バレリーナの憂鬱~骨腫瘍体験記~

**骨腫瘍と闘うバレエ講師のブログです**

母ダウン

2009-11-08 12:29:55 | Weblog
やっとこさ寝返りもどきが出来るように。
こんなに寝返りできるのが嬉しいとは!!

この日の朝、ついに母がダウンしました。。
発疹がお腹の周りにいっぱい(@_@)
で、気分も悪いということで、帰宅しました。

一人病室にぽつんと残されて…
一応父が仕事帰りには毎日寄ってくれますが、
それでもまだまだ不安でした。

が、一人の空間ってちょっといいかも♪
この日は初めて車椅子で売店まで行って、
好きなお菓子やらパンやら食べました❤

車椅子の操縦もかなり上手くなりました。
ってかなり暴走する危険運転でしたがw

オペ翌々日

2009-11-08 12:12:32 | Weblog
この日は姉と義兄が私の好きなドイツ菓子を持ってお見舞いに来てくれました♪
まだ暫く個室故、やっぱりお見舞いが来てくれないと寂しく、嬉しかったです☆


まだまだ車椅子移動には激痛が伴い、トイレの中での移動も大変(-_-;)
ここで問題発生!!傷口にショーツが当たって痛いのなんの。
看護師さんに相談したら「ボクサーショーツみたいのにしてみたら?」と。

そして母がちょっと体調不良を訴え…姉も心配そうにしてバトンタッチを申し出ましたが、
なんだか体中に発疹が…何の病気!?術後で弱ってるから私もうつされないか心配でした。

オペ翌日

2009-11-08 12:01:10 | Weblog
朝早くから採血でした。。

そして待ちに待ったお食事♪
の前に、空腹で我慢できず、あめちゃんを❤
で、気持ち悪くなって後悔…

医師の診察があり、オペは無事成功したことや
検査結果は10日くらいかかるとのことでした。

導尿の管など抜いてもらい、清拭もしてもらってすっきり♪
が、地獄の始まりでもありました。。
ベッドから車椅子の移動があまりにも痛くてできず…号泣…

ベテラン看護師さんのアドヴァイスで何とか移動。
そしてしばしの車椅子生活に。。
最初は押してもらいましたが、親はへたっぴ…汗

昼ごろには実家で家事を担当してくれていた姉も来てくれて、
母と姉と三人で、個室故ちょっとワイワイ(●^o^●)
普段少食ですが、食べることしか楽しみがないのでパクパク。

痛みはかなり強かったのですが、痛み止めは使わず耐えました。
それにしても血圧が70代って看護師さんもびっくりですよね…

オペ当日2

2009-11-08 11:54:16 | Weblog
発表会が終わったので久々の更新です!

熱がかなりあったのですが、熱慣れしている為さほど辛くなく。
が、痛みはどんどん増して…でも血圧が低いので痛み止めは使ってもらえず…涙
痛くてじっとしていられないくらい、でももちろん動けません。

姉がお見舞いに来てくれましたが、帰るまでずっとしゃべり詰め。
話すことで痛みを忘れようと必死でした…↓
が、夜になると痛みで全然寝れず、流石に痛み止めの点滴を使用。

なんとか眠りにつきましたが、血栓予防のポンプの音が気になって…
寝返りも打てないので体が硬直してしまい痛くてたまらない(腰とか)

そんなわけで長くて辛い夜を過ごしました。。。

オペ当日 1

2009-07-24 09:02:44 | Weblog
当日は早朝から体温、血圧などをはかられました。
朝一のオペになったので(8時15分から)
七時過ぎにはオペ着に着替えてT字体を付けて…

荷物もまとめてひたすら時を待つ…
が、緊張で吐き気が(-"-)
勿論当日は絶食でしたが、
本当に吐きそうになって困りました。

母が早く来てくれて貴重品など預かってくれました。
出勤前の父も病室に寄ってくれて…
そしていよいよオペ出しの時間に。
途中で髪をまとめていなかったことに看護師が気付き、
あわててゴムを母が取りに行き…
でも髪を結ぶと上手く頭が枕にのらないとのことで、
結局ゆるーく束ねてオペ室へゴー!

オペ室の待合では父が待っていてくれました。
(というか勤務場所がオペ室笑)
で、激励を受けつついざオペ室に入って…

初オペ室!はライトが凄い大きな印象が。
機材がいっぱいあってめっちゃ怖い(T_T)

怯える私をよそに、看護師たちはテキパキ作業を進めていって…
心電図、サチュレーションを図る機械、血圧計、ライン確保。
なんだか人間を扱うというより人形を扱ってるかのように無心で。

さすが大学病院のオペ室ナースは違うなぁ…と。

でもラインがとれなくってインターン上がりの医師に何度も失敗され、
(この人にこれから私の命を預けて大丈夫か!?)と余計恐ろしく…

「それじゃあ麻酔しますよ~ちょっと痛いですよ~」
で、手の甲に刺された点滴から麻酔を入れられ…
「いったい!!」と激痛に悶えた瞬間意識はなくなり…

「終わりましたよ~」とバンバン肩を叩かれて目を覚ます。
でもまだボーっとしてて目も開けない。
何か咽から抜かれるような感覚があり、その後吸引をされ…
「息してね!!」と言われるけど眠い。
「まずい!!サチュレーション下がってきてる!!」とか。

「息して!!」何度も言われてバンバン肩を叩かれる…
肩痛いよ、と思いつつ、がんばって息をしてみたら…
ものすごい咳に襲われて止まらない、苦しい、喉が痛い。

「咳しちゃダメ!!余計に辛くなるから」とドクター。
だって勝手に咳出るんですもん。好きで出してる訳じゃないのよ。

咳が少し落ち着いてきたのでオペ室から出て病室へと向かう途中、
(あんまり痛くないなぁ、思ったより楽勝かも)なんて。

が、甘かったです。

病室に戻って(個室)酸素マスクの酸素の量を若干下げ、
心電図、サチュレーションを図る機械等また付け直されて

そんなことえをしているうちに激痛が!!!!

耐えられない!!!!死んだ方がましなくらい痛い!!!!

で、看護師さんを呼ぶも「血圧低いから痛み止め使えないの」
となんとも惨いことをさらっと言われて激痛に耐え続ける…

なんとなく熱っぽいなと思ったら9度近くあり…
看護士さんに「暑くない?氷枕いる?」と聞かれて、
声が全く出なかった私は(挿管後の一時的な後遺症)
全然暑く感じなかったし、さほど辛くなかったから
うんうん、と首を縦に振って頷くことで意思表示。

そうしたらその看護士さんに「カワイイ❤めっちゃカワイイ❤」と。
多分私が童顔だからきっと二十歳そこそこの子に見えたんだろうな…

すいません、26で…

続く

オペ前日

2009-07-24 08:43:58 | Weblog
実は父が働いている病院に入院していたので、
オペについての詳しい説明は父に同伴してもらいました。
麻酔科の医師からの説明もあって…若い女医さんでした…
ちょっと心配だったけど…指導医も付くとか。

前日はとにかく落ち着かず、始終そわそわしていました。
そうしたら同室にオペ室から戻ってきた高校生がやってきて…
手の骨折でオペをしたらしいのですが、めっちゃ元気!
局部麻酔だったため、オペ後直ぐにモリモリご飯食べてました笑

その子と会話をすることでかなり気分はまぎれました。
その子は麻酔が切れても「全然痛くな~い」と。凄い…

そして夜は再び不安と緊張で全然寝れず…
殆ど読書をして朝まで過ごしました(-_-;)

入院初日

2009-07-24 08:33:07 | Weblog
8月8日から入院をしました。

当日は朝10時までに病院に行かないといけなかったので、
荷物をいれたキャリーケースをガラガラと引きつつ、
バスと名鉄とJRを乗り継いで病院まで母と行きました。

入院手続きを済ませて病室に案内されました。
入院は初めてじゃないけど久しぶり。
なんか落ち着かない。。暫くして母が帰宅。。

部屋は大部屋でおばあさんばっかり…
全然話などできそうになくて退屈。。

夜は不安と斜向かいのおばあさんが付けている機械の音が反響して、
煩くて全く眠れず…1時頃限界になって看護士さんに泣きつきました。

機械の音が反響しない様にしてもらい、なんとか就寝。

入院3日前から

2009-07-24 08:25:07 | Weblog
八月に入り、当日のオペの流れや術式を両親とともに聞き、
外来にて鼻の消毒の軟膏とうがい薬を渡され、
「鼻の周りが紫色になっちゃうからマスクをして隠してね」
と看護士さんに言われ、え~!!と思いました。

実は入院前日までレッスン(代行)を頼まれていたので、
マスクなんてできない状態だったのです。
なので、仕方なく控え目に軟膏を塗り、誤魔化しました笑。

発表会の写真ができていて、注文の締め切りも迫っていたので、
私は記念にたくさん買い込みました。
もう二度と舞台に立つことはないかも…と最後の悪あがきに…

事務局の人は(なんでそんなに買うの?)的な顔をされましたっけ。

そんなこんなで入院前日までレッスンでバタバタしてました。

術前検査

2009-07-24 08:18:20 | Weblog
ずっと更新していなかったのですが…(ごめんなさい)
仕事が一段落したのでまた続きを書きたいと思います。

七月末に術前検査を受けるように言われ、
血液検査から尿検査から心電図からX線まで色々受けました。
中でも肺活量の検査は爆笑…技師のテンションめっちゃ高い!!
「は~い吸って~!!止めて~!!」と。

ほぼ半日かかって検査は終了。
以前一緒に仕事していたGさんに検査室でばったり。
胸を見られなくてよかった(-_-;

入院の説明やら必要な物の準備…そんなこんなで数日が過ぎました。


オペが近づいて

2008-04-11 10:15:34 | Weblog
発表会が終わり、バタバタの日々から穏やかな日々に~
でも私の心の中は複雑でした。
オペがどんどん迫っている…どれだけ痛いんだろうか…
想像しただけで恐ろしくて…

中々眠れない日々が続きました。
眠剤を飲んでも中途覚醒が多く、
不安感でいっぱいになっていきました。

皮膚を切って、筋肉を切って骨を削って…

またバレエが踊れるようになるのか不安でした。
普通なら日常生活の心配をするのだろうに(苦笑
私にとってはバレエ人生がどうなるのかが一番の気がかりでした…