『座布団一枚の幸せ』
内容
玉山未知(彩也子)の誕生会で八木(小柳友)の料理を食べた鴨(松下奈緒)は、
ある事を思いつく。。。。それは“目安箱”
“上羽や”を良くするアイデアを募集するということだった。
若い人も遠慮せずに、自由な発想で。。。と。
集まった意見から、鴨は、食事の時間の多様化とメニューを増やすことを提案。
だが板長の寺石(高杉亘)は反対。
そこで、柴田優梨愛(岡本あずさ)が、
八木が板場を仕切る日を設けることを提案するが、やはり寺石は反対。
そんななか、
落語家の東雲亭千雀(三遊亭円楽)と弟子の千太郎(内野謙太)がやってくる。
世話をしようとする鴨だったが、千太郎にやらせるという千雀
同じ頃、
財務大臣秘書の宮下(瀬野和紀)が海外要人の家族を泊めて欲しいと。。。。
その一方で、池内という常連客も。。。
敬称略
ココ数回、ベタなドラマになってきている今作。
カタチになってきている、と言った方が正確かもしれませんね。
さて、今回“も”、2本立て。。。。ですが。
まあ、初めの頃に比べれば、密接に関連づけているので
それほど悪い印象は無い。
良い感じで主人公・鴨が、2つの物語の“接着剤”になっていますし。
鴨というキャラをシッカリ活かした物語に仕上がっています。
鴨以外のキャラも、
特徴がハッキリしていると言って良いくらい立っていますしね。
簡単に言えば、ベタなのですが。
ここまでカタチになっていれば、問題は無いだろう。
もちろん、物足りなさも無くは無いのだが、
主人公だけをアレコレやっているだけでは、ネタも限られてくるだろうから、
登場人物達のやりとりを普通に描くのも悪くないだろう。
とはいえ、ここまでくると。
じゃ、初めから、ベタな旅館もので良かったんじゃ??
そうすれば、もっとエピソードも作れたろうし。
と、思ったりするわけである。
安定してきたから、これはこれで、いいかな。
今作的には、ほんとに良い出来になってきていると思いますし。