中澤まゆみブログ「コミュニティヘルスのあるまちづくり」

医療と介護、高齢社会をテーマに書くノンフィクションライターのブログ。

せたカフェ「もちよりカフェ」

2017-07-13 16:29:58 | 日記
「もちよりカフェ」4年目に突入

直前に言われて気がつきました。
せたカフェの「もちよりカフェ」は今日から4年目に突入!! 
あっという間の3年間でしたが、
始まった当初の熱気が熱いままで続いているんだな~という、感慨深い一夜でした。

ここのところ、サプライズの話題提供を用意していますが、
今回はスタッフの渡辺さん(ケアマネ)に自身のかかわる地域活動の画像入り紹介をお願いしました。
「歩くネットワークワーカー」とでも呼びたいほどの行動力をもつ渡辺さんが関わっているのは、
認知症カフェから地域ケア講座、こども食堂まで。
人と人とのつなぎ役、せたカフェの活動の一端を垣間見せてくれました。

それに触発され、恒例の自己紹介タイムでは、
参加者がそれぞれ自分がやっている地域活動を紹介。
今回は多くの常連さんに加えて、九州日南市から再訪の木佐貫ドクター、お坊さんの中島さん、
5月の認知症カフェのゲスト加畑さん、7月のゲスト中島夕美子さん、
世田谷区+他区から地域包括の職員が3名も参加など、


顔ぶれの多彩さも相まって、かかわっている活動の広さに、あらためて目を開かされました。
今回は25人くらいかな~、と想定していたカフェは、いつの間にか人数がどんどん増えて、
最終的には32名だったとか。
終了後も熱い交流がなかなか終わらなかった「もちよりカフェ」。
大学院での2年間を終えて久々に戻ってきた福原麻紀さんが、詳しいレポートを書いてくれています。
合わせてお読みください(^^♪。

**************************

(福原麻紀さんのレポート)

昨日はひさしぶりに世田谷区のコミュニティカフェ「せたカフェ」
(医療・介護・福祉と住民をつなぐ多職種コミュニティ)へ。

毎月、中澤まゆみさん、磯崎寿之さんを中心としたスタッフのもとに、大勢の参加者が集まってきます。
昨日も区外、都外から参考にしたいと参加者が来ていました。
「せたカフェ」でのお約束は、今後やってみたい「妄想」を語り合うこと
妄想は人前で語ることで実現しますね!参加者がいろいろな取り組みを、生き生きとした表情で語っていました。
そして「せたカフェ」は、今月で3周年になりました!継続するって、タイヘンなご尽力が必要です。
楽しいだけでは、続きませんからね! 
 
そして、今回も「『医療・介護・福祉のグループ』と『地域づくりのグループ』が
一緒に交流している事例があまり多くない」という話に。
全国的には交流でき活動に発展している地域もありますが、
関係者からいつも同じ名前が飛び交うほど限られています。
医療介護福祉では地域連携を目的とした事例検討会や勉強会はありますが、
地元の住民とも混ざってワイワイ言いながら何かをつくっていく形にはなりにくいとのこと。
「病院勤務の人も、こういう飲み会に参加すればいいのにねー」。
医療職の人とはフラットな関係になりにくいという声はよく聞く話です。
 
宮崎県から学会のために上京していた病院医師の木佐貫篤さんからは
「医療介護福祉の縦軸と、地域活性の横軸をつなぐ人が必要なんだよね」と。
なるほど、大学院の「チーム医療とチームワーク」の研究でも
「メンバ―にリンク役の人がいるかどうか」は院内での活動の広がりに貢献していました。

だから、ミラツクのような
「セクター、地域、職種などの領域を超えたネットワークを築き、
新たな協働と共創を実現する」を仕事にする組織が活躍するんですね。
そのとき、「日本は『つなぐこと』に対価を支払う文化が必要」(木佐貫さん)。
ホント、それは以前から留学生の仲介がビジネスになりにくいと言われてきたことと似ています。
感度の高い人はすぐビビッとつながりますが、
「領域を超えるつなぐ」は、実は「戦略と情報と時間と手間が必要」ですよね。 
 
ちょっと、調べたら地域活性を目的としたカフェは2000年以降、右肩上がりで増えてきたとのこと(*)。
そうか、では次のフェーズは「さらなる異業種のネットワークを、いま一度、意識して地域全体につなげること」だね。
医療介護福祉の方々はもちろん、地域活性のグループの方々にも、もっと伝えたいことですね!

資料:コミュニティカフェの実態における研究調査(大分大学2011年)


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