負け犬バナシ

俗に言う〈負け犬世代〉・・がんばって生きてるもん! 別にいいじゃん!!

犬のこと

2007年02月19日 | 犬の話
我が家の愛犬と同じ犬種を
とある事情で手放す方のことを知り、微弱ながらお手伝いがしたいと
愛犬ブログに紹介をした。

県内の保護団体さんに、もし今小型犬の希望者がいれば。。と
お伺いをし、その団体さんのブログにて紹介もしていただけた。

友人、知人に声をかけ
半ば決まりつつ最後に一言。「やっぱ子犬の方がいい」
と、あっさり断られ哀しい思いをした。


現実問題として成犬譲渡の、ましてや老犬の引き取りは難しい。
それでもこの子たちは食に困らず
手伝い、ケアをしてくれる人たちがいる。
新たな家族が見つかるまで、面倒をみてくれる人がいるのだ。

自身も患い、また複数の愛犬をかかえつつ
引き取り手のない保護犬たちと生活をしている人もいるのに
精一杯、自分が出来ることをがんばっている人達に
手を貸せない私達が何を言えるというのだろう。

引き取ることができないのであれば
この人達の邪魔をしてはいけない。

自身で手伝いに行けないのであれば
その人達のやりかたを非難する資格すらないハズだ。
かといって、行けば良いというわけでもない。
何が出来るかが大切だから。

たとえ行き届かなくても
今ある命を守ってくれることに感謝こそすれ
その方法を議論することに
一体なんの意味があるというのだろう。。


一部の過激な愛護方法にばかり目が行きがちだか
地道に、日々の活動を繰り返している
小さな団体さんがすぐそばにいる。
裏方の地味な作業を繰り返し、悩みながら
苦しみながら毎日の活動を続けている人達もいる。
この人達もまた、お手伝いであり
当事者でなないからこその葛藤を抱えなければならないからだ。

通報すれば終わりではない。
寄付をすれば終わりでもない。
実際の活動に参加すること。それだけが必要なのでもない。

私達ひとり一人が自覚し
引き起こさないことが大切なのだ。
助けを得るのは悪いことではない。
助けてくれる環境を作ることもまた大切なことなのだから。。

だがそれを、その行為の端々を非難する資格は私達にはない。
自身が遺棄しない限り、私達は傍観者でしかありえないのだ。
そして私達にはその方たちの邪魔をする権利はどこにもないのだから。



 
記事を紹介してしまった今
私の行動が、この方たちの活動を妨げないことを節に願います。

せめてもの感謝とこの子たちの未来を祈り
年老いた子たちにも安らげる憩いの地が見つかることを
そして皆様の活動が僅かずつでも
実を結んでいきますよう、祈らずにはいられません。


どうか、活動に関わる方は冷静に。。
ご本人たちに支障を来すような行動は謹んでいただけたらと願います。

自分の犬で無い限り
私達は傍観者でしかありえないのですから。。。



       ちなみに、、私ならTVだとか冷やかしの客だとか
       そんなもの相手にしてる暇がありゃ
       犬の世話するか、ちょっとでも横になって次への英気を養いたい!
       来られても迷惑でしかありえないと思うんだけどね
       ま、まだまだ人間出来てませんから

おかまちゃんへの葛藤

2006年08月27日 | 犬の話
さてここ数日、とある作家さんの暴露話が波紋を呼んでいますよね。
某新聞に寄せたコラムの中でのお話らしいですが
みなさんはどう思われましたか?

 「去勢、避妊手術をするのと同じこと。。
  人間は生まれた子を殺す権利もない。」

 「自分の育ててきた猫の『生』の充実を選び、
  社会に対する責任として子殺しを選択した。
  もちろん、殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである」


私にはこの方の考えがよく分からない。
生の充実って何?社会に対する責任? 痛み・悲しみを引き受ける?

社会に対する責任があるのであれば
なぜそうならないように防がないのか。。
生の充実を求めるのであれば育てる喜びも与えるべきではないの?
痛み・悲しみは自分の感じるものへのものであって
その行為に対する他者への代われるものでは決してありえない
欺瞞である。


手術が嫌なのなら環境を整えれば不用意に増えることはないはずだ。
少なくともその努力をしてこそその行為に反対できるのではないのか。
それが出来ない人が多いからこそ手術の必要性を説かれるのだし
「必然である」とまでいわれなければならないのだ。

生まれてきた命を故意に失うことと
生まれてくるべき命を人為的に防ぐこと


決して同じ列に並べて比べてはいけない事柄だと私は思う。
確かにそれは、どちらも人間のエゴではあるけれど
だからといって防ぐ努力もなくその度に行うのであるとすれば
命そのものをないがしろにしている行為であると思ってしまう。
現在フランス領にお住みのこの方ですが
フランスでは法律に触れ、罰金が生じるのだとか。
でもきっと、お金だけの問題ではないと思われる。

  「愛猫に癒しを求めるがその子供は必要ない。」

そう云いきれるのであれば
子供を産まさないよう努力して飼い主としての責任を果たさなければ。。
それさえ理解できないのであれば飼う資格すらないことに
気付かない人が多い今の世の中。
手術だけが方法ではない。
安易な処置手術を不満に思うならこそ
責任持って自分の愛しい相方を守らなければならないのではないのか。

  たかがペットのことじゃない。
  産めば誰か欲しい人にあげればいいし
  もしかしたら売れるかもしれない。
  ウチのコなんだから好きにしてもいいじゃない。
  引き取り手がなければ捨てればいい。
  そうそう、ちゃんと引き取ってくれるところもあったわよね。
  かわいい○○ちゃんさえ無事なら私にはなんの問題もないんだもの♪


残念なことに今の日本では安易に出てしまう回答がこれかもしれない。
しかしこれを子供に置き換えても否定できない時代が
私には近づいている気がしてならない。
考えすぎであってほしいのだけれど
いじめや児童虐待。社会の乱れは収まらない。
そんな時代はきっと来ないと信じたい小心者のたわごとなのだけれど。。


余談が入ったがここに件の作家さんの行為の同意語が
回答として含まれていることに気付いているだろうか。
「保健所に。。」という遠まわしな言い方でこの方の行為と同じになる。
それに気付かず無自覚に繰り返す人の多さと
その事実に心痛める人の横で当然だとうそぶく人もいるということ。
こんな社会の闇に紛れて自らが執り行うということに躊躇しない
そんな行為が許される時代だなんて思いたくもない。
想像力のない時代。
せめてモノ書きくらいはまともなことを伝える努力をして欲しい。


そういえば以前某セラピー番組でとある方がおっしゃられていた。
近年のクマやサル、野生動物による住宅街被害についてだ。
「人間(理性ある生き物)としてのオーラが薄くなっているからね。
 動物(本能のみの行動)になりさがっているから品格が下がって
 彼らと同列になったから恐れずにやってくるのよ。」

妙に納得してしまうお言葉でございました。

かの国の事情

2006年08月05日 | 犬の話
相変わらず面白い国だと思う。

 
 ■【中国】停電の原因は? セクハラ接待拒絶で役人が腹いせ



湖南省のこの幹部、さすがに「不当に停電を引き起こした」として免職となった
らしいけど、同じ7月31日にはこんな事件もあったらしい。

 
 ■ 犬5万匹近くを一斉処分 狂犬病対策で中国



これは1日には気付いてたニュースなんだけど
ぢつは書いたあとうっかり消してしまってた内容

なんでも。。
雲南省の牟定県政府は31日までに、狂犬病対策で軍用犬を除く
県内の犬約5万匹の一斉処分に乗り出し、90%以上を殺したことを
明らかにしたんだって。
県内で住民3人が狂犬病で死亡した事態を重視したらしいんだけど
飼い主が散歩に連れ出した犬やマイカーに乗せられた犬などを
徹底的に“摘発”! しかも泣きながら哀願する飼い主の前で
愛犬をこん棒で殴り殺すだなんて、日本では考えられない事態である。

しかし賄賂に横領、汚職天国当たり前!
飼い主への補償金1匹当たり5元(約72円)という話も
実際に飼い主へと渡ったお金とはいかほどのものか。。
この補償金狙いの水増し請求だってあっただろう。
そのため被害件数が増えていったのではないだろうか?

かの国の事情を知らずに論じたって仕方がないが
この数の裏にはかならずカラクリがある。
なんたって食用ワンだって売ってるお国柄だ。
飼い犬が迷子になったら「食べられたかも?!」なんて心配もあるらしいけど
とはいえ日本だって戦後の食料難の時代、
食用犬の繁殖を奨励していた事実があったハズ(まあ定着しなくて良かったよね)
いや、そればお国柄ってことで特にどうこう言うつもりもないけど
例えばこのお役人とお付き合いのある業者さんに
ワンたちが格安で下げ渡された可能性だって否定できないし
単純に個人的な恨み。。
指示出した上役さんが単に犬嫌いであったり犬飼いにうらみがあったり
そんなあまりにもくだらない私妬が理由であったとしても
「やっぱりね」と妙に納得もしてしまうのがかの国でもある。
別にその国のご事情だからどうこういえる立場でもないけどねw

とはいえ、なにも飼い主さんの目の前でそんな残虐行為をしなくても
良いのではないのか?
さすがに実写でこの場面を再現することはできないと云っていた実話
戦時中、日本でも実際にあったあの話を思い出す。
   戦時中、食糧難の時代に犬を飼っているなんて贅沢だと
   有事の際、暴れて人に危害を加える可能性があるからと
   愛犬を目の前で撲殺される子供の話。

戦時中だよ?感情だけで動いてたような時代の話だよ?
それが今の時代、同じような理由で実行する国があるんだよ?

確かに法外な登録料を払って高い予防接種をしたとしても
周りの飼い主さんにはそんなゆとりはないかもしれない。
例えがんばって日本と同じような待遇で育てたとしても
周りの愛犬家達はそうではないのだ。
一家に一匹、その上で法外な登録料を毎年払い続けなければならない。

なんたって、犬を撲殺して褒められていた時代が
そんな遠くはないお話であるかの国。
ほんの十数年前までは狂犬病予防という名目で奨励されていたのだとか。
「適切な措置だ」と話している当局者には
その前にやるべきことだってたくさんあったハズなのに。。
野犬への対策。飼い犬の登録制度の徹底。
日本ではあまり重要視されなくなりつつある狂犬病予防の摂取も
かの国ではまだ徹底されていない。

過剰なペットブームが到来したつつあるからといって
日本と同じ基準で考えてはいけないのも分かっているし
日本だってまだまだ問題が山済みなのだから。。

この事件の後日談を知りたくて探していた時に見つけたこの映画
なんだかちょっと見てみたい♪


なにはともあれ、ガセネタであって欲しいと思ってやまない
しがない犬飼いの本心である。
そして同時に、やっぱりほんとに面白い国だと思う私もいる。
なんたって“断られた腹いせ”が
自分の使える最大限の権力行使(停電)
それが出来る国なのだから
仰天ニュースもビックリな日常。。。人事だから楽しめるってことでw

命の対価

2006年06月01日 | 犬の話
やるせないニュースを見た。
ペットショップに、ところ狭しと並ぶ小犬達。
その裏で道具と化している親犬たち...


ある母犬は乱繁殖のため、カルシウムが不足して
歯が抜け落ち下あごまでなくなってしまっていた。

ある母犬は不衛生な環境での度重なる出産で
抵抗力が落ち皮膚病に。。
ほとんどの毛が抜け落ち保護されたとか
レスキューの方の適切なケアで改善しつつあるその犬を見た
レポーターの一言

「あ、嫌だ。」



つい口に出た一言なんだろうし、正義をふりかざす彼女にとっては
何でもナイ一言なのかもしれない。

「あなたの愛犬の親犬が、このコたちかもしれない」



したり顔でそう訴えるレポーターを見ていて
それは違うと私は思う。

簡単に命を売り買いできることの方がもっと大変なことだと思うのだ。


番組冒頭で、店頭で小犬を購入していく飼い主達のインタビュー
「子供に命の大切さを教えたくて」
「やっぱり癒されるでしょ?犬がいるとw」

当たり前のように数居る小犬の中から気に入ったコを選び出し
お金を払って連れて帰る。
日常的にありふれた風景ではあるけれど、どこかおかしいこの現実。
これで本当に「命の大切さ」を教えたいの?

本気で子供に教えていきたいのであれば
愛されて育った親犬たちが
適切な指導の元で選ばれた父親候補の中から
相性のよいコと命を育み、生まれてくる過程を心待ちにしながら
家族全員でそのコを迎えいれる準備をしていく。

信頼できるブリーダーさんを探し、お願いして
我が家に訪れるその日まで
皆で暖かく見守っていくことの大切さこそが必要なのではないのか?


生まれて来た子がすべて健康ではないかもしれない。
それでもその命を大切に育んで行くことこそが
“学ぶ”ということではないのか?



ショップに選べるだけの小犬を常備するために
心無いブリーダーが横行し、狭い檻の中で
ただ小犬を生むためだけにエサを与えられるお母さん犬がいる。
散歩にも連れて行ってもらえず、他の犬とも遊べず
身動きとれるだけのスペースがあるのはまだ良心的で
「搬送用に馴らしている」のだと
押し込められた檻の中で一生を終える犬もいる。
売れ残った小犬は見向きもされず
ただ放置するだけの業者もいる。

それと同じに「犬が飼いたいから」と
おもちゃを選ぶように命を見比べて気に入った個体を
なんの疑いも無く連れて帰ること。


あたり前になってしまった恐ろしさに気付く人は
一体、今の日本でどれくらいいるのだろう。

その影に、「飽きたから」
そういって遺棄される命のもっと多いことに
気付いている人達はいったいどれくらいいるのか。


悪質なブリーダーを増長させる購入者こそが
もっと意識を変えなければならないのではないのか?

そう思い、したり顔のレポーターを
ちょっと飽きれて見てしまうあたくしでした。


悪いのは、ブリーダーやショップだけではないのだよ、お姉さん?

後手後手!

2005年11月25日 | 犬の話
有識者だとかなんとかの会議が終わったんだとか。
女帝ありとか女系OKだとか・・

なんにしても
          遅すぎるの!


だいたい、戦後GHQは皇族を廃止したかったけど
国民の暴動を恐れて残した天皇制でしょ?
先細りでいずれ消滅を計算して作ったのが今の制度なんだし
それを「女帝でもいいじゃん♪」なんて今更話し合いかい?

分かってたことだけどここまできてやっと、慌てて決めようとするのが
やっぱ、この国の限界なのかしら


そもそも女帝論だって愛子さんが生まれたからでしょ?
これが男の子だったらきっと先延ばしで話し合いもしてないと思うよ。
愛子ちゃんありきの議論はなんだかなぁ・・と思ってしまう。


個人的には女帝もありだとは思うんだけどさ
その後(っつか、愛子さんは絶対子供産まなきゃいけないってことでしょ?)
  のことはもっと時間かけて話し合ってもいいんじゃない?
余りにも短期間にしかも一部の偏った意見だけで決まった感があるから
受け入れるにも不満が残るのよね。
かといって、旧皇族の復帰にも疑問が残るからもっともっと話し合ってほしい。

大体、戦後主権を取り戻した時点から水面下で話を詰めてこなきゃいけなかった
問題なんだもの。
数日間の一部の人間だけの話で決められることじゃないと思うよ。

白い小悪魔がやってきた 笑

2005年09月08日 | 犬の話
会社でブログを立ち上げることになったので、ついでに自分のも作ってみた。
とりあえず昨年から飼い始めた犬の話でもかいてみよ・・・・・う?

                                                           




今まで書いてたのが消えちったよ

   あと投稿押すだけだったのに



・・・・もうやだ。ねる