碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1708- 山岳映画- Everest3D

2017-08-04 | 山登り
  邦画アクション映画「S-最後の警官」を見た。ネットに配信されていて2年前に当時のイケメンを勢揃いさせた事で話題になった作品らしい。
原作は人気コミック漫画を実写化して、そのファンを見込んで製作されたそうだ。漫画は知らないが、その感想は洋画アクションとの比較になるが 大声と派手さばかり目立ち 肝心のストーリーは今一つ私にはキャストがみんな前に出過ぎ煩いばかりたと思った。それと、全体の筋書きに途中の余計なエピソードが多く盛り込まれ作品の芯がぼやけているのと 表現が粗すぎるのは漫画の流れを残している気がしたのだが 漫画ファンの評価は良いのかも知れない。
 漫画では、動きの速い筋書きが魅力だが、実写の生身の人間はそれも出来ないし空も飛べない。多用した人気者は、演技は未熟でロボット映画を見ている感じで最近の「シンゴジラ」の予告編映像と大差ないのだ。恐らく、俳優さんも制作側も大変な苦労をして作られたのだろうけど。

 映画館は遠くなった。直近と言っても2年前に「エヴェレスト・神々の山稜」を山映画なので見たのが最後だ。当時、映像は凄いが 筋書きには少し 無理がある気がして期待していた文学性のあるものとは思えなかった。ところが、前年に公開された同じテーマ「エヴェレスト」と言うハリウッド映画があったのを知った。1996年5月の遭難事件(日本人難波康子さんも含む)でガイド3名、公募ツアー客9名のエベレスト登山で4人も遭難死した内容をノンフィクション(実話)を基にハリウッドが映画化した。このテーマは山岳ブームもあり1997年「エヴェレスト死の彷徨」もあったので、そのリニューアル映画だと思う。

 英字幕だが山登りの会話なので大よそ理解できた。3D映画らしいのだが、迫力もストーリーも素晴らしく当時の評価も概ね好評だった様だ。専門家でも至難な山岳映画の難波康子役になったのは、英在住の日本人俳優で2年前から山で体力を鍛え三千メートル級に挑んだそうだから このキャスト達も命掛けだったらしい事は映像を見ても理解できたが CGも使っていたとしても 現代の映画技術の高さも知ることが出来た。

 同テーマの邦画は、世界市場相手に作るハリウッド映画とは 比べ物にならない低予算で作られたらしい。国内の最近の映画は、何処も予算不足で人気漫画映画化が流行るのも 特に宣伝をしなくても漫画ファンが集まり 興行収益が出て赤字にはならないと言う背景があるらしい。やはり昔の映画は人気に支えられ、監督も優秀で予算もあり充分な時間もかけて作られ その結果、名画と言われる作品の数々が残ったのだ。

 今でもネツト映画では、大昔の時代劇など外国語字幕が付けられユーチューブなどに沢山配信されている。多くは外国発らしいので、文化は違っても良い作品は今でも 世界中の人達に人気があり 映画の本質は何も変わらないのだと思う。
 驚くのだが、今の若者たちは見向きもされないであろう作品「座頭市シリーズ・剣客商売・小津安二郎作品」・・などアジア諸国にも人気なのは、笑いは少ないくても映画は芸術なので結局は質が評価されている。今見ても、原作も大物作家だが 映画としてもどれも良い作品ばかりなのだ。

 今は素人でも、簡単な機器があれば映画は作れるし発信も出来る時代になった。映画製作と言う仕事も、岐路に差し掛かっていて難しくなる反面、昔の名画は益々貴重な文化財として 残って行くのだろうか。

  2015年米英製作「EVEREST」のシーンから
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