メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

春夏秋冬たぶんいつだって~シェラトン都ホテルの「四川」

2016-06-14 22:40:09 | レストラン
夏の始まり、大きな窓の外に広がるのは緑、緑、緑。


それらは秋には赤や黄色に色づいて
冬には冬の、春には春の色彩を見せてくれるのでしょう。

壁に囲まれた薄暗い大人空間もいいですけれど
こんな明るい風景の中でいただく食事は
心を広く解き放ってくれます。


窓の向こうの緑が
目の前に運ばれる一皿一皿に特別な調味料を振りかけてくれます。

誰とどこで、どんな雰囲気の中でいただくか
それもまた特別な調味料。

しかもここ、それぞれのテーブルが
簾のようなもので仕切られていますから
個室とは言えないまでも、限りなく個室に近い空間です。

料理長が語ります。

「『百菜百味』という言葉をご存知ですか?
 四川料理には百種類の料理があれば百種類の味付けがあると言われるほど
 複雑な味付けがあります。」

白金台にある「シェラトン都ホテル東京」の四川料理のレストランです。
ホテルのレストランと言っても決して馬鹿高いわけでもなく
ホテルならではのホスピタリティーで快適な時間を過ごせます。

心地よさに身をゆだねて長居をしたところで
「お客様、そろそろお時間です。」
などと無粋に言われることもありません。

半月ごとに変わるメニューで私たちがいただいたのは


*蒸し鶏の梅ソース和え
*ミョウガと卵のスープ
*マーボー豆腐
*ザーサイ
*ごはん

に加えてメインディッシュを次の中からひとつ選びます。

*小エビとししとうの赤唐辛子炒め
*牛肉と中国セロリ、ニンジンの山椒風味唐辛子炒め
*アオリイカとキュウリの新生姜入り塩味炒め
*酢豚

このメニューで、この雰囲気で、この風景で2400円はお値打ちでしょう。
ちょっと辛めですけれど、なにしろ四川料理ですものね(笑)。

しかも「シェラトン都ホテル」へは
目黒駅から無料送迎バスが15分ごとに出ています。
バスに乗って5分で着きます。

ところでこのホテル
何年か前まではたしか「ラディソン都ホテル東京」

けれども今は「シェラトン都ホテル東京」
ほうら、窓ガラスにもしっかりシェラトンのエスマークで
アイデンティティを主張しています(笑)。


読んでくださってありがとうございました。
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