まやの午睡

日常の記録です。

車を買い替える

2017-06-18 14:04:27 | 日記
17年乗ってきた車を買い替えることになった。

4月の車検の前に買い替えようと言っていたのに適当なのが見つからず、結局、車検がすんでまた2年間、乗ることは可能になった。もちろんあちこちメンテナンスし続けているので危険というわけではない。

けれども、長女が7人乗りになる車を買い、義弟も7人乗り可能なトヨタを買ったので、夫は7人乗りに心を動かされていた。

私たちは子供3人と私の両親の7人でバカンスに出かけた時は、当時もっと大きな7人乗りの車を持っていた義弟の車を借りていた。

で、今基本的にリタイア夫婦2人なのに、今さら7人乗りを買うなんて、と私は乗り気ではなかった。

次女は車がない。パリの真ん中に住んでいるので普段車を使わないこともあるし、義弟(年の半分はカナダ住まい)の車を使ったり、私たちの車を借りたり、パパクンのお母さんの車を借りたり、レンタカーを使ったりしている。

次の週末、義弟主催の家族パーティがある。義弟の一人息子の結婚披露宴の一環だ。
甥のベルギーのリセ・フランセ時代の友人、カナダのマギール時代の友人、アメリカのMIT時代の友人らも含めて、200人くらいが3日にわたって集まる。

義弟はル・マンの近くのあるお城を借り切った。広い庭園付きだ。お城の中にも宿泊施設があるが、敷地内に何軒か独立した家がある。私たち(私と夫、3人の子と連れ合いや孫たち)11人はそのうちの一軒を占有して泊まる。

長男はわざわざ日本からやってくる。

で、私たち夫婦と長男で3人、今の5人乗りのバンでは、次女夫妻とKちゃんの3人はいっしょに連れていけない。

で、夫は俄然必死になって7人乗り可能な適当な車を物色し始めた。
新車は9月にならないと受け取れないということが判明した。

パリ市の公害対策で、車の規制もいろいろ難しい。

いろいろ試したのだがなかなか決まらなかった。

年齢から言って、これが最後の車かも。(また17年も乗り続けるとしたらね)

で、土曜日にようやくこれという車に出会ったのだが、

今の車はサンジェルマンの日本人学校の先生から買ったので個人の取引だったが、今度はプロの業者からなので、いろいろ手続きが大変だ。

次の週末のパーティに出るためには木曜に欲しい。(業者は地方にある。)

銀行は日曜は休みだし、インターネット振り込みは6000ユーロ以上はできない。
月曜に銀行に行って振り込んでも、ちゃんと向こうの口座に水曜朝に入っているか。
今までも、銀行が利鞘をとっているのだろうけれど、国内振り込みなのに3日以上かかったこともあるのだ。

で、夫は焦った。

私は、

まあ別にいいじゃん、間に合わなかったら、次女たちは自分たちで行くんだから古い車にKちゃんを乗せずに済むし、来月初めにKちゃんと末っ子ちゃんを連れてバカンスに行くときには絶対間に合うのだから新しい安全な車に乗せられるんだしね。

と言った。

それなのに夫は日本にいる長男にまで電話して、長男が自分のフランスの口座から振り込めないか、などと言っていた。意味ないし。

私と長男と次女はその間LINEで、パパは困ったもんだ、でも今日は父の日だしねー、どうしよう、とか言いあっていた。

するとその後次女から電話があって、パパクンと話したら、パパクンなら日曜の午後、インターネットで全額(200万円くらい)振り込めるし、先週の水曜にネットで振り込みをした時は先方に金曜日に入っていた、と言ってきた。
パパクンは、投資銀行かなんかのコンサルタントをしている。だからネットバンキングにもくわしい。 

「残額あるの?」と聞いたら、今、次女たちは最近買ったアパルトマンの工事中でいろいろお金が動いているからその工事代の残金(工事終了の8月末に払う)などがあるから問題ないらしい。

じゃあ、パパに聞いてみる、と言って夫に聞いたら、

「それはいい、そうしてもらって。ぼくはパパクンの口座にすぐに振り込むから」

とあっさりOKした。

私は、

「そこまではしなくていいよ」

というかなあと思ったのだけれど。

長男には頼んでもパパクンに頼むとは思っていなかった。

で私は次女に伝えて、

でも、万一間に合わなかったら、そちらは別の車で行ってね。

と言ったら、

「あ、私たちは、もともと3人で別にいくつもりだから。
その方が向こうでも、ぬけだして周りの観光とか勝手にできるし」

だって。

その時、はたと気づいた。

パパクンは次女とKちゃんという「自分の家族」全員が動く時の運転は絶対自分がするタイプだということを。

昔、私の両親と私たち5人が出かける時、いつも夫が運転して仕切っていた。そんなもんだと思っていた。

長女に子供ができて、私たちと長女一家が一緒にバカンスに出かけた時、やはり夫がしきっていた。

私は、なんで夫は「婿」の立場の時も、「親」の立場の時もいつも全員の世話をするんだろう、と思った。

でも、私の父は4人きょうだいの末っ子だ。
婿クンも、優秀なお兄さんを持った末っ子の弟気質だ。

夫は兄たちは離れていて別のグループを形成していて、立場としてはずっと「弟と妹」の兄さんとしてふるまってきた兄さん気質。
私はもちろん妹気質。

婿クンとパパクンは仲がいいのだけれど、そして婿クンの方が少し年上なのだけれど、ふたりがなかよしなのは、パパクンのリーダー気質を婿クンの弟気質が受け入れているから。
婿クンは長男ともなかがいい。


長女はリーダー気質で、次女は妹気質。長女は長男に張り合い、次女は長男とべったり。

LINEなどでの長男と次女と私の関係も、長男の兄さん気質に、私と次女がわいわいとぶら下がっている感じ。ここに夫を入れようとはだれも思わない。

つまり、この組み合わせの中で、一番微妙なのは、夫とパパクンだということだ。
ふたりとも兄さん気質、というか、家長気質。
それは家長の権威というやつではなく、「みんなに頼られたい」という感じ。

こう考えると、すごく分かりやすい人たちだ。

じゃあ、今度買い替える7人乗り可能な車って…。意味ないような…。

まあ、この夏に日本に行く長女たち5人を空港に送っていくときには便利だけど。

(長女たちの7人乗りの車はオートマ車で夫は運転を嫌がる。長女のうちでベビーシッターをしに行っている時はオートマ車ではない長女の小型車を借りて乗っている)

まあ、どちらにしても、来週末に親子3代6人(長女たち5人は別に来る)を自分の車で連れて出かける、という夫の「家父長」的セルフ盛り上がりがなければ、私たちは多分、これからもまだ

「まあ、この車、まだ動いているんだからいいか、いたわってあげよう、古くなったからと言うだけで捨てるなんてかわいそう」

という感じで古い車に乗り続けていたかもしれない。

それに「新車(といっても2歳だけど)」は今の車(20歳)と同じ、フォード。
君と同じファミリーの世代交代だからね、と声をかけてやろう。






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