MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

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親子で楽しむおはなし会 2 ――手遊びやわらべうたを中心に

2014年04月17日 | わらべうた&手遊び
※この記事は、「親子で楽しむおはなし会 1」 の続きです。

乳幼児向けのおはなし会で、私が一番楽しみにしているのは、
なんといっても絵本と絵本の間にする手遊びやわらべうたです。

もちろん絵本も楽しみにしているのですが、
手遊びやわらべうたをやると、子育てのイライラが抜けていき、

「最近娘のイヤイヤ期にイライラしがちだったけれど、やっぱりかわいいなぁ♪」

と、なんとも言えない幸福感で満たされます。

おはなし会でやった手遊びやわらべうたは、やらないと忘れるので、
家に帰ったらメモ帳に歌詞(?)を書くなどして、
すぐに思い出して遊べるようにしておきます。
時々忘れてしまい、思い出せないものもありますが。

今回やったのは

はるかぜ ふーっ さくらのはなびら ひーらひら

というわらべうたで、両手で桜の花びらを救うようにして、
それをふーっ!と、口でふく真似をして遊ぶものです。

おはなし会でもとても気持ちよさそうにしていたので、
これは覚えて日頃からやってあげたいと思いました。

あとは、この季節、おはなし会などでも有名な

たんたんたんぽぽ たんたんたんぽぽ
たんぽぽ たんぽぽ たんたんたん


の手遊びもやりました。
「ぽぽ」の時に、ほっぺを2回たたく手遊びです。

今の季節、タンポポがたくさん咲いているので、
タンポポを見ながら口ずさむだけでも、楽しいと思います。

何度か歌って遊んでいると覚えますし、
次回のおはなし会でも継続してやったり、
別の機会のおはなし会でやったりもするので、
1年もやっていると、定番のわらべうたは覚えてしまいます。

あと、今回のおはなし会ではやりませんでしたが、

たけのこめだした
はなさきゃひらいた
はさみでちょんぎるぞ
えっさ えっさ えっさっさ!!(「えっさっさ」の「さ」を言うのと同意にじゃんけん)


なんかは、もうちょっと子どもが大きくなると楽しめます。(1)

このわらべうたは、先週あった語りがメインのおはなし会(2)で、
教えてもらいました。

わらべうたや手遊びは一気に覚えようとしなくても、
何度かおはなし会に出ていると、繰り返し出てきたりするので、
そういったものは「これ前にもやったことあるな~」
という感じで思い出すので、だんだん定着していきます。

おはなし会で1回きりしかやらなかったものも、
そのとき、子どもと一緒に楽しめたのだから、
それだけでも十分と思うようにしています。

なので、忘れてしまっても、あまり神経質にならずに、
「またどっかで出会えるだろうな~」くらいに思う方が気楽です。

わらべうたや手遊びの話でもちきりになってしまいましたが、
読んでもらった絵本も楽しかったです。

今日は家にある絵本が出てきましたが、最近娘が手に取ってくれなかったので、
再度読むいいきっかけになりました。

内心

「なるほど~この時期に読むのか!」と、ちょっと勉強になったりも(笑)

おはなし会は勉強にもなりますが、とにかく親子で参加すると、
理屈抜きに楽しいのです。

今日、おはなし会が終わった後に、娘と家でわらべうたをやっていたら、
わらべうたの本を持ってきて、やってくれとせがんできました。

幸福感を感じるのは、私だけでなく、娘も同じようです。
そして、娘とわらべうたで遊んでいると、息子も絡んできて大喜び!

「だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ」

と歌いながら、あっぷっぷをして変な顔をして競い合ったり、
親であることを忘れて楽しんでいます。

最近は子どもの宿題やイヤイヤ期に、イライラすることが多い私ですが、
そうしたことを忘れて、楽しむことができた一日でした。

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【注】

(1)小林衛己子 編 /大島妙子 絵 『子どもとお母さんのあそびうたえほん』 のら書房、2000年。にやり方が載っている。
『子どもとお母さんのあそびうた』 キングレコード(CD) にある冊子には、さらに詳しくやり方が載っている。

(2)過去ログ 「語り中心のおはなし会へ」 参照。

【今日読んだ本】

★ イリーナ・コノシュノフ 文/伊藤寛 絵/酒寄進一 訳 『ちびドラゴンのおくりもの』 国土社、1989年。
「弱虫な男の子の前にドラゴンが現れて・・・読んでいると前向きになれる。『ラチとらいおん』と少し似ている気がする。」(18/50 児童書)


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