かけそばMMA

かけそばをメインに、MMA・格闘技のこともたまに書きます。

UFC.154 GSPvsコンディット ~アンデウソンさんニヤニヤしないで~

2012年11月19日 | UFC
こんばんわ!
今夜は、熟慮や推敲せずザッと記事を書いていきます!
それでどのくらい時間がかかるか、試してみたいと思います!
ただ今 0:21
さて、一記事書くのに何分かかるでしょう?
読者の皆さんも眼球見開いて一心不乱にキーボードを叩く風田を想像しながら流れるように読んでいただければと思います。

○ガーザvsホミニック
1Rから激しい打ち合い、ホミニックのボディが冴える!
リスクの大きいMMAで効かせるボディを拝見できると、拍手したくなるね。
これは早くもファイトオブザナイト候補か?と思うほどの好試合だったが、2Rからはガーザが試合を支配し始める。
ホミニックはボトムからの仕掛けに拘り過ぎじゃないかと思った。
ただもしここから一本取って逆転勝ちしたらメチャクチャかっけー!てなるわけで、そういう意味では結果論かもしれないね。
ガーザのレンガパンチでホミニックの顔がボロボロに・・・
素人目にはドクターストップレベルで痛々しかった。
ガーザはフェザー級で185cmとものすごい長身だけれど、長身も行き過ぎると個人的にあんまり好きじゃない。
階級性である以上何の問題もないんだけれど、これ同階級か?って体格差があると小さい方を応援してしまう。
そんなことを言いつつもJJが大好きという滅裂っぷりですが・・・JJもヘビー転向してからが楽しみですわ。

○アンジョスvsボチェック
例によってライト級のこのあたりの試合は「五味とやったらどうなるか」目線で見てしまう。(五味オタあるあるかな?)
五味も一応連勝してるし、vsアンジョスは組まれても不自然ではないよね。
打撃単体で見ると、スピードは五味に分があるけど、アンジョスも一通りの打撃を使いこなせる選手なので、純粋に打撃勝負したらまぁー五分かな?スタミナも考慮するとアンジョス有利か・・・
ただ当然MMAなので、序盤打撃を交換しつつも機を見てアンジョスがTDに行って、その後はお決まりのディナーコースといった具合に極められる画が浮かんでしまう。
アンジョスに上取られたらきついだろうなー。
五味vsボチェックなら結構勝負論のあるカードになる気がします。
組まれるかどうかは別として。

○ローラーvsカルモン
カルモンが登場したときにイケメンすぎて吹いた。
モデルでもやっていそうだ。
あとこの時少し映ったアンデウソンが、眼鏡が意外と似合っていてちょっとかわいかった。
何の話だっけ?

○ジョニヘンvsカンプマン
これまたブルータルノックアウト。
ジョニヘンの距離の長い踏み込みは、傍から見ている以上にすごいのかも。
ジョニヘンってvsピアース、vsコスを見ていて、このあたりの強豪レスラーと大きな差はないなぁと思っていた。
どちらとも接戦だし、コスのほうが器用だと思った。
ただ単純にレスリング×ボクシングのスタイルといっても、ジョニヘンはある種野性的な勝負強さを持っているんだろうね。
フィッチとカンプマンを一撃KOってすごすぎる。

○GSPvsコンディット
来ました。
どっちも男前ですね。
GSPがベビーフェイスなら、コンディットはスギちゃんばりのワイルドな男前。
しかし日本人としては、日の丸のハチマキつけたGSPを応援しないわけにはいかない。
コンディットには強めのブーイング。
カナダ人ってアメリカ嫌いなのかな?と思うほど(笑)
それにしても対峙するとコンディットが一回りでかい。
1R、GSPは距離を詰め、真っすぐなジャブを突き、コンディットの飛び膝には打ち終わりにきっちりワンツーを入れる。
ミドルキックを出せばドンピシャでテイクダウン。
正直、動きの洗練さが違うと思った。GSPの動きは一つ一つに無駄がなくて、ジャブなんてMMA選手で一番綺麗だ。
けれども格闘技は、洗練された選手が必ず常に強いわけではない。
3Rにコンディットの左ハイが、GSPを捕らえる。
ダッキングの動きからハイキックって、完全にセオリーから外れている。
ダフ屋のような教科書無視である。(意味不明)
でもだからこそ、理屈からズレるからこそ、あくまで精確なGSPは全く反応できなかった。
そこからコンディットの鬼の追撃。
ここ!ここだ!マットセラ戦で悪夢を見たGSPにとって、ここを凌げるかがファイターとしての一つの試練だ!
傷だらけになりながらもなんとか凌いで上を取ってみせたGSP。やった!
それからGSPは残り2Rを、しっかりやることをやってポイントを取ってみせる。
最初から最後までコンディットの下からの肘はGSPに細かいダメージを与え続けた。
判定は文句なしにGSP。
スーパー仕事人、やることはきっちりやる。
ただ未だ盤石の王者かというと、迷いなしに首肯はしかねる。
ちょっと怖かったなぁ。
ダナは歓喜の歌声でこれでGSPvsアンデウソンだ!と言うのだろうけど、このカードは最早組むこと自体が伝説級に意味があるのであって、勝負としてはあまり見たくない。
GSPの勝つ目が薄すぎると思う。
いや見たくないと言ってしまうと完全に嘘なんだけれど、それならGSPvsジョニヘンやニックが見たいなー。
まぁ、もしGSPアンデウソンが組まれたらHoly SHiiiiiiiiiiiiiiiiiiiit!!なことだし、やってはいけないことをやってしまう手榴弾投げ込むようなマッチメイクは、どこか格闘技の本質に近い気がするのでいいのかもしれない。
皆さんはどうですかね。
あ、段々GSPvsアンデウソン見たくなってきた(笑)
もう最後から最後まで滅裂。
というわけで現在時刻が1:08となっております。
この分量の記事で50分かかるのか自分。おっそいな。
ちょっとこれからタイムトライアル式で感想を書くようにしてみようかな。
スピードアップを目標に。
とかいってまた更新半年止まったりしてね。
次はベンヘンvsネイトですか。熱い。熱すぎる。ユーエフシー熱すぎる。
俺はネイトを応援するよ。
それじゃあ。

UFCマカオ大会 五味vsダンジグ 睡眠オブザナイト

2012年11月11日 | UFC
今回初めてニコニコでUFCを視聴した。
清野氏と弘中氏の解説が大変よろしい。

試合はというと判定判定の判定続きで、正直ちょっとダレていた。
しかし五味ちゃんの試合になると、俄然緊張してきた。
前回の光岡戦で五味に今までのような期待は捨てたつもりだったが、やっぱり五味隆典はスペシャルなんだね。

1R、打撃は悪くない。
ただまぁ組んでからは相変わらずで、最後にタックル取られてからは見てる方が「ああっ!」と悲鳴を上げてしまう。
2R、ここからスタミナがとっても心配になる。
もはや息子の試合を見る母親の心境。
動きも落ちず悪くないが、テイクダウンされてしまい、なんとか凌ぐ。
3R、フックでダウンを奪取!
そのままパウンド行くも、なんというかPRIDE時代のパウンド。。。ダンジグに足を取られ五味も足を取り返す。珍しい五味のアンクルホールドw
それからポジション取り返し、スタンド再開、もはや完全にスタミナは切れている。
最後の最後にKOを狙うも、判定へ。
スプリットで五味!
く、首の皮一枚繋がった!
まだ五味の試合を見れることは単純に嬉しい。

客観的に見れば、五味隆典って選手は変わらないね。
打撃はしっかりしたボクシングではないが、天性のものを持っている。ダンジグには圧倒。
寝技は相変わらず苦手。ただダンジグクラスにはなんとか渡り合える。
レスリングは下地があるので強いが、タイミングを合わせられると倒される。一定以上のグラウンドスキルのある相手だと、寝かされたらアウツ・・・
スタミナは、今日は多分あったほうだけれど、3Rフルに動ける体力はない。
調子が良くて2R強しかもたない。これが一番問題かもなー

勝手に分析するとこういった感じで、UFCではギリギリ生き残れる強さはあるのかなと思います。
今まで負けた相手が強豪ばっかだったからね。
UFCもそのへん考慮してマッチメイクして欲しいかな(笑)

あとわかったのは、やっぱりみんな五味が大好きってこと(笑)
ニコニコでコメント見ていると、ダメ出しが多いけどコメント数が圧倒的。
今の五味はスーパースターではないかもしれないけど、みんなの人気者ではある。
眠い眼をこすりながらだらしのない記事を書かせて頂きました、それではみなさんお疲れ様、五味さんカンリーさんお疲れ様。
100万円くれ

追記:
おいおい、五味さんファイトオブザナイトかよw
五味は日本の人気者だと思ってたけど、ダナや運営陣も五味のこと大好きなんだね(^^)

ジョーンズvsマチダを再考する

2012年11月03日 | UFC
なんとなくジョーンズの試合が見たくなり、HDDからUFC.140を引っ張り出してvsマチダ戦を見た。

この試合ジョーンズの怪物っぷりばかりが印象に強いが、やはりリョートもチャンピオンクラスの良い選手だ。
リーチに大きくアドバンテージのあるジョーンズ相手でも、いやだからこそ距離の使い方はあくまで緻密。
光っていたのは前蹴りのような飛び込み気味の左ミドル→左パンチのコンボ。
左→左のコンビネーションにも関わらず、どちらもパワーショットになっているところがさすが。これもバランスを一切崩さないからこそ強打を繋げられるのだろう。
そして2度ほどヒットさせたのが、JJの蹴りに合わせての左ストレート。
わかっていてもこれを当てられるのはリョートだけだろう。

で、それをさらに上回るJJの凄さなんだけど・・・
フィニッシュのカウンター→スタンディングギロチンはMMA史に残るフィニッシュだけれど、ギロチンで失神したまま崩れ落ちるリョートの姿が衝撃的すぎて、この一瞬のカウンターがあまり語られていない気がする。
このカウンター、単にタイミングが合っただけだと当時思っていた自分の目は格オタとして丙種でしょうか。
これ、よーく見るとJJは左フックを出す時に左足を前に出しているんですよね。
どういうことかというと、左ミドル(ロー?)のモーションに入っていると見受けられます。
上述したように、1Rでリョートは2度ほどJJの蹴りにパンチを合わせています。
多分リョートからしたらこれこそJJを打ち崩す最大のカードだったのでは。
最後のカウンターで、リョートは大きく踏み込んでパンチを打っている。
これも1Rと同様にキックに合わせたんだと思われます。
だけどJJは、蹴りのモーションだけで、実際はパンチを合わせてます。
つまり・・・
JJは1Rで数回見せたリョートのキックへのカウンターを見て、キックを撒き餌に使ったんですね。
あの数分間でタイミングを覚えて、かつ間合いの達人リョート相手にそれを実践し、ぶっつけ本番で当てる。
これを若干24歳のジョーンズが涼しい顔で遂行したのかとわかったとき、戦慄を覚えました。
JJには普通の選手と違う感覚で世界が見えてるのかもしれない。
この間はビクトーに腕を極められかけたけど、MMAIQの振れて高いジョーンズがその経験をどう感じて何を学習するのか。
JJのこれからがもっと楽しみになりました。

あ、フィニッシュのカウンターについて衝撃の事実を発見したかのように長々と綴ったけど、目の肥えたMMAファンなら誰でもわかっとるわと裸の王様を嘲笑する視線をこのブログに投げかけてるのかもと想像したら、今日2度目の戦慄が走りました。