おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

今夜も野菜がいっぱい:サンマ竜田揚げ、大根ステーキ、ゴボウとネギのきんぴら、春菊の和えもの

2010-01-25 16:16:50 | 魚料理


1月24日(夕食)

肉が続いたので、魚が食べたくなった。
冷凍庫を開けると、海老、帆立、イカ、かじきまぐろ、鮭、鰯、サバ、そしてサンマが・・・。
うは~、いつの間にか、こんなに。
生協ではほかでは買えない便利な冷凍魚があるので、ついつい買い込でしまう。

まずは、久々のサンマから食べることにする。
これは3枚におろして骨抜きをしてある、というスグレモノ。
サンマは薄いので、少ない油で揚げられる。
竜田揚げをつくって、半分はそのまま、半分はマリネにしておこう。
そうすれば、1回の調理で2回分のおかずができる。



脳トレに料理がいいのは、料理には段取りが必要だから。
下ごしらえして、調理の順序を決めて、同時進行でいくつかをこなす。
手際のよさ、というのも、この段取りのよさに通じるが、
これは一朝一夕では学べない。
男性方も、ある日、突然やってくるかもしれない「おひとりさま」のときに備え、
いまから、少しずつ、トレーニングしておくといいと思う。
なんてったって、おひとりさまサバイバルの基本は、食のライフラインの獲得だから。

今夜の料理でいちばん時間がかかるのはごぼうだから、まずはこれから。
またまたごぼうだが、今回はネギを入れたきんぴら、というのをやってみる。
ごぼうは細いのをいくつか洗って、皮ごと薄く斜め切りして、水にさらす。
ネギも薄く斜め切り。



フライパンに胡麻油を入れ、刻み唐辛子を振りいれて香りが出たら、ネギを炒める。
そこに水切りしたごぼうを入れて少し炒めたら、つゆの素と水を加え、フタをする。
千切りごぼうできんぴらをつくるときは、水は加えないが、
ごぼうが太いときはフタすると、早く柔らかくなる。

ごぼうが柔らかくなったら、フタを取って火力を強め、
つゆの素と黒酢で味を調整しながら水を飛ばし、最後に胡麻油をタラ~リ。
これで香りがグンとよくなる。

クタっとしたネギが見え隠れするので、見栄えはいまいちだが、ネギ入りならではの新味。
不思議なことに熱いうちより、冷めたほうがネギの味が立っておいしい。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能なので、ちょこちょこ食べるといいかもしれない。

春菊は茹でて、先日の炒め人参を千切りしたのと混ぜて、
作り置きの玉ねぎドレッシングに胡麻油を加えて和えれば、出来上がり。



大根ステーキは、先日、大量に作ったふろふき大根で。
フライパンに胡麻油を敷いて、大根を乗せたらフタをして弱火で焼く。

解凍したサンマは3つに切って、生姜と醤油、酒に漬けておく。
これに黒胡麻と片栗粉をまぶして、もうひとつのフライパンに油を敷いて揚げれば、
竜田揚げは完成。揚げた黒胡麻はおいしいので、竜田揚げのときにはお試しを。
半分は食卓に、半分は薄くスライスした玉ねぎ+つゆの素+酢でマリネに。

この間に大根ステーキが色づいているはずなので、取り出し、
同じフライパンに胡麻油をちょっと敷いて、みじん切りしたニンニクを炒め、
最後に醤油を加えて、水気を飛ばすためにフライパンを回す。
これを大根の上にかければ、大根ステーキも出来上がり。



竜田揚げと、大根ステーキが同時にできれば、
両方アツアツを食べられる、というわけ。

さて、今夜の段取り、どうだっただろう。
料理って、けっこうスリリング。


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