あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドを観た

2007-05-26 19:59:05 | Diary_7
今朝、なぜか早起きしてしまった。なんとなくネットで家の近所の映画館情報を見てみたらちょうど、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の上映30分前ぐらいだったので「せっかくだから」観にいくことにした。パッと着替えて自転車で映画館まで行く。家の近所に映画館があると、「思いついたら吉日」が出来るからいいよね。いくら話題作と言えども、朝の早い時間だったら空いているだろうと予想していたんだが、案の定そこそこの行列しか出来ていなかった。余裕でよい席をゲットできたよ。全体で見ても客の入りは6割ってところでガラガラの印象だった。

で、観た感想。「全体のストーリー」として観るなら、まぁ普通。場面場面の演出として観ると相当面白い。ただ話がかなり飛躍するから、前2作を復習しておかないと話についていくのはちょっと辛いかもしれないな。パイレーツは基本的にオーランド・ブルーム演じる「ウィル・ターナー主人公の話」とジョニー・デップの「ジャック・スパロウ主人公の話」が複合的に存在すると思っているんだけど、俺はジャック派なんで「オーリーはいい、デップを出せ」ってな感じで観ていたよ。

もともとこの作品はアニメみたいな演出をしていたけど、今回は輪をかけてアニメっぽい演出が多かったな。ストーリーも少年マンガみたいなノリだったし、なんかすごく馴染み深い感覚があったな。ま、とりあえず面白かったってこと。

ちなみに映画を観終わって劇場から出たら、今度は本格的な大行列になっていた。その中をさっそうと抜けていく感じは正直悪い気はしないね。ちょっと優越感。早起きは3文の得ってことだな。

若者の自動車離れ

2007-05-24 01:18:39 | Diary_7
トヨタの決算発表を見ると相変わらず絶好調なようで、「世界一の自動車メーカー」の称号もいよいよ現実味を帯びてきたようだ。要因としては北米を中心とした海外市場らしい。その一方で国内市場は伸び悩んでいるようで、市場全体が縮小しているのだとか。その点についてトヨタ関係者も悩んでおられるようで、

>「日本経済の回復が続く中で、潜在的な買換え需要は大きいのに、自動車市場はどうして 盛り上がらないのか?」と、トヨタの関係者も首をかしげる。

との記事もある。

天下のトヨタ様が何を言っているのだろう。こんなことに首をかしげているトヨタ関係者がいることに首をかしげたくなるね。

この記事の続きで

>トヨタは06年末に社内横断的なチームを立ち上げ、国内低迷脱却のアイデアを探り始めた。 対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の 「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。(抜粋)

j-cast.com

と、このように続く

あくまでもこの記事を読んだ印象だけど、俺がどうしても理解できない点がひとつある。なんかトヨタの口ぶりだと、景気も上向いて買い替え需要も高まっている時期に車が売れないのはおかしいって感じだけどさ、何で車を買うことを前提に話が進んでいるんだろう。この点がどうしても理解できない。俺、ぶっちゃけ車いらないんだけど…。

そりゃ、住んでいる場所や環境によっては車が「必要」な場合は出てくると思う。そういう状況になった場合は買わざるを得ないとは思うけどさ、そうじゃないなら別にいらねぇよ。今回の記事じゃ「情報関連の支出が増えたせいで車に回す金が減っている」みたいな事が書かれているけど、仮に俺の情報支出がゼロになったとしても、やっぱり車いらねぇ。例えば、突然俺の収入が激増して、金が余るぐらいの金持ちになったとしても、やっぱりいらねぇ。金の使い道としての「車」は、俺の中での優先度は限りなく低い。ついでに言うと、そんな低い優先度の物にも金が回ってくるぐらいのスーパー金持ちになったとしたら、今度はトヨタなんてエコノミックな車は買わないと思うよ。だからといってレクサスも買わないがな。

大体、俺が行くような場所って車より電車の方が早いし。車でしかいけないようなところは別に行きたくないし。駐車するところもなければ、税金やガソリン代は増加する一方だし。ステータスシンボルとしての意味合いもあるのかもしれないけど、トヨタの中核車である「カローラ」では何のステータスにもならないし。車を持つことによるデメリットはあってもメリットが何一つ思い浮かばない。

昔、友人に「俺に車が欲しくなるような事を言ってみてくれ」って頼んだことがあるんだけどさ、ホントそれぐらい車に興味が持てないのよね。

まぁ、俺は極端な例かもしれないけど、少なくとも「憧れのマイカー」って時代じゃないことだけは確かだと思うよ。トヨタ様には「車はみんなが欲しがると思ったら大間違いだぜ」ってことを言いたいね。それぐらい分かっているんだろうけどさ。

ひとりごと

2007-05-20 09:55:31 | Diary_7
パイレーツ・オブ・カリビアン:

もうすぐパイレーツ・オブ・カリビアンの新作が公開されるって事で、復習がてら前2作をぶっ続けで観る。すでに一度観ている映画を続けて2本観るってのは、なかなか疲れる作業ではあったが、おかげでうろ覚えだった記憶は鮮明になり、元々良く分かっていなかった1と2のつながりがハッキリしたよ。ただ、混みまくることが確定的な映画館に行くのがだりぃ。そもそも面白い映画だとは思うけど、特別に思い入れがあるわけじゃないし。しかし新作を観ないと「じゃあなんで4時間もかけて復習してるんだ」って話になるしなぁ…。ホントなんで復習なんてしたんだろ。個人的にはDVDとかが出てから観ても差し支えない程度の映画だったのに…。まぁいいや、観るか観ないかは公開してから考えよう。

山田太郎物語:

山田太郎物語がTBSでドラマ化されるらしい。個人的に少女マンガ界の傑作のひとつ、「男でも楽しく読める少女マンガ」として気に入っている作品なので、楽しみだ。ただ、笑顔が素敵な太郎役が二宮和也でマッチするんだろうか。二宮君は良い演技者だと思うけど、太郎のイメージとは結びつかないなぁ。あと気になるのは、作中のヒロイン(?)である「よし子」と俺の一押しキャラ、山田母こと「綾子」のキャスティングだな。イメージを壊してくれるなよ。


RUSH HOURⅡVS Up Surge

2007-05-13 23:56:32 | Diary_7
今日はかねてよりゼミの先輩と約束していたライブ、「RUSH HOURⅡVS Up Surge」に行った。いろんなグループが出演する、ライブなのだが、俺はPerfume以外知らず。Perfume目当てで参加した。

そんなわけなので、とりあえずPerfumeの感想を…。

今回初めてライブでPerfumeを見たわけだが、さすがテクノポップを歌うアイドル。テクノポップのノリ(いわゆる縦揺れ・横揺れ)とアイドル歌謡のノリ(いわゆるオタ芸)が混ざった不思議なノリだったなぁ。曲の流れで、シブヤっぽくなったりアキバっぽくなったりするのがなんか可笑しかった。俺は基本的にどちらも好きなんでとても心地よかったよ。

曲の良さはいまさら語るべくもないんで割愛。それ以外で今回良かったなって思ったところはMCだね。特に「あーちゃん」。広島弁トークに郷土への愛が感じられて、非常に好感が持てた。「仁義なき方言」もしくは「竹原」のイメージしかなかった言葉も、使う人が使えばそれなりに可愛くなるものなんだなぁ…。あとやっぱりライブでの良さと言えば、振り付けを見れるところだよな。アイドル曲はダンスとセットにならないと価値も半減。CDでは当然見ることは出来ないし、DVDでも全てを見れるわけではない。こればかりはライブに行かないとね。

個人的にはもう少し曲数が多かったらなお良かったんだが、まぁこれは言っても詮無いことだな。

基本的には満足ができました。とても楽しい時間を過ごすことができた。また機会を見つけて、Perfumeのライブに行くとしよう。
先輩、本日はありがとうございました。また、なんかのライブ、行きましょうぜ。

追記:
今回、Perfume以外では「LEOPALDON」が気に入ったな。ネタっぽさがありながらも、楽曲の造りはしっかりとしていてノリも良い。MCも上手くて面白い。ちょっと注目してみたい感じだね。しかしこんなマイナーなところも押さえている先輩って…。恐るべし。

短く記す

2007-05-05 18:19:36 | Diary_7
ゴールデンウィークと言うことで、実家に帰ってのんびりすごした。
毎度の事だが、友人と会って遊ぶ。毎度の事だが、それが楽しい。

地元の友達とは「いつもの店」で飲む。やっぱり楽しいよね。
いつも愛用していた家の近所の店はオーナーが変わってしまい、グレードが下がってしまったが、もうひとつの愛用している店は相変わらず元気に営業していたので一安心。これからも頑張っていただきたい。

大学時代の友人とも会うことができたが、今回はあまり時間が取れなくてかなり適当な物になってしまったな。
今度はもう少し「しっかりと遊ぼうぜ」。

アイドリング!!!

2007-05-05 03:32:04 | Diary_7
フジテレビで深夜に放送されている「アイドリング!!!日記」。これはCSで放送されている「アイドリング!!!」という番組のダイジェスト放送なのだが、なんとなく観ているうちに面白くなってきてしまって、気がつけばCSの本放送を観るようになってしまった。ハロモニと言い、アイドリングと言い、最近はこの手のアイドルバラエティが妙に面白く感じられるようになってきたんだよなぁ…。

「アイドルオタク」と言うにはいささか知識不足なので、でかい事は言えないが、俺自身の体験からアイドル番組を楽しむためのステップを書いてみる。

言うまでもないが、アイドルバラエティはお笑い芸人が出演しているような通常のバラエティと比べて面白くない。何の予備知識も無いままにこの手の番組を見ても絶対に面白くない。あまりのつまらなさに怒りすら覚えることだろう。大抵の人はそこで脱落。チャンネルを変える。俺も長年その段階にいた。

そんな「クソ番組」を面白く見るためには自分自身にフィルターをかけなくてはならない。この場合のフィルターとは、アイドルの本質「カワイイ」という事だ。出演しているアイドルが可愛ければ、番組が多少つまらなくても、まぁ許せたりする。この場合の「カワイイ」とは外見的な好みもあるが、もっと総合的な意味での「カワイイ」を指している。

アイドルってのは好感度が命の職業なので、外見は無論のことだが、言動や行動、しぐさなどでも好感度高くふるまう。小倉優子は極端な例かもしれないが、「自分はこういうタイプの人です」とキャラを作っているわけだ。好みはあると思うけど、キャラクターが掴めてくると、外見がイマイチでも案外可愛く見えるようになる。

キャラクターが掴めてくると、カワイイというフィルターで番組が「まぁ、許せる」レベルになるわけだが、そこからさらに観続けていると、段々とアイドル個々人の立ち居振る舞いが理解できるようになる。そうすると番組の意味が分かるようになるので、番組が面白く観れるようになるわけだ。

例えば、「バカキャラ」のアイドルを例として、常識クイズみたいな事をやったとする。
キャラが掴めてない時は
「何だこのバカは、こんな事も知らないなんて…」

という冷めた感想を持つが、

一転「こいつはバカなキャラだ」と理解したうえで、同じ場面に遭遇したとすると、
「どんなアホぶりを見せてくれるのか?」
と期待して観る事ができる。いわゆる「お約束」的な面白さが出てくる。逆に予想外の動きをした場合は「意外性」と言う面で楽しむこともできる。

この段階まで進むことができると、最初はクソと思っていた番組もいつの間にやら面白くなっているわけだ。

結論:
「アイドルバラエティーを楽しむためには、キャラを掴む必要がある」
「キャラを掴むには一定の期間番組を見続ける必要がある」

と言うことだろうか…。しかしこれをさらにまとめると

「つまらなくても我慢して観ているうちに、面白くなる」
と言う身も蓋もない結論になってしまうんだよなぁ…。

追記:
アイドリングに司会進行で出演している森本さやかアナが面白い。番組内での姉御的な役回りが新鮮。「頑張れ森本さやか!アヤパンに負けるな!」

黄色い涙を観る

2007-05-01 23:40:56 | Diary_7
念願かなって「黄色い涙」を観た。

超俺好みの作品だったよ。ほろ苦い青春って感じが最高だ。俺のあこがれている世界が見事に描かれていたよ。役者もそれなりに良かったと思う。主役の嵐はいずれもキャラクターにマッチングしていたし、脇を固める役者も味がでていたと思う。でもまぁ正直なところ、マーケティング面ではそのキャストが仇になった感は否めないよな。

この「黄色い涙」、ストーリーは完全に男向けだ。しかしながら「嵐」が主演していることで、映画館の客は9:1ぐらいで女性が多かったのよ。たぶん映画好きっていうよりは嵐ファンだと思われる。当然、嵐ファン的には彼らのカッコいい姿を期待していたのだろうが、そんなシーンはほとんど出てこない。お話の筋が「カッコ悪く不器用に、夢にもがく若者」ってな具合だから、物語上ではジャニーズ的なスマートさはかけらも出てこないわけだ。上映が終わって、嵐ファンと思しき人たちの微妙な表情が印象的だった。

逆にこの映画を観て面白いって思うような層には、ジャニーズがマイナスに作用する。「なんだ、アイドル映画かよ。そんなの観たくねぇよ」って思われてしまう。あくまでも俺のイメージだけど、この手の話が好きな男はジャニーズ(アイドル)を役者とは認めない気がする。

そんなわけで、嵐ファンにはストーリーが受け入れられず、本来のターゲットには嵐が受け入れられずと、非常にやっかいな状態になってしまっている。それに加えて、上映館の少なさ、宣伝の少なさも相まって、全然話題にならない。もったいないことだ。

バベルだのスパイダーマン3だのが話題をかっさらっているが、俺はあえて「黄色い涙」を推すよ。ジャニーズっていうことで、偏見を持っている人がいるのであれば、食わず嫌いをせずに観て欲しいね。彼らの演技も悪くないよ。俺は好きだな。逆に「嵐」を期待している人にはオススメできないね。映画内の彼らは決してかっこ良くはない。でもそれが俺にとっては良かったんだけどね。

最後に総評する。ある意味子供っぽいし、たしかにアイドル映画的な甘さもあるにはあった。だけどその分、エグみなくすんなり観れると思うわけだ。俺はいわゆる「映画ファン」ではないから、この作品ぐらいのサッパリさが口にあったな。変にイチャモンをつけずに、純粋に「楽しかった」とまとめます。

追記:
この映画に大衆食堂の娘・時江役で香椎由宇が出ているんだけど、すごくカワイイ。劇中で割烹着を着ているんだけど、あれはヤバイね。「ベスト・オブ・香椎由宇」。香椎由宇の顔立ちと割烹着から来るイメージのギャップがたまらなく魅力的。