碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1708- 日本の商船隊

2017-08-13 | 学習
 開港150年行事の「海フェスタ神戸」は帆船パレード・1万5千発の花火大会が終わってこのイベントは一段落した。
残念ながら予定が合わずに行けなかったが、先月の総合会場で海事協会の方から 是非読んで・・と渡された「日本の海運」と言う厚い冊子を興味深く読ませていただいた。
 中々、マスコミにも上がらない日本商船の外航・内航の近況データが びっしりと載っていた。過去の栄光と現状、四方を海に囲まれ生活品の99.7%を船輸送に支えられ生活する日本国民の生命線になる仕事だと理解した。
 
 世界の海上輸送業は、30年前から右肩上がりで1985年の約3倍になり 石油・石炭・鉱石がその半分を占める。国内製造業の海外進出で 海外から海外に輸送するのも増えている 唯一の成長産業でもある。中でも外航海運は熾烈な国際競争で、多くの海運会社の統廃合とか企業間買収が繰り返され 船の国籍を外国にして競争力を上げる例も多くなった。
 そのな結果、日本商船隊と呼ぶグループの日本籍船は僅か9%で 残り91%はパナマ船籍などの外国籍になっている。取引契約はドル建てなので、為替変動で収益が下がり 外国船の参入も激しく未来はあっても 今も苦しい業界だそうだ。
それでも、世界の輸送船をコントロールするのは日本と中国が52%を占め(支配船腹量)ているが、日本の場合多くは外国船籍で 働く船員の多くも日本人よりもフィリピンの若者が多く働いているそうだ。

 世界の港のコンテナ取扱い量を比較し海運力を比較すると 30年前は国内の神戸・横浜も10位以内だったが 現在は30位以下のランク外で位置付も低下している。昔は、海岸線の周りは水軍と呼ばれた海賊だらけの国だったが 造船技術力とか、操船技術で世界をリードしてきた歴史もある。船員と言うのは、体力も頭脳も必要だが今時、珍しい遣り甲斐のある男の仕事だ・・内容を知ればこの海に囲まれた国の子供たちに挑戦したくなる子もいるかも知れない。


 この冊子から、データを抜粋した・・発行日本海事広報協会・協力 日本船主協会


 コンテナ船だけではない「石油タンカー・ケミカルタンカー・自動車船・バラ積船・LPG船・セメント専用・重量物船などがある


  世界の船動向は「ライブ船マップ」が便利・・船だらけだ ・・GPSを利用して瞬時に(以前にも紹介)


 半世紀以前95社もあった会社は、今は3社になった歴史・・懐かしい社名も




 この海運業界にも、経済大国となった中国の台頭が目立つ

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