まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

映画「SAYAMA」を観る 部落差別を背景とした冤罪 狭山事件

2014年10月26日 | ニュース・関心事


映画は、はじまりが石川さんの狭山の街を走るランニング姿、エンディングが結婚を意識した徳島の砂浜という、石川さんと連れ合いの早智子さんの人間ドキュメンタリー。二人が交わす言葉の中の暖かさと緊張感。

終了後にサプライズゲスト。石川御夫妻、足利事件の菅家利和さん、袴田巌さんとお姉さん、映画監督の金聖雄さん。「まるで豪華な大物俳優の中にいるよう」と金さん。次回作、袴田事件の打ち合わせで静岡入り。

学生運動の大テーマの一つであった「狭山差別裁判糾弾!獄中の石川一雄さん奪還!」。石川さんの獄中アピールにどれほど勇気を奮い立たせられたことか。逮捕されてから50年、75歳の石川さんは今もパワフル。

市民カメラマンの壺坂さんは静岡大学時代「狭山闘争委員会メンバー」。二人で石川さんと直接会話でき力強い握手、大感動でした。この運動から遠のいていましたが過去でなく今のテーマであることを再認識。

石川さんが会場の白板に披露してくれた歌一首。「冤罪を訴え続けて半世紀 司法の誤謬を質して勝利」。この映画のプロデューサーの陣内直之さんとは旧知の仲。午後に会場入りとのことで、会えると嬉しいですね。