英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

まともな速度で読むために(3)

2016年12月20日 22時43分44秒 | 英語
去年の12/20の記事の続きです。ずいぶんと間が空いてしまいましたが(ちょうど1年!)、英文解釈教室の話をしたこともあり、関連しているので放置されていたこのトピックに戻りたいと思います。

とは言っても今更ウダウダと書いてもしようがないし、もう書く気力も萎えてしまったので簡単に済ませたいと思います。

前回の最後に、”基本知識を身につけることと実戦で闘えるようになることとの間のギャップを埋める方法について述べる”と言いました。結論をいうと、受験数学と同じで、

経験して知っていないと頭は回ってくれない

ってことなんですね。受験数学の世界では、見たこと・経験したことがない解法を自分で思いつくはずがない、だから代表的な解法や考え方、発想の仕方を一通り経験して学ぶことが大切だということが広く言われるようになりました。英語も同じだと思います。先に舞台裏をある程度のぞいて知っておくことが、数学と同様とても大事だと思います。

では、数学の解法に相当するものは英語では何なのでしょうか?私は、

構文が複雑になるパターンを見て、知って、そして感覚として掴んでおくこと

だと思っています。例えば皆さんも、他動詞とその目的語が物凄く離れていて関係性が見破れなかったとか、倒置になっているのを気づかなかったとか、そういう経験は色々されていると思います。そういう、英文を読解する時に目くらましになる種々のワナについて、”大体こういうパターンで来るはずだ”というデータベースのようなモノを頭の中に作っておく必要がある、と私は思います。超基本的な文法や構文規則を知っているからと言って、その知識だけを頼りに大海原を自由自在に泳ぐことはできません。数学と同様、”こんな風に頭を働かせないといけない場合があるよな”ということを経験して知っておかないと、いざという時にそのように処理するなんてことはできっこありません。

なので、数学の解法暗記と同じように、英文解釈においても、我々の目くらましになるような英文のパターンに沢山ふれて、”へぇ、こう来るのね”という経験を積む、そういう事を意図的にやらないといけないのです。その場限りの”ああそうか”で済ませるのではなくて、”こういう風に頭を働かせることが要求される場合があるんだ”ということを強烈に意識して、記憶して、そして、”慣れる”ことが必要です。

だだし、そういうパターンを覚えようと必死に”暗記”してはいけません。英語の場合は他の教科とは多少違って、暗記した事を意識的に思い出そうとしてもダメです。無意識の記憶・経験が必要な時にジワッと出てくる、その結果読める、そういう形でないとダメなんです。そうなるためには、脂汗を流しながらの暗記作業ではなくて、初めてそのパターンに出会った時の”へぇ、こう来るんだ。なるほどね”という新鮮な驚きを心に焼き付けておく形で経験を増やしていく、というくらいで留めておくのが丁度いいと思います。必死で覚えようとすると知識が形骸化してしまって逆に役に立たなくなります。

まあ、文字で説明するのは難しいのですけど、要は、沢山だまされて沢山驚く、そういう経験を多少意図的にやって技を磨く必要がある、ということです。ただ漫然と多読をしても時間ばかりが過ぎ去っていって、その割りに肝心な事は記憶に残らず、ラチが空かないと思います。

私の場合、前にも紹介した以下の本で積んだ経験が読解力の向上に大きく役立ったと感じています。それなりに実力のある人にしか進められない本ですが、それなりに、でも言い換えればそこそこの力しか無い人(TOEIC 800~860くらいの人かな)が一皮むけるためにはいい教材ではないかと思います。特に2番は、andやasをまともに読めている人はかなり少ないと思うのでおススメです。

(眠い中大急ぎで書いているので今日の記事は日本語が少々オカシイかもしれません。ご容赦下さい)

(1)関係詞の底力(佐藤ヒロシ、プレイス)
(2)andとasの底力(同上)
(3)実は知らない英文誤読の真相88(同上)
(4)実は知らない英文法の真相75(同上)
(5)東大英語が教えてくれる英文正読の真相55(同上)
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