まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

浜松で働く方からのメール

2006年11月30日 | 静岡空港
 浜松で働く友人からメールをもらいました。大岡敏孝さんの「やわらか政治日記」11月29日の分を読んでおいたほうがいいよ、とのアドバイスを受けました。早速、ブログを開いてみました。

 県政テーマである「空港」の現地に調査にいかれたとのこと。「私も(8年前)は反対でした・・今となっては止められませんね。・・むしろ「有効活用」と「完成後の赤字補填をやめること」を中心に政策を考えるべき」。

 「反対派のためにかなりの税金が使われているようで。・・ここまでくると「税金のムダ使いだ!」と騒いでいる人の行動のほうが「税金のムダ使い」になってしまっています」。

 「この手の公共事業の収用手続きを見直さなければなりませんね。もちろんその前に議会の機能の見直し、つまり本当に県民の総意を反映できるのか、県民に代わって議論できているのかということを見直すことが前提ですが」。

 前提の議論についても述べられているので、空港問題をどう考えるべきかについての基本的な視点はきちんと抑えられてのご意見かと思います。「明渡し請求」が近づく中で、私もいろんなご意見を伺います。

 大体は3つのパターンに分けられます。一つは、大岡さんの意見、もう一つは、断固最後まで闘え、そして、ここまで来たら作られることは仕方ないが赤字の責任を具体的に誰が取るのか、それだけは条例かなんかで決めてくれ。

 一度、決まったら止まらないのが公共事業、しかし、宍道湖・中海干拓のように、住民の粘り強い活動と社会情勢の変化の中で中断した公共事業もあります。その意味で事後評価制度と責任の所在を明確化する規定が必要です。

 「官僚の責任は匿名性によって」責任を問われることはありません。ある方は、作られる以上、賛成・反対の歴史を石碑として建てるべきだ、後世の人が判断する材料を提供すべきだ、と意見を述べました。

 是非とも何かの機会に対話をさせていただく機会をと考えます。すべての歴史が異議申し立てを押しつぶしての既成事実の積み上げであり、それが覆えされる時に歴史が変わること、このことについての議論をしたいと思います。

最新の画像もっと見る