ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

クリスマスにはシュトレンを

2010-12-26 20:50:32 | 甘いもん
今年はクリスマスのシュトレンを食べる機会がないかも・・・と思っていたところ、
2本を同時に食べ比べるチャンスがありました



Stollen
左)Stern (兵庫県芦屋市)  右)Back Haus Wedemann (独、ハンブルグ)

右は日本のハライコジャパン社がドイツから輸入しているもので、重量は1kg。
「シュターン」はバウムクーヘンでも有名な芦屋のドイツ菓子店です。





まずは本場ドイツの「Wedemann」のマジパンシュトレンをいただきました



中心部にある四角いペースト状のものは「マジパン」です

マジパンはアーモンドパウダーを練ったもので、シュトレン本体にも混ぜ込んで焼かれているものが多いですが、こんなふうに中心に置かれているのを見たのは初めてです。
ドイツでもこのタイプは見なかったように思います。

ちょっとパサついているかと思いましたが、中心のマジパンがしっとりして水分のバランスを調整しているのか、口の中でいい感じにほどけます。
マジパンは生地にも混ぜ込まれていると思いますが、中心部のマジパンの杏仁の風味が強めに出ていたのが印象的でした。




「シュターン」のシュトレン

こちらの方が生地がやや粗めで、甘さも強めに感じました。




ドイツのマジパンシュトレンの具はラム酒漬けのレーズンとレモンの皮だけなのに対し、シュターンの方はレーズン以外のものが色々と混ぜ込まれています。

甘さをかなり強めに作っているのは意外や意外でしたが、このガツンとした甘さがあるからシュトレンらしくていいですね~



以前紹介したドイツのシュトレン色々 → コチラ

ドレスデンのシュトレン祭 → 前編 後編



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