すちゃらかな日常 松岡美樹

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【ロシアW杯最終予選】勝ち点2を失ったが前を向け 〜イラク1-1日本

2017-06-14 09:30:37 | サッカー
アウェイで引き分けなら儲けモノ?

 日本は勝ち点1を得たのか、それとも勝ち点2を失ったのか? サッカーには付き物である永遠のお題が頭をかけめぐる。そんな試合だった。

 ハリルはこの大一番で若い遠藤航と井手口の2人をボランチで組ませ(彼らのデキはよかった)、トップ下には原口を。また久保を左WGに回して本田を右で使った。まさにスクランブル態勢の4-2-3-1。ケガ人を抱えていることもあってか、ハリルジャパンでは見たことがない選手の組み合わせと配置転換で臨んだ。

 日本は前半8分にFW大迫のヘッドでシナリオ通り早くも先制点が取れ、「あわよくば守り切ろう」という誘惑にかられる。前半20分頃からチーム全体の重心がズルズルと後ろに下がり、相手ボールになったらほぼ全員が自陣に引いた。立ち上がりから、ワントップの大迫とトップ下の原口が前に並んでイラクのボランチにプレスをかけていたが、次第に彼らの守備位置も低くなって行った。

 同じように引いて守るといっても、あのアウェイでのオーストラリア戦のときのように、自陣にブロックを敷いて「やってこい」としっかりオーガナイズされた状態では明らかにない。

 特に後半はイラクにペースを握られ、日本は運動量が落ち攻守の切り替えにモタついた。前からプレスがかからず、マイボールになっても前線で大迫が孤立する。久保もシリア戦と同様、デキが悪い。そうこうするうち後半27分に自ゴール前の混戦から押し込まれて同点にされた。

 これで曲がりなりにも日本は勝ち点17のグループ首位。2位サウジと3位オーストラリアが勝ち点16で並んだ。日本は残るオーストラリア戦かサウジ戦のどちらかに勝てばW杯本大会出場が確定するが、最終節の対サウジは厳しいアウェイだ。よって次戦、ホームのオーストラリア戦でぜひとも決めたい。

試合運びに疑問は残るが……

 この試合、判断は難しかった。気温37度の酷暑でアウェイ。先制点が取れたら無理せず自陣にブロックを敷き、機を見て追加点をうかがう試合運びをしよう、という選択肢はある。現にイタリアをはじめそういうやり方をするチームは世界に多い。

 だが日本は「受け身になったら負けだ」という国民性である。そんなイタリア人みたいなしぶとい勝ち切り方は苦手だ。ところがまるで蛾が明かりに吸い寄せられるかのように、じわじわとまさにその苦手なシチュエーションに日本は自らのめり込んで行った。

 それにしても後半27分の失点の場面。自陣ゴール前の混戦から自ゴールを向いたCB吉田は、GK川島にボールを譲ろうとした。難しい判断だが、少なくとも吉田があそこではっきりクリアしていれば失点はなかった。そのほかにも先制したあとゾーンを高く保ち積極的に戦っていれば? またボランチの井手口とSB酒井(宏)、久保の3人がケガしていなければ? など「たられば」を挙げればキリがない。

 だが死んだ子の年を数えても仕方ない。次はオーストラリア戦にすっきり勝ってロシア行きを決めよう。
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