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8年半の京都生活を終え、地元神奈川で暮らしています。

書く人・maiky

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夏越祭…祗園祭終幕

2007年07月31日 | 【京都】祗園祭

本日7月31日(火)をもって、1カ月に渡り執り行われた祗園御霊会が幕を閉じます。

今日は、祗園祭最後の神事となる、疫神社「夏越祭」。



八坂神社の西門をくぐって正面にある「疫神社」は、蘇民将来を祀るお社。

八坂神社の祭神・牛頭天王が旅中に宿を求めて訪れたのが蘇民将来の家。
貧しいにも関わらず心づくしのもてなしをしてくれた蘇民に感動した牛頭天王は、
「蘇民将来の子孫すべてが疫病にかかることなく健康であること」を約束します。

都に疫病が流行り、その御祓いの為に始まった祗園祭にはこの故事が伝わり、

祭りの期間中奉仕される粽には、「蘇民将来子孫也」というお札がついています。

この粽を玄関先に飾ることで、私たちも蘇民の子孫。家に疫神は入ってきません。



祭の関係者、神社の宮司さん一同による「夏越祓」の神事。

私も朝10時に参列して、神事に参加してきました。

宮司さんの「本日を持ち祗園祭の全てを終了とし・・・」という奉告。

目を閉じて低頭しながらその言葉を聞き、色んな思いが去来していました。



「みなさんが健康にお過ごしになられますよう」

宮司さんによるご挨拶、そして参拝中の御祓い。



私の知りうる全ての人の健康と、この祭事中のあらゆる出来事に感謝してきました。


私には自分でも驚く予想外のサプライズがたくさん起きました。


7/11の鉾建てでは長刀鉾を起こす、滅多に見られない現場に偶然立ち会えました。
その際、地元ラジオ局の取材に合うというハプニングもありましたw

7/12の曳き初めでは、函谷鉾・菊水鉾・長刀鉾を超至近距離で見ることが出来ました。
初めて目の前で聞いた「エンヤラヤー」の音頭。お囃子の音色。
この日から、私の耳にお囃子の音色が残り続けました。

仕事終わりに駆けつけた7/13の久世稚児社参では、お稚児さんの素顔が見れました。
そして、そのあと月鉾の拝観をさせていただきました。
この時も運良く撮影を許可していただき、貴重な美術品をこのブログで紹介できました。
憧れていた宵のお囃子も、駒形提灯の灯る姿もこの目で見ることができました。

晴れ間の戻った7/14宵々山では童歌を口ずさむ可愛い粽売りちゃんに会えました。
そして、全ての山鉾のご朱印を集めることができました。

宵山の7/16は、浴衣を着て「お祭」の雰囲気を楽しみました。
南観音山に来た時、通りすがりの方から拝観券をゆずっていただき、
お囃子が奏でられている櫓の中に入ることが出来ました。
さらに、日和神楽に出る瞬間にも立ち会うことが出来ました。

7/17の山鉾巡行では、寝坊したにも関わらず偶然辻回しを見ることが出来、
新町通では超超超至近距離で、すべての山鉾の巡行を見られました。
そして南観音山・北観音山の「おかえり」の手締めにも賛同。
さらに北観音山につけられていた柳の葉もわけていただきました。

その夕刻の神幸祭では、13日にお目見えできた久世稚児さんに会えました。
目の前で担がれていく勇壮なお神輿も堪能。

そして深夜、最初の無言参りに御旅所へ出かけると、西御座の「おいで」に遭遇
御旅所に神輿を納める現場を至近距離で見学できました。

7/18は、本当に偶然月鉾の片付けに遭遇し、最後の「エンヤラヤー」を聞けました。
さらに、真木につけられていた「榊」まで分けていただきました。
本当に自分の幸運を嬉しく思った日です。

そして八坂神社での「琵琶奉納」、記事にしていないけど「狂言奉納」も見学しました。

後の祭り、7/24の花傘巡行では芸能色の濃い行列を目の前で見ることが出来、
昼間には偶然、三若神輿会の「おむかえ」を見ることが出来ました。

夕刻には、とても身近な場所で再び久世稚児さんの姿に出会い
丹波八坂太鼓の勇猛な演奏、中御座の差し回しを見ることが出来ました。

さらにさらに、行きつけの「てらまち」さんから貴重なみこし弁当をいただき。。。

三条会商店街では中御座・東御座・西御座全ての渡御を見ることが出来ました。

そしてこの時、中御座に飾られていた稲も、てらまちさんにおすそ分け頂きました。




1つ1つの行事を堪能できただけでなく、多くの方からサプライズをもらいました。

本当にありがとうございました。



しかし、最後の今日の日まで、サプライズは続いたのです。




疫神社に参拝後、巫女さんからいただいたお神酒と杯。

神社の神紋が刻まれた素焼きの杯、最後の1枚が私でした。

茅はいただけなかったけど、社務所で「茅輪守」をいただきました。


まだ、祭の楽しみ方を知らなかった7月2日の私と、今日の私。

記事を読み返してビックリ。こんなに楽しめるなんて思ってなかった。

偶然か、必然か分かりませんが、私は何だか祗園さんに縁がある。

記事には書けませんが、他にも思い当たる節があります。


今日、もう一度祗園さんへ出向き、感謝の念を伝えてこようと思います。


読んでいただいているみなさん、本当にこの1カ月ありがとうございました。

寄せられる多くのコメントに励まされ、翌日の意欲が湧き、足も軽くなりました。

ずっと耳に残っていた祗園囃子の音色も、もうありません。


また来年。

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12 コメント

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お疲れ様でした☆ (七狐)
2007-07-31 14:16:22
一ヶ月に渡る、祇園祭レポ楽しく拝見いたしましたww

今年の祇園祭もワタクシは行けずじまいだったので、
来年は必ず行こうと思います。

お話は変わりますが、来月24日から27日まで上洛です。ワタクシ。

25日のお昼くらい、嵐電四条大宮駅前に怪しげな団体が20人くらい集まっていると思うので、
もしみかけても生暖かい目で見守っていてください(爆)

では~☆
お疲れ様でした! (あんず)
2007-07-31 18:45:10
maikyさん、お久しぶりにコメントさせて頂きます。^^この1ヵ月ずっと記事を読ませてもらってましたよ。でも、なんとなく途中でコメントするのが申し訳ない気がしていたので・・・それぐらいmaikyさんの気迫が伝わってきていました。きっと偶然なんてないと思います!全ての事が「必然」だったんだと思いますよmaikyさんのお陰で、いろんな顔の祇園祭りを知ることができて、ほんとに楽し1ヵ月でした。ありがとうございますねっ
もう今から、来年が楽しみですね
本当にお疲れ様でした^^
たんと堪能したようだね。 (Temple town)
2007-07-31 21:45:04
おつかれさんどしたなぁ.ようきばらはったなぁ。うちも何や今年初めて八坂さんのお祭りを知ったっちゅうのか?楽しんだような感じです。
さて来年の事を言うと鬼さんが笑わはるって言いますけど、来年は参加できる祇園さんにしはったらええとおもいます。
Unknown (lee)
2007-07-31 22:05:59
maikyさんの祇園祭レポから本当にたくさんのことを勉強させてもらいました。京都生まれといっても鉾町とは離れた所に暮らしてきた私にとって知なかったことも多く、今まであまり興味がなく、見過ごしてきたこともすごく奥深く面白いんだということを教えてもらいました。京都の行事をこんなにも愛情を持って見つめているmaikyさんに町の人達も八坂の神様も喜んでおられることでしょう。町に溶け込んでいるmaikyさんの姿が生き生きして素敵です。うらやましく思います。今度は大文字ですね。私が見ようと思ってる西大路からは左はばっちりなんですが船形は微妙です。
船を見ないとご先祖様を見送った気持ちになれないので船岡山まで遠征しようかと。またどこかでニアミスするかもしれませんね。実家で疲れを取ってまた楽しいレポお願いしますね。
★七狐ちゃんへ (maiky)
2007-08-02 21:58:20
読んでくれてありがとー!
熱意が伝わった?
来年はぜひ京都でお祭りを楽しんでね。

おー今月はウワサの「妖怪会議」?
25日は、ちょっと京都らしいことをしているはずなので大宮では見られないかもー。
ブロガーとして、妖怪会議を外側から見た記事書いてみたら楽しかったかもねw

暑いから覚悟してきてね。
でも今年はそんなに暑くないと地元の方々が・・・
★あんずさんへ (maiky)
2007-08-02 22:01:35
お久しぶりです!
1か月に渡って祇園祭の記事を読んで下さってありがとうございました!
私と同様に読んでくれた皆さんがお祭りに興味を持って、いろんな一面を一緒に学んでいけたらなーと思って暑苦しく書いて参りましたw
思いが伝わって嬉しいです^^

来年はあんずさんも現地で祇園会を楽しめますね。
その時はこの記事たちを読み返してくれたら嬉しいな。

★Temple townさんへ (maiky)
2007-08-02 22:04:46
いやー、もうお店のカウンターが本当に情報局というか…。
町の人が色々教えてくれるし、マスターは色々くれるし、
お店がなかったらここまで楽しめませんでしたよ。
「久世稚児」だって最初はマスターに教えてもらったんだもん。
感謝しております♪

この1か月楽しかったですねー。
そろそろ「ストーカー」じゃなくて、別の呼び名で紹介してくださいなぁぁぁぁぁ。

来年は曳くぞ!

★leeさんへ (maiky)
2007-08-02 22:10:20
1か月ありがとうございました!
よそさんの私がどこまで出しゃばってアレコレ書いていいものやら…と悩んだこともありましたが、学ぶ姿勢で取り組みました。
京都も、歴史も芸術も伝統も、人々も大好きです^^
1か月頑張って良かったなぁと思います!
それも、祭りの現場に歩いていける距離に住んでいるからより身近に感じられたんだと思います。

次は送り火、そして地蔵盆。
祭事・歳時記と共に生活があるのは京都ならではですね。
私が帰るころは夏の盛りも峠を越えるあたりですが、まだまだ駆け回ります!

どこで送り火を見るか・・・それを考えるのも楽しいです。
ニアミス発覚したときはまたコメント下さいね♪
充実した1ヶ月でしたね。 (青)
2007-08-03 00:21:15
祇園祭りレポ、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました(^^)
途中、追いつけなくなりました…

元々の地元の人でも、ここまで楽しんでいる人は少ないんじゃないか?と思うほどのレポでした。
ちょっと時間がなくてゆっくり見れてないので、少しずつ見ていきたいと思ってます。
混雑すぎるのもイヤですが、1度「コンチキチン♪」お囃子を生で聞いてみたなぁ。

実家ではこの1ヶ月の疲れを癒して、まだまだ続く京都の暑い日を乗り切るために、のんびりしてくださいね♪
横浜での帰省レポも楽しみにしてます!
今月 (七狐)
2007-08-03 14:28:36
うん。多分ね、

妖怪会議の模様は、京都のローカル紙とか、
京都のローカル番組(ローカルだらけだなw)が
取材したのを翌日に流したりするんだと思うよ。(笑)

何しろ、京極夏彦だとか荒俣宏だとか水木しげるだとかがやってくるので、メディアは放っておかないかと思われ。

昨年は広島で取材を受けてしまったので、
今年は取材を受けないように逃げたいと思います(爆)

あ、横浜に帰ってきてるんだねえ…wwww
ゆっくりしてねノシノシww

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