好きさ!好きさ!好きさ!

イエロープレーツのメンバー、田中シンヤのお気に入りを紹介していきます!

「ROCKET TO RUSSIA」 RAMONES

2007-04-17 | アルバム2
ラモーンズは間違いなく素晴らしいロックンロールバンド。
「ワン、ツー、スリー、フォーッ!」の掛け声からひたすら突き進む潔さ!
ノコギリサウンドのギターもカッコイイ!

もちろん「ラモーンズ・マニア」や最近よく出てるベスト盤なんかを聴いたら、ラモーンズの魅力を充分に堪能はできるんやけど、アルバムで言うたらコレかな?(ファーストもエエんやけどなっ)「シーナはパンクロッカー」や「ロッカウェイ・ビーチ」、ビーチボーイズもカバーした「DO YOU WANNA DANCE?」もスピード感があってGOOD!トラッシュ・メンのカヴァー、「SURFIN' BIRD」もカッコイイよ!

小難しいテクニックなんかは無くても平気!勢いと激情があればそれでオッケー!

それにしても70年代当時、ロケット・トゥ・ロシアってタイトルはかなり刺激的なニュアンスやったんとちゃいますやろか?

http://www.youtube.com/watch?v=hU07TpWfgec
http://www.youtube.com/watch?v=OcsVOFh-Ipo

「GUITARHYTHM」 布袋寅泰

2007-04-17 | アルバム2
BOØWY解散後にギタリストの布袋寅泰が発表したソロアルバム第1弾。

ギタリズムってのは造語なんやけど、まさに!って感じのネーミング。このヒトのカッティングはホンマ、最高にカッコイイ!ソロや早弾きなんかが上手いギタリストはいっぱいおるけど、歌のバックであってもこれだけ主張できるギタリストはそうはおらんで。

エディ・コクランのカバー「C'mon Everybody」(ルースターズ寄りか?)他は布袋のオリジナル。プログラミングされたタイトなリズム隊をバックにドライヴ感抜群のギターが暴れまわります!しかもインスト以外は全て布袋のヴォーカル!

「DANCING WITH THE MOON LIGHT」は英国でも発売されたそうな。当時、若き才能溢れる布袋さんの野心を感じさせるマジでロックな1枚です。

ボク的には、BOØWY時代のポップさも感じせる「GLORIOUS DAYS」や「WAITING FOR YOU」なんかのキャッチーなナンバーが好きやな。

布袋はこのアルバムから約半年後、吉川晃司とコンプレックスを結成。その後、再びソロに戻り「GUITARHYTHM」をライフワークとして、様々な作品を発表していきまっす。


「SETTING SONS」 THE JAM

2007-04-11 | アルバム2
ポール・ウェラー、ブルース・フォクストン、リック・バックラーの3人組、ザ・ジャム。「ネオ・モッズ・ムーヴメントの最盛期」を現す1枚といっても過言ではナイでしょう!

これは、ジャムにとって通算4枚目のアルバムになるんやけど、正直、最初の2枚は当初、批評されたようにザ・フーの焼き直しやった感が強い...(疾走感溢れるビートバシバシのナンバーはカッコイイんやけど。)しかし3枚目の「ALL MOD CONS」で現された、ルーツを上手く消化させた、「ジャムらしさ!」がこの「セッテイング・サンズ」ではものの見事に感じられます。

ポールのリッケンバッカーの音、もうマジでカッコイイ。ブルースのベース&コーラス、リックのドラム。三位一体のバンド・サウンド。「イートン・ライフル」や「サタデー・キッズ」はまさにそのシャムサウンド。ビートルズの「エリナ・リグビー」を彷彿とさせるシニカルな歌詞の「スミサース・ジョーンズ」はストリングスが印象的。マーサ&ザ・ヴァンデラスの「HEAT WAVE」もキマってます!

http://www.youtube.com/watch?v=56olAaEdjfY



「FROM THE BEGINNIG」 SMALL FACES

2007-04-11 | アルバム2
60年代、英国で巻き起こったモッズ・ムーヴメント。そのモッズの中から出てきたバンドがスモール・フェイセス。

デッカ・レコードから発表された2枚目のアルバムがコレ。何でもこの作品はメンバーの意思とは別にレーベルがなかば強引にリリースしたらしいんやけど、侮るなかれ、ビートの効いたヒップなR&Bが炸裂しています。1曲目はナント、デル・シャノンのカバー「RUNAWAY」(!)ちょっと意外な気もするけど、しっかりスモールフェイセス・ヴァージョンに仕上がってるヨ。

彼等のナンバーワンヒット「ALL OR NOTHING」や「HEY GIRL」、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの「YOU REALLY GOT A HOLD ON ME」、若き日のスティーヴ・マリオットの絶唱&熱唱が聴けます。

もちろん相棒ロニー・レーンの存在も輝いてる!ドン・コヴェイのカヴァー「TAKE THIS HURTS OFF ME」や、クラシックの要素も含んだポップなナンバー「MY MINDS EYE」もGOODです。


http://www.youtube.com/watch?v=ZM3TlXYAjK4&mode=related&search=


風のメッセージ / 芹澤廣明  「タッチ」 オリジナルサウンドトラック

2007-04-11 | 
僕が尊敬する日本のソングライターはコレクターズの加藤ひさし、ストライクスの小林ヨシオ、そしてこの芹澤廣明。

チェッカーズのデビューから一連のヒット曲を書いた人で、プロデューサーでもありました。

この曲はアニメ”タッチ”の挿入歌で、岩崎良美が歌う主題歌や”君がいなければ”というエンディング曲も60’sポップス風な佳曲ですが、こちらはマージービート風。このアニメのストーリーにマッチした、爽やかなナンバーです。


GOING UNDERGROUND  THE JAM「DIG THE NEW BREED」

2007-04-11 | 
最近はあまり聴かなくなってしまったけど、ジャムは17~20代前半までは本当によく聴いたよ!

でもこの曲は最初、特別に好きな曲でもなかったんやけど、ある日アメ村をブラブラ歩いてたら、どこかの店から、この曲が流れてきた。(しかもライブヴァージョン!)それで、突然好きになってしまった。

何かそういうのってない?違う環境で耳にしたら好きになるっていうか再発見してしまう時って。僕の場合はこの曲がまさにそれ。

スタジオテイクとはまた違い荒々しくギターをかき鳴らしシャウトしまくる若き日のポール・ウェラー。やっぱりカッコイイねこの人は。


http://www.youtube.com/watch?v=H1qMHzKtR5s

CAN I BORROW A KISS / THE KNACK  「ZOOM」

2007-04-11 | 
70年代末、「マイ・シャローナ」で一世を風靡したパワーポップバンドザ・ナックが再結成し、98年に発表したアルバムに収録されたバラードナンバー。

デビュー当時から変わらぬポップセンスと、胸がキュンとなるようなメロディーは健在。

残念ながら、再結成後もイマイチ注目もされず、フェードアウトしていった感は否めないが、マジでこれイイ曲やで。切なく響くダグの歌声も曲にピッタリ!


「FLOWER」 ザ・チェッカーズ

2007-04-10 | アルバム2
1986年に発売された通算4枚目のアルバム。

アコースティックなサウンドが印象的。デビュー当時からプロデューサーだった芹沢廣明の曲と、メンバー自身のオリジナルで構成されてるんやけど、徐々に初期の頃からのイメージから変わり始めてる感じを強く受けるねんな。

もう、このアルバムは何と言ってもバラードがメチャ素敵。コレに入ってるバラードはどの曲もチェッカーズを代表する名曲ばかりとちゃうかな?「One Night Angel」に彼等の故郷・久留米を歌ったであろう「時のK-City」(ヴォーカルはマサハル)、藤井兄弟が作詞・作曲の「LONG ROAD」なんかホンマに涙モンですナ。

当時アイドルバンドとかいろいろ言われてたらしいけど、
こんなにイイ曲の詰まったアルバムはそうはナイよ。マジで。

あと、ベースのユージが歌うコミカルなノリのいいナンバー「MISS アニーの証言」なんかもコッソリ好きなナンバーです。

以前、テレビでスマップの中居君も「このアルバム好き」言うてました。ボクは中居君と同い年らしいっす。



バカンスはいつも雨(レイン) / 杉 真理 「スターゲイザー」

2007-04-10 | 
1983年当時、某チョコレートのCF曲。

「赤い傘濡らす雨(レイン)ふるえる胸でラブレター~」
「あぁ、なんかエエ曲やなぁ」なんて小学5年生なりに感動していたものでした。

それから十数年の歳月が経ちました。僕はギターを手にし、バンドを組み、ビートルズに夢中になり、マージービートをこよなく愛するようになっていました。そしてCDとして再発されたこの曲と再会。聴いた瞬間に思わず僕は叫んでしまいました。「ビ、ビートルズですやんっ!」しかもデビュー当時の...ってことは...「マ、マージービートですやんっ!」

人間いくつになっても変わらず好きでいられるものがあるということをその時、僕は知りました。



「WITH THE BEATLES」  THE BEATLES

2007-04-10 | アルバム1
言わずと知れたザ・ビートルズ。

もうビートルズはどのアルバムも好きやけど、僕の大好きなのはコレ!特に有名なシングルヒットも入ってないし、地味なイメージもあるけど、「She Loves You」の兄弟曲みたいな「It Won't Be Long」やちょっと強引気味に転調する「Hold Me Tight」などのイカしたオリジナルに加え、「Pleae Mr. Postman」、「Money」などモータウンやR&BのカバーもGOOD!

このアルバムがなけりゃ、「ホワイト・アルバム」も「アビーロード」も無かったハズ!渋いよコレ。男のアルバム。