まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡、清水病院の経営形態めぐる闘い

2010年07月14日 | ニュース・関心事
7月23日に第一回の静岡病院、清水病院の経営形態に関する有識者会議が開催されます。3~4回くらいの開催で結論、勿論、パブリックコメントはきちんと条例に沿って市民に公開されます。

静岡市としての結論は、公営企業法の全部適用の選択です。私自身は、この選択を支持します。23日は、たまたま先約があり傍聴できないのですが、是非とも市民の皆さんに傍聴して欲しいです。

市庁舎の17階17:00からです。一方で、蒲原病院については非公務員系独立法人の結論が経営形態検討委員会によって出されています。私自身、蒲原病院の組合議員であり厚生委員会委員です。

ここは、きっちりと病院の経営形態に関して一から市民参加でやっていきたいと考えています。この夏休みくらいに私自身も専門家の方々と意見交換しながらベースをしっかりと固めたいと考えています。

それにしても病院経営は崖っぷちにきています。命に関わる公共サービスと財政健全化と透明な経営、これがどうバランスをとって全国に先んじる新たな方針を出すことができるか。議会のレベルが問われます。

衆議院と参議院の「ねじれ」はどのように認識すればいいのでしょうか!

2010年07月14日 | ニュース・関心事
参議院選挙の即興的な総括はほぼマスコミ的には出揃いました。結果としての「ねじれ」について「粘り強く」野党との話し合いの必要性を強く主張。政権交代を肯定的に見ようという姿勢がにじみ出ています。

参議院与党過半数を実現するための連立の組み替えが可能であればこうした議論は出てきませんが、当面不可能と評価しています。3分の2を持たない民主党が政権維持するためにはその選択しか残されていません。

これを熟議型民主主義とか二大政党制の本格的出発という主張さえ見受けられます。熟議、政党政治で言えば公約の修正=妥協です。解散に追い込まれる事態がゼロではありませんが3年は続くとの前提評価です。

こうしたことを仮定するとすれば、私達、脱成長、脱原子力、市民自治を目指す政治勢力としては、地方政治の分野で何を実践的な指針として勢力拡大を作り出していくかという目標設定が必要になります。

みんなの党がアジェンダ政党=公務員制度改革というシングルイシュで躍進したとすれば、脱原子力=自然エネルギー政党として特化する道もありうるということになります。しかも、グローバル勢力として。

8月ドイツ・ベルリンで緑の党ヤングユースの世界大会が開催。日本からも「みどりの未来」から2名の代表が参加します。この大会を富士山の見える2012年2月に静岡に招請できないか。熟議で結論出したいものです。


九州ー中国の豪雨報道と福岡市での雨水貯留の地味な努力

2010年07月14日 | ニュース・関心事
断続的に強い雨が降り、安東川は大丈夫かと心配になります。九州ー中国地方の昨年に続いての水害報道に新潟県を襲った「中越→中越沖地震」の連続的地震での住民の諦めに似た住民感情の記憶が重なります。

そんな中、すぐには即効的な成果が出ないかもしれないけれども福岡市の雨水貯留装置への助成というテレビ報道(テレビ局がどこであったか忘れました)行政の住民目線の姿勢に感心しました。

福岡市では当然にも市民団体の地道な普及活動がその前段にあることも紹介されていました。こうした都市中心部の市民活動の必要性と私が住む城北地区の常習的内水氾濫地区での取り組みが頭に浮かびました。

実は先日も、地元の方々と大谷にある治水交流会館訪問しました。1974年の七夕豪雨の立体的な映像シーンを見てきただけに、現在の九州ー中国地方の水害報道がリアルな経験感情にも重なります。

巴川遊水地事業が進展していく中で、地球温暖化と共に改めて治水の重要性を再認識させられる昨今ですが、足元での対応策のあり方を住民の方々とじっくりと議論していかねばと思っているところです。