漫画が原作だからか、主人公はちょっと現実離れしたスーパーマンでした。
三歩(小栗旬)は世界の山々を踏破して、今は北アルプスで山岳ボランティアをしている「山バカ」。地元の山仲間や山岳救助隊からの信頼は絶大で、冒頭ではクレバスに落ちた登山者を救助する。
長野県警北部山岳救助隊に配属された久美(長澤まさみ)、彼女の父親はかつてこの山岳救助隊隊長だった。三歩の指導や救助隊の訓練で山岳救助のイロハを教わる久美。救助のかいなく亡くなる登山者を見たり、初めて自分の背中で人の死を体験したり、死体を絶壁から回収しやすい場所に落としたり、自らも遭難したり、様々な体験をしながら、一人前の救助隊員になっていく。
冬のある日、多重遭難が発生し救助隊が総出で出動する。しかし久美が向かった先には「バクダン」低気圧が発達していた。。
雪原を駆け足で登ったり、クレバスに飛び込んだり、山を知らない私にはそんなことが可能なのかどうかわかりませんが、三歩の行動はちょっとリアリティが薄いなあ、という印象です。救助ヘリが常に民間機というのも、北アルプスはそういうものなのでしょうか。しかし、山では簡単にあっけなく人が死ぬんだという自然の非情さはしっかりと描かれていました。
そして小栗旬の日焼けした顔に白い歯がきれい。小栗旬も長澤まさみも実際にロッククライミングや吹雪の中での撮影をこなしたというから、スタッフを含めてたいしたものです。そして残雪の残る山頂の光景がきれいでした。
公式サイトはこちら。
4/22 神保町一ツ橋ホール
『孫文の義士団』絶賛公開中!
拙ブログにトラックバック賜りありがとうございました。ヾ(^∇^)
スタッフもキャストも雪の多い中よく行きましたよね。
クレバスは美術スタッフが創ったものだと聞いて安心しました。(>ω< )
小栗旬の日焼けした顔とてもは印象的でした。
数少ない山の映画ですからこれで終わらずに、つづきを創って欲しいですね。
ではでは
失礼いたします。
クレバスは美術さん作成ですか、本物みたいな迫力がありました。
小栗君の日焼けした顔に白い歯、良かったですよね。
続編も期待できるラストでしたが、この過酷な撮影をもう一度できるのでしょうか?