日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

父は彼らを、おのおのにふさわしい祝福をもって祝福した

2016-09-18 | Weblog
  創世記49章 
 
   28節「…これは彼らの父が語り、祝福した言葉である。父は彼らを、おのおのにふさわしい祝福をもって祝福したのである」(新共同訳)

  1節「ヤコブは息子たちを呼び寄せて言った。『集まりなさい。わたしは後の日にお前たちに起こることを語っておきたい』」。小見出し『ヤコブの祝福』。48章でヨセフの息子エフライムとマナセの祝福があるが、本章はヨセフの他の11人に向けられたヤコブの言葉である。
  2節「ヤコブの息子たちよ、集まって耳を傾けよ。お前たちの父イスラエルに耳を傾けよ」。「耳を傾けよ」(シェマー)は拳々服膺することで、申命記6章4節と同じである。
  3節「ルベンよ、お前はわたしの長子、わたしの勢い、命の力の初穂。気位が高く、力も強い。」。長子の誉れを失うと言われる(4節)。35章21~22節に言及
  5節「シメオンとレビは似た兄弟。彼らの剣は暴力の道具。」。34章シケムの虐殺事件に言及
  8節「あなたは兄弟たちにたたえられる。あなたの子は敵の首を押さえ、父の子たちはあなたを伏し拝む」。「たたえられる」(ヨドゥーハ)は「イエーダ」(ユダ)と語呂合わせ。「獅子の子」は力強さの象徴。ユダ族からダビデが生れ、メシアの到来につながる(ヨハネ黙示録5章5節see)。13節ゼブルンは地中海沿岸に住み、シドンを境にする。14~15節イサカルは二つの革袋を背負って伏せるロバの姿を描写する。16~17節ダン 「裁く」(ヤディン)と「ダン」と語呂合わせ。道端の蛇に譬えられる。馬の踵を噛むという。カナン定住に際して、ユダの領地から追い出され北の山地に追いやれる(ヨシュア記19章46~47節、士師記1章34節)。
  18節「わたしはあなたの救いを待ち望む」。ダンとガドの小さい領有地となる部族に対して、救いを待ち望む民として、ダンとガドの間に挿入された言葉。19節ガドはヨルダン川東側でしばしば砂漠の民の略奪に襲われる。
  20節「アシェルには豊かな食物があり、王の食卓に美味を供える。」。カルメル山北側の肥沃な海岸地帯を指す(ヨシュア記19章24~31節)。21節ナフタリはアシェルに隣接したイスラエル北部の肥沃な地(ヨシュア記19章32~39節)。22~26節ヨセフ 十二部族では、エフライムとマナセの名が挙げられるが、ここではヨセフとして言及される。泉の辺に植えられた若木で、石垣を越えて伸びる(22節)。外敵を受けるが、イスラエルの石(強さを表わす)となり牧者となる(24節)。全能者からの祝福、それは母の胎からの祝福、父からの祝福(25~26節)がヨセフの頭の上にあるという(26節)
  27節「ベニヤミンはかみ裂く狼/朝には獲物に食らいつき/夕には奪ったものを分け合う」。ヤコブの最も愛する子が、ここでは狼に象徴される。それは勇気と力を象徴するものである。朝と夕への言及は、常に敵から戦利品をもたらすことを指す。エフラエムとユダの間の重要な地域に位置している。最初の王サウルはベニヤミン族の出身であった(サムエル記上10章20節)。
  29節「ヤコブは息子たちに命じた。『間もなくわたしは、先祖の列に加えられる。わたしをヘト人エフロンの畑にある洞穴に、先祖たちと共に葬ってほしい』」。小見出し『ヤコブの死』。既に47章29~30節で依頼していたことを、ヤコブはここで改めて十二人に求めた。ヤコブは両足を揃え寝床の上に横になり、息が絶えた(33節)。
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