満点の星空が見たい!

これまでの人生、これからの人生、夢と希望と懺悔と。

人生の「分水嶺」は誰にでもある

2017-05-19 00:40:12 | 旅行
鳴子から陸羽東線のローカル電車に乗った

「分水嶺」を知ったのは、岐阜県の「ひるがの分水嶺公園」だった。大阪から車で飛騨高山市に行くときに、途中で休憩したのだ。その公園の真ん中に、一筋の水の流れがあり(溝と言うべき、30センチぐらいの流れ)、その流れはやがて右と左に別れて行く。なんでもない光景だが、その先は、右の流れが庄川、そして左に流れるのが長良川と知ってびっくりした。どちらも日本では大河である。

日本列島は細長く、真ん中に山脈が走っている。その山の頂点から右に流れれば日本海、左へ流れれば太平洋に注ぐ川と言うことになる(反対から見れば逆になる)。もともと地理は好きで、小学生のころから地図をずっと見ていた。しかし、「分水嶺」には気づかなかった。

大阪に出てきて5年後くらいの時に、ある会社の就職試験を受けた。面接も受かり、「さっそく東京へ行って欲しい」と、内定をもらつた。しかし勤務地が東京…と聞いてなぜか興味が薄れ、指定された新幹線に乗らなかった。東京駅では迎えの方が待っていたそうで、社会人としては大失格だったが、その後も熱心な誘いを受けたものの、東京へは行かなかった。

自分としては、あの時が人生の「分水嶺」だと思っている。そのまま東京へ行けば、まったくちがう人生を送っていただろう。幸せの度合いは分からないし、比較もできない。でも、今の自分としては、それはまちがいない判断だったたと信じている。

なぜ、こんな話になったかと言うと、宮城県の鳴子温泉から陸羽東線の新庄行きのローカル電車に乗ったときに、「堺田・さかいだ」という駅があったのだ。これはひょっとしてと思い、さっそくタブレットで調べてみると、「標高338m、太平洋と日本海にそそぐ川の分水嶺」とあり、駅の横の溝の流れが見事に左右に分かれていた。日本海は最上川系、そして太平洋は北上川系だそうである。

その時に大阪か東京か、迷った時代を思い出したのである。仕事にしても恋愛にしても人生を左右する「分水嶺」はあると思う。それが大河になるか、名もない川で終わるかだが、どちらも間違いではないと思う。所詮は、結果論なのだから。
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