ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式雑記

スペインの白ワイン「シェリー」

2008-05-13 18:27:09 | ワイン&酒
スペイン第3弾は、ようやく「ワイン」です。

まずは、アンダルシア続きで 「シェリー酒」 を紹介します。

シェリー酒とは、スペインのアンダルシア地方のヘレス一帯でつくられる白ワインのことで、酒精強化(アルコールの添加)をすることと、その熟成方法に特徴があります。

「老舗の鰻のタレ」方式、つまり、古いワインに新しいワインを注ぎ足していくソレラ方式によって熟成させますが、熟成方法の違いによってさまざまなタイプがあるのが特徴です。

詳細は下記のシェリー委員会のサイトをご覧いただくとして、先日出会ったシェリーをいくつか紹介したいと思います。

http://www.sherry-japan.com/



メーカーにより価格もピンキリで、大手のものは手に入りやすい価格で販売され、味わいも飲みやすいタイプのものが多いように思います。

私は「シェリーは醤油に似ている」と思うのですが、それは、「有名でない蔵元や小さな蔵元には個性的なものが多い」からで、
価格はちょっと高めになりますが、自分の好みにバシッとストライク!というものや、ユニークなものに出会える可能性も高くなります。
先日紹介したオリーブオイルも同様ですね。



Alexander Gordon  (Marques de Irun S.A.)
ここのは自然につくった感があり、すーっとスムーズに入ってきます。
シェリーを飲み慣れない初心者にオススメ。


他に、サンルーカルにある家族経営の「Gaspar Florido社」も旨味たっぷりで、ちょっと塩気を感じるナチュラルな味わいが面白いと思いました。「シェリー通」にオススメです。





個人的には極甘口の「ペドロ・ヒメネス」が好きなのですが、
試飲会で色々試してみると、どのメーカーのものでも「オロロソ」が一番好みが多いわ〜と再発見しました。
かなり濃い琥珀色で、クルミなどの甘い香りが特徴的に現れ、辛口なのにまろやかでコクがあります。
ちょっと「紹興酒」的な雰囲気もありますが、芳醇で飲みやすいタイプが多いと思います。

よく、「食前酒にシェリー」といわれますが、これだけ色々と種類があるのを全部食前に飲んでいたら、かなり酔っ払いそうですよね。
たしかに、ドライのフィノタイプなどはアペリティフに軽く1杯引っ掛けるのに最適です。
ですが、食事をしながらでも楽しめるタイプのシェリーもたくさんありますし、デザートワインとして楽しめるペドロヒメネスなどもありますので、バラエティ豊かなシェリーを楽しんでみてはいかがでしょうか?



ピンチョスなどのお供にもいいですね 

ジャンル:
お酒・お茶
キーワード
シェリー酒 バラエティ ピンチョス デザートワイン オリーブオイル アンダルシア地方 アンダルシア フィノタイプ
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