まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

どうすればおもしろくなる?議会傍聴!

2007年06月19日 | その他
 自民党赤堀佐代子議員、平成21岩瀬護議員の代表質問を傍聴しましたが、クールビズなき本会議場は震えるような寒さでした。2会派共通する質問は議案となっている県立三病院の独立法人化問題。知事は「安上りを目的とした病院経営に走ることは決してない」。

 そして「中期目標、評価委員会審査報告は議会にかけられる」と独立法人化は議会のチェック権を犯さないを強調。職員組合は県民の82、4%が説明不足と回答とのアンケートを盾に延期を求める陳情を議会に提出していますが、どこまで通じるか。

 選挙期間中、私は議会の中に三病院に関する特別委員会を設置してメリット、デメリットに関する徹底した議論を展開すべきとの主張をしました。厚生委員会で果たして争点としての審議展開になりうるのかどうか、県民生活に目を向けた議会かどうかの分れ目。

 知事の政治姿勢関連の二人の代表質問に対する答弁は、いつもの新公共経営論の自慢話と交付税を巡る政府批判で相変わらず。傍聴した県政ウオッチングメンバ―、あんなだらだら、再質問で論点をもう一度明確にするくらいの緊張関係がほしい、との感想でした。

 議員と県民の間のこの感覚のズレを解消する議会の側からの努力が必要です。

 ただ、草薙運動場改修が静岡学園との土地交換にまで及んでいると言うのは、おお!と。他の空港の国際便の規制緩和・自由化やインフルエンザ・タミフル、教員評価制度のしくみなど、県民の側からの争点化する試みも必要です。新人はどう受けとめたのか?