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タイムスクープハンター シーズン3-7 江戸しゃぼん玉キッズ

2011年06月23日 22時37分51秒 | 2011年ドラマ

『江戸しゃぼん玉キッズ』

内容
1791年、寛政3年、、、江戸にタイムワープした沢嶋(要潤)
ミナミ(杏)の情報で、
第11第将軍家斉の時代、老中松平定信の江戸時代だった。

今回の取材対象は、“しゃぼん玉売り”

しゃぼん玉売りの六助(加藤良)の密着取材を始める沢嶋。
定住せず、各地を旅しながらしゃぼん玉を売ることを生業としている六助。

この日も、ある町に到着し旅籠の部屋をとることに。
旅籠の主人(松本一郎)によると、このアタリには子供はいないらしく
半時ほど行った場所に入るという。
情報収集を終え、六助は仕込みを始める。
彼独自の“しゃぼん液”の調合だった。

翌朝、近くの町へと向かい、しゃぼん玉売りを始める六助。
威勢の良いかけ声で、子供たちを集めながら楽しませることで興味を惹いていく。
売るだけでなく、無料で作り方を教えるのも六助のやり方であった。

周辺一帯の家主・平三(十三豊)と交渉し、“しゃぼん玉教室”の了承を得、
ビラ配りをする六助。
が。。。遠巻きで眺めているひとりの少年がいることに気付く。
声をかけると、逃げていく少年(伊井大輔)。
何とか追いつき、、、その少年・三吉を六助は、町外れの家まで連れて行く。

すると、、母・たえ(中島淳子)が出てくるのだが、
町には行ってはダメと言われているようだった。

実は、もともと、江戸の街中で商売をしていた三吉。
2年前、大火事により妻と息子を亡くし、
それからはツライ思いを忘れるため、郊外ばかりの商いとなっていた。
子供たちに笑顔を。。。。ただ、それだけのために。


そして、しゃぼん玉教室の日。。。子供たちの中に三吉もいた。
が。。。突然、平三が現れ。。。。。
町から連れ出されてしまうのだった。慌ててやって来る母・たえ。

どうしても気になり始めた六助は、たえのもとへと向かい事情を聞くことに。
どうやら、“打ち壊し”に行こうとした町の衆たちを、お上に密告したという。
真相が“打ち壊し”ではなく、“人殺し”まで目論んでいたため、
止むにやまれず。。。。ということだったが、
それがもとで、村八分になったよう。

何とかしてやりたいと考えた六助。


敬称略


今回は、しゃぼん玉売り。。。。である。


なかなか、良い感じでしたね。
それも“ドラマ”として。

当時の困窮を表現しながら、それが元で起きた事件を描いた。
そして町の閉鎖性などを取り上げて、、再び世界を表現し、

みんなで、なんとかしよう!

という、、、人情モノですね。


意外と良いお話で、ちょっと感動的でしたね。


あ。。。そういえば、今回は、
そういった“ドラマ”だけでなく、

かなり丁寧に“しゃぼん”について描いたのは面白かったですね。

作り方から、豆知識まで。

本来、
こういった部分のネタにこそ“タイムスクープハンター”の面白さがあります。

そう。
“ドラマ”で、ドタバタしているだけじゃない!

沢嶋が、しゃぼん玉で遊んでいるだけじゃない!

だから、面白いんですよね。

それが、今回は最初から最後までネタ三昧!!
良いことです。



しっかし、、今回は、ホントドラマを作り込んだなぁ。。。
ココまで作ったのって初めてじゃ?
それも、こんな単純なネタで!


第7回