まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

海街diary

2015-09-11 23:18:39 | 日本映画(あ~な行)

吉田秋生の有名漫画を是枝裕和監督が映画化。カンヌ国際映画祭コンペ部門正式出品作品だけど、この淡々として抑揚を抑えた演出がどれだけ海外の人の琴線に響くのかは疑問です。自分は好きなんだけどね。主演の四姉妹に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。周りを樹木希林や風吹ジュン、リリー・フランキー、堤真一、大竹しのぶ、レキシの池田貴史、前田旺志郎などが固めます。

鎌倉のかなり古い木造一軒家に三姉妹で暮らす香田幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)。離婚して家を出ていった父が亡くなったという知らせを受けて山形までお葬式に行ったとき、腹違いの妹、浅野すず(広瀬すず)と初めて会う。父の連れ娘だったすずは鎌倉の家で三姉妹と一緒に暮らし始め、時折父の想い出に出会いながら新しい生活に馴染んでいく。三姉妹も彼氏と別れたり母親との確執を乗り越えたりしながら、すずを受け容れ日々の生活を紡いでいく。。。

長澤まさみがエロい!奔放な次女役でお酒好き、つき合う男はダメ男ばかりという役柄。冒頭から彼氏と朝を迎えるシーンで生着替えを披露!他にもショートパンツで生足を見せたりして、いいんだなあ。

綾瀬はるか演じる長女の幸は、一家の母親代わりでしっかり者のお姉さん。別居中とはいえ妻のいる医者とつき合っているのは、父も母も出ていったトラウマでもあるのかしら。三女の千佳は呑気な末っ子でうまい具合に家族のバランスを取っているなあ。そして広瀬すず、サッカー上手すぎ!少年サッカーチームで男子に混じってプレーするけど、全く遜色なしでさすが静岡県出身。

舞台となる鎌倉の情景も江ノ電や鎌倉花火大会、名物のしらすに春は桜のトンネルと、魅力たっぷり。しらすのトーストやしらす丼は絶対美味しいだろうなあ。船を出して海から花火大会を見るのも憧れるし、庭の梅の木の梅を使って床下で梅酒を漬けているのもほっこりするエピソードのひとつです。

すずが一緒に暮らすようになってからの大きな事件といえば、幸が彼氏と別れたことと、海猫食堂の二ノ宮さん(風吹ジュン)が亡くなったことかな。幸なんか人生の重大な岐路だったわけだし、佳乃にしても運命の理不尽さに納得がいっていないに違いありません。ただ、そうした出来事も映画全体の静かで落ち着いたトーンの中で、ドラマチックに盛り上がることもなく日常の出来事のひとつとして描かれています。

映画的には、喪服に始まり喪服に終わるのが、これまた日々の生活の連続性を暗示しているみたいでした。原作はまだ続いているみたいだから、続編も見てみたいなあ。

公式サイトはこちら

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