団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

自治会主催の敬老会

2008-09-15 | 地域交流・地域文化
現在居住している住宅地の自治会は230戸余り、11班に分かれて活動している。防災、防犯、ゴミ処理、草刈清掃など日々の生活にまつわる当番や行政に関連した家族調査から諸連絡、各種募金や日赤の社費徴収、体育文化の諸行事運営などなど、なかなか活動は幅広い。

昨日は住民のうち、73歳以上の108名を対象に「敬老会」が催された。会長以下3役や我々11班の班長は一週間前から、代々申し送りされているやり方で手作りの会を開催するための準備に入った。私の役は、当日の参加者35名プラスのお茶・お茶菓子や出し物をやってくれる方々へのお礼の菓子折り、喜寿の方々6名への紅白饅頭などを準備して当日搬入すること。そして会終了時の記念撮影をして、人数分の写真を焼き増しすることだ。

敬老会対象者は年々加速度的に増加するので、これでも対象年齢を毎年1歳ずつ引き揚げて2年後は75歳になる。まるで、どこかの国の社会保険みたいだ。予算は変わらず対象者が増えてきたので、お弁当がなくなり不参加者へのお茶菓子を配ることもなくなった。市からのお祝い金も減り、一人1500円の商品券になった。
これはこれでいいと思う。何しろ平均寿命が長くなり、70歳代は洟垂れ小僧だからそう手厚くお祝いする必要もないし、本人も下にも置かないもてなしをされてさぞかしこそばゆい思いだろう。

この集いが自治会の自主的な催しならいいなと思うが、バックには市が金を出して開催してきた経緯があるので、市長メッセージの代読をする市役所幹部が来賓出席したり、地元選出の国会議員や県市会議員の祝電が披露されてちょっと物々しい。気まずい雰囲気さえ流れて、誰も喜んでいないように見える。暫く振りに当番で出席した私は、そうかまだこんなことをやっていたのかと思う。

それでも管轄警察署の生活安全課のボランティア達が、お年寄りの「振り込め詐欺」を防止するための寸劇や地域の奇術同好会の方のマジックを出席者が心から楽しみ、暫しの懇談で活き活きした表情を見せているのは素直に嬉しい。
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3月以来の公演が近づいてきた

2008-09-13 | 男声合唱(合唱)
毎週月曜日と月に一回週末に練習している浜松男声合唱団の練習が熱を帯びてきた。今日は、その月一回の週末練習があった。元はといえば、県下最東端の小山町に単身赴任しているNKさんが週末にしか帰宅できないという理由で始まったが、当人は初見が利く団で屈指の実力の持ち主なのでぶっつけ本番でもいけるかもしれない。しかし合唱の合唱たる所以、皆で音あわせをしてなんぼというところが多いので、この週末練習は意味のあるところだ。

指導者の和田さんは定年後、ますます自己研鑽?が効を奏して毎回の指導は厳しさを極める。感情を移入した曲想の表現は毎週のように少しずつ変化していくが、なるほどと思わせる説得力がある。本番まではまた変わるかもしれないが、団員も楽しみつつピリピリしながら緊張して歌っているので、いかようにも順応できるぞ。

練習が熱を帯びるのには、理由がある。3月の独自の演奏会以降半年振りに、公演がダブルで控えているからだ。2週間後の9月28日には浜松アクト中ホールで、「浜松市民合唱祭」があり、音楽の町を標榜する我が町からは数十団体の参加があって一団体8分の公演が出来る。我が団の出し物は、今春から練習している(3月24日記事参照)男声合唱曲集「富士山」から2曲歌う予定だ。

さらに、1週間後の10月5日には豊橋へ遠征して「三遠南信合唱の集い」で、多くの参加団体と共に「モーツアルトのRequiem全12曲」の内6曲をラテン語で200名以上の混声合唱で歌う(8月18日記事参照)。今日は団員のCさんが作ってくれたパート別練習CDが配布されたので、難易度の高い世界的な宗教曲は加速度的に完成度が高まるであろうぞ。

今日は3時から5時までの練習をみっちりやった後、月例会(単なる任意参加の飲み会)をいつもの台湾料理屋「阿里山」で行った。12名の練習参加者の丁度半分の6名が参加して、団員のうーさんの亡くなったお母さんの超長寿に献杯後、ワイワイがやがやたっぷり2時間いつものようにたらふく飲んで食ってだ~い満足で8時前には散会した。一人割勘2700円、これぞリタイア組の懐にも優しい楽しい集いだ!

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「作業小屋」単独?作業3連荘

2008-09-12 | 遊び小屋DIY
棟梁のうーさんに、今日は腰もよくなって作業は大丈夫でしょうねぇ?と電話しようと思っていたら、一足早く電話がかかってきた。「腰はまあなんとかいいんだけど、母親が亡くなってねえ」なんともうーさんらしい言い回しで、102歳を間近にしたお母さんの訃報を伝えてきた。1ヶ月前から食欲がなくなって身体が弱ってきているので、家族は覚悟していたほうがいいと医者に伝えられたと言っていた。身体が弱っても頭がしっかりしたお母さんだったようだ。家族葬ということなので遠くからご冥福を祈るとともに、消え入るように超長寿を全うされた人生の大先輩を心からお祝いしたい。

うーさんに代わって、かみさんがまた手を挙げてきた。早くも三ヶ日作業の楽しさを悟られてしまったみたいだけど、まあ邪魔にならないからいいか! 玄米ごはんと昨晩のおかずの残り、さば缶と魚肉ソーセージなどを手早くまとめて弁当に仕立てた。今日の作業は昨日の記事にも書いたように、屋根がかかる部分の「ろ~ほ行の母屋(もや)と棟木(むなぎ)」4本の垂木ホゾ穴作りだ。先ず10本目の柱上下のホゾ穴を、忘れずに罫書いておいた。「ろ~ほ行」は昨日の「い行桁」と同じ370.8cmの長さで、上部に30%勾配で垂木を受けるホゾ穴を45cm間隔に9個作る。

4本分36個の斜め状のホゾ穴を罫書いて、細工用の手ノコとノミで加工を始めた。ノミは子供たちが中学の工作(職業家庭?)で使用していた教材のお古だ。軟らかい杉材だからか結構使えるものだが、終盤はさすがに切れ味が今一になってきた。協定工事時限の5時が過ぎて、3本の加工が完了した。手作業ばかりだが、それだけに昔の大工になったみたいで満足度が高い。材木の刻みも、いよいよ屋根まで迫ってきた。

かみさんは今日はあまり手伝えることが無いとみたのか、一日中木陰での~んびり本を読んだり古い浴衣生地を解いたりしていた。こんな過ごし方も、時々ならいいかな。写真は今朝のB畑の様子。数週間前に剪定した茄子が元気に枝葉を復活させて、オンシーズンより活き活きしてきた。暫く美味しい秋茄子を、毎日のように楽しめることだろう。ありがたや~~!
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棟梁はいないが、有能な助手がいるぞ!

2008-09-11 | 遊び小屋DIY
爽やかな秋晴れの中、昨日に続いて棟梁は参加しないが単独作業をやろうと考えていた。しかし今日は木曜日、定例テニス会の日だ。かみさんと朝、それぞれ今日はどんな動きをするか話していたら、テニス後の昼食会をパスして昨日に続いて三ヶ日の作業に加わりたいという。じゃあ私も暫く振りにテニスをやって、一緒にいくかということになった。

テニスは1ヶ月半振りかな、クリアな空気を通過してきた光は眩しいが風はとても爽やか、気持ちがよい。練習の乱打中は好調持続かと思いきや、いつものゲームが始まると凡ミス連続。力なくネットひっかけや、飛びすぎバックラインオーバー続出。なかなか加減が難しい。参加が6人、ダブルスゲームなので男2人はずっと出っ放し。いい汗をかいて、解散した。

今日は突然の、昨日に続く2人作業なので弁当は作っていない。我々夫婦がよくやる昼食をゲットしに、三ヶ日へ向う途中スーパーに寄った。8枚切りの食パンとメンチカツ・コロッケ・アジフライにソースをたっぷりかけて、デザートも入れて〆て650円、極めてコストパフォーマンスに優れた手作りサンドイッチ?の昼食だ。もちろん冷たい缶ビールと飲み物は家から持参済み。三ヶ日に着いたら丁度12時、早速昼食そして涼しい木陰で昼寝だ。な~んと気持ちのよかこと!!こればかりは金には換え難い。

今日は図面を忘れず持参しているので、作業もバッチリのはずだ。先週図らずも失敗した「作業小屋」10本目の、柱の作り直しから入った。丸ノコの切込み深さの切り替えを慎重にやって、両端のホゾも手ノコで上手く造り終えた。続いて梁面の「い行桁」、屋根がかかる部分の垂木ホゾ穴作りだ。屋根傾斜と同じ斜めのホゾ穴なので、造作用のノコギリとノミで計9箇所の加工をこつこつとやった。これもまあ上手く行ったので、明日は「ろ~ほ行の母屋と棟木」4本の同じ作業をやる予定。

かみさんは敷地際の伸びた草刈を庭木バサミでやっていたが、一段落するたびに休憩昼寝、時々加工中の材木押さえに登場する。助手としてはものすごく役に立つとは言い難いが、かみさんなりのリラックスにはなっているのだろう。今日はどこまで楽しかったかわからないが、助太刀が嬉しい反面この「遊び小屋DIY」の男の楽しみをあまり悟られたくないないような、姑息にもちょっとばかし複雑な気持ちだった。
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「作業小屋」9月10日の工事

2008-09-10 | 遊び小屋DIY
今週は棟梁のうーさんは加齢による?腰痛のため、「作業小屋工事はジョインできても週末だ」と連絡があったので、単独工事をすることになった。それでも久しぶりにかみさんが助手?に手を挙げたので、弁当を2人分作って10時にはでかけた。

途中14日に開催される町内自治会の「敬老会」で使う、祝い菓子や茶菓子・お礼の菓子折などを見定めをしに和菓子の「たこまん」に寄ったら、親切な店員さんがあれこれ相談にのってくれて、痒いところに手が届くサービスをしてくれた。包装や熨斗紙や単価のことなど、こちらがどうしようかなと思っていることを提案してくれ、進んでやってくれる。30~40分の滞在で、半日近くかかると思っていた買い物が全て済んでしまった。これぞ、価格割引に替わる代表的なサービス形態だ。有難し!

そのまま三ヶ日へ、早めの弁当を食べて木陰で昼寝して、さあワーキングだぞ。なんと最も大切な図面を忘れてきたので(ずっこけMacchan!)、図面が無くてもできる作業をやることになった。まず、土台四隅の「火打ち梁=平面上のカスガイ」用の材木を準備して罫書き切断をやった。丸ノコで柱材の45度斜めカットに、初めてトライした。最初はなかなか苦戦したが、コツをつかんで2本目からはスムーズにいった。次は先週打ち付けた土台柱のカスガイ部分と、先刻加工した火打ち梁の防腐・防虫塗装だ。これは技術も緊張もあまり要らず、かみさんと会話しながら軽い乗りで進んで行った。

さあ、次は何をするか? そうだ、土台柱は土台に3cm立方のホゾで組んでいるだけなので、昨日「ジャンボエンチョー」で買い集めたV字型建築金具で留めてやろう。通常は土台の上に組み立てる柱を固定する金具だが、土台下の柱との接続に使うので使い方は逆さまだ。この金具が、8本の太い7cmくらいの釘がついて、なんと1セット10円。昨年春の農作小屋建築のときに目をつけていたものだが、まだ売っていた。今回店頭在庫8セット全部買い占めたが、もう売り切れかもしれない。

下穴を電気ドリルであけて、手持ち在庫を合わせて12セット96本の釘を打ち込んだ時には、秋になってすっかり早まった夕暮れが迫ってきた。優秀な?助手の助けを借りて、今日も作業が上手く捗った。休肝日明けの、冷たい缶ビールのなんと美味かったことよ!!
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お天道様が見ているよ

2008-09-09 | 日々雑感
カビや農薬が付着した米(事故米)が工業用の糊用に売却されたはずなのに、食品用に転売されていた話を聞いて「何でもありの世の中だからな」と呆れていた。今日7時のニュースを見ていたら、事故米を転売されて自社の日本酒に使用したことが判明して、製品の自主回収を始めた熊本の「美少年酒造」の経営者が記者会見をしていた。酒ファンの私にとっては、福田首相と違ってこればかりは人ごとでは語れない。

「美少年」は高知の「司牡丹」と並んで、南国の銘酒として昔から名高い酒だ。この経営者は「自分たちは被害者で憤りさえ感じる」と述べていたが、市場からの素早い回収対応は賞賛すべきだろう。しかし加害者である「三笠フーズ」との取引が長く、恐らく地元の酒米を中心にした素性が知れた材料ではなく1トン1万円くらいで売却された米を20%位混ぜられたものを、多分格安で仕入れて使っていたのだろうから100%被害者と言えるかどうか。

酒ファンの邪推だが、日本酒の長期凋落傾向の中で「水や米の素材と醸造法にこだわった高級酒」と「大手の安売り量販店向けの晩酌酒」に挟まれてこの10年はかなり苦境に立たされていたはずだ。そんな中で経営を成り立たせるための、「無理」がたたったのではないか。

私は最近日本酒を自分で買う時は、地方の名も無い小さな酒造会社が作った「純米酒」か「米だけで造った酒(純米酒とは言えないらしい)」を選ぶことが多い。当たり外れはあるが、安くてコクがあって美味いものも多い。写真は先週杏林堂で仕入れた「純米吟醸酒」だが、ちょっとアルコール度数は低いがまあ当たりだ。何より1000円位の価格が嬉しかったが、ニュースを見て「純米は純米でもーーーワケあり純米か??」と疑い始めた。

昨日今日は休肝日なので敢えて味を確かめていないが、カビや農薬臭さを削るために精米度を吟醸用の60%以下にしたんじゃないだろうね。疑い始めたらきりがない。何でもありの世の中になって、昔からの「お天道様が見ているよ」という悪を戒める格言が通じない。せめて「天網恢恢疎にして漏らさず」の格言は、今後も生き続けていくと信じたい。
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青春18切符での首都圏1泊旅行

2008-09-08 | 旅行
9月5日に伊那路を日帰り旅行したのに続いて、昨日と今日1泊2日で首都圏をかみさんと旅行してきた。期限が迫って残った「青春18切符」を握りしめ、3週間ぶり(かみさんは1週間ぶり)に浦安の初孫の顔を見に行ったのだ。

一回り大きくなり手足をばたつかせる動きが激しくなって、泣き声とともに自己主張?をするすべを習得していた。赤ん坊の世話のメインの授乳させることは母親の役目なので、これが一番大変だ。夜中も、2回は最低起きて乳をやるみたい。30年位前の私は翌日の仕事にかこつけて起きてもやらなかったけど、育児を夫婦共々行うのが当り前になった今、三男もこればかりはやってないようだ。爺は機嫌よく起きている時に、ぎこちなく抱いてニヤついているだけだ。

昔と違って、デジカメできれいな写真を沢山撮り、息子夫婦は最新式のコンパクトなビデオカメラも買っている。思い出の証拠写真は山ほど残るが、ポニョポニョした肌の感触や乳臭い匂いの想い出は何にも代え難い。青春切符の無い時期は東名高速バスを使って、せめて1~2ヶ月に1回くらいは成長を見届けなくてはね。

写真は、東海道線浜松駅ホームに棲みついている鳩だ。可愛いと思って、暫しの楽しみに無責任に食べているものを与える人が多いが、全国の駅や広場で迷惑に思っている人たちも多いことだろう。鳩が食べ物をついばむ姿を見ていて、あることに気がついた。赤ゲラ(きつつき)やニワトリのようにはつつかないのだ。コンクリート製の硬いホームの表面にくちばしがつく前に、空手の「寸止め」テクニックを使っているんだな。確かに相手は木の幹や地面と違うから、一粒ずつコツコツとつついていたら、たんびに脳天に響くはくちばしはちびて丸くなってしまうはで、ろくなことはないだろう。

経費に厳しい旅行にも、楽しみ方は色々あるものだね。

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奥浜名湖の景観

2008-09-06 | 日々雑感
この景色は三ヶ日の「作業小屋」工事を終えて帰る途中、ちょっと寄り道して棟梁のうーさんと眺めた奥浜名湖の眺望だ。この写真の左側には、東名高速一の景観と評価が高い?「浜名湖サービスエリア」がある。

それほどの景観があるというのに三ヶ日の工事現場には、極めて俗人的な「ラジオ人生相談」を聞いたり突っ込みを入れたりしながら通っているが、考えてみるとこんな贅沢な景色を横目に毎週往ったり来たりしているのだ。駐車場の工事を始めたのが今年に入ってからだから、この8ヶ月景色を特別愛でることなくひたすら作業に精をだしていた?ことになる。

黄昏時の逆光だが見慣れた景色でもこうして改めて眺めてみると、なかなかのもんですなぁ。この風景を眺めていると、浮世の些事はどうでもいいじゃないかと思えてくる。芸術的なセンスにはなかなかのものがあると敬っているすーさんは、日頃そう簡単には感動の言葉を表に出さないが、この景色を眺めた時には少々「感嘆の言葉」を発したように思えた。

旧細江町の「エイヤー」の大投資?で出来上がった立派な展望台も、市町村合併後浜松市北区になって行財政改革の結果かアクセス道路を含めてメンテがいまいち及んでいないが、素晴らしい景観だけは変わることがない。新政令指定都市浜松の、誇るべき財産だ。これから「遊び小屋」完成まで何年かかるかわからないが、時々気分転換を兼ねて我が奥浜名湖の素晴らしさを認識し直す、よい機会にするのもいいなと思ったのだった。
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青春18切符での伊那路日帰り旅行

2008-09-05 | 旅行
この数年とみにお世話になっている青春18切符だが、夏季有効期間が残り5日になって昨日思い立って伊那路への日帰りの旅にかみさんと出掛けた。伊那路は車では時々走るが、JR飯田線を旅するのは久しぶりだ。浜松からは東海道線で豊橋に出て、乗り換える。

出発する前に、目的地を一つだけ決めた。以前から車で旅しているときに、「元善光寺」という案内標識が気になっていたので、そこに決めた。長野の善光寺だけでは「片参り」なので、セットで参りなさいと言うことらしい。

飯田線は鉄道ファン(鉄ちゃん)に言わせると、色んな要素(使用車両、トンネル、鉄橋、勾配、歴史など)で非常に興味深い線なのだそうだ。まあそれらしさを感じつつも、私らは景色とできれば食べ物で満足できれば万々歳だ。今日も景色が素晴らしく、元善光寺(まあ、こんなものかな)以外に飯田の町と伊那大島の町をぶらっと歩いたが、何にもない寂れた町でこれがよかった。

駅数が多く単線の鉄路なので、飯田線はものすごく時間がかかる。これはこれでのどかでいいのだが、味の名物「駒ヶ根のソースカツ丼」にまでは残念ながら行き着けなかった。何しろ豊橋~伊那大島往復約290Kmは、乗車時間だけで8時間以上、更に乗換えに30分以上かかることも珍しくない。途中で買い物に行けてしまうくらい、の~んびりまったりの旅だ。

それでもこういう長い時間がかかる路線だからか、2両編成の列車にもトイレがついているので、景色を愛でつつビールを飲みながらも安心して旅ができるのがよい。桜や紅葉の季節には更に旅は極上になるだろう。JR東海の新人車掌の教育は飯田線でやっているのでは?と思わせるほど若い人材が多く、真面目によく働いて乗客に親切なのが印象的だった。飯田から先はワンマンカーもあって、運転手はバスよりもやることが多くて大変そうだが、これもにこやかでサービスがよい。飯田の町の人も親切だったし、この環境が人を育てているのだろうか。いい旅をした。

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通し柱と束の刻み加工

2008-09-04 | 遊び小屋DIY
昨日に続いて「作業小屋」の工事をやった。全10本の柱のうち、やり残した通し柱2本のホゾ加工を先ず済ませたところで雨が降ってきた。「聞いてねーよ!」天気予報では雨マークは一切無い。このところ雨マークのある日は雨が降らず、今日は全く逆だ。雨宿りのテントの下で、早々と冷たいビールもどき(今日は金麦)を飲りながらうーさんと雑談しているうちに、恨みの雨は上がった。

工事再開、次は屋根を支える長さの異なる10本の束(つか)の加工だ。昨日間違ってバッサリとホゾ相当の3cm落としてしまった柱を、「に行」76.2cmの3本の束に転用した。最初は上部ホゾ部分が無くなった柱を、構造柱ではないので金具だけで留めようと考えたが、見るたびに「ア~ッと言う間の粗相」を想い出すのもどうかなと思い直したのだ。

22.2cmから103.2cmまでの比較的短い4種類の長さの異なる束の刻みは、長い10本の柱の刻みと手間隙は全く同じだ。今回チャレンジしている「作業小屋」は半年後の「遊び小屋」へのプロローグ、ぶっちゃけ「練習」だ。教則本にしている「100万円の家づくり」では沢山の種類のホゾ加工が出ているが、ここでは1寸角の普通ホゾと1寸x3.5寸の長ホゾ、そして蟻ホゾの3種類だけをトライした。

特にホゾ穴を深さ1寸(3cm)に留めたのは、例のおもちゃっぽい「角ノミ機」で1回Max.14mm角加工なので、欲張らずにこの程度にした。建築申請が必要な「遊び小屋」の軸組みには、法律で定められた固定金具類が沢山必要になると思うので、それらの金具類も併用して強化しようと考えている。

来週は、いよいよ柱・梁と束の組立てテストだ。東栄町のH製材所に、そろそろ屋根・壁・床用の板材の搬入をお願いしなきゃならないな。





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ア~ッ!バッサリやっちゃった!

2008-09-03 | 遊び小屋DIY
「遊び小屋」DIYカテゴリーの見出しだけど、丸ノコで指を落としたんじゃないから安心して!大丈夫だよ。でも、柱は大丈夫じゃなかった。

先週は棟梁のうーさんの都合で作業日を設定しなかったが、単独作業をやろうと思うと天気予報は「傘マーク」、そんな時に限って雨が降らないので自宅待機のまま2~3回空振りになってしまった。お陰で?ちょこっと行って作業ができる畑の草取りは、少しはかどったけどね。

そんなこんなで、今日はうーさんと12日振りの「作業小屋」工事をやった。先週の投稿記事のように、土台と梁を繋ぐ柱部分と梁の上の屋根を支える「束=つか」部分の作図を終えていたので、それに従って柱10本の罫書きと刻みを行った。その前に先々週「柱状土台」の仮カスガイをビスで留めていたので、水糸の具合を再度確認してビス本止めとカスガイの出っ張り部分の切断をした。これで柱状土台は見違えるほどしっかりした。

6月末に届いた材木は、「作業小屋」のテラス部分(2.7mx2.7m)と将来「露天風呂=ドラム缶製の五右衛門風呂」を覆う「パーゴラ」を作る予定なので、その分を含んでいるので余計に量が多い。その中から、3m材を8本と4m材を2本探して取り出しただけで、もう大汗。慎重に確認しながらサイズを出し、罫書きを終えると次は丸ノコでのカットだ。3.5寸角材(実際は10.8cm平均)のカットは、丸ノコの能力最大深度5.4cm裏表の2カットでバッサリ切落とせる。

柱の上下両端は1寸(3cm)角x長さ3cmのホゾなので、3cm離れて罫書いた線がある。ここは、丸ノコの深さを3.9cmに調節し直して4面カットしなくてはならない。それが、夕暮れが迫りあと1本という焦りがあったのか、そのまま5.4cmでやってしまったからたまらない。ウィ~ンと3回丸ノコを挽いたら、3cm厚さの木片がゴトンと落ちてしまった。あら~、やっちまった! 

快調に作業を進めてきたのに、終りがけに大ドジを踏んだ。間違って切落としたのは、指でなくて本当によかった。

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夏野菜たちよ、今夜もありがとう!

2008-09-02 | 料理DIY
暦上の夏が終わって、朝晩がとても涼しくなった。夏野菜たちもキューリ・トマトの順に寿命がきて、間もなくオクラとゴーヤも終了だ。2週間前に剪定したナスがこのところの雨でまた元気になってきたので、暫く秋茄子が楽しめるだろう。

夏野菜はどれもダイナミックで、野菜が不足しがちな夏の間のよい栄養源になる。今年は中でもゴーヤには、ほとんど毎日お世話になった。あの独特の苦味を嫌って食べられない人も多いようだが、全く苦にならないどころか毎日でも飽きることがない。薄く切ってゴーヤサラダにしてもいいが、やっぱりチャンプルだな。私は豆腐の代わりに厚揚げ(無ければ普通の油揚げ)を使うことが多いが、中に入れる具は何でもいいよ。きのこがあれば入れる、豚肉と仕上げの卵はやっぱりあったほうが美味いね。味付けは最近はごま油、にんにく、ナンプラー、日本酒、隠し味の砂糖、豆板醤、ラー油などだ。

出来立ては文句なしに美味いが、残ったやつは(あんまり残ることはないが)冷蔵庫に入れて翌日冷たいまま熱いご飯に添えて食べても美味いよ。これを喰っていると、年金だけでも十分やっていけそうな気分になるからいいよ。写真はかみさんが浦安の三男夫婦のところに嫁さんと孫の介助に行っていた時の、にわかチョンガーの典型的な夕食。この日はゴーヤチャンプルに加えて、裏のOさんに差し入れていただいた煮物で一杯。チョンガー中の2週間には、うーさんの奥さんMさんにも何回かお世話になったなあ。ありがとうね、みなさん!

そんなゴーヤも、このところ小さいままで黄色く色づくものが増えてきた。次世代にバトンタッチする準備を急いでいるのだろう。ほんとにお世話になった夏野菜たち、♪キューリよ、ゴーヤも、ありが~とお~~(Macchan!それを言うなら、夜霧よ今夜も~だろうがっ!ったくぅ!!)

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早くも白鼻芯(ハクビシン)の被害が!!

2008-09-01 | 農作DIY
一昨日の草取りの続きをやろうと、少し涼風が吹き始めた夕方4時ごろからB畑に行った。暫く作業をしていて、落花生の根元が何者かに掘られているのに気付いた。「あ~っ、白鼻芯だ!」と昨年の大被害を思い出した。昨年は落花生がかなり成熟してから、そろそろ収穫しようかという時に茎の根元の大きな豆が集中するところを掘られて、30%以上いいところを食われてしまったのだった。(昨年10月8日記事「落花生の収穫はハクビシンとの競争だ」参照)

今年は被害を恐れて、メインの作付けは2~300m離れたA畑に行ったのだが、B畑に取り残した豆から勝手に生えて育った苗を20本くらい一畝に集めておいたのが早くもやられたのだ。まだ熟成してないから美味しくないと思うのだが、ほとんどの株元が掘られ(写真)一部は喰われて殻だけが散らかっていた。そうか、あそこに行ったら美味い豆が喰えると学習しやがったな。成熟前の乱掘だから、母ちゃんが子供たちの教育訓練をやったのか??

腹立たしいので、カブトムシが大量に引っかかった防鳥ネット(7月21日記事参照)は鋏での救出で穴だらけだったが、ハクビシン脅しには丁度いいとはずして来て落花生に被せておいた。やれやれ、ずる賢い動物だからそれでもまた荒らすかもしれない。それにしても同じものを植えても、B畑よりA畑の方が被害が少ない。豆を播いても鳩などの鳥にほじくられることが少なく、落花生の動物被害も今までのところ無い。多分隣接して人家と交通量が多いバス道路があるからだろう。

しかし周囲が畑で見通しが利くB畑は、作業していて気分がいい。A畑は狭いが長い間耕作しているので愛着があるしーーー うまく行かないもんだね。

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