満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

一年中、ラフな格好で過ごす気楽さ~

2017-08-03 23:16:43 | 人間



九州は特別なサロンカーがいくつもある

久しぶりにある女性と会った。職場へ向かう地下鉄の中で、偶然に隣り合わせとなったのだ。彼女は、昔の部下で、編集見習いみたいなことをしていたが、会社に勤めて2年ぐらいで結婚、退職したのだった。別に結婚したからと言って、辞めなくても…と言うと、いや、彼が家に入ってほしいと言うことだった。あれから10年ぐらい経つ。子供さんが二人いるせいか、全体的にふっくらし、順調に?大阪のおばちゃんの原型になりつつある。それを言うと、「やめてください。絶対そんなおばちゃんになりたくありませんから!」と、苦笑しつつ、否定した。

「でもмさんは全然変わっていませんね。むしろ若くなったみたい」と、嬉しいことを言う。「でも、いろいろあって、今は独身やねん。ちょっと寂しいけど、気楽でええで」と言うと、「そういえば今日はお休みですか」と聞く。「なんで?」、「だって服装がすごくラフじゃないですか」、「今の仕事は個室で一人でやっているようなものだし、ほとんど営業的な挨拶もないし、気楽やねん」、「へ~いいですね」

彼女と別れてから、自分の服装を見てみた。なるほど、とてもこれから仕事に行くような恰好ではない。上から下まで、ジーパン、ポロシャツ、下着まで、すべてがGU、ユニクロの安物である。そして靴はアシックスのスニーカー、これが履きやすくて重宝している。今までは、少し高級の細身のスニーカーなど履いていたが、このメーカーの幅広、ワイドの靴を履くと、足の痛みの全てが取れ、新品でも1,2年は履いているように楽である。

この格好で一年中過ごす。旅の時も、飲み会の時も、そして女性とデートの時も、このスタイルは崩さない。体も都合よくできていて、ズボン系は85センチのウェストサイズ、シャツ系は2Lを買えば体にぴったりで、ジーパンなども裾を直したことがない。

友人に男子物の高級洋品店を営んでいる者がいる。たまにウィンドウをのぞくが、信じられない値段で、当然品質はいいのだろうが、パッとしないシャツが3万円から5万円、ちょっとしたブレザーなんか10万以上もする。ユニクロでも見たことがあるような秋物の薄手のジャンパーが7万5千円でびっくりした。

「おい、もうちょっと安くできないのか」、「いや、絶対ディスカウントはしないよ」、「それで儲かるのか?」、「君はまだ世の中が分かっていないなあ。うちの店に来る客は、初めから高級志向であって、安くなんかしたら2度と来なくなる。そういうお客様を相手に商売しているんだ」

なるほど、そういえば元競艇選手で、相当稼いだのか、上から下までブランド品で固めた男がいる。まるで似合っていないけど、確かに貧乏くさくはないな…。





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