ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

英語漬けだった年の暮れの、クリスマスとおせちとカメムシと

2016年12月30日 | ひとりごと
やっと黒豆が炊き上がりました。
今日は朝から一日中台所に陣取って、おせち料理作りに励んでおりました。
今年の大晦日は、初めて家を留守にして、友人夫婦と一緒に、フィラデルフィアにある彼らのアパートメント近辺で過ごしながら新年を迎えることにしたので、
元旦のお昼過ぎに戻ってからすぐに、家族一緒の新年のお祝いができるよう、今日のうちに全部終わっておかねばならなかったのです。
今回新しかったのは、お砂糖を急いで買いに行ったことでした。
砂糖断ちがすっかり定着して、料理に全く使わなくなっていたので、砂糖が無いことに気がつかなかったのです。
黒豆を煮たり粒あんを作るのに、砂糖を使わないわけにはいかないので、せめてオーガニックで漂白していないものを購入し、レシピの3分の1ぐらいの量で調理しました。
そりゃそうと、黒豆って『炊く』のでしたっけ?それとも『煮る』でいいのかな?

おせち料理といっても、うちの場合、昆布巻と伊達巻と黒豆、それから大根とにんじんのなますと筑前煮ぐらいなんですけれども…でもまあ、いっぺんにやってしまおうとすると、それなりに大変でした。

バタバタやってる真っ最中に、彼らはというと…、


とりゃ〜!!こちとら猫の手も借りたいぐらいなのだぞ!!


いったい何を真剣に見上げているのかと、その視線の先をたどっていくと、どこかから迷い込んできた一匹のハエさんでした。





さて、時は遡り、ここからは、夫の姉アードリィの家でのクリスマスのお祝い。
イブの夜、クリスマスツリーの下に、プレゼントがだんだんと増えてきます。


激しい腰痛改善のための手術を受けてから、たったの3日しか経っていないエリック(義兄)が、歩くのはもちろんのこと、台所に立って用事をしていたりしているのを見てびっくり!
病院に入院すると、どえりゃ〜高額な請求がくるので、おっきな手術を受けても数日、普通ならその日に家に帰っていくのが常識のアメリカン。
こんなことが常識になって欲しくないなぁ…。

クリスマス当日の朝、みんなで一緒に朝食を食べ、いよいよプレゼントタイム!


つい最近、30歳になった長男くんが、今年のプレゼンター役。


盛り上がっているのは、このグループの中でただ一人子どものエメラ。



そのエメラの部屋に、今回夫とわたしは泊まらせてもらいました。
ドアが黒板になっている!


エリック手作りの二段ベッド。


ちっちゃい頃は、ピンクのキラキラが大好きだったエメラ。12歳になった今は、落ち着いた紫が好きみたいです。



家ん中にはクリスマスなものがいっぱい。






ワンちゃんだってクリスマス(首輪)。



なぜか毎年、ターキーの切り分け係を命じられる次男くん。
去年は、コードの不具合で、かなり強烈な感電に見舞われたのですが、ちゃんと修理をしといたからねと言われて苦笑い。


グルテンフリーだの、ベジタリアンだのがいる家族なので、それぞれのための作り分けもしなければなりません。


わたしのお皿。


ここでちょっとした事件が発生しました。
下の真ん中の、濃い紫色のキャベツ料理の中に、なんとなんと、カメムシさんが混入していたのです。
レーズンも入っていたので、気づかずに思いっきり噛んでしまい、口の中にあの、まさかのカメムシ臭が!!
しかも、噛んだ瞬間の、なんとも言えないクランチーな食感!!
思わず立ち上がってしまったわたしに、「どうしたの?」と、みんなの視線が集中したのですが、食事中に話してもいいものかどうか…。
でも、言っちゃいました。
「カメムシ食べちゃった…」
「えぇ〜!!」
舌の先っちょにくっついてた甲羅を見せると、「きゃ〜!!」という悲鳴が。
なかなかのセンセーショナルなクリスマスディナーなのでした。


そんなクリスマスや年末気分を味わう暇も無いほどに、この2週間は英文漬けの毎日を送っていました。
わたしが役員をしているACMAの、来年から挑戦する新しい試みについて、他の6人の役員たちと意見を交わしているのですが、
ここ数年の間に、どんどんワンマンになってきた創始者のアルベルトのやり方やアイディアに、わたしは納得できない部分があると異議を唱えたのが、メール合戦の始まりでした。
わたし以外の6人は全員ニューヨーカーで、頭が切れる人ばかり。
送られてくる文章の量も半端じゃ無いし、意味が分からない単語やイディオムが多すぎて、辞書を引く回数も半端じゃありません。
久しぶりに脳みそが腫れました…いやはや…。
それでも分からない場合は、尋ねやすいサイモンに個人的にメールをして、いったいあれは何が言いたいのかな?とか、わたしはおかしいと思うんだけど?などと聞くのですが、
親切で優しい彼は、その都度、分かりやすく説明をしてくれたり、まうみと同じように僕も納得できないと賛成してくれたりするので、それがこの、トンデモなメール会議の救いと言えるかもしれません。


昨日買ってきたのし餅。
毎年この時期になると、こののし餅が店頭に登場します。
つきたてなのでまだ温かく、切り分けるには夜まで待たなければなりません。


大きな栗がとてもお買い得でした。さっそく蒸していただきま〜す。


黒豆煮の途中。


伊達巻、二丁上がり!


ついでに、焼き餅のお供に粒あんも。



今日は、忙しいわたしの代わりに、長男くんが海ちゃんの散歩係を引き受けてくれました。
海ちゃんは猫のくせに、足をブルブル震わせながらでも、外をあちこち歩きたいのです。


長男くんは、クリスマスから元旦まで、うちから仕事をしたり、クィーンズにあるクライミングジムに通ったり、山にクライミングをしに行ったりして過ごしています。
先月わたしが日本に行った時に、弟が、こんなことを言っていました。
「あいつな、今までは弟が居るからと思って放っておいたけど、もう両親二人だけになったから、これからはできるだけ実家に顔出そうと思うって言うてたで」

口を開くと憎ったらしいことばっかり言うのですが、そんなふうに思ってくれてるんだと、ほんわか嬉しくなりました。
一方次男くんは今、彼なりの方法で、破局で受けた傷を癒している真っ最中です。
長男くんは長男くんで、何回も痛い思いをしては、自分で癒してきたので、弟の手助けをするつもりは毛頭無さそうです。
親子であっても兄弟であっても、いろいろなんだなあ…と、英語で疲れた頭と、料理で疲れた体とで、なんともまとまりのつかない長〜い独り言でした。
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