ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

ぼくのニセモノをつくるには

2015-02-04 20:33:56 | 中学年読み聞かせ
 今、とっても人気のある本で「りんごかもしれない」をかいている
ヨシタケシンスケさんの新しい本で「ぼくのニセモノをつくるには」を
6年生と3年生の朝の読み聞かせで読ませて頂きました。

 描写は読み聞かせには少し細かいですが、一つ一つの言葉は聞いているだけでも
面白いと思います。主人公のケンタは3年生ですが、お手伝いロボに自分のことを
語っていくようすは、学年を問わず受け入れられる部分があると感じました。
ケンタも言ってますが、意外と自分の事を人に伝えるって難しいし
哲学的でもありますね。成長していく上で自分のことを客観視することも
大切な作業だと思います。
 もっと分かりやすい絵本で「ぼくだけのこと」というのがありますが
こうした本を通じて、自分とは唯一無二の存在だと認識して欲しいですね。

 図書室には今回「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」
両方を入れましたが、読み聞かせの宣伝効果もあったのかよく動いていますね。
はやり世の中で受け入れられている本は、うちの学校の子ども達にも
響いているということで納得です。





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