あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

アイドル=自動車説

2011-01-09 17:58:35 | アイドル
アイドル業界では、2010年はAKB48が大隆盛した年だった。
それと反比例して、かつてアイドル業界の盟主だった、ハロプロには厳しい年になった気がする。
完全にグループアイドル=ハロプロから、=AKBにシフトしてしまったよな。

そうなると必然的にハロプロファン、AKBファンの間で対立構造が生まれるわけで…。
個人的にはそんな対立を、楽しく観戦していたりしたわけだが…。
ふとそんな対立を観ているうちに、ある仮説が頭をもたげた。

グループアイドルの隆盛と衰退の歴史は、自動車業界のそれと近いのではないか?
まぁ、かなり強引なこじつけなんだけどね。

一応考え方としては

自動車前史(蒸気自動車):おニャン子クラブ
メルセデス・ベンツ:モーニング娘。
フォード:AKB48  

こんな感じ。
ちょっと対比させて書いてみる。

<自動車の歴史1>
いにしえより人間を効率的に運ぶ手段はいろいろあったわけだが、
「産業革命」により、「蒸気自動車」が発明され、発展していった。
蒸気自動車はこのままどんどん発展していくと思われたが、赤旗法の施工により
蒸気自動車の歴史はあっけなく幕を閉じ、自動車自体も停滞の時期を迎える。

<アイドルの歴史1>
昔からアイドルグループってのはいろいろ存在していたわけだが、
「夕やけニャンニャン」の登場により「素人をアイドルとして売り出す(おニャン子クラブ)」が登場。
「素人性≒手が届きそう」なアイドルとして発展。しかしながら、おニャン子クラブ解散により、
その歴史が幕を閉じ、アイドル業界も停滞期を迎える。

<自動車の歴史2>
停滞してた自動車業界だったが、「ベンツ社」による「ガソリンエンジン」の実用化によって
再び自動車業界は活性化。ガソリン自動車は急速に発展していったわけだが、
その位置づけはじょじょに実用性からは離れて行き、金持ち・自動車マニア向けの乗り物に変節していった。

<アイドルの歴史2>
停滞していたアイドル業界だったが、「モーニング娘。」の、
「デビューに条件を課して、オーディションを公開したり、合宿させたり」といった、
「ドキュメンタリー的に、アイドルの精神的負荷を楽しむ」手法が確立され、モー娘。(≒ハロプロ)は大ヒット。
しかしながらその位置づけは、じょじょに一般人からは離れていき、マニア向けに変節していった。

<自動車の歴史3>
マニア向けの玩具となっていた自動車だったが、「フォード」は、
流れ作業、部品・工程の「標準化」による、「大量生産方式」を採用し、自動車の価格を引き下げることに成功。
裕福層の所有物であった自動車を、大衆が所有することが可能となり爆発的にヒット。

<アイドルの歴史3>
マニア向けとなっていたアイドル業界だったが、「AKB48」は、
専用劇場での連日公演や握手会。制服の採用や、メンバーを増やしソロに頼らない楽曲作りなどの「標準化」によって、
「会いに行けるアイドル」の仕組みをつくり上げる。アイドルとファンの間の敷居を引き下げることに成功。
時間と金が必要な、マニア向けだったアイドル業界を、大衆化することで爆発的にヒット。

とまぁ、こんな感じ。
ぶっちゃけ、自分でも「かなり無理があるなぁ」と思いつつ書いているんだけどね…。
無理なりに続きを考えます。

さて、「アイドル=自動車」理論で考えれば、ハロプロファンはAKB48の何が気に入らないのかも分かるし、
AKB48ファンがハロプロの何に古臭さを感じているかも、分かると思う。
さらに言うと、これから先の未来も、ちょっと予想できるかなって思うんだけど、どうだろうか?

自動車の歴史を見ると、「フォード方式」は衰退していって、いわゆる「トヨタ生産方式」に変わっていくわけだが…。

フォード式・トヨタ式の違いをネットで調べたところ…

大量生産による規模の経済の追求 ⇒ 在庫を極限まで減らす
前工程から後工程へ(生産計画にあわせる)⇒ 後工程から前工程へ(市場からの受注)
商品企画、部品生産、組み立て ⇒ 商品企画、組み立てのみ。部品生産はしない
12500社、短期的取引 ⇒ 300社(系列)、長期的取引
独立 ⇒ 系列

って事らしいけど。
既存のアイドルがそこに入るのか、あるいは新しいアイドルグループが登場するのか…。
トヨタ生産方式に当てはめたらちょっと面白いかもね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿