マキペディア(発行人・牧野紀之)

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世界(01、人口)

2009年09月23日 | サ行
 国連人口基金(UNFPA)は(2008年11月)12日、2008年世界人口白書を発表した。世界人口は67億4970万人で、昨年よりも1億3380万人、5年前に比べると4億4820万人増えている。

 人口が最も多い国は中国で13億3630万人、インドが11億8620万人で続く。5年前と比べ、それぞれ3210万人、1億2070万人の増加だ。2005ー2010年の年平均増加率は中国が 0.6%、インドが 1.5%となっている。このままのペースで両国の人口が増加し続けるとして単純に計算すると、2022年にはインドが中国を追い抜いて世界1位になるとみられる。

 地域別の2005ー2010年の年平均増加率は、アフリカが 2.3%と高く、中南米は 1.2%、アジアは 1.1%だった。欧州は0%と横ばい。

 世界の人口の増加は今後も止まらず、2050年には91億9130万人に達すると、白書は予測している。

 一方、日本の人口は1億2790万人で、5年前と比べてほぼ変わっていないが、2050年には1億0250万人と減少を見込んでいる。米国や英国、フランスなど多くの先進国では、人口は増加する見込みだ。

     人口の多い国トップ10

順位、国名、 人口(人)
1、 中国、  13億3630万
2、 インド、 11億8620万
3、 米国、   3億880万
4、 インドネシア、 2億3430万
5、 ブラジル、   1億9420万
6、 パキスタン、  1億6700万
7、 バングラデシュ、1億6130万
8、 ナイジェリア、 1億5150万
9、 ロシア、    1億4180万
10、 日本、     1億2790万
(2008年世界人口白書から)

  (朝日、2008年11月13日)