RASPBERRY JAM 340g

DAY_MAYUKIといいます♪

詩と音楽を中心に日常の感覚、心の変化などをフリーに発信していきます☆

失うということ

2017-01-17 23:35:12 | 詩  音楽 


大切にしていた想い出が

ばらばらになってしまって

ただただ泣けてきてしまう

こんなに泣いているのに

また自分がバラバラになる



あなたは そこに居てくれるだけでいいのに



窓の外は賑やかな世界で

明るくて沢山の人の笑いが絶えないけど

今の本当の気持ちは

まるで空っぽ

またまとまらなくなる


あなたは そこに居てくれるだけでいいのに


時々息苦しくなるよ

胸が痛むのは

正直になれないから?

笑うとアナタの優しい面影がチラッと現れては消えていくよ

辛くて涙が流れては止まって

流れては止まって

その繰り返し


叫びたいけどどうしようもない



そこに居てくれるだけでよかったのに あなたは


by-

DAY_MAYUKI

2017/01/17








Evanescence - My Immortal





◆My Immortal/Evanescence◆

I'm so tired of being here
Suppressed by all my childish fears
And if you have to leave
I wish that you would just leave
'Cause your presence still lingers here
And it won't leave me alone
These wounds won't seem to heal
This pain is just too real
There's just too much that time cannot erase

[Chorus:]

When you cried I'd wipe away all of your tears
When you'd scream I'd fight away all of your fears
And I held your hand through all of these years
But you still have all of me
You used to captivate me by your resonating light
Now I'm bound by the life you left behind
Your face—it haunts my once pleasant dreams

Your voice—it chased away all the sanity in me

These wounds won't seem to heal
This pain is just too real
There's just too much that time cannot erase

[Chorus]

I've tried so hard to tell myself that you're gone
But though you're still with me
I've been alone all along

[Chorus]
... ah, me... ah, me... ah...



もうここにいるのには疲れたわ

自分の子供みたいな不安に押しつぶされそうになりながら
もしもあなたが行かなければならないのなら
どうか行くだけにして
だってあなたをまだここで感じられるから
そしてそれは私をそっとしておいてくれないの
この傷は癒える気がしないわ
あまりにも痛みを感じるんだもの
時間では解決できないことばっかり


あなたが泣くときは、私が涙をぬぐってあげる
あなたが恐怖におびえ泣き叫ぶのなら、私が全部おいはらってあげる
そしてずっとあなたの手を握っていてあげる
それでもやっぱり弱いのは私の方なのね
あなたはもういないんだって、ずっと自分に言い聞かせてるけど
瞬く間に広がるあなたの輝きは、よく私を夢中にさせたの
今はあなたが置いていった人生に縛られてる
あなたの顔は私のかつての楽しい夢に出て来るし


あなたの声は私につきまとってくるの
あなたはまだ私のそばにいるのよ
いつまでも一人ぼっちなの


-------------------------◆◆◆------◆◆


こんばんは☆彡

今日も時間過ぎるの早かったデス。

みなさんはどんな一日でしたか?

わたしは、最近映画と音楽と読書が日課になってるけど、

風邪がよくなったらまた外出するんやと思います。

今日はEvanescenceさんの、My Immortalという歌をBGMに書いています♪

歌詞がすごく解る!って感じです。

にしても。。。


早く風邪治ってくれへんかなぁ(T_T)

なかなかしぶといです。

若かりし頃は2~3日で治ったのに。

オバチャンは10日以上かかりそうです(涙)


今日はいつもよりも早起きしてドッサリ溜まった洗濯物を干して

緑茶を飲んで、ちゃんと白米食べて、青汁とヤクルトも飲んで、

リポビタンLIFEも飲んで、



今日で賞味期限が~

ってことで、恵のヨーグルトもしっかり食べて乳酸菌いっぱい採って、

これでトマトジュースも飲めば完璧なのではないでしょか?(^-^)


段々と免疫力が↗ってくれるといいんやけど。

さっきから熱いと思ったら暖房下げて、冷えたと思ったらまた28度にnしたり…。

更年期は温度差が激しいので困ります。


と、書いていると長くなりそうなんで、連載日記にまいりませう。

しかし、寒い(><)

ほんとに風邪には気をつけてくださいね。


今日もここに来てくださってありがとう☆彡


写真は、麻雪うどんです(^-^)?
ちくわちくわちくわ&やはり但馬屋のベーコン美味いっ!



お薬ポーチと常備してるPL顆粒とロキソニン。ポーチ昨日お気に入りのが壊れたので
入れ替えました。






--------------◆◆◆---------◆◆◆-----------------◆◆◆◆



  
    連載日記   



 
「アルコール依存症闘病記」  著者:飯田 誠



16.DARCでの生活


大阪に帰ってきてからの私はしばらくDARCに通所していた。DARCとはDrug Addiction Rehabilitation Centerの略である。以前通っていたアルコールリハビリセンターと同じように午前と午後にミーティングをする。そして夜はNAである。またしても3ミーティングの生活だ。NAへの参加は義務付けられている。病院に関してはDARCに通いながら天王寺の○○クリニックに通院することになった。DARCに通所して1ヶ月ちょっとになるがその間は不思議と飲酒欲求が起こらなかった。
NAのホームページに行くと「自分は薬物依存者か?」という問いが投げかけられる。



・薬物を使用している間ずっと、私たちは「自分は薬物を上手に使っている」と内心では思っていた。
・最初はそうであっても、今はそのような状態ではない。
・薬物が私たちを操っていたのだ。私たちは薬物を使用するために生き、生きるために使用していたのだ。
・たぶんあなたは、自分が薬物の問題を抱えていることは認めていても薬物依存者であるとは思っていない。



この文中の薬物をアルコールに変えれば立派なAAのテーゼとなる。
そして12のステップもAAと全く変わらない。ただ主語がアルコールから薬物に代わっているだけである。私は最後の一文に的をえた気持ちになったものである。



「アルコールは薬物ではないという考えは、非常に多くの薬物依存者を逆戻りに至らしめた。NAに来るまで、大方の人たちはアルコールは薬物ではないものだと思っていた。しかし、これはまちがいである。アルコールも薬物の一種なのだ。われわれは薬物依存という病気をもつ人間であり、回復のためには、いかなる薬物からも遠ざかっていなければならないのである。」



アルコールは立派な薬物である。アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)の「こんなにある 依存性薬物の種類」を見ると、筆頭にアルコールがあげられてある。しかも大麻&マリファナよりも毒性が強い。何度も言うが医学的には、アルコールは麻薬や覚醒剤と同じドラッグの一種である。世界の歴史を見れば、ドラッグの合法・非合法の区別はまったくまちまちであるが、法律がどうあろうと、ドラッグは脳とからだを破壊する。アルコールというドラッグは、現代の日本でたまたま合法化されているに過ぎない。仮に今、アルコールというものが発明されたら非合法化されるに違いない。
ドラッグは、いったん習慣性がつくと、なかなかやめることができない。これは、脳の中にドラッグを求める回路ができてしまうからである。この回路は人をあやつり、いかなる犠牲を払ってもドラッグを取らせるようにしむける。アルコール依存症の人が酒をやめられないのは、意志や道徳の問題ではなく、脳内にできたアルコール回路の作用によるのである。だからこそ、依存「症」という病名がついているのだ。
酒を飲み続けることによって、脳のアルコール回路は強化される。同時に、アルコールというドラッグは身体も蝕んでいく。破壊されるのは肝臓だけではない。アルコールは発がん物質でもあり、特に食道や大腸のがんのおもな原因はアルコールである。そのほか、痴呆、糖尿病、膵炎など、ほとんどあらゆる病気がアルコールによって起こされたり悪化したりする。このためアルコール依存症は早死にしたり、長い期間療養生活を送ることになりがちで、自殺や事故も高率だ。


麻薬や覚醒剤の中毒者に対して、少量とか適量でなんとかやっていかせようと考える人はまずいない。完全にやめるか、さもなければ人間をやめるかしか残されていないのだ。このあたりは覚せい剤撲滅キャンペーンと変わらない。ドラッグであるアルコールも同様。酒をひかえ目に、というのは健康な人のこころがけるべきことで、アルコール依存症には適しない。アルコール依存症の治療はアルコールを完全に断つしかない。まず完全に断ち、それからは断酒を継続することが求められる。そのためには家族や社会の協力も必要だろう。
以上がドラッグとしてのアルコールだが、断酒しなければ回復はないとは思わない。それについては後ほど書きたい。



続く…



-- OFFICE PEMA ---






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チベットやインドに行った時の旅行記や
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Pema(飯田 誠)こと、まこちゃんデス!

にゃんこが大好きな変人さん♪大阪育ち函館経由のおっさんデス(笑)




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   アルコール依存治療への疑問


今日は夕方ちょっと危なかったけど、

映画見たり、緑茶飲んで過ごせました。

でもオールフリーが部屋にあるのでちょっとだけって感じもありますが。

数日前からずっとチェックできてなかったmixiを更新して、

コミュニティー他、いろんな人のコメントを読ませていただいて、

改めて「アルコールとの葛藤」というものを実感しました。

わたしもいつどうなるかわからないという不安ってあります。

一人暮らしというのもあるからかも知れないけど全てが自分次第です。

加えて離婚してから一緒に暮らす家族もいないので、

一日のスケジュールは白紙の状態。

何もかも自分で決められるっていう事はよい事だけど、

進む方向もよく言えば自由だけど、悪く言えばとんでもない日になる事だって考えられます。

不安もあるけど出来るだけマイナスに考えない様にしています。

飲んだか飲まないか?というよりも、どちらにしてもどう考えたか?

どんな自分も、「受け入れる自分」が大切なのかなと思います。

時には凄く辛いけど、肯定してあげたいとう気持ちは実践していきたいです。

今日も長々とここまで読んでくださって有難うございます。


MESSAGE FOR YOU



…今日が無事で穏やかに過ごせますように…




「依存って?」 を考えるすべての人へ・・・


   
     アルコール依存治療への疑問






久里浜式、断酒会…
現在アルコール依存症だけど今の治療方法になんらかの疑問や、
この治療方法って理解出来ないとか、いろいろと悩んでいる人が多いと思います。
そんな中で自分の治療方法を確立している人もいると思いますが、
まだどうしていいかわからずにもがいている人もいると思います。
わたしもその一人です。
現在依存症の人、アルコール依存症でない人でもOKですので、いろいろと一緒に考えていけたらと思いmixiにコミュニティーを作りました。


管理人のわたし自身もアルコール依存症には未だこれという決定的な治療方法がないような気がしています。
pema(飯田 誠)さんのように、自分を実験にして体現している人もいます。
本当にどうしたらいいのでしょうか?
本来アルコール依存症とは二度と元には戻れない病だといいます。
でもなんとか日々を過ごしている人はたくさんいると思います。そんな人のいろんな声を聴きたいと思っています。
悲しい時、ふと心にぽっかりと穴が開いてしまったとき、ショックの大きさに耐えられなかったときなどなど。
どうしても耐え切れなくなったその時に飲んでしまうお酒は精神的にも身体的にもよくないと思います。

でもわたしは、『自分で決める』しかないよな気もするのですが。
よく考えてみると日々の中、アルコールなしでも生きている自分もいるのですから。

アルコール依存症の治療というのは断酒が前提になっているのが常識になっていますが、
果たして本当でしょうか?
皆さんはどう思われますか?


◆チェック(mixi)が遅れる事もありますがその点はどうぞご理解くださいm(__)m



MIXIコミュニティーのURLです。
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=5724839

↗MIXIに参加している人はこちらから入ってください。


もちろんこのブログに直接コメントを書いて頂いても構いません。



   どうぞ宜しくお願いします。






FREEDOM YOU CAN AROUND YOURSELF


自由はいつだってすぐ近くにころがってるんだよ!






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SO COLD

2017-01-15 00:35:54 | 詩  音楽 


冷たい気持ちになると


世界のすべてが


味気なく見える


そしてどんどん自分が落ちていくのがわかる


このままでいいのか


変わらなくてはと焦るけど


そんな簡単ではない


まるで自分一人だけ取り残された感じ


疎外感


空虚感


冷たい空気


空を見ても何も感じられず


歩き疲れて  


見付けたベンチに一人座る


公園は沢山の緑の木々で輝いているのに


まるで  心が動かない


ただ自分がちっぽけに思える


このまま時間は空しく過ぎていくの?


365日


何日この公園んおこのベンチに一人座ったことか


誰もわたしに話しかけてはくれない


誰とも分かち合えない


答えは自分でも知ってるよ


いつだったか


誰かの温かい笑顔がわたしの心を撫でた


そして ある日から


わたしは少しだけ笑えるようになった


知ってた?


こんなに夕暮れが美しかったのを


こんなに落ち葉が綺麗な形をしていたのを


こんなに こんなに こんなに…



世界が変わったと思った



そしてまた自分の時間との戦いが始まった


心は右にも左にも揺れ動く


だから どうしていいかわからなくなる


by-

DAY_YOSHIMI

2017/01/15








MACO - 存在 (Short Ver.)







こんばんは♪

今日はMAKOさんの歌を何回も聴いていました。

この歌は今日何気なくPCしてて、YouTubeで出会った歌デス♪

この歌聴いているとまだ若かった頃、20代だった時かな?

想い出します。

自分の存在って何?

このままでいいん?

笑いたくなかったし、冷え切った気持ちとか、意地張っていたり。

どんどん落ちていく気もしたけど、スレスレの所で気持ちを立て直したり。

一人が空しくなったり。でも誰かが、知らない人でも笑顔を投げかけてくれると

それだけで一日が変化する。

怖くて一人で外出するのも大変で仕方なかった毎日。

どうしていいかわからへんかったな。

自分に自信なかったし、今もそんな自信なんてないけど。

でも歳喰った分だけちょっとは恥かいたっていいかなーとか思える様になったかも。

オバチャンになった分厚かましくなったんかな(^^:


そんなこんないろんな事を回想させてくれる歌デス。

話変わるけど、


ほんま、今日は寒いデスーーー!わたしは手袋とレッグウォーマーとカーディガン2枚重ね着してる

のに、まだ寒いです。何?この寒さは(T0T)

冷える。足先とか手もガチガチ。

大阪でもこの寒さやから、北の方は耐えられない位の寒さなんやと思います(><)))

麻雪はもう風邪引いてしまってるけど、鼻水凄いからここ4日でティッシュペーパーBOXで

3箱使ってしまいました。。。


どうか皆様も風邪には気をつけてくださいね。

それから、今日もここに寄ってくださってありがとう!


写真は年末年始やったかな?大坂、難波の街のイリュミネーション☆彡











--------------◆◆◆---------◆◆◆-----------------◆◆◆◆



  
    連載日記   



 
「アルコール依存症闘病記」  著者:飯田 誠





15.4回目の入院





この病院はもう入院3回目である。勝手知ってしまっているので緊張感はまるでない。また来てしまったのかという無念さだけを感じていた。とりあえず、何も食べられないので点滴と、これからの人生を考え直すための休息がほしかった。
お馴染の個室で横になっていると、顔見知りの看護師たちが私を見舞いに来た。しかし、婦長だけは違った。私に対して、AAの祈りを言い聞かせるように説教を始めたのである。ちなみにAAの祈りは次のようなものである。


「神様 私(たち)にお与えください。
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを!
変えられるものは変えてゆく勇気を!
そして、二つのものを見わける賢さを!」

婦長は頭でっかちな私を明らかに嫌っている。そのことは強く印象に残った。病院自体が私を煙たがっているようだった。また、私はその頃キリスト教アレルギーにかかっており、神様だけは受け入れられなかった。青春時代の3年間をカトリックの学校で過しても、ジーザス・クライストだけは受け入れられない。むしろ明治時代の、後に中央公論の前身となる機関誌「反省会雑誌」で唱えていた「禁酒禁煙明治十九年六月以来」の方が個人的には好きである。

「小さな祈り」の原作者は、アメリカの神学者、ラインホールド・ニーバー(1892-1971)、というのが現在の定説らしい。1943年の夏、マサチューセッツ州西部の山村の小さな教会でのお説教がもとになっているそうだ。しかし、AAをはじめ、いろんな場所で、いろんな形で引用されたために、作者については、長く論争の的になってきた。ニーバー自身、そのことばが、誰にどんなふうに引用され、言い換えられてもかまわない、という姿勢だったらしい。


初日の夜はお約束通り一睡も出来なかった。しかし、今回は午後8時半に飲んだベンザリン以外追加の睡眠薬は出してくれなかった。前回入院した時は、色んな薬を試してみて、最期は当直の医師に麻酔に似た静脈注射をしてもいらってようやく寝たものだが、今回はそういう追加の薬は渡してくれなかった。私がこの病院へ運ばれてきた理由を皆知っていたからだろう。一晩中、壁と天井を眺めながら横になっていると、隣の病室から恐怖に慄くような唸り声がしてきた。おそらく幻覚を見ているのだ。しばらくして2人の看護師がその病室に入って何か処置をしていたので、手足拘束されたのかもしれない。それでも隣からガタガタ言う音や壁にぶつかる鈍い音が聞こえた。
夜が白々と明けてきた頃、ようやくウトウトすることができたが、また新しい一日が始まった。朝食はパンが食べられないのでお粥だった。体は少し動かすことが出来るのだが、まだかなりふらついている。身体疾患の検査に行く時は車椅子で検査室まで連れて行かれた。特別サービスだ。
一通りの検査が済んで、ナースステーションでタバコを吸っていると隣室のオヤジがやってきて自分もタバコを吸いながら私に話しかけてきた。


「いや~~~昨日は強烈な幻覚を見てね~。幽霊みたいなやつが俺に襲いかかってくるんだよ。」

「どんな幽霊ですか?」

「なんだか黒い奴がおれを殺そうとするんだ。黒~いような影が見えてよ~~~」




統合失調症では「ないものが聞こえる」という幻聴が主だが、アルコール離脱性幻覚では、「ないものが見える」という幻視が多い。他の精神障害であれば幻視や幻聴は被害的で恐怖感を伴うものが多いが、アルコール離脱性幻覚は意識レベルの低下によって起こるため、時には楽しい内容のものがあったりする。チャンバラをやっているとか、部屋の隅から小さな大名行列が出てくる、というようなものもある。よく言われるのは、体中に小さな虫が這っていて、取っていても取っていても切りがないという虫取り運動というやつだ。
アル中で入院36回の史上最多記録を達成した日本一のアル中男で「アル中地獄 アルコール依存症の不思議なデフォルメ世界」の著書である邦山照彦氏は壮絶な幻覚体験をしたしそうだ。頭蓋骨が破裂し、その破片を病室のみんなが探したらしい。
病棟には喫煙室があるのだが、入院当初の患者は入れない。だからこんな話をしながら2人してナースステーションでタバコを吸っていると、顔なじみの患者が次々に様子を見に来て、私にこう言った。


「また来たのか?」



もう入院してどれくらいなるだろう?古参の患者からは親しみが伝わってきたが、病棟全体はかなり規則が厳しくなり、規則だらけの病院になってしまっていた。こうしてまたしても100日近い入院が始まった。ただ、救いは、このアルコール病棟が開放病棟だったことである。後日、大部屋に移ってからは自由に売店に行って自由行動で買い物することができた。その点、大阪に帰ってきてから入院した○○○病院の閉鎖病棟は辛かった。
今回も無事に個室から1号室に移り、ARPが始まると。担当の看護師が付いた。その看護師からは四六時中見張られているような気がしていた。かと、思うと私に親密に接触してきたりする。一応既婚者だが私と関係を持とうとしていたのか、よくわからない。


ARPには室外作業があって病院の畑作業や広場の草刈りがあり、その時は作業服を着るようになっている。しかし、在庫の作業服には私に合うサイズがなかった。そのため作業ズボンのベルトが必要になったのだが、その担当の看護師は毎回ベルトを返せという。おそらくそれで私が首をくくるのを恐れていたのだろう。
毎週金曜日の午後からの室内作業が始まると、私は早速ワープロで酒歴を書き始めた。面倒くさいことは早く切り上げるに決まっている。その上、前半部分の経緯は既に2度書いているので、ワープロ作業はルーティンワークだった。しかし、頭の中はそれどころじゃない。あと90日の入院生活で今後の身の振り方を考えなければならなかった。それを決定しないことには病院から出られない。
この入院時、シアナマイドが体に合わなくなって、飲むとすぐに嘔吐し、洗面室に駆け込むことになった。それ以来、シアナマイドは服用していない。シアナマイドのおもな副作用は、吐き気や頭痛、倦怠感、不眠などがあげられる。私はこのうちの吐き気に襲われたのである。しかももっとひどくなると重い皮膚症、高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血、重い血液成分の異常、発熱、喉の痛み、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向、肝臓の重い症状、だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなるなどがある。だからこの入院時以降はシアナマイドもノックビンも服用していない。


今回の入院で得たことと言えば、アルコールが身体に及ぼす影響、アルコール依存症という病気についての勉強、退院後の生活に関する指導や助言の復習である。実りの多い入院ではなかった。そういったアドバイスがあったにも拘わらずまた入院してしまった原因はやはり「現実逃避」と「孤独感」だったのだろう。生き方そのものを変えないとアルコールとは付き合いっていけない。この時点で私は飲酒から卒業しようと思っていた。それは正直な感想である。
また、今回の入院では外泊時、以前参加していたAAミーティングに参加して病院側に気に入られるような行動を試みてみた。AAのメンバーたちはそんな私でも受け入れてくれたが、所詮、ミーティングが終わったらさよならである。だから自助グループにも限界がある。毎日、都内や横浜ででもAAミーティングはやっているが、毎日それらを周るのは大変だ。蒲田と原宿のグループは世話になった人もいたが個人的な交際はない。スポンサー/スポンサーシップがあり、飲まない生き方を続けるにあたって、また、AAの回復のプログラムを実践するにあたって、メンバーはより経験のあるメンバーに相談に乗ってもらったり、助言や提案を示してもらっているが、私にはそういう人はとうとう見つからなかった。
そうかと言ってこの病院のデイケアに通うにも遠すぎる。担当の看護師は退院後もデイケアで通うと思っていたらしいが、大学入学して以来15年間、東京・神奈川に住んでいてその土地の水が合わなかったことに今更ながらに気がついた。これは大阪に帰るしかない。



「住みやすいのは、やっぱり地元がいいのではないだろうか?」



そうかと言って実家に居候するくらいなら死んでもいいと思っていたので実家のある奈良の生駒市ではなく大阪市内に住居を探さなければいけなかった。そして外部のAAミーティングを除く毎日、外出許可をもらい、部屋探しを始めた。おもに大阪市内で、電車の駅から近いところがよかった。関東の不動産屋では探せないので、もっぱらネットカフェで探していた。

大阪で過ごすということは実家の奈良とも近い。今までの人生の中で家族から逃げ回っていた。しかし、さすがに30代後半になってまで親は干渉してこないだろうと思っていた。
外出のたびに物件探しをしてネットの不動産部件を検索したおかげで、よさそうな物件も見つかり、次回の面会の日にそれらのコピーと大阪DARCの資料一式を持ってきてもらうようにお願いした。と言うのも、AAはどちらかというと比較的長く飲酒した人が多く、年齢層も高い。だから私はAAでの話を聞いていても、気持ちのどこかに歯車が合わないことがほとんどだった。それに、私が求めていたのは「お酒」という飲みものじゃなく、エチルアルコールと言う「ドラッグ」だったからである。その意味ではAAよりもむしろNAに行ったほうがいいのではと思い始めた。



NAはナルコティクス・アノニマスの略で、薬物依存症の自助グループである。アルコールも立派な薬物である。AAとNAの差は年齢層だろう。NAに通っている依存症者はAAのそれよりもはるかに若い。
薬物依存は精神疾患の1つで、脳内の神経伝達物質として報酬系などに作用する薬物である。また、意志や人格に問題があるというより、依存に陥りやすい脳内麻薬分泌を正常に制御できない状況が引き起こした「病気」であるため、どちらかと言うと若年齢層が多い。その上、精神疾患の強迫性障害に伴う気分変調を紛らわすという目的で薬物に依存し、アルコール依存症などに陥る場合もある。これが私にアルコール依存症に引きずり込んだ第一の原因である。強迫性障害に伴う気分変調だ。




続く…





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にゃんこが大好きな変人さん♪大阪育ち函館経由のおっさんデス(笑)




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   アルコール依存治療への疑問



最近は風邪を引いているし、少しのお酒も飲んでいないというか、

飲もうとかいう気持ちがおこりません。

本来お薬も飲んでいるのでアルコールはダメなんですが、たまには飲みたくて

仕方がなくなってしまう時もあります。


無理にやめろーー!って自分に言い聞かせたら余計に飲みたくなるので、

ま、しょうがないかなと飲んでしまうけど。


しかしなんせ山型体質なので、コントロールが出来なくなるのを考えたら

かなり恐怖デス。


でも、こうしてお薬を飲んで書けている今に感謝します。


今夜も、こうしてブログを書けている事にも感謝☆彡


MESSAGE FOR YOU



…今日が無事で穏やかに過ごせますように…





「依存って?」 を考えるすべての人へ・・・

   
     アルコール依存治療への疑問







久里浜式、断酒会…



現在アルコール依存症だけど今の治療方法になんらかの疑問や、
なんかこの治療方法って理解出来ないとか、いろいろと微妙な線で悩んでいる人多いと思います。
そんな中で自分の治療方法を確立している人もいると思いますが、まだどうしていいかわからずにもがいている人もいると思います。


わたしもその一人です。


もちろんアルコール依存症でない人でもOKなので、いろいろと一緒に考えていけたらと思いmixiにコミュニティーを作りました。


管理人のわたし自身もアルコール依存症には未だこれという決定的な治療方法がないような気がしています。
pemaさんのように、自分を実験にして体現している人もいます。


本当に、どうしたらいいのでしょうか?


本来アルコール依存症とは二度と元には戻れない病だといいます。
でもなんとか日々を過ごしている人はたくさんいると思います。そんな人のいろんな声を聴きたいと思っています。
悲しい時、ふと心にぽっかりと穴が開いてしまったとき、ショックの大きさに耐えられなかったとき、
などなど・・・
どうしても耐え切れなくなったその時に飲んでしまうお酒は精神的にも身体的にもよくないと思います。
でも、私は、『自分で決める』しかないよな気もするのですが。

アルコールについて、今の治療について疑問を抱いている方とこの場所で話しあえればと思います。

よく考えてみると日々の中、アルコールなしでも生きている自分もいるのですから…。



    是非ご意見や考えを聞かせてください。


 MIXIコミュニティーのURLです。
   http://mixi.jp/view_community.pl?id=5724839/


 MIXIに参加している人はこちらから入ってください。

 もちろんこのブログに直接コメントを書いて頂いても構いません。



   どうぞ宜しくお願いします。









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生きるのは情熱的に!

2017-01-14 00:32:21 | 詩  音楽 

掴めなかった夢追って


この病気はいつになったらよくなるんだろう


この『今』はいつになったら自分の中では納得いくのだろう


そんなこと考えたりしていたら他の大切な何かが遠ざかっていくみたいで怖くなるわ


でも、いつもこう言い聞かせているよ


きっと君の事は忘れないでいるよって


きっといつかまた会えるよって


君といると温かくなれるから


いつもそう思ってた


君、すっと心の中に入って来ては


すっとまた心の外へ抜けて行ってしまうけど


その感覚は まるで夏の夜みたいに涼し気に感じがして


昼間の太陽とは別の顔を持つ向日葵みたい



この冬空を眺めていたら君をふと想い出したよ


精一杯生きている君にまた会える日を楽しみにしてるよ


きっとまた会えるよ


きっとまた会えるよ


生きる事で繋がっているんだから



そのままでいいんだよ


君、居てくれて 



ありがとう




by-

DAY_YOSHIMI

2017/01/14




【歌ってみた】夏夕空【右膝】






◆作詞 江崎とし子◆
◆作曲 江崎とし子◆
◆編曲 羽毛田丈史◆



色づく 西空に
差し込む一筋の陽
夕立の雨上がりに
気付く夏の匂い




ひしめく光が照らす
想いに耳を澄ませば
聴こえし友の面影





夏夕空 薫り立つ
鮮やかな過ぎ去りし日々
心のまま笑いあった
あの夏の思い出よ





色づく鬼灯(ほおずき)に
賑わいし夏祭り
鳴り響く風鈴(すず)の音に
胸の奥が揺れる





さざめく蜩(ひぐらし)が鳴く
木立を一人歩けば
蘇(よみがえ)し日の面影





そっと僕の
耳元でささやいた
懐かしい日々
あの頃のまま変わらず
今も心の中で





人として守るもの
人として学ぶこと
亡き祖父が紡ぐ
大切な言葉はこの胸に





夏夕空 薫り立つ
鮮やかな過ぎ去りし日々
あの頃のまま変わらぬ
染み渡る温もりよ





あの夏の思い出よ



---------------------------◆◆◆--------------------------◆◆◆


こんばんは(^-^)


今日はアニメ『夏目友人帳』の主題歌でもある、『夏夕空』を聴きながら書いています。


大寒波到来の中、麻雪は風邪を引いてしまいました。


あなたは、どうしていますか?


きっと寒い毎日を過ごしていると思います。


心細くなっていませんか?


わたしは風邪を引いてからめっきり引きこもってしまい今更ながら年齢を感じます。


ここ最近心のバランスがUP、DOWNして、お薬を飲みコントロールしているけど、


でもお酒は一滴も口にしていないから、免疫力が低下する度に


この身体がガンバってくれてるんやなあーって思う。



昨日テレビで恵比っさん関係の番組をしていて、今年も十日恵比寿がきたんやなーって、


しみじみとした気持ちになりました。





写真は、何年か前に行った十日恵比寿の時のデス。


あー、なんか免疫力が低下している分、精神力を少しでも強くしたいと思ったりするなぁ。


朝、身体がダルくて起きるのもキツイ時もあるけど、


もっとしたい事があるから、なんとか踏ん張ろう。


どうしても生きているうちにしたい事ってあるから。


そうして、そういう事を考えていると涙が溢れたり。更年期もここまで来たんやねー(T0T)


死ぬのは一瞬だから、生きるのは情熱的に!


とはいうものの凹む時もある。


今日、友人と話していた時に出た言葉は、『自由と束縛は表裏一体 』だということ。


自由になるって事は、淋しい事でもあります。



やけどなぁ、生きてたらまた会えるんやから、どんな事があっても


あなたらしく、あなたが納得出来るように生活してね!



今このブログを読んでくださっている皆様へメッセージでした。


また、ここに来てね!今日はサンキュ☆彡




P.S.今日はPEMA(飯田 誠)さんの、連載日記 「アルコール依存症闘病記」お休みさせて

頂きます。いつも読んでくださっている皆様、ごめんなさいm(__)m










FREEDOM YOU CAN AROUND YOURSELF


自由はいつだってすぐ近くにころがってるんだよ!



mayuki&麻雪










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ささやかな朝に

2017-01-01 03:04:37 | 詩  音楽 



何が幸せかって?

そんな質問に答えるのに疲れてしまったよ

今あるものだけを

今この胸の中にあるものだけを

さっと どこかに持っていけたら

それが幸せなのかも知れないんだと


名もなき

凡人の穏やかな日記

静かな海の波の音

自由に飛ぶ鳥

くだらない冗談

すぐに泣くあの子

眠い朝に飲む一杯の水


ささやかに

生きてくだけでいいよ


想い出だけでも十分幸せって

いつも言ってたね

この一瞬に消えてしまうものがあるんだから



by-

DAY_YOSHIMI

2017/01/01








Prefab Sprout - Falling in love (Subtítulos en español)



Prefab Sprout * Falling in love(歌詞)



Falling in love is easy,
that's what my friends tell me.
It's letting a bird
out of a cage,
when will my heart, my heart
be free?


Falling in love is simple,
nothing you need to know.
It's falling off logs (falling off logs)
follow the flow (follow the flow-oh)
Why is my heart, my heart,
so slow?


It's falling off logs (falling off logs)
follow the flow (follow the flow-oh)
Why is my heart, my heart,
so slow?


Falling in love is child's play,
just take it stage by stage.
Fly away bird (fly away bird)
take to the sky (take to the sky-y)
Why are you scared
to leave your cage?



Fly away bird (fly away bird)
I'm counting to three (one two three)
When will my heart, this heart
be free?







今年初めてのブログです。

今日も来てくださってありがとう!

2017年もどうぞヨロシク☆彡





-----------------☆☆☆----------------------------------------------☆☆



   連載日記   



 
「アルコール依存症闘病記」  著者:飯田 誠





14.アルコールケアセンターに通って




3度目の退院の後、断酒が本当にできるのかどうか試してみる気になった。そこで、しばらくは仕事よりも回復を優先し、AAミーティングに参加することが自分の仕事であると考え、AAハンドブックの第6章「行動に移す」の冒頭に「この行程を労を惜しまず念入りにやっていると、半分も終わらないうちに、あなたはびっくりすることになる」とあるように徹底してやってみようと思い、昼間は川崎の高津区にあるアルコールケアセンターに通い、午前・午後と2度のミーティングに参加し、夜は横浜や都内のAAミーティングに通うという、いわゆる3ミーティングの生活を実践してみた。
そんな生活を半年も続けていたら断酒生活にも自信が持て、仕事に就いてからも何とかやっていけるのではないかと思っていたのだが、頭で思っているようには上手くいかず、その間、何度も再飲酒をしてしまい、いつの間にか毎日飲む生活になっていた。しかし、日中はアルコールケアセンターに通わなければいけないので深酒はしなかった。その意味では節酒出来ていたのかもしれない。


ところが私には根本的な「飲酒をやめたいという願望」がなかった。そういう願望を意識はしていたが、自分には無理だと次第に思われてきた。これまでの経験から頭ではアルコール依存症者にとってはアルコールをコントロールして飲むことは無理で、断酒しか回復の道はないと思ってはいたが、自分には無理だとも悟っていた。飲まない時は抗酒剤がなくてもインドでの生活のように飲まないでいられるのだが、飲みたくなったら抗酒剤を服用しても飲んでいた。
抗酒剤は、酒と併用した場合、通常よりも強い酩酊を生じ、顔面紅潮、発汗、心悸亢進、血圧低下、呼吸困難、悪心、嘔吐などを出現する薬剤で、私が服用していたのはシアナミド(シアナマイド)だ。この薬剤はアルコールの代謝過程を阻害することにより効果を現す。アルコールの代謝は三つの段階に分けられるが、第一段階として、アルコールがアルコール脱水素酵素(ADH)によりアルデヒドへと、第二段階はアセトアルデヒドがアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により 酢酸となる。第三段階は酢酸が水と二酸化炭素に分解される過程である。実際、シアナマイドを服用して飲酒すると、最初は気付かないのだが、段々その苦しさでのたうちまわり、死にそうになる。
そんな状態だったので、通院していたクリニックの主治医に素直に話してみた。
「先生、アルコールケアセンターに通っているにも拘らず飲酒が止まりません。」
「そのことは。ミーティングでは話しているんですか?」
「いいえ、話せません。」
主治医は困ったような顔をして私を眺めるだけだった。特に指示はない。
「先生、タナトスってありますよね?私はそのタナトスが強いんだと思います。」
そう告げると、主治医は一瞬ハッとしたような顔をして、
「それではハルシオンを処方します。」
と言った。


タナトスとはギリシァ神話に登場する、死そのものを神格化した神で、ギリシァ神話でのニュクス(夜)の息子でヒュプノス(眠り)の兄弟。抽象的な存在で、古くはその容姿や性格は希薄であった。しかしホメーロスは、タナトスとヒュプノスの兄弟が英雄サルペードーンの亡骸をトローイアからリュキアへと運ぶ物語を述べ、初めてタナトスは人格神として描かれた。さらに後世の神話では、臨終を迎えんとする人の魂を奪い去って行く死神として描かれる様になる。英雄の魂はヘルメースが冥府に運び、凡人の魂はタナトスが冥界へ運ぶとされる。そんなタナトスの役割からジークムント・フロイトは攻撃や自己破壊に傾向する死の欲動をタナトスと名付けた。患者はしばしば「死にたい」という言葉を発するが、「死の本能」でなく「死の欲動」と訳すことにより、「死にたい気持ちに駆られる」と言わしめるのも、フロイトが「生の欲動」「死の欲動」の二元論で説明しようとしたものは臨床現場で頻繁に聞かれる「死にたい気持ち」と「生きたい気持ち」の間の葛藤としてうまく説明することができるのである。

ハルシオンを処方されたのはこれが初めてだった。ハルシオンは第3種向精神薬の超短期作用型ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤であるトリアゾラム の商品名である。当初は米国アップジョン社が開発・販売を行ったが、その後、合併・買収を経て2003年よりファイザーから発売されている。商品名の「ハルシオン」はギリシァ神話に登場する風波を静めるという伝説の鳥、Halcyonに由来する。
最高血中濃度到達時間は約1時間、半減期は約2.9時間、作用時間は約2時間である、超短期作用型の睡眠薬である。ベンゾジアゼピン系薬物の一般的機序は、GABA受容体のサブタイプのω1受容体に作用することで、CIチャネルを開口させることでCIの透過性を亢進させ、過分極を発生させることで、活動電位の発生を抑制することにより、催眠作用を発現する。
娯楽目的で服用する者もいるが、麻薬や他の一部の向精神薬のような多幸感はなく、サイケデリックな夢を見るわけでもない。生じるのは酒に酔ったような酩酊感である。それに加え、健忘により思わぬ事故を引き起こす可能性があるため、睡眠目的以外の使用は禁忌である。治療目的以外で、使用する目的もなく所持すると、麻薬及び向精神薬取締法にて、逮捕・処罰される。そのため医師はハルシオンをあまり処方したがらない。
当時、私に処方されていた薬は、


・ベゲタミンA:
1錠中に塩酸クロルプロマジン25mg、塩酸プロメタジン 12.5mg、フェノバルビタール40mgが配合されていて、塩酸クロルプロマジンとフェノバルビタールの相乗作用により、鎮静催眠作用が強まる睡眠薬。脳の中枢に直接作用し、催眠鎮静作用を表す。塩酸クロルプロマジンは、鎮静作用を表し、次に、塩酸プロメタジンは塩酸クロルプロマジンの副作用を軽減する(抗パーキンソン作用や抗吐作用)。また、フェノバルビタールは催眠作用を表し、塩酸クロルプロマジンとフェノバルビタールは相互に作用を増強する、これにより強力な催眠鎮静作用を表す。

・プロバリン:
ブロムワレリル尿素の商品名。ブロムワレリル尿素。は、催眠鎮静効果のある化合物のひとつ。欧米では「ブロミソバル」などの名で用いられる。現在市販され、ブロムワレリル尿素を含有する鎮静剤には、「ウット」(WUTT、伊丹製薬、アリルイソプロピアルアセチル尿素などとの配合剤)がある。また、鎮静作用から市販の鎮痛剤にも配合される。かつてはバルビツール酸系より中毒になり難い事などから良く用いられたが、ベンゾジアゼピンの登場により廃れ、現在では医療用としては殆ど用いられない。

・ベンザリン:
ベンゾジアゼピン系中間型の睡眠導入剤(睡眠薬)であるニトラゼパムの商品名。日本では1967年に塩野義製薬が開発・発売した。睡眠剤としては中期~長期作用型に分類される。このため、翌日に眠気、だるさなどが残ることがある。睡眠作用だけでなく、抗不安、抗けいれんなどにも処方される。

・レンドルミン:
ベーリンガーインゲルハイムがレンドルミン(一般名:ブロチゾラム)を1985年にドイツで発売して以来、現在まで日本を含む世界約20カ国で販売されている。また、英国、米国、カナダの3国については、ベーリンガーインゲルハイムから過去を含めてレンドルミンが発売されたことはなく、3国での発売をしない理由に、安全性面の懸念があったとの情報は無い。日本ベーリンガーインゲルハイムは日本でレンドルミン錠を1988年に発売を開始し、レンドルミンD錠については、2002年より販売している。

・セルシン:
日本国外では代表的な睡眠薬でもあり、(骨格)筋弛緩作用もある。アルコール・ベンゾジアゼピン離脱症候群の管理にも用いられるベンゾジアゼピン系抗不安薬、抗けいれん薬、鎮静薬であるジアゼパムの商品名である。化学的には1,4-ベンゾジアゼピン誘導体で、1950年代にレオ・スターンバックによって合成された。ジアゼパムは、広く用いられる標準的なベンゾジアゼピンのひとつで、世界保健機関 (WHO) もその「エッセンシャルドラッグ」リストにジアゼパムを掲載している。

・レスリン:
脳内の神経伝達物質であるセロトニンの量を増やすことにより、うつ病、うつ状態の改善に効果があり、眠気の副作用と抗うつ作用から睡眠導入剤の代替品として用いられることもある。その他、強迫性障害にも効果が高いトラゾドンの商品名である。

・ドグマチール:
定型抗精神病薬の一つで、日本国内では統合失調症・うつ病及び胃潰瘍・十二指腸潰瘍治療薬として承認されており、ヨーロッパでは使われているが、アメリカ及びカナダでは承認されていないスルピリドの商品名である。スルピリドは、ベンザミド系に分類される。スルピリドはドパミンD2受容体にほぼ選択的に拮抗作用を有している。ヒスタミン、ムスカリン性アセチルコリン、αアドレナリン受容体拮抗作用はほとんどない。そのため、他の抗精神病薬にあるような眠気や沈静などの副作用が比較的に少ない。



そしてハルシオンとシアナマイドである。ほとんど薬漬けの毎日だった。それは今も変わらない。シアナマイドだけは身体が受け付けなくなったが・・・
1年くらいそんな生活を続けてきただろうか。アルコールを飲んでいても飲んでいないふりをしてアルコールケアセンターやAAミーティングに行かなければいけないという後ろめたさと疎外感が強くなり、強迫観念になり、自分の発言も虚しいものになり、自分一人が孤立した思いに囚われ、ある種のノイローゼ状態になってきた。


特に孤独感は幼少の時から抱いていた感情の一つで、孤独感から解放されるために現実逃避に走ってきた。その手段がアルコールだったのである。それ故、アルコールを断とうと思えば根本的な孤独感や疎外感をなくさなければ対処療法でしかない。ところが、3回目の入院を終えて、経済的な問題もあり横浜市の長津田という町に移住してからは、この孤独感と疎外感が一層強くなったのである。
AAではよくメンバーシップやスポンサーシップを強調して、アルコホリズムからの回復は一人ではなく、多くの仲間の存在を強調するが、それはあくまでもAAのミーティング会場だけの仲間である。それを一歩超えると、いわゆる13ステップと呼ばれるようになり、アルコホーリク同士の共倒れになってしまうことが大半であるから避けられている。病院でも同じで、患者同士の個人的な付き合いは厳禁だ。
ところが、メンバーシップやスポンサーシップをAAのミーティング会場で感じられたとしても自宅に帰ったら一人である。たまに断酒会などではアルコホーリクの患者本人とその家族が参加している場合があったりする。またアラノンはアルコール依存の問題を持つ人の家や友人が、お互いの共通の問題を解決していく自助グループだ。そんな助け合いのネットワークが張られていたら回復の一助ともなろう。しかし私は独身の一人暮らしである。アルコホリズムを本当に理解してくれる友人や家族が周りにいない。私は天涯孤独である。逆に自分から孤独のブラックホールに頭から突っ込んできた。


そうした精神状態である日、連続飲酒に陥ってしまい、意識が朦朧としている中で大量のベゲタミンAを30錠ビールで流し込んだ。その後、テレビが消えなくてイライラし、天井を這っている電気コードを包丁で切断した覚えがある。なぜかその時はテレビに強迫されている様に感じたのだ。しかしながら後日、病院から外泊許可をもらって自宅に帰った時にはそれらしき形跡がなかったので、やはり幻覚だったのだろう。その後、ブラックアウトの状態で近所のコンビニエンスストアの近くのごみ置き場に、私を強迫し続けていたテレビを廃棄した。そして恐怖から解放され、私は闇の中へと入って行った。
気がついたのは1週間後だった。私は病院のベッドで下半身を裸にされ、胃洗浄を受けていた。それが終了するといつの間にか駆けつけていた両親が心配そうに私を眺めており、私は自分自身の情けなさと自殺が未遂に終わった悔しさで涙を流しながら内科の病院から3度目の○○○記念病院に病院の車で運ばれた。
なぜ助かったのかは、たまたまアパートの玄関先に自宅のカギが落ちていて、不審に思ったオーナーが玄関を開けて私が倒れているのを発見し、救急車を呼んだと後から聞かされた。もし、発見されないまま倒れていたら死んでいただろう。


続く…



-- OFFICE PEMA ---






ホームページもあるのでよかったら見てください。
チベットやインドに行った時の旅行記や
青春時代を過ごした80年代の話。
でじたる書房に出品した電子書籍の紹介をしています。






Pema(飯田 誠)こと、まこちゃんデス!

にゃんこが大好きな変人さん♪大阪育ち函館経由のおっさんデス(笑)



------------------◆------------------◆◆◆-------------------◆--------◆◆◆




  アルコール依存治療への疑問




最近、mixiをチェックできていません。2017年初めてのブログ更新デス。

コミュニティーのメンバーさま、ごめんなさい。

今日は(年末は)どうお過ごしでしょうか?

でも、コメントは自由に書いてくださいね。

自分自身、今日は白ワインをグラスに半杯だけ飲みました。


でも一人部屋でひっそりって感じでした。

夜のお薬はまだ飲んでなかったのでセーフでしたが。


飲んだ後は豚汁を飲んでお腹を膨らませました。お正月って昔はメチャクチャ飲んでいたけど、

今年は割と穏やかに過ごせてると思います。

但し、明日はわからないけど。(><)


でももう、あまり自分を責めたりしないようにしています。


中年ってこともあると思うけど。

出来るだけ自分を遊ばせてあげたいなとか。無理し過ぎたら後がたまらなく辛いけど。


でもこれって人それぞれ。


とにかくmixiのメンバーのみなさん、

返信のコメントがまだ出来ていない方がいたらごめんなさい。m(__)m


新年飲んでしまったー!っていう方、私もその一人です。


でも歳をとる度に体があまりアルコールを受け付けられなくなってきているので、

私の場合は内臓の方もそう強くないし、それがかえっていいのかも知れないです。




…今日が無事で穏やかに過ごせますように…






「依存って?」 を考えるすべての人へ・・・

   アルコール依存治療への疑問







久里浜式、断酒会…



現在アルコール依存症だけど今の治療方法になんらかの疑問や、
なんかこの治療方法って理解出来ないとか、いろいろと微妙な線で悩んでいる人多いと思います。
そんな中で自分の治療方法を確立している人もいると思いますが、まだどうしていいかわからずにもがいている人もいると思います。


わたしもその一人です。


もちろんアルコール依存症でない人でもOKなので、いろいろと一緒に考えていけたらと思いmixiにコミュニティーを作りました。


管理人のわたし自身もアルコール依存症には未だこれという決定的な治療方法がないような気がしています。
pemaさんのように、自分を実験にして体現している人もいます。


本当に、どうしたらいいのでしょうか?


本来アルコール依存症とは二度と元には戻れない病だといいます。
でもなんとか日々を過ごしている人はたくさんいると思います。そんな人のいろんな声を聴きたいと思っています。
悲しい時、ふと心にぽっかりと穴が開いてしまったとき、ショックの大きさに耐えられなかったとき、
などなど・・・
どうしても耐え切れなくなったその時に飲んでしまうお酒は精神的にも身体的にもよくないと思います。
でも、私は、『自分で決める』しかないよな気もするのですが。

アルコールについて、今の治療について疑問を抱いている方とこの場所で話しあえればと思います。

よく考えてみると日々の中、アルコールなしでも生きている自分もいるのですから…。



    是非ご意見や考えを聞かせてください。


 MIXIコミュニティーのURLです。
   http://mixi.jp/view_community.pl?id=5724839/


 MIXIに参加している人はこちらから入ってください。

 もちろんこのブログに直接コメントを書いて頂いても構いません。



   どうぞ宜しくお願いします。








FREEDOM YOU CAN AROUND YOURSELF


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明日への手紙 - 手嶌葵(フル)

2016-12-04 03:26:35 | 詩  音楽 


明日への手紙 - 手嶌葵(フル)




◆明日への手紙◆

  作詞 池田綾子
  作曲 池田綾子
  唄     手嶌葵


元気でいますか。
大事な人はできましたか。
いつか夢は叶いますか。


この道の先で
覚えていますか
揺れる麦の穂
あの夕映え
地平線
続く空を
探し続けていた
明日を描こうともがきながら
今 夢の中へ
形ないものの輝きを
そっと そっと抱きしめて
進むの


笑っていますか
あの日のように無邪気な目で
寒い夜も
雨の朝も
きっとあったでしょ
ふるさとの街は
帰る場所ならここにあると
いつだって
変わらずに あなたを待っている
明日を描くことを止めないで
今 夢の中へ
大切な人のぬくもりを
ずっと ずっと 忘れずに
進むの


人は迷いながら揺れながら
歩いてゆく

二度とない時の輝きを
見つめていたい


明日を描こうともがきながら
今 夢の中で
形ないものの輝きを
そっと そっと 抱きしめて
進むの









***************************




今日も ここへきてくださってありがとう





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