夏の月

夢と希望を抱き、強くたくましく傑作の人生を・・・

プチ湯治。

2010-11-30 09:44:22 | 旅とか温泉とか

 

退院後2週間が経ち、すっかり元気を取り戻した。

早すぎる回復が嬉しいやら悲しいやら。

もう少し病人でいさせて・・・

だなんて こらっ!

 

揖斐川上流にある藤橋温泉へプチ湯治へ行った。(オマエはもう治ってる)

道の駅に隣接してある藤橋温泉はよく訪れる場所で、

きっと心の底からのんびりできるだろうと思い選んだ。

体が溶けて藤橋のお湯になって

湯船から溢れ流れ排水溝から循環式でまた湯船に舞い戻り・・・

 

ゆったりできた。

 

翌朝も。

 

 

 

 

 

海津大崎経由の揖斐川上流コース

夕暮れ時の黄昏がぐっと来ます。

 

 

 

 

山の景色に現ぬかして、

秋の端っこで冬のしっぽを掴んでみた。

ヒャッ

冷たいわっ。

 

 

 

 


木曽路はすべて山の中・・・

2010-10-14 06:50:22 | 旅とか温泉とか


木曽路へ出かけました。


昔はこの川の横を通る

「しなの」によく乗ったものです。

いつ乗ってもワンカップの匂い(私の勝手なイメージからくるもの)がする大人びた列車。

私も仕事を終え、窓際に座り、売店で買ったサラミをあてに一人ビールを飲む。

なんともいえないわびしさが好きだったり

しなの・・・

この話は又今度するとして。




森の匂い、いい空気を体のあらゆるところに送り入れ、








どんぐりを見つけたり、






失礼。



亀がひょっこり顔を出したり、

魚が時々跳ね、鳥が鳴く。

景色は見ていてちっとも飽きなくて、

時間を忘れてしまう。


夜になり木曽路を車で走っていたら

突然花火大があがりました。









山の花火は神隠しみたいで素敵。




爽やかな目覚めの後は

裏木曽の河原で朝ごはん。











別世界の木曽路。












素敵な秋の空を見ながら

家に帰りました。









長良川旅情。

2010-08-17 23:46:52 | 旅とか温泉とか

 

夏休み荷物を車に積み、 久石譲さんの音楽を聞きながら

岐阜県の方へ出かけた。

長良川にずっと寄り添うように夏を過ごしてみたかったんです。

 

 

そらもう、私のことですから、

川の上流へ登りながら3日間、

ひつこいくらいに長良川に纏わりつきましたよ。

川の流れに身をまかせながら 

白鳥高原で満天の星を眺めながら露天風呂に入ったり、

郡上八幡でお城を見上げたり、

関でうなぎを食べたり。

それでも、

サラサラと川の流れに身をまかせ、

行き着くところは、心の奥。

 

素朴な夏に白鳥踊りがグッと印象深く、

小雨のなか熱いおどりにしばらく釘付けになった。

 

 

 

 

小さな女の子が弾く三味線がこんなに胸に響くとは・・・

やられたわ。

私はまだまだあまちゃんですわ。

あぁ長良川・・・

 

 

 

 

 

 


奥伊根温泉。

2010-06-28 23:01:36 | 旅とか温泉とか

2010年6月の社員旅行は奥伊根温泉へ。

京都縦貫道から舞鶴に降り、

赤レンガ倉庫を見学し、

しとしと雨の中、天橋立を横目に、

 

丹後半島を

 

 

 舐めるように

 

 

それはそれは

しっとりと奥伊根に入った。

海を見下ろせる眺めのいいお宿は

静かで落ち着く。

私はお昼に食べてしまった岩牡蠣が駄目だったみたいで、

夕食の時間まで休む事に。

厳しかった今期。

来期は少し楽になるといいな。

そんな思いで夜の宴はみんなで乾杯した。

私は折角のお料理と美味しいお酒は喉を通らず、

食前酒を少し舐めて、水物を食べただけの

地味なひと時。

メロンのゼリーが美味しかったこと。

それでも正露丸が利いたのか翌朝はすっかり復活し、

 

 

楽しみにしてた雪舟庵のランチはしっかり食べれた。

夕日ヶ浦温泉に立ち寄った後、

又お風呂に入り、

この旅は終わりへと。

 

大粒の岩牡蠣一個で私の笑顔が消えた旅。

 

これで本気でさよならです。

牡蠣と。

 

 

 


信州の旅。

2010-05-06 22:48:54 | 旅とか温泉とか

 

諏訪湖半で朝食、

 

 

 

昼食は諏訪でうなぎ、

 

 

 

 

時に缶詰でご飯を食べたり、

 

 

 

 

 

温泉街を散歩したり

 

 

 

 

温泉に入ったり、

 

 

 

 

 

鯉のぼりとヒラヒラしたり、

 

 

 

 

菜の花に埋もれてみたり、

 

 

 

 

川の水はドキッとするほど冷たくて・・・

夢のような4日間は終わりました。

 

・・・

 

 


スーパーカー

2010-02-04 08:25:01 | 旅とか温泉とか

 

去年の暮れ名古屋へ行った。

エビフライ、味噌煮込みうどん、きしめん、味噌カツ丼、

あつた蓬莱軒のうなぎ、名古屋コーチンの親子丼、手羽先・・・

食べたいものが沢山ありすぎる街。

血迷ってお寿司を食べた。

翌朝の朝食が美味しくてお昼ごはんが食べれないくらい食べた。

名古屋の名物を何一つ食べてない事に驚きを感じ、

それならラデュレでマカロンでも買って帰ろうとJR高島屋を覗いてみたら

長蛇の列で気が遠くなった。

帰ろ・・・

名古屋を出る前にミッドランドスクエアのトヨタで

スーパーカーを見た。

 

 

 

レクサスプレミアムスポーツカーLFA が目の前に

テンションアゲアゲのSちゃん(夫)は

 車の周りをグリグリまわり、

ほじくるように見た挙句、後ろ髪引きずりながら名古屋を後にした。

最高速度320キロだって。

凄いね~

 

 


秋の雪。

2009-11-05 17:07:14 | 旅とか温泉とか

 

寒いと覚悟していたので、

温かいものをいっぱい車に積み込んで、

ロッドスチュワートの音楽にノリながら

夜中雪がちらつく中、紅葉を見に

岐阜県西濃に位置する揖斐川上流付近の山の中へ

突っ込んで行った。

 

 

 お昼にはお湯を沸かして、

スキー場を見下ろしながら、どん兵衛天そばを啜った。

 

 

温まった胃袋をさすりながら澄んだ空を見上げたら

頬に当たる風はひんやりして気持ち良かった。

ここは星が綺麗に見えるんだって、

今度、もっと温かくして星を見に来よう。

だいぶこっちに来てるわ、冬が。

 

 


天狗さんに逢えた秋。

2009-10-18 11:48:41 | 旅とか温泉とか

膝が笑うほど歩いた。

膝が笑ったら可笑しくて全身で笑った。

 

大人11人の八瀬一泊旅行で、

初日、鞍馬寺へお参りに行った。

天狗さんに逢えるかな。

でもほんとに逢えたらどうしよう・・・

そんな事を考えながら叡山電鉄をおりて見上げたら

天狗さんがいた。

早すぎる出逢いにちょっと腰が抜けた。

こんなに簡単に天狗さんに逢えるのなら、

牛若丸さんにも簡単に逢えるかもな・・・。

 

 

 

 

凛とした空気は大昔に誘った。

鞍馬から鞍馬寺へ向かう道は思っていたより厳しく、

苔に見とれ大きな木を見上げながら本堂にたどり着いたら、

暑くて脱げるものを限界まで脱いでた。

 

 

あまりの爽快感にお線香をあげて手を合わし、

とてもシンプルな願いを一つだけした。

 

 

 

 

ここから先、貴船のほうへ降りる道がまたいいらしいね。

電車の時間や、夜の宴の時間もあるので、

今回はここまでにして、ケーブルで降り宿へと向かった。

 

 

 

 

『牛若丸さんにも逢えますように。』

って願ったのに、今回は逢えへんかったわ。

 

次回は貴船から鞍馬寺へ参ってみようと思う。

貴船神社にも行きたいし。

・・・

はまってもたで。

 

 

 

 


モノローグ。

2009-10-10 10:31:01 | 旅とか温泉とか

パーキング内のスタバのテラスにて、

しとしと雨の降る中、軒下に椅子を集めて、

旅の始まりに美味しいコーヒーを飲んだ。

 

美しく小分けしトランクビッシリ2泊3日韓国旅行でもいけそうな勢いの荷物の多い女。

自分の家の匂いが無いと寝れないと枕まで持ってきそうな勢いの女。

有休有休♪とそうそうお気楽でいられなくなったお局OL女。

留守中のご飯を全部用意しないといけない夫をもつ女。

ややこしい事情をひっさげてアラフォー女子4人、

台風に背を向けて温泉旅行へ出かけた。

 

ワクワクする気持ちが押さえきれず皆の顔はあからさまにニヤケてた。

車を提供してくれたU子りん(妹)の旦那様に感謝しつつ、

交代で車を走らせずんずん目的地を目指した。

 

 

 

現地に着いたらまず御参りからという

友人Rの教えに従い丁寧にお参りをした。

このお陰でこの先雨にも遭わずにすんだのだと今になって脱帽する。

 

 

 

旅の行き先を決める会議、それぞれが持ち寄ったプランのプレゼン

までして選び抜かれた今回のプラン。

友人Mのプランは完璧のようだ。

窓からの一面の緑と、川の音が一瞬で現実から逃避させてくれた。

 

 

 

 

低料金なのにお部屋もお料理もお風呂も大満足。

お陰で私はご飯をたらふく食べて、

風呂に入り、その後の記憶がない。

 

 

 

 

 

翌朝は、

朝食前に川の音を聴きながら露天風呂に入り、

おかゆや、湯豆腐、秋鮭・・・食べきれないほどの朝食を食べきって、

身支度して、荷物をまとめ、チェックアウトを済ませ、

予約してくれてたトロッコ列車に乗り込み山の景色を堪能した。

昨日の夜、お腹一杯になりすぎて飲めなかった缶酎ハイ、

 

 

 

 

トロッコで飲んでみた。

『格別。』

格別って言葉がこれほどまでにあてはまる事に驚くぐらい格別だった。

 

 

 

 

 

 

トロッコ列車で秋の山に魅せられた後は、

冷えた体を温めるために宇奈月温泉でひっそりと営んでおられる

カフェ・モーツァルトへ伺った。

冷えた体になみなみのコーヒーは心までなみなみに温まった。

ひっそりといい温泉街。

 

 

 

 

 

またいつかひっそりと訪れたい。

頭の上に鳥を乗せて。

 

 

素敵な旅のプランをたててくれた友人Mと

快適な旅のサポートに車を提供してくれたyo-jiさん、

この旅にまつわる全ての方に改めて感謝。