かけそばMMA

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UFC.149 ~ロンバード幻想終了のお知らせ~ P.S.アンデウソンさんごめんなさい

2012年07月24日 | UFC
夜中に風呂入るのめんどくせえなーと床に横たわっていたら、そのまま畳の上で熟睡してしまい、起きたら午後3時、WOWOWの録画すら忘れたままUFC149は終わっていた。
全く格オタ失格である。
ただ格オタと称してしまうと、格闘技ブログなど書いている格オタの中ではかなり中途半端な格闘技好きで、かといってリアルでは自分以上にMMAに詳しい人間に会ったことがない程のオタクで、「自分は格オタか?」
という問いに対していまいち身の置き所がわからないのだけれど。

とりあえず3試合だけ見たので簡単に感想をかく。

○ティム・ボッシュvsヘクター・ロンバード
この試合に勝てばタイトル挑戦も見えてくると散々期待されていたロンバード、俺も相当期待はしていたんだけど、早々にロンバード幻想は終了してしまった。
個人的にはロンバードが勝ったと思ったので判定を聞いたときはビックリしたが、そもそもアンデウソン云々のレベルではないなぁー。
体格の不利を抱えながらもフックが攻撃の要というスタイルにしては、ちょっと足が足りない印象。
案の定試合の後半になるにつれ手詰まり気味になってきて、3Rはスタミナも不安だった。
といっても自分の採点ではロンバードだったけど、公式裁定でボッシュの勝ち、地味にロンバード幻想は幕を閉じてしまった。
ただフィジカルは強く爆発力があるので、ステップワークの強化でまだまだ活きる選手だと思う。
上背的にはウェルター転向もありかなーと思ったり。
負けたとはいえ、応援したい選手の一人だな。

○チーク・コンゴvsショーン・ジョーダン
”見た目パウンドフォーパウンド”のコンゴさんきたーー
前日計量ではJDSを超える強そうっぷりだった。
試合内容はやや塩いもののコンゴさんの完勝。
ディフェンスに難があるものの基本強いのよね。
UFCの門番と言われるのも頷ける。
ただコンゴって力は強いけど運動神経が悪いイメージがある(笑)
いつも力んでて、アンデウソンさんとは真逆のイメージ・・
ところで判定で30-28があったのは気のせい?
ドロー採点ありになったのかな、だとしたら大賛成だけど。

○ヘナン・バラオンvs”格闘技界の前田敦子”ユライア・フェイバー
5Rを通して拮抗していたものの、リーチの利と器用な足技を駆使してバラオンが終始ペースを握っていたように見える。
あまり面白くはなかったなぁ~・・
ところで暫定チャンピオンって位置づけはどうなんだろう?
バラオンは狂喜乱舞していたけど、クルーズが王者でいる以上2番手って位置づけになるし、GSPといい王者が怪我で長期離脱した場合は期限を設けるなどして剥奪してしまっていいと思う。
その間に新王者が現れたら、復帰でき次第最優先で挑戦できるようにすればいい。

余談ですが、ヘビー級見た後バンタム級見ると全く違う競技にみえるよね。
軽量級のほうが洗練されていて、まさに Mixed Martial Arts という感じがする。
と言いながら軽量級の細分化には反対なんだけど。
見る側からしたら、ライト級まででいい。
(そうするとさらに日本人が活躍できなくなるけど・・・)

追伸
UFC148でのアンデウソンさんの達人的激勝を目の当たりにして、すぐさま「アンデウソン神の仮面を剥いだらそこには鬼がいた」というタイトルで記事を書き始めた。
意気込んで書き始めたものの、興奮しすぎて文章がまとまらなくなり、一旦下書きとして筆を置いて、中途半端のまま放置して、時は流れてUFC149を迎えてしまった。
アンデウソンさん本当にごめんなさい。
アンデウソンも俺の記事を楽しみにしていたと思うし、アンデウソン推しとして情けない限りだ。
やっぱり試合の感想なんてのは楽しんだその日のうちに書かないとダメね。
グルメレビューだって、食事をして数日経ってからその料理の味なんて書けないようにさ。
アンデウソンさん、本当にごめんね。