーヴェ&ケリー一家が、ニューヨーク州の上の上、ほとんどマサチューセッツ州寄りの山の上の家に引っ越してから約一年。
だぁ~い好きな友だちなので、この距離が恨めしく、なかなか逢えなくなったとため息をついていたのですが、
Staycationの最後の締めくくりとして、遊びに行こうではないかっ!ということになり、ちょっと遠出になりますが、元近所だったということで…(こじつけまくり?)。
わたしが今年の大晦日を日本で過ごしている時に、旦那はひとりでここに遊びに来ていて、「あの景色を絶対まうみは気に入る」と何度も言ってたのですが、
どの部屋からもこの見晴らしっぷり!
平屋建ての家全体が、この山並みの真正面に建っていて、しかも全部床までの窓、窓、窓。
冬はとても寒くなるのですが、太陽が上ると温室効果を発揮し、暖房無しで18℃ぐらいにまで上がるのだそうな…。
エコじゃ~!!
キッチンも広々。
ひとり息子のヨハンくん5才。スパイダーマンに変身中。
なにやら彼は一度、高くまで昇り過ぎて、ウーヴェ父さんの手も届かなくて、大変なことになったそうです。
「もうあんなことは二度と、絶対しない」と、真剣な顔をして言うヨハンくん。
我々のために、バーベキューをするウーヴェと、黒猫ロッテ。
彼女は、ケリーの大のお気に入りだった、革張りのソファをガシガシして、かなり顰蹙をかっております。
お手伝い中。
前後合わせて4.5エーカーの敷地。
丘の上から見ると、ヨハンのお気に入りのプールが見えます。
ブランコを撮っていると、
お腹プックリのヨハンが、
降りてきて、トランポリンのジャンプを見せてくれました。
これも遊び道具のひとつ。
花を摘みに出てきたケリーと一緒に、敷地内をぐるりと歩き、
戻ってくると、いい具合に焼き上がっていて、
実はこの翌日に、50才の誕生日を迎えるウーヴェの、お祝いにと買ってきたワイン。
ウーヴェは大のワイン通で、ソムリエの資格を持つ人だけに、旦那はいつもかなり思案してワインを買うのですが、
とっても気に入ってもらえたようで、ホッと胸を撫で下ろしておりました。
夕食が終わり、おしゃべりしていると、ヨハンがわたしに、
「ねえ、ボクとボードゲームして遊びたい?それともおしゃべりを続けたい?まうみの思うようにしたらいいよ」と内緒で言ってきて、
遊びましたです、もちろん彼と。
夜中に、車に置き忘れた物があり外に出ると、空一面に星、星、星!
きっとここで暮らすと、生きていること、宇宙の一部であることを、肌で感じるようになるだろうなあ。
翌日は曇り。
朝食をいただいた後、旦那はウーヴェとケリーの鍼治療をし、わたしはヨハンとビー玉遊びをしました。
お、ロッテも特別参加。
それに飽きると今度は、「飛行機の雑誌を読まない?」と誘われて…。
彼は飛行機がだぁ~い好き。
で、あ~だこ~だと写真を見ながら話しているうちに、窓の数×2が席の数だと言うと、いきなり2のかけ算をし始めたヨハン。
12×2をサラッと言った5才の彼に、「誰に教えてもらったの?」と聞くと、「自分で考えた」と言うヨハン。
実はわたしも、幼稚園の頃に、足し算や引き算では飽き足らず、結局はかけ算を全部覚えてしまっていたので(恐ろしいほど前のことですが)、
ものすごくつながっちゃいました、彼と…だはは!
紅葉が始まっている?!
「このトランポリンは、年令制限があるのかね」と旦那。「う~ん、別に大丈夫と思うけど…」とヨハン。
おいおい…。
近くに、アジアン野菜を作っている農場があるというので、行ってみました。
この無人の屋台に置いてある野菜、買いたい分だけの料金を自分で計算し、料金入れの箱に入れて帰ります。
おつりが必要な場合は、その箱から自分で勝手に取っていくという…なんとも信用が第一な、いや、信用していなくてはできない商売です。
その屋台の向こうには畑があり、作業をしている方が見えました。
声をかけると、下りてきてもいいと言ってくださったので、みんなで行ってみました。
屋台に卵が無かったのですが、諦め切れずに尋ねてみると、「う~ん…11個ならあるんだけど…」とおばさん。
「それでも全然かまいません!」とお願いすると、「じゃあ、ちょっと待ってて」と言って、おばさんがどこかに行ってしまいました。
しばらくすると、ニコニコしながらおばさんが戻ってきて、「まだあったかいよ」と言って、わたしに手を差し出しました。
見ると、おっきな卵がひとつ。
ホカホカの産みたて卵を、にわとり小屋からわざわざ取ってきてくださったのでした。
うれしい~!
次に行ったのが、メディテーションセンター。
韓国仏教の瞑想センターです。
とても興味深い建物でした。
近づいていくと、スタッフの方がやって来て、「今清掃中だけど、中を見せてあげましょう」と言って、案内してくれました。
ここには、宿泊をして、瞑想に来る人も多いのだそうな。
「わたしもここに来ようかなあ」というケリーに、「こんなとこに来なくても、自分ちのテラスに出たらできるでしょうが」と言うと、「そっか」と苦笑い。
近くには、いろんな散歩道があります。
椅子の角に強く引っ掛けて痛めた、左足の小指の治療中のケリーに合わせて、平坦な道をちょっとだけ散歩。
この母子はほんとに、いつ見てもすてき!
ウーヴェが見つけた瀕死の蝶々。
シュタイナー教育を受けているヨハンは、この可哀相な蝶々の名前を知っていて、いろんなことを教えてくれました。
越冬のために、とても長い距離を飛ぶことで知られているオオカバマダラ。
歩こう歩こう。
モデルが可愛過ぎて。
倒れた木からも命がニョキニョキ。
お~い、待っちくれぃ~!
小腹が空いたので、フィッシュタコスを食べに。ソフトシェルのタコスは絶品でした。
席の近くに、野生のブドウがあり、ヨハンはそれをパクパク。気に入ったようです。
で、ここにわたしは、財布からカギからお守りまで、大事な物が全部入っているポーチを置き忘れ…、
気がつかないまま、近所の、これを今食べ逃したら絶対に後悔するというアイスクリーム屋さんに行き、
ハドソン河が一望できる、通りの端っこに来て初めて、「あれ?わたしってさ、カメラだけやったっけ、持ってたの?」と思い出したのでした。
でも、なんとな~く良い予感がして、慌てて戻ろうとするみんなを止め、ものすご~く呆れ顔の旦那も無視して、しばしカメラ撮影。
河のと真ん中に灯台が。
カヌーの立ち漕ぎしてる人も。
さあ、戻ろう戻ろう!
で、ありました!お店の人がちゃんと見つけてとっておいてくれました。中身も全部残っていました。感謝!
名残惜しいけれども、そろそろお別れです。
教会を撮る旦那も一緒に。
ばいば~い!
高速にスルスルと乗れたのは良かったのですが…いきなり黒くて厚い雲が登場したと思ったら、そこから指のような筋が何本か発生して…、
突然に、ほんとに幕がいきなり空から降りてきたみたいに、ザーッと大雨が降り出したと思ったら、木の葉と石ころがグルグル巻い飛ばされてきました。
竜巻っ?!
丁度陸橋の近くに来ていたので、慌てて橋の下に停車して、そこで10分ばかり様子見をすることにしました。
その後も、何回かゲリラ雨に遭いながら、なんとか我が家に無事到着した時にはもう、旦那もわたしもヘロヘロ…。
連休最後の、そして夏の終わりを告げる『勤労感謝の日』は、もうどこにも出かけずに、普段の勤労を感謝しつつ、ゆっくりすることにします。
だぁ~い好きな友だちなので、この距離が恨めしく、なかなか逢えなくなったとため息をついていたのですが、
Staycationの最後の締めくくりとして、遊びに行こうではないかっ!ということになり、ちょっと遠出になりますが、元近所だったということで…(こじつけまくり?)。
わたしが今年の大晦日を日本で過ごしている時に、旦那はひとりでここに遊びに来ていて、「あの景色を絶対まうみは気に入る」と何度も言ってたのですが、
どの部屋からもこの見晴らしっぷり!
平屋建ての家全体が、この山並みの真正面に建っていて、しかも全部床までの窓、窓、窓。
冬はとても寒くなるのですが、太陽が上ると温室効果を発揮し、暖房無しで18℃ぐらいにまで上がるのだそうな…。
エコじゃ~!!
キッチンも広々。
ひとり息子のヨハンくん5才。スパイダーマンに変身中。
なにやら彼は一度、高くまで昇り過ぎて、ウーヴェ父さんの手も届かなくて、大変なことになったそうです。
「もうあんなことは二度と、絶対しない」と、真剣な顔をして言うヨハンくん。
我々のために、バーベキューをするウーヴェと、黒猫ロッテ。
彼女は、ケリーの大のお気に入りだった、革張りのソファをガシガシして、かなり顰蹙をかっております。
お手伝い中。
前後合わせて4.5エーカーの敷地。
丘の上から見ると、ヨハンのお気に入りのプールが見えます。
ブランコを撮っていると、
お腹プックリのヨハンが、
降りてきて、トランポリンのジャンプを見せてくれました。
これも遊び道具のひとつ。
花を摘みに出てきたケリーと一緒に、敷地内をぐるりと歩き、
戻ってくると、いい具合に焼き上がっていて、
実はこの翌日に、50才の誕生日を迎えるウーヴェの、お祝いにと買ってきたワイン。
ウーヴェは大のワイン通で、ソムリエの資格を持つ人だけに、旦那はいつもかなり思案してワインを買うのですが、
とっても気に入ってもらえたようで、ホッと胸を撫で下ろしておりました。
夕食が終わり、おしゃべりしていると、ヨハンがわたしに、
「ねえ、ボクとボードゲームして遊びたい?それともおしゃべりを続けたい?まうみの思うようにしたらいいよ」と内緒で言ってきて、
遊びましたです、もちろん彼と。
夜中に、車に置き忘れた物があり外に出ると、空一面に星、星、星!
きっとここで暮らすと、生きていること、宇宙の一部であることを、肌で感じるようになるだろうなあ。
翌日は曇り。
朝食をいただいた後、旦那はウーヴェとケリーの鍼治療をし、わたしはヨハンとビー玉遊びをしました。
お、ロッテも特別参加。
それに飽きると今度は、「飛行機の雑誌を読まない?」と誘われて…。
彼は飛行機がだぁ~い好き。
で、あ~だこ~だと写真を見ながら話しているうちに、窓の数×2が席の数だと言うと、いきなり2のかけ算をし始めたヨハン。
12×2をサラッと言った5才の彼に、「誰に教えてもらったの?」と聞くと、「自分で考えた」と言うヨハン。
実はわたしも、幼稚園の頃に、足し算や引き算では飽き足らず、結局はかけ算を全部覚えてしまっていたので(恐ろしいほど前のことですが)、
ものすごくつながっちゃいました、彼と…だはは!
紅葉が始まっている?!
「このトランポリンは、年令制限があるのかね」と旦那。「う~ん、別に大丈夫と思うけど…」とヨハン。
おいおい…。
近くに、アジアン野菜を作っている農場があるというので、行ってみました。
この無人の屋台に置いてある野菜、買いたい分だけの料金を自分で計算し、料金入れの箱に入れて帰ります。
おつりが必要な場合は、その箱から自分で勝手に取っていくという…なんとも信用が第一な、いや、信用していなくてはできない商売です。
その屋台の向こうには畑があり、作業をしている方が見えました。
声をかけると、下りてきてもいいと言ってくださったので、みんなで行ってみました。
屋台に卵が無かったのですが、諦め切れずに尋ねてみると、「う~ん…11個ならあるんだけど…」とおばさん。
「それでも全然かまいません!」とお願いすると、「じゃあ、ちょっと待ってて」と言って、おばさんがどこかに行ってしまいました。
しばらくすると、ニコニコしながらおばさんが戻ってきて、「まだあったかいよ」と言って、わたしに手を差し出しました。
見ると、おっきな卵がひとつ。
ホカホカの産みたて卵を、にわとり小屋からわざわざ取ってきてくださったのでした。
うれしい~!
次に行ったのが、メディテーションセンター。
韓国仏教の瞑想センターです。
とても興味深い建物でした。
近づいていくと、スタッフの方がやって来て、「今清掃中だけど、中を見せてあげましょう」と言って、案内してくれました。
ここには、宿泊をして、瞑想に来る人も多いのだそうな。
「わたしもここに来ようかなあ」というケリーに、「こんなとこに来なくても、自分ちのテラスに出たらできるでしょうが」と言うと、「そっか」と苦笑い。
近くには、いろんな散歩道があります。
椅子の角に強く引っ掛けて痛めた、左足の小指の治療中のケリーに合わせて、平坦な道をちょっとだけ散歩。
この母子はほんとに、いつ見てもすてき!
ウーヴェが見つけた瀕死の蝶々。
シュタイナー教育を受けているヨハンは、この可哀相な蝶々の名前を知っていて、いろんなことを教えてくれました。
越冬のために、とても長い距離を飛ぶことで知られているオオカバマダラ。
歩こう歩こう。
モデルが可愛過ぎて。
倒れた木からも命がニョキニョキ。
お~い、待っちくれぃ~!
小腹が空いたので、フィッシュタコスを食べに。ソフトシェルのタコスは絶品でした。
席の近くに、野生のブドウがあり、ヨハンはそれをパクパク。気に入ったようです。
で、ここにわたしは、財布からカギからお守りまで、大事な物が全部入っているポーチを置き忘れ…、
気がつかないまま、近所の、これを今食べ逃したら絶対に後悔するというアイスクリーム屋さんに行き、
ハドソン河が一望できる、通りの端っこに来て初めて、「あれ?わたしってさ、カメラだけやったっけ、持ってたの?」と思い出したのでした。
でも、なんとな~く良い予感がして、慌てて戻ろうとするみんなを止め、ものすご~く呆れ顔の旦那も無視して、しばしカメラ撮影。
河のと真ん中に灯台が。
カヌーの立ち漕ぎしてる人も。
さあ、戻ろう戻ろう!
で、ありました!お店の人がちゃんと見つけてとっておいてくれました。中身も全部残っていました。感謝!
名残惜しいけれども、そろそろお別れです。
教会を撮る旦那も一緒に。
ばいば~い!
高速にスルスルと乗れたのは良かったのですが…いきなり黒くて厚い雲が登場したと思ったら、そこから指のような筋が何本か発生して…、
突然に、ほんとに幕がいきなり空から降りてきたみたいに、ザーッと大雨が降り出したと思ったら、木の葉と石ころがグルグル巻い飛ばされてきました。
竜巻っ?!
丁度陸橋の近くに来ていたので、慌てて橋の下に停車して、そこで10分ばかり様子見をすることにしました。
その後も、何回かゲリラ雨に遭いながら、なんとか我が家に無事到着した時にはもう、旦那もわたしもヘロヘロ…。
連休最後の、そして夏の終わりを告げる『勤労感謝の日』は、もうどこにも出かけずに、普段の勤労を感謝しつつ、ゆっくりすることにします。