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『黄金の羅針盤』(上)ライラの冒険 フィリップ・プルマン 新潮社

2008-02-04 14:54:24 | Weblog
黄金の羅針盤〈上〉?ライラの冒険
フィリップ プルマン
新潮社

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両親を事故で亡くしたライラは、お転婆な11歳の女の子。そんな彼女のまわりで子供が連れ去られる事件が起きる。どうやら北極で子供たちが何らかの実験に使われているらしい。ライラと彼女の守護精霊は子供たちを助けるために、船上生活者ジプシャンに同行する。世界に6つしかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かったライラだったが…。世界的ベストセラーの冒険ファンタジー。カーネギー賞、ガーディアン賞ほか、数々の賞に輝く。


久々にファンタジーが面白い!
本との相性ってあると思うんですね。
私は、ハリポタがどうしても読めなくて。
小説はたいてい、物語が面白く動き出すまで
少しの間辛抱して読まなければならないと思うのです。
が、ハリポタはその辛抱がどうしてもできなくて。
何度も読んでみたけど、面白いところまでたどり着けなかった。
映画は、家族が望むので全シリーズを見ました。
うん。よくできていると思います。
でもその世界観に入り込むことはできなかったし
どこか冷めている自分がいたんですね。
「指輪」は逆に、原作にのめり込みました。
学生時代だったんですけど、「指輪」を読んでいて、
乗っていた地下鉄が終点に着いて、また反対方向へ動き出して
何駅か過ぎるまで気付かなかったことがありました。
あれ?ここさっき通った気が?って。

思うに私は、現実世界に魔法の世界が都合よく(悪く?)
混ざっているのが好きではないのかも。
最初から作者の作った仮想世界が現実のものとして
リアルに存在する作品の世界に入っていくのが好き
なのかもしれません。

ライラの世界は、一見この現実世界です。
現実のヨーロッパの地名がそのまま舞台になったりして。
でも、そこに住む人間はみな’ダイモン’を持っている。
’ダイモン’とは言ってみれば魂のようなもので
その人の守護精霊。決して離れることのできないもの。
ところが・・・・。
魂や心臓を体の外に持つという話はヨーロッパには
昔からあるようですね。
そんな北欧の昔話っぽい雰囲気も好きなのかもしれません。

ライラがまた強烈で。(笑)
可愛いだけの女の子じゃない。
まったくお行儀なんかよくない。
でも、知恵と勇気と行動力を持った魅力的なヒロインです。
登場人物も皆骨太で、そういうところもちょっと
北欧の昔話っぽいのかな。
とにかく私には相性がよかったみたいです。
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ヨーロッパ ライラの冒険 フィリップ ガーディアン賞 船上生活者 カーネギー賞
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