意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

提言  112  地上波テレビの生き残り方

2012年12月07日 | 提言
最近、テレビが低視聴率で喘いでいるらしい。
・・・まぁ、当然だよね。

寒流とかどうでもいいし、こんなゴリ押しされたものを誰が見るかっての!!

でもまぁ、それでも赤熊はテレビの生き残り方を書こうと思う。
このまま無くなってもいいけど、一応、生き残る道くらい示してやるのも、まぁ賢い人間の義務でしょうから。(超絶 上から目線)
てか、昔、テレビの生き残り方って書いたんだけどね。
その時の結論は多チャンネル化すればいいじゃない!!だったんですけど、正直これじゃ片手落ちだよね。
いや、多チャンネル化自体はその通りだと思うのですけど、これだとどこで収益を得るのかが論じられてないよねと思った次第です。
片手落ち過ぎて、もうチョイ詳しく書かないとダメだね。

まず、テレビがメディアとしての大きな役割を失ったことを自覚しないといけないと思います。
端的に言えばインターネットに負けたのです。

テレビ・・・というかマスメディアの能力ですけど、それは情報の垂れ流しなのです。
テレビジョンと言うモニターに電波を受けさせ、そこに勝手に情報を流す。
それだけのメディアであり、見ている側からすると能動的なメディアではなく、受動的なメディアなのです。

こういう一方的なメディアですから情報の周知徹底・繰り返すことができたわけです。
繰り返す・・・このことによりムーブメントをつくりだし、例えばそれほど流行ってないものをゲリラ的に宣伝して、下駄をはかせて、流行っていると思わせてマッチポンプをし、それに便乗して荒稼ぎができたのです。

でもインターネットが台頭しました。
このことにより、情報を何度も流す・・・昔はそれでもテレビしかなかったから仕方がなく、自分が欲しい情報を得るために我慢してみせることを強要できましたが、今ではそんな我慢するくらいなら、ネットで情報を探すわけです。
そっちの方が速く深く情報を手に入れられるのですから当然ですね。
こうして荒稼ぎができなくなり、斜陽を迎えたわけです。

それにもかかわらず、旧態依然にムーブメントを作ろうと同じ情報を垂れ流し続ける・・・。
朝流したものを、夜流す。
昨日流したのを、今日流す。
先週流したのを、今週流す・・・。
勿論ちょっとづつ違いますが、見ている方からすれば変わり映えがせず『またこれか・・・』と飽きるわけです。

見捨てられて当然ですね。
て言うか、見捨てられるくらいならまだいい方で、逆にしようとするのならば『ゴリ押し』とか言われて、却ってソレに悪感情を持たれ、広告媒体として逆効果なことになりかねないですね。
て言うか、寒流とかそうなってるし。

なので、ここで提言。
同じ情報を流さない。
飽きられないように常に新鮮な情報を流し続けるのです。
あくまで垂れ流して、きっかけをつくる、需要喚起のメディアに徹することだと思います。
要するに撒き餌のメディアになることです。

寒流を流したら次は台湾のドラマ。
その次は中国、東南アジア、インド、中東、東欧や北欧・・・常にずっと手を変え品を変え続けるのです。
ブームを起こしたものはみんなが知っているので取り扱わない。
常に新鮮な情報を発信する。

こうして、需要を喚起したあと、もっと深く知りたい人は有料チャンネルに契約してもらうように仕向けるのです。
そうすれば、多分、生き残れて儲けも出るんじゃね?
あくまで『たぶん』ですけど、これ以外ないと思いますね。


2012.12.11 補記あり

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (雨月)
2012-12-09 16:45:01
10数年前、北欧のとある国に留学したとき、テレビ放送の違いに驚かされました。

まず、24時間放送ではなく、休止時間帯がある。

ワイドショーの類がない。(下世話な番組があってもアメリカの番組だったり)

ニュースも淡々とした報道でセンセーショナルな感じがしない。

アメリカ、イギリスなどのドラマは、音声英語、母国語字幕。

BBCなどは、英語音声だけだったような・・・。

日本にいるときからマスコミの報道の仕方に疑問を感じていた私は、帰国後、完全にマスコミを疑ってかかるようになり、それ以来、新聞も購読していません。

その後も、海外で暮らすことが多くなり、帰国するたびに、マスコミ不信は募るばかり。

昨年の韓流、K-POPブームで、頭にきて以来、1年半くらいテレビを見たことありません。

どうしても見たいドラマは、ユーチューブなど動画アップされたものを視聴しているくらいです。

フジもNHKもTBSも朝日も一度つぶれたほうがいいのではないでしょうか?

ごり押し、捏造、偏向報道、情報操作ばかりのメディアなど存在意義ないと思いますよ。
管理人 (赤熊)
2012-12-11 17:41:46
雨月さん、コメントありがとうございます。

日本のテレビ局は出来事だけを淡々と流すストレートニュースがないですよね。
せめてこれだけでも、あれば良いのにと思いますが、視聴率至上主義では難しいのでしょうね。

赤熊的にはごり押し、捏造、偏向報道、情報操作などに辟易していますが、これらをしても良いと思ってます。
所詮人間が作るものだし、程度の差はあれ、意図しようとしまいと、どうしても引き起こってしまうものですから。
なので諦めてます。

で、日本のマスメディアの何がダメなのか?と思うにテレビ局同士がなぁなぁで『なれ合っている』ところですね。
他のテレビ局の大失態を、そのテレビ局が謝って終わりで咎めもしない。
テレビ局の失態じゃなければ、これが企業人や政治家なら死人が出るまで糾弾する癖に、メディア関係者なら口を噤む・・・。
本来なら、大バッシングを起こして糾弾し、自浄作用を働かせないといけないのに・・・と思います。
そういえば、昔、こういうのが続いたから、テレビやマスコミを信じなくなりましたね。

うーん、今のままなら存在意義もないしなくなってもいいですね。
一応、ニュースソースの1つが減るのはそれはそれで問題のような気がしますが・・・無くなっても誰も気にしないかもしれませんね。

コメントを投稿