MotoGP R7 オランダ決勝

これまでロッシ、ロレンソ、ストーナーが２勝づつの同ポイントで迎えた、伝統のダッチＴＴは土曜日が決勝。

決勝はＰＰのロッシが序盤トップに立つと、１度もその座を譲ることなく、２位に５秒の大差でブッチギリ。今期３勝目、そしてグランプリ通算１００勝目。

通算１００勝を超えたのは、ＧＰ史上ジャコモ・アゴスチーニの１２２勝に次ぐ２人目の快挙。近年では５年連続チャンピオンを獲得し、常勝イメージの強かったミック・ドゥーハンでさえ５４勝だから、その偉大さは驚くばかり。

インタビューで「あと数シーズンは戦うつもり」と３０歳のイタリアンは前人未到の記録に挑む。

ランキング争い中のロレンソが２位、ケーシーが３位と安定した速さでロッシとのポイント差を最小限に留めた。

今回のオランダからアメリカ、ドイツ、イギリスと続くサマーブレイク前の４連戦。来週末は昨年ロッシとケーシーの歴史に残るドッグファイトが記憶に新しいアメリカ・ラグナセカ。このままロッシが抜け出すのか？それともまだまだ混戦が続くのか？


ポイントスタンディング

１．ロッシ　　　（１３１）
２．ロレンソ　　　（１２６）
３．ケーシー　　　（１２２）
４．ドビチオーゾ　　　（６９）
５．ペドロサ　　　（６７）