このところ長浜市内の農地にイチゴ栽培のハウスが増えているのをお気づきですか。
イチゴには様々な品種がありますが、県内の主力品種は「章姫(あきひめ)」、「紅
ほっぺ」、「とちおとめ」で、特に「章姫(あきひめ)」は県内で一番多く栽培されている品種です。「章姫」の特徴は、果実が大粒、細長い形をしたイチゴ。糖度は高く、酸味は少ない反面、果実が柔らかく傷みやすいのが欠点です。「紅ほっぺ」は、果実は大粒。適度な酸味もあり、やや硬めでしっかりとしています。また、「とちおとめ」は、酸味が少ない甘みのあるいちごで、日持ちしやすいという特徴があります。
全国各地で栽培され、それぞれの産地で個性のある品種を作り出し、激しいシェアー争いを展開しています。
現在、滋賀県では128戸、約10万平方メートル(平成20年2月現在)でイチゴの栽培が行われています。そのうち、112戸(約9万平方メートル)では、滋賀県で開発された「少量土壌培地耕」という人の腰の高さで栽培する方法で取り組まれています。イチゴも魅力ですが、イチゴ栽培自体に魅力を感じる方も年々増加しています。
一方、本格的な生産設備を持ち、市場への出荷を行っている長浜市内の栽培農家は、増加の傾向にあるようです。50メートルハウスが主力で生産も架橋に入っているとおもいます。最近では、黒壁を中心に通年型の観光地として脚光を浴びてきた長浜の新しい観光資源にと「いちご狩り」が注目の度を高めてきており、市内小沢町の農事組合法人『アグリファーム国友』では、名鉄観光とタイアップし中京圏からの集客に成功しています。しかし、客の集中によって、トイレや駐車場などの観光インフラ整備、地場の土産物の開発など顧客ニーズに必ずしも応えきれていない現実もあります。他の農園においても利益率の高い観光農園に力を入れる傾向にあるものの、土地利用の制限で農地の駐車場化や付帯設備の整備には難しい課題もあるようです。
長浜で生産されるイチゴは、糖度は高く、酸味は少ない反面、果実が柔らかく傷み易いという欠点を持つ「章姫」。そのため流通に乗せるよりも観光農園としての生き方が的得ているといえます。しかし、生産の拡大とともに完熟化し商品価値を失ったものや規格外のものも価値を持ちながら廃棄されたり、加工用に外へ売られるという量が増加することは避けられません。こうした外部経済を内部化し付加価値を高めていく必要があるでしょう。また、「いちご狩り」の客は、市内観光を付加したパッケージ観光となるのであれば、もうひとつ「地産」の現場から「地消」への現場へと誘導しパッケージ化されてもいいはずです。地元産のイチゴを使った新しい長浜スイーツの開発など「食」と連携した新しい試みに期待できるのではないでしょうか。













今度から、購入する際にきちんと用途に合わせて購入できます。
ありがとうございます。