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日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』第10話(最終話)

2017年03月19日 21時59分44秒 | 2017年ドラマ


「救いたい!!愛しき人の命…宿命の行方!!」
内容
深冬(竹内結子)は、自身の手術を沖田(木村拓哉)に任せたいと、
夫・壮大(浅野忠信)に伝えた。
夫よりも元恋人なのかと。。。動揺し、激怒する壮大。
そこに、壇上(柄本明)羽村(及川光博)榊原(菜々緒)らの追及も重なり、
沖田が引き留めたにもかかわらず、壮大は病院を去って行くのだった。

その後も、沖田は、深冬の手術の準備を進めていく。。。

敬称略

 


今作が描こうとした。

根幹部分の人間ドラマは、かなりの出来だったと思います。

ただ、そこに混ぜるのを医療モノと、成長物語程度にしておけば、

まだ、見易くて、分かりやすかった可能性が高い。

一番の違和感は、初回から病であると分かっている深冬の医療行為ではあるが。

そこは、横に置いておくとして。

実は、一番の問題は、壮大の病院経営の描写だったと思っている。

たしかに、この要素自体は、面白味が無いわけではない。

だが今作の根幹が、人間ドラマであり、

深冬を絡めた三角関係そして病院の変化であるならば、

この要素の持ち込みは、疑問だと言わざるをえない。

そう。いろいろと描いているので、

この部分の描写が、少なすぎるのだ。

そして、そこに関わっている壮大には、深冬のパートもアリ、

メインが複数の要素を持ってしまったため、ドラマ自体のブレを生んでしまった。

そのため、

何度も感じていたのは。。。

今作は、人間ドラマなのか?それとも、違うのか?ということだ。


で、思ったのだ。

 病院の立て直しという要素を、盛りこまなければ良かったんじゃ?

ということ。


例えば、深冬は、医師から患者へと立場を変化させただけ。

沖田は、患者が変わっているだけで、医師という立場を全う。

もちろん、元恋人だとか、そういうのもあるんだけど。

そのあたりは、俳優の演技などの部分などでまかなえるので、問題はない。

が、壮大だけ、医師、夫、そして経営者。

そこだよね。。。。どう考えても。

どう見ても、分かり難くしてますから。


個人的には、楽しめた部分がかなり多かったので。

それらのモヤモヤした部分が、整理されていれば、

世間的にも、もっと評価が上がった可能性が高いと思っています。

まあ、数字が安定しているので、

コロッと手のひらを返したような評価に、

いくつかのモノは変わっていますが(苦笑)