朝5時に長沙市へ、3時間後、湖南省対外交流協会訪問へ

結局のところ、上海フォンチャウ空港を出発したのが朝2:30、5時に長沙市に到着、2時間の睡眠で湖南省対外交流協会のパン副会長への表敬訪問。ただちに秘書長のシュウさんの案内で両型社会事務所視察。

迎えてくれたのはリュウ局長。両型社会事務所とは、資源節約型社会と環境友好社会を同時並行的に進めるという政府ミッションを受け様々な権限を与えられた特区のような実験を推進している組織。

日本的にいえば、開発と環境の共存する社会モデルを追及している事業団体。具体的には長沙市と湘潭市と株州市の3つの都市を結ぶ三角形の地域の中に545ｈａの自然保護地域をおいて都市開発をしようとするもの。

日本の開発の後の公害など環境悪化除去の中から新しい技術が生まれたという時間的経過を経ずに開発と環境技術の確立を同時並行で行うものです。それ自身は野心的な試みであり、学ぶべき点がありました。

今後、今日の出会いをきっかけに日本や静岡の様々な環境技術の情報提供など交流を深めていくことを確認しました。リユウさんが日本に視察に来てまとめた報告書や都市開発条例をいただくことになりました。

その後に中国旅行社との湖南省と静岡県、静岡市の観光に関しての意見交換（非常に刺激的で率直でした）、32メートルの毛沢東像がある橘子洲頭、2100年前の馬王堆漢墓の遺跡がある湖南省博物館訪問。

とにかく疲れましたが、一方で興奮しました。